2013/07/21 - 2013/07/28
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azianokazeさん
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今回旅行の目玉であったブロモ山 あいにくの天気でしたが、面白い光景も
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月24日、ブロモ山の日の出を拝みに、ジープでカルデラ内に入りました。
3時過ぎに起床、4時出発。日の出だけでなく、山は時間とともに雲がかかってくるので、早朝のツアーとなります。
ジープ・ツアーはプロボリンゴで支払った料金に含まれています。
早朝は気温が数℃まで下がるとのことでしたが、今朝はホテル付近では15℃ぐらいはありそうです。
気温が下がらないということは、雲で覆われているということで、日の出見物にはよくない兆候です。 月も雲で覆われています。
なお、ホテルの部屋のドアには、毛布を戸外に持ち出さないようにとの注意書きがあります。
真っ暗な4時ですが、ホテルも、村全体も、ジープ・ツアーに出かける観光客でざわめき、ジープの轟音が鳴り響いています。 -
カルデラ内の砂地をジープで走り、ブロモ山対面のプナンジャカン山(2770m)のビューポイントまでガンガン上ります。
当然、周辺ホテルや近郊の都市(マランやプロボリンゴ)からも、同様に観光客が集まりますので、夜明け前のカルデラには無数のジープ・バイクが溢れ、轟音をたてています。
下ってくる車・バイクや歩いている人もいるのがちょっと不思議。
まあ、これだけ観光客が集まりますので、出店への配達とか、いろんな仕事があるのでしょう。
ジープに同乗したのは、フランス語を話すカップルと、国籍不明のヨーロピアン男性。ホテルから1時間弱でしょうか、プナンジャカン山のビューポイント付近に到着。
駐車場なんて洒落たものはありません。ジープは狭い道路に路駐する形で、展望台まで歩きます。道路は同じような無数のジープで溢れています。真っ暗な中、ジープのナンバーを記憶しておきます。
はたして帰りに自分のジープがわかるでしょうか?とても不安。 -
展望台下の茶店
同乗したヨーロピアンを見失わないように・・・と思っていたのですが、あまりの人出で、すぐにわからなくなってしまいました。 -
ときおり雨粒が落ちてくることもあります。どう考えても日の出など無理です。
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ビューポイントではすでに、200人以上の観光客が日の出を待っています。
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しかし、案の定視界ゼロ。真っ白な世界が広がっているだけです。
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それでも一応待ちます。
抱き合ったまま動かない二人、なぜかライトを浴びた女性なども。
やがて空が白み始めて、日が昇ったことがわかりますが、あいかわらず視界ゼロ。
天気がよければ、ブロマモ山を正面に眺めて、カルデラ内に溢れる朝霧が外輪山を越えて流れ出る・・・という、非常に幻想的な世界が広がるはずなのですが。 -
写真は“flickr”より By SadAgus
http://www.flickr.com/photos/19794542@N08/8939907952/in/photolist-eBZnb1-7QDSQX-7Qos93-87c5wH-abzXgi-abCMyu-abzXei-abzXhZ-abzXac-abCMEw-abCMwj-7NvSP8-81Mzku-bUWYFb-e9fhbD-aBBa9R-cnGufU-dPoc2t-aBBGvJ-bF8qD1-aRJewH-9z9xwr-cadjmq-cadjhS-99Vjqw-99VxMG-99Vjqo-99VxMJ-99VxMw-99Vjqy-8R99pf-8R6Snh-abt2rf-7PvM4C-7RBtfm-7QUfiK-97XF7M-7PYnLv-9i1AA8-canrCb-bTmDBg-ag7wbu-a69mPr-8jjYTJ-cWJjjs-cWJrVA-cWJD19-cWJ89w-cWJzy1-cWJGQw-cWJ5ss
“西側にはマランの夜景が広がり、流れ星を数えているうちに空が蒼くなっていく。ここからの朝景はまさに天の配材による色彩と構図のバランスだ”【地球の歩き方】
残念でした。 -
山の観光は、こういう天候に左右されます。四の五の言っても仕方がありません。
特に何時に下りてこい・・・といった細かい指示はなく、適当なところで切り上げて下ります。
まだ、ジープにたどりつくという難題が残っています。
来るときは真っ暗で気付きませんでしたが、途中で道が二股に分かれており、どちらの道にもジープが並んでいます。右か、左か・・・ここで間違えて時間をロスすると、本当に置いていかれてしまいます。
しばらく歩いても見つからず、“やっぱり右の道だったのかな・・・”と不安が高まる頃、やっと記憶のナンバーを発見。
まだ、フランス語カップルは戻っていないようです。 -
狭い道路の両側にジープがぎっしり並んでおり、それぞれの車が似たような状況で客の帰りを待っており、動けない車も多々あります。
当然大渋滞です。
この状況で、どうやって車の向きを変えて、下山できるのだろうか・・・・とも思っていましたが、まあ、なんとかなるもので、しばらく待っていると車を動かせるようになりました。
部外者にはカオスのように見えるなかにも、それなりのルールとか習慣・秩序とかあるのでしょう。 -
プナンジャカン山を下りきってカデラ内の砂地に戻ってきました。
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まだ、続々とジープが下ってきます。
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今度はブロモ山火口まで歩いて登ります。(写真はブロモ山ではなく、バトッ山(2440m)です)
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ブロモ山登山口に到着。後ろに少し見えているのが、ホテルから望遠で撮影したヒンズー寺院です。
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蟻のように見える人の行列(小さなサイズでは見えにくいですが)の先がブロモ山火口。
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馬もいますが、殆どの人は歩きます。私も。
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でも、少し歩いただけで、“馬に乗ればよかったかな・・・”軟弱な足には上り坂がこたえます。きっと2000mほどの高地のせいもあるでしょう。でも、周囲の人は平気そうです。
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30分ほども歩くと火口に向かう階段(275段)にとりつきます。
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写真は階段下のお供え所。観光客だけでなく、地元のひとも大勢来ているようです。
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ここまでの上りで痛みに悲鳴をあげる足で上れるだろうか・・・とも思ったのですが、杞憂でした。
日の出見物を終えた同じ時間帯に人が集中していますので、階段は大渋滞で1歩上っては2〜3分止まり、2歩上っては・・・という状態です。 -
おかげで元気は回復しましたが、これではいつまでたっても火口に着きません。
体力のある人は階段からはずれて、火山灰の急勾配を這い登っています。
比較的すいている下り用階段を、ひとをかきわけて上る人も。インドネシア人に多いようです。
上っている間に、次第に霧(雲)が濃くなってきました。 -
どうして上り階段の列が動かないのか不思議だったのですが、どうやら火口到着地点付近が、火口を見物する人、階段を下りる人などで身動きできない状態のためのようです。
後から来る人のことを考えて、階段付近はあける配慮がほしいものです。そうした指導を行う係員がいてよさそうですが、ここはインドネシアです。
それにしても、すごい人だかりです。 -
翌日、ホテルからカルデラを眺めていると、遠目ではありますが、昨日までに比べ随分静かな雰囲気です。
また、別旅行記で紹介するように、この日チェモロ・ラワン村は午前中の雨にもかかわらず大賑わいでした。
おそらく、地元のお祭りか何かで、こんな人出になっているのではないでしょうか。 -
で、火口はどうかと言えば、やはり白一色。
下りる頃に風で霧が流れ、かすかに火口らしきもの(写真中央の白色が濃い部分)が見えたぐらいです。
まあ、火口なんて阿蘇・霧島もブロモ山も同じです・・・なんてね。 -
ブロモ山は、ときにはこんな噴煙をあげているようです。
“flickr”より By dindun
http://www.flickr.com/photos/40014828@N05/5329615869/in/photolist-97XF7M-7PYnLv-9i1AA8-canrCb-bTmDBg-ag7wbu-a69mPr-8jjYTJ-cWJjjs-cWJrVA-cWJD19-cWJ89w-cWJzy1-cWJGQw-cWJ5ss-cWJNVo-bzrHGJ-bzrJ5o-bzrHjb-bzrHts-8eXvDm-ecW3Dx-ecYLgY-dw1YYb-dw1Xxu-dvVoxz-dw1Y2d-afy1BC-dvVk6F-eZfjn3-eBy4Ls-dEm5Le-cWJMFW-cWJKmu-cWJ2U5-cWJkTN-cWJSbm-cWJnkm-cWJc6C-cWJoQo-cWJhEE-cWJfUN-8tVwd4-eRZzMp-8S2opn-8S2oqK-aejmbt-8XMTB2-aejjsZ-aen9xw-e5fc1j -
そんな白一色の世界の中で面白かったのは、火口壁内側の急坂に大勢の人がいて、火口壁の観光客をじっと見上げていることです。
なんだか、檻の外の見物客が投げる餌を待つ動物園のクマ・・・といった感じもします。 -
網を手にしている人もいます。
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投げられるものは芋とかカボチャとか野菜系のものが多いようです。
投げる方も、供え物がバラけずに受け取りやすいようにビニール袋に包んで投げることが多いようです。キャッチできなかったものは、火口に向かってころがっていきます。
先ほどは“動物園のクマ”なんて失礼な言い方をしましたが、きっと土着信仰に根ざした行為なのでしょう -
かなりの急坂です。
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火口よりはずっと面白く、長居してしまいました。
車を下に待たせていますので、階段を下ります。 -
駐車している付近は、出店がたくさん出ていて大賑わいです。
同乗者を少し待たせてしまったようです。ヒンズー寺院の写真を撮る間もなくホテルへ向けて帰ります。 -
(写真は、天気が回復した翌日のブロモ山)
ブロモ山観光を終えてホテル帰着は8時過ぎ。雨粒と霧に濡れた髪に、火山灰・砂がこびりつき、ゴワゴワ・ジャリジャリ状態です。
朝食を終えた頃、雨が降り始めました。観光の間、殆ど雨は降らなかったのは不幸中の幸いでしょうか。 -
期待した幻想的な光景には出会えませんでしたが、それなりに面白くもありました。きれいな景色を眺めるだけなら絵葉書でもできますから・・・でも、ちょっと残念。
村では、ホテル近くに小さなマーケットみたいなものがあるようです。あとで覗いてみましょう。
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