パリから行く小さな旅?パリ編前編2

2013/08/07 - 2013/08/14

迷いに迷った今回のフランスツアー。選んだツアー2日目午後は「フォンテーヌブロー城とバルビゾン村観光」。
う〜ん、ナポレオンのお城よりオルセー美術館に行きたいぞ…。だってこのツアーのフリーの日は月曜日だからオルセーは休館日だもん。ということで、シテ島観光後ツアーを離団し、半日フリーを楽しみました。４トラの先輩方のお知恵を拝借し、綿密な計画を立てました。

サンルイ島散策
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マレ地区散策
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オランジュリー美術館
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奇跡のメダイユ教会
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ボン・マルシェ　
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オルセー美術館

結果は、大変楽しい半日になりました。歩きに歩いたこの日1日で20,000歩です。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

＜2日目　後半＞
11：30　ツアーの皆さんと別れて私たちのフリータイムが始まります。
もう1度ノートルダム大聖堂に戻り、内部をじっくり見たいねなんて話していましたが、大間違いでした！
9：00の時は全く並ばずに入場できたのに、今や大行列。メトロの入口近くの信号まで行列が伸びていました。塔に上る列も並んでいる日本の方に聞いた所、すでに1時間半並んで、もう少し、ということでした。潔く諦めます。

ノートルダム大聖堂を角度を変えながらしっかり眺め、姿の美しい東側を写真に収め、満足して、サンルイ島へ渡ります。

8月なので、休業中のお店が目立ちましたが、メインロードには、かわいい小物やアクセサリーのお店が連なっています。気兼ねない2人旅なので、気になったお店にＩＮしながら進みます。
大ショック「ペルティヨン」のアイス屋さんが9/4までお休み…。
急いで引き返し、「アモリノ」で休憩しました。

プチサイズ　3.5€でご覧のように３種類のアイスが選べます。
コーンを選択するとお花のように盛り付けてくれます。
私は、ピスタチオのアイスとレモンとマンゴーのシャーベット。
友人はショコラシリーズ。
おいしい！！　元気が出ました。

ボン・マリ橋を渡ってマレ地区へ向かいます。
雲ひとつない青空がパリの街を一層美しく引き立てています。

昼食時のマレ地区はレストランもおしゃれに準備ができています。
でも8月だから空いているのかな〜。
人が少ない。

マレ地区もおしゃれなお店が多いです。
ウインドーショッピングをしながら、
今日の昼食の場所
「ラス・デュ・ファラフェル」へ。
12：30過ぎでしたが、20人くらい並んでいましたが、すぐに順番になりました。
だって、オーダーはみんな同じものだから。

「ファラフェル　スペシャル」
イスラエルのスぺシャリテに舌つづみ。
お野菜たっぷり、揚げ茄子もおいしい。ひよこ豆のコロッケはカレー風味で合いますね。
歩きながら食べるのは難しいのでベンチを探してマレ地区をとぼとぼ。
木陰のベンチを見つけ、涼しい風に吹かれながらおいしく頂きました。

でも…中身の野菜だけでおなかいっぱい！　ギブアップでした。

食後は、市庁舎を目指します。

なんて素晴らしいのでしょう。17Ｃのネオ・ルネサンス様式の建物。彫刻が素晴らしいのです。そして、ここにも中央の時計の下に「自由・平等・博愛」の文字が刻まれています。

13：35　「オテル ド ヴィル」駅から初メトロに挑戦。
この駅を選んだのは有人窓口があるから。
「アン カルネ シルブプレ」
インチキフランス語が通じて回数券ＧＥＴ。

手には行程に合わせて作ったMETROの路線カード。
単語カードに　○○駅から　○号線　○○方面へ　いくつめの○○駅で降りる　と書いて準備しました。

ドキドキしながらメトロ乗車。な〜んだ簡単じゃない！

Ｍオテル・ドゥヴィル→Ｍコンコルド

な〜んだメトロは怖くないや！
警戒して乗っていました。友人からスリにあった話を聞いていたので。しっかり警戒していれば大丈夫、と自信を持ち、以後メトロを乗り倒しました。

コンコルド駅から地上に出ると、目の前は
コンコルド広場だ〜

中央広場のオベリスクは、エジプトのルクソール神殿から運んできたそう。その下にはルイ家の処刑のプレートがあるという。

ベルばらで学んできたので行く気満々できましたが、あまりの日差しにめげました。遠くからルイ家の冥福を祈りました。

14：00　オランジュリー美術館着。
まったく列はなし。そのまま入場し、オルセーとの共通券を買い、「睡蓮」の世界に身を置きました。地階にも印象派の絵画の展示がありますが、やはりここは「睡蓮の間」。
「睡蓮」のために建てられた美術館ですから。中央の椅子に座り心行くまで「睡蓮」を鑑賞しました。
（写真撮影禁止なので写真はありません）

Ｍコンコルド→Ｍリュ・デュ・バック

「睡蓮」の余韻を残したかったのでそのままオルセーに行かず、お茶しようとメトロでサン・ジェルマン・デ・プレ地区に移動。
本当は「パティスリー・デ・レーヴ」でパリブレストとエクレアを食べたかったのですが、こちらのお店はイートインはなし。SHOCK！めげました。

そのまま奇跡のメダイユ教会へ向かいました。

カトリック教徒ではありませんが、パワースポットは大好き。
こちらでメダイユを譲っていただき、帰国後友人たちにおすそ分けします。女の子たちは大好物だね。

スタバでお茶し、「ボンマルシェ」でお買い物タイム。
だって　
天使のジャム　
フェルベールさんのコンフィチュール
はここでないと買えないし。

ジャムは重いので自分の分だけ。
帰国後いただきましたが、
さすが天使のジャム。
マンゴーを開けましたが、
マンゴーそのもの！

アンジェリーナの
マロンペーストも買えます。
さすが納得のマロンです。

さあ、オルセー美術館へ参りましょう。

Ｍセーヴル・バビロヌ→Ｍソルフェリノ

ここで、オランジュリー・オルセーペアチケットの威力発揮！
オルセーの正面左側のＡ個人入場口には行列が…。
私たちはチケットを持っている人用の正面右側Ｃ入場口からスルーで入場。
先にオランジュリー美術館に行っておいて本当によかったです。

16：30　
入場すると、かつて駅舎だったオルセー美術館が目の前に開けます。
ガラス張りの天井から光が降りそそいでる。
感動です。

ひとしきり感動を味わってから、2階の「ル・レストラン」へ。
残念！ディナー準備のためクローズでした。
本日、夜間開館日なので美術館は21：00まで開館なのです。

５階の時計裏のカフェでオレンジジュース
（10€也）を飲んでいざ出陣！

５階は印象派の絵画がガンガン攻めてきます。
ルノワール　「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」
　　　　　　「都会のダンス」
　　　　　　「田舎のダンス」
マネ　「草上の昼食」
モネ　「ひなげし」
　　　「日傘を持つ女」（風立ちぬの里見菜穂子はこれからだね…）
名だたる名画が並びます。

残念ながら　
ドガ　「バレエ教室」が見つかりませんでした。

窓の外　遠くにサクレクール寺院もド〜ン。

時計の裏側からルーブル宮の全景も見渡せます。

２階に降りてくると金の大時計が目の前に迫ってきます駅舎当時の者だそうです。近くで見ると精巧な美しさに圧倒されます。
駅舎当時からある金時計。時を刻んでいます。

２階で
ゴッホ　「自画像」
　　　　「オーヴェルの教会」
スーラ　「サーカス」
を見て一番奥に行くと、かつてのプラットホームを眼下に見下ろすスポットへ。感激です。

グランドフロアに降りると、オペラ座の模型があり、その下には、パリの街並みが強化ガラスの下に広がっていて、ガラスの上を歩けます。

最後に　
ミレー　「晩鐘」
　　　　「落穂拾い」
で心を癒され、オルセー美術館を後にしました。18：30

Ｍソルフェリノ→Ｍサン・ラザール

モネの描いた「サン・ラザール駅」が見たいという気持ちと、現在は大きなショッピングセンターになっているとのことで、サン・ラザール駅に途中下車。
ＢＵＴ，広すぎて迷子になりそう。メトロ階の「ピローヌ」でお買い物にハッスルし、疲れた…。ここの「カルフール」はいまいち。狭いし。タクシーで帰ろうと思っても、どこから地上に出られるの…。
めげました。やっぱメトロで帰ろう。

Ｍサン・ラザール→Ｍポルト・ド・クリシー
メトロ駅から徒歩７分のホテルへ。
20：00　帰着
ホテルのダイニングで夕食を取りました。
残念…。いまいち。

こうして20,000歩歩いた2日目が終わりました。充実の一日でした。