2013/07/30 - 2013/08/07
4位(同エリア879件中)
norisaさん
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3日目は再びドイツにもどりドレスデンを観光しました。
ドレスデンはエルベ川沿いの平地に開けた町で、ドイツの東の端です。
チェコ共和国との国境近く30キロメートルほどに位置し、陶磁器の町として有名なマイセンまで約25キロメートルと近く、エルベ川を通じて交通がなされてきました。
ドレスデンは、アルベルティン家の宮廷都市として栄ていましたが、その後、アルベルティン家は1547年のモーリッツの時に選帝侯となり、ドレスデンがザクセンの中心地として発展したそうです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
プラハのクラウンプラザホテルの部屋から早朝の風景です。
今日も晴天。
今回の旅行では昼間は全て晴れか快晴でした。
晴れ男の面目躍如!?
(ウイーンでは真夜中にひと雨あったようですが知りませんでした(笑)) -
そして東の空を見るとーーー。
-
新月に近い明けの三日月が見えます。
今日の幸運を暗示するような(完全な楽天家です(笑)) -
毎日のバイキング朝食です。
時差ボケでも食欲は衰えません(汗) -
車中からはあたり一面のヒマワリ畑が望めます。
このあたりの人々はヒマワリ油を常食にしているそうです。
日本のヒマワリよりも小ぶりです。 -
やはり車中から見た得体の知れないオブジェ。
飛んでる芸術家は世界各地にいるものです(笑) -
そしてようやくドレスデンに到着します。
まず目に飛び込んできたのはゼンパーオペラ。
現在はザクセン州立歌劇場となっています。 -
反対側にはドレスデン城があります。
この広場はゼンパーオペラ、ツヴィンガー宮殿、ドレスデン城、大聖堂に囲まれています。 -
ゼンパーオペラはとても古く見えます。
しかし第二次世界大戦以後に再建されたそうです。
古く見える理由は比較的早く変色する砂岩を用いているためとかーー。 -
こちらはツヴィンガ―宮殿です。
ドレスデンを最も発展させたフリードリッヒ・アウグスト一世(別名アウグスト強健王というそうです!風邪などひかぬようですね(笑))が1700年代前半に建築させたものです。 -
そして、こちらは大聖堂。
後で内部に入ります。 -
ツヴィンガ―宮殿の庭に入っていきます。
ここには宮殿に隣接して絵画館や陶器展示館などもあります。
それらを合わせると広大な敷地になります。 -
芝生には花壇と噴水があり大変華やかです。
-
戦火にさらされ再建されたようには見えません。
-
宮殿の中を通っていきます。
全体的に高層の尖塔などがないため圧迫感はありません。 -
かなり広大な敷地ですから歩きでがあります。
かなり日差しが強烈なのですがあいにく日蔭は多くありません(汗) -
こんなに広いと王様も迷子になったのでは!??
-
噴水の水しぶきが乾いて暑い空気を和ませてくれます。
昔は今ほど温暖化になっていなかったでしょうが、エアコンなしでは辛いでしょうね?
ちなみにこの日の気温は32℃程度ですが、やはり低湿なため日蔭では暑さは殆ど感じません。 -
芝生のカットも凝っています。
そして庭を横切っていくとーーー。 -
時計台がありました。
そして、その両側下部には!
なんと陶器製の鈴というか鐘がつるされています。
いやいやマイセンでしたら磁器性ですね。
(ちなみに陶器と磁器の違い、性能的には透水性は光透過性などが挙げられますが、材料と言う意味では粘土を多く含んで焼くものを陶器、粘土分が少なくて長石や硅石など焼成によってガラス質になる成分が多い物が磁器となります。温度的にも磁器のほうが高い場合が多く、1300℃にも達しますーーー)
良い音色がするのでしょうね! -
宮殿を出て街を歩きます。
市電もなんとなくユーロスタイル!? -
ドレスデン城の尖塔はどこからでも見えます。
そして、面白いものを見つけました!?−−−? -
なんと!往年の名車?トラバントの改造車です。
トラバントは冷戦時代に東ドイツが国民車として量産した小型車ですが、排気ガスがひどいため近隣国、特に西ドイツからブーイングされたベストセラーカーです。
もちろんドイツ統一後は生産されていませんが未だにファンは多いようです。 -
ちなみに東西ドイツの溝は未だにあるようです。
-
生活レベルではかなり西側が豊かだったため統一後の社会保障その他で未だにギクシャクしているそうです。
もともとドイツはザクセンとかプロイセンとかの小国の集合で団結力は弱かったようです。
その後のドイツ統一やナチスの台頭でドイツの結束力はやっと高まったようです。 -
しかし、冷戦の時期を通じて東西ドイツの溝は深まりました。
未だにベルリンの壁を乗り越えようとして射殺された人々の映像が忘れらません。 -
異国人がそう思うのですから同国人は一層その記憶は強いのではないでしょうか?
それが未だに尾を引いているのでしょうか。
そう考えるとやはり地方意識の強い南北朝鮮の統一後は押して知るべしです。
(もっとも北朝鮮体制の瓦解の萌芽は言われるほど顕著ではないようですーー) -
さて、街歩きは続いています。
砂岩はこのように黒くなっていくようです。 -
ドレスデン城から大聖堂へ。
-
いったん広場に出ます。
夏の陽光はいよいよ眩しさを増します。
湿度が低いせいか暑さはさほどでもありません。 -
ちなみに大聖堂はフリードリッヒ・アウグスト2世の命令による建築だそうです。
-
大聖堂を一度後にして通称テラスに向かいます。
-
階段を登ると広いテラスに出ます。
そこはブリュールのテラスです。
この名前はこのあたりの一等地を全て所有していたハインリッヒ・フォン・ブリュール伯爵にちなんだものです。
このブリュール伯爵、いろいろな意味で評判がイマイチなようです。
虎は死んで皮を残し、伯爵は亡くなって悪評あれどもこのテラスにその名を残すーーー。 -
ここからの眺めは素晴らしく、ゲーテが「ヨーロッパのバルコニー」と称えているほどですが、それは少々大げさかもしれません。
ちなみにここに見える橋はアウグストゥス橋というそうですが、橋の中ほどに北斎の「神奈川沖波裏」の名画の中の有名な波の絵が飾ってあります。
それは名画を称える意味ではなくて2002年のエルベ川の大洪水の記憶を風化させないためのものです。
北斎も自分の不朽の名作がやや違った意味で評価されるのは不本意かもしれませんが、それだけ北斎の波の表現が現実以上にインパクトがあるかがわかります。
(実際にハイスピードカメラで撮影した大波の形状はまさしく北斎の表現どおりのように波頭が砕けており、彼の動態視力の良さ、表現力の非凡さが証明されたわけです) -
さて、norisa夫妻も大聖堂とゼンパーオペラを従えて?記念撮影。
-
エルベ川は至極穏やかです。
-
テラスは一段高くなっており市街を見下ろす形になります。
ちなみに左手奥の大きな建物はフラウエン教会です。 -
テラスを降りて行きます。
カラフルなアーケードと石畳がヨーロッパに来たことを実感させます。 -
テラス下からのエルベ川方面。
このトンネルは涼風の通り道でした。 -
先ほど見た街路を歩くとーーー。
-
フラウエン教会(聖母教会)に出会えます。
このドレスデン、大変な空襲に遭いました!
大戦後、瓦礫の堆積のままの状態で放置されていた聖母教会の再建には、世界中から182億円もの寄付が集まり、2005年10月に工事が完了しました。
ですから見立てよりずっと若いわけですね。
(女性なら逆を望むでしょう!いや男性もーー) -
瓦礫から掘り出した傷んだ部材をコンピューターを活用して可能な限り元の位置に組み込む作業は「ヨーロッパ最大のジグソーパズル」といわれたそうです。
そして新しい部材との組み合わせがモザイク模様を描き出しているこの建物は、新しい名所となっています。
しかし、いくらコンピューターが発達しているとはいえバラバラになった破片の小片さえ完全に同定できたとは思えません。
でも182億円も寄付が集まったので(可能な限り)完全にもとの石材を見つけて復元した、というのが正しい(もしくはnorisa流の)解釈ではないでしょうか!?
(本当に完全でしたらこの教会復興に携わった技術者達に土下座しなくては(汗)) -
第二次大戦中でもこのドレスデンの空襲は数も非常に多く、特に最大の空襲は悲劇でした。
その時は一晩で10万人前後が亡くなったとされています。
それも陰険な方法でーーー。 -
1945年2月、米英連合軍の空襲によりドイツ一と言われる爆撃がありました。
そして、この時に、宮殿やオペラ座、聖母教会などの歴史ある教会など、ドレスデンの栄華を伝えていた建物達は一晩で瓦礫の山になってしまったそうです。
そして陰険さはこれからです。 -
連合軍は、最初の攻撃の後で消火・救命活動が最も盛んになる頃合いを狙ってより強力な第2波を出撃させたそうです。
このせいで多数の医療従事者・消防関係者が犠牲になったため収拾がつかなくなりドイツ最大の人的被害をもたらしたということです。
なるほど勝てば官軍ですが、今や世界の人権を声高に叫んでいる米英仏のモラルもこのようなものですから、およそ世界中紳士面した国々で溢れていることが実感できます。
そういえば日本の明治維新も勝てば官軍ということになってしまいました。
江戸幕府に忠義をつくした藩は賊軍としてせん滅させられたわけです。
しかし、さすがは同国人、確かに政府の中枢は薩長が幅を利かせたのですが、多くの方面で賊軍の人材を活用したのは結構でした。
(何となく日本の将棋の駒が取られても再活用するのに似ていますね。チェスは切り捨てて終わりというルールと比べるとーーー(笑)) -
さて、暗くなってきたところでお土産ゲットタイム♪
-
このドレスデンの繁栄は25kmしか離れていないマイセンの寄与も大きかったようです。
マイセン磁器は職人を幽閉して最新技術を研究させ生産したそうです。
(今の日本もゆうしゅーな技術者を幽閉しないとーーー。なにしろ金に物言わせる隣国達の大企業に皆ヘッドハンティングされる勢いですから、このマイセン方式良い方法かもしれません(冗談も極まれりです、失礼(笑))) -
市中では至る所にオープンカフェがあり、お茶やビール、あるいはワインを楽しんでいます。
-
これは芸術アカデミーの建物です。
塔の形状がユニークでレモン搾り器状ですね。 -
これからの見学はツヴィンガ―城の壁画です。
いえ、磁器です。 -
何と25000枚前後の磁器タイルで絵が描かれています。
これは長さ100m以上にわたって1000年もの間の王侯の姿を描いたもので「君主の行列」といわれます。 -
ちなみに第二次大戦争中は全て取り外して保管したそうです。
-
そしてほぼ中央にはひとりだけ馬の前足を持ちあげてえらそーなアウグスト1世、強健王です。
その後は2世ですが、どことなく家康と秀忠のような関係でしょうか(笑) -
そして、列の最後でこちらを見る人物。
バッハのようです。
彼のみがカメラ目線ならぬ観光客目線です(笑)
それもそのはずバッハはこのドレスデンと切っても切れない深い縁があったのですーーー。 -
最後に大聖堂の内部を見学します。
期待にたがわず荘厳な内部。
仏教徒で神教にもお参りするnorisa夫妻でも思わず改宗したくなりそうなありがたーい、とても威厳ある風情(苦笑) -
真夏ですが中はひんやりしています。
-
懺悔室。
誰か使いたい人いませんかーー(笑)
日本の政治家用に国会議事堂内にも設置したいところです(失礼) -
お昼はエルベ川の対岸の古城レストランで。
こちらも本当に古城だったのか、堂々たる店構え! -
遠く右手にフラウエン教会や大聖堂が望めます。
絶好のロケーションにあります。 -
川ではボート遊び。
古都には不釣り合いですがこれもドイツ。 -
お昼はスープから。
かなり美味です。 -
ソーセージ、ザワ―クラウト、ポテト。
まさにドイツを代表する食材とお味。 -
デザートは珍しく甘すぎないもの3種。
これなら日本人好みでしょうね。 -
帰途、いきなりパトカーがすさまじい勢いで通り過ぎます。
色といい形といい日本なら工事用車両と間違えそうです。 -
プラハに帰る途中のガソリンスタンドで見た巨大な車輪の農耕車。
さて、ドレスデンを見てきましたが、ここは2004年、歴史的建造物の残る文化的景観が評価され、ドレスデン・エルベ渓谷として世界遺産に登録されました。
しかし、交通量の増加に対応するためにエルベ川に車両用の橋を建設することが検討されたことから、2006年に危機にさらされている世界遺産リストに登録されてしまいました。
その後、ユネスコの世界遺産委員会からの警告にもかかわらず建設が推進されたため、2009年の第33回世界遺産委員会で世界遺産リストからの登録抹消が決議されたとのことで、かなりいわくのある観光地です。
世界遺産という名を選ぶのか、住民の利便性を優先するのか?
これは世界の多くの世界遺産で提起される共通の課題ではないでしょうか?
ちなみに世界遺産登録を決定するのは御存知ユネスコです。
しかし、ユネスコもIOC(オリンピック委員会)も国際捕鯨委員会もIMFも基本的に白人の論理中心で動いています。
彼らの価値観は内部で若干の際はありますが、それは真の国際標準と言っていいのか疑問が残ります。
このドレスデンにしても新しい橋をかけない限りは極端な渋滞で貴重なガソリンを浪費し、排気ガスに悩まされていたそうです。
そういう事情で新しい橋を一本かけることが世界遺産資格を剥奪するに値するのかでしょうか?
地球温暖化と資源の枯渇が叫ばれる現代でそれが悪徳でしょうかーーー?
そういうごく自然な疑問もわいてきます。
日本もあまりに独断的かつ僭越な警告を受けた場合に「返上します!」という気概も必要な世界遺産もあるのかもしれませんーーーー。
そんな感想を抱いたドレスデン訪問でした−−−。
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この旅行記へのコメント (25)
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- わんぱく大将さん 2013/09/15 23:34:56
- 石材と木材
- norisaさん
ヨーロッパの建築物はいかがだったでしょうか? 素材の強さ、大きさで日本の物を圧倒するものも多かったと思いますが、いやいやどうして、日本の建築、それに勝るとも劣らない威厳と日本人の繊細さを見せてくれますね。
陶器、磁器、chainaと japanのようなものでしょうか? もっと違うって?
お二人で記念撮影、いいですね。うちなど何百年、一緒に撮ってないことか。 大将
- norisaさん からの返信 2013/09/16 06:30:04
- RE: 石材と木材
- 大将閣下、
おはようございます。
確かに素材の差は全く大きいですね。
100mにも達する尖塔やアーチはサンピエトロ寺院でも感じましたが人間業ではないようなーー。
でも奈良の大仏殿はじめ日本も木造でよくもそこまで作ったなとーー。
日本の風土、気候は木造じゃないと住み心地悪いかもしれません。
さて、大将閣下のツーショット、是非見たいです!!?(笑)
norisa
- わんぱく大将さん からの返信 2013/09/16 07:48:29
- RE: RE: 石材と木材
- > 大将閣下、
>
> おはようございます。
>
> 確かに素材の差は全く大きいですね。
> 100mにも達する尖塔やアーチはサンピエトロ寺院でも感じましたが人間業ではないようなーー。
> でも奈良の大仏殿はじめ日本も木造でよくもそこまで作ったなとーー。
>
> 日本の風土、気候は木造じゃないと住み心地悪いかもしれません。
>
> さて、大将閣下のツーショット、是非見たいです!!?(笑)
>
>
> norisa
norisa殿
一度見たら悩殺でっせえ。 6つ年下の相棒が惚れ込んだ位ですから。あっ、ツーショットか? 大将
-
- 前日光さん 2013/09/10 14:46:26
- 目から鱗です!
- norisaさん、こんにちは。
名前だけは何度か耳にすることのあった町ドレスデン。
世界史の知識は遠い彼方へ飛んでいってしまったのですが、norisa先生の名講義で、少しはお利口になったような気がします。
東西ドイツの統一はうまくいったものだなぁと、表面的な部分にしか目がいかない私ですが、そうでしたか…やはり目に見えない所で確執はあったのですね。
芸術アカデミーのお屋根が、レモン絞り器ですかぁ、なるほどね!
変なところで納得してしまいました。
富士山が世界遺産に選ばれ、2020年のオリンピックは東京開催となり…IOCもユネスコも、ヨーロッパ目線で選んでいると感じることは多々ありました。一度くらい、「そんな称号はほしくないのであります。」なんて、漱石が文学博士号を辞退したようなことを、現代の日本人もできないものでしょうか?
媚びる、おもねる、へつらう、西洋に対してどうしても下手に出てしまう私たち日本人は、文明開化の時に、西洋コンプレックスが遺伝子に深く刻み込まれてしまったのでしょうか?
スポーツのルール(特にウインタースポーツ)などは、日本人に不利なようにルールが変えられているような気がしてなりません。
ドレスデンの勇断は、なかなかのものがありますね。
普通だったら欲しくてたまらない世界遺産の称号、それよりは自分たちの現実を選ぶという所に、彼らの誇りを感じ、なんだかスカッとするお話です。
前日光
- norisaさん からの返信 2013/09/11 06:09:33
- RE: 目から鱗です!
- 前日光さん
おはようございます。
いつもご訪問して頂きありがとうございます。
さて、ドレスデンをトリガーにした東西ドイツの確執と世界遺産顛末。
ドイツ統一の感情的もつれは今もあるそうです。
社会保障費負担という金銭的なものから差別的感情もあるのかもーー。
日本の方言や風習の差などカワイイものかもしれません。
世界遺産については今回は9か所回りました。
全て素晴らしいのですが、それでも
「それが世界遺産なら日本は世界遺産だらけでは?」
という感想も禁じ得ませんでした。
西欧的世界観、西欧中心の支配は弱まっているとはいえ21世紀半ばまで消えそうもありませんねーーー。
norisa
-
- moonさん 2013/08/29 23:57:37
- さすが!
- norisaさんへ。
こんばんわ。
ドレスデンは近いうちにいかねばと思うところなので、とても勉強になります。
ヨーロッパの城が大好きなので、はずせません。
ゆっくり1人で訪問したいです(笑)。
続きの旅行記もゆっくり拝見させていただきます。
私もようやく来週の途中から夏休みです。
待ち遠しい〜早く1人になりたいmoonでした。
- norisaさん からの返信 2013/08/30 09:43:24
- RE: さすが!
- moonさん、
おはようございます。
いつもご訪問いただき感謝!です。
さて、moonさんのようなドイツ語堪能な方にとってはドレスデン、きっとお気に入りにありますね。
(ドイツ語×ですが気にいりました)
人口も多くないし、観光客も今回の中欧のなかでは少ないので落ち着ける街ですね。
moonさんはやっと夏休みとのことですがどこに行かれるのでしょう?
旅行記を楽しみにしております!
norisa
-
- hot chocolateさん 2013/08/28 01:42:11
- 不死鳥のように!
- norisaさま、こんばんは〜
ドレスデン、名前だけはよく聞くのですが、まさに不死鳥のような街なのですね。
norisa先生の講義で、また一つお利口になったようです。
アウグストゥス橋の中ほどに、エルベ川の大洪水の記憶を風化させないために、
北斎の波の絵が飾ってあるとは!
北斎も、自分の作品が、違った意味で評価されているのを知ったら、苦笑いをしているかも知れませんね。
それだけ北斎の波の表現が素晴らしいという事ですね。
ドレスデンもまた、第2次世界大戦で多くの死者を出すという悲劇があったのですね。
しかも陰険な方法で・・・
ドレスデン・エルベ渓谷の界遺産登録抹消に至るまでには、いろいろな議論もあったでしょうが、
大きな決断をしましたね。
日本だったらどうでしょうか。
hot choco
- norisaさん からの返信 2013/08/28 08:44:06
- RE: 不死鳥のように!
- hot chocolateさん、
おはようございます。
欠かさず御訪問いただき感謝です!
さて、ドレスデン、私たちも名前のみ知っていました。
ここがドイツの端っこにあるので昔ドイツ訪問した時も眼中にありませんでした。
しかし、いざ来てみると、どうして素晴らしい街だと分かった次第です。
橋の中央にある北斎の波の掲示板(といってもとても大きなものです)の写真を撮るのを忘れたのが心残りです。
そのぐらいビックリしました!
まさか、ここで北斎とはーー。
ドレスデンは戦火にも災害にも何度も遭いながら完全復活してきた、まさしく不死鳥のようなステキかつバイタリティーのある街でしたが、だからこそ世界遺産の称号など空虚なものと判断したのでしょう。
また機会があれば再訪したい街です。
norisa
-
- pedaruさん 2013/08/26 06:08:18
- ドレスデン
- norisaさん お早うございます。
娘はかってドイツに住んでいながら、ドレスデンには行ったことが無いと言っています。世界遺産登録取り消しの話題になり、後ろめたさはありましたが、ここぞとばかり、norisaさんのウンチクの受け売りを語りました。
わけの分からぬ理屈で世界遺産登録を左右されてたまるか!
ジャイアンやスネ夫の国と付き合うのも、外交上のテクニック、とにかく平和が一番です。
pedaru
- norisaさん からの返信 2013/08/26 11:35:12
- RE: ドレスデン
- pedaru1さん、
おはようございます。
おお、娘さんはドイツにご滞在でしたか!
それでは釈迦に説法かもしれませんがーー。
しかし、pedaruさんのお役に立ち、大変嬉しく思います。
現在の世界遺産認定制度にしろオリンピックの開催地決定プロセスにしろどことなくうさんくさいところもある世界的組織ですが、今後の議論の深まりを期待したいところですねーーー。
norisa
-
- liberty-libertyさん 2013/08/25 23:28:59
- まるで上質な旅番組(*^o^*)
- norisaさん、こんばんは!
今回も楽しく拝見させて頂きました(^o^)
norisaさんの旅行記は
美しい風景写真とともに
訪れた街の歴史的、政治的背景を語ってくださるので
まるで上質な旅番組を見ている気分になれますね(*^o^*)
こんな美しい街が
第二次大戦の時に、そんなに惨い目にあっていたなんて・・・・・
また
その惨状から、こんなに美しく再建されているなんて・・・・・
不死鳥の街、とおっしゃる意味が分かりました。
ところでnorisaさんは晴れ男なんですね♪
私は自慢じゃないけど雨女です(^o^;)
出発から帰宅までずっと晴れだった、なんていう旅行
これまで数えるほどしかありません(^o^;)
だからnorisaさんがとっても羨ましいです。
それではまた
次回旅行記、楽しみにしています(^o^)/
- norisaさん からの返信 2013/08/26 09:23:31
- RE: まるで上質な旅番組(*^o^*)
- liberty-libertyさん、
おはようございます。
いつも大変ありがとうございます!
さて、ドレスデン含め旅行記には事前、事後で結構調べます。
元々歴史は好きですが、数種類の資料(WIkiもあります)をあたると違った見解などがありますので比較は必須ですね。
それに自分勝手な見解を重ねますので、こういうのはイラナイ、イヤミだ、などとお叱りを受ける可能性もありますが、一応史実は中心的な見解を選んでいるつもりです。見解は完全に自分のものなので、これはお叱りは承りますーーーー(笑)
ただヨーロッパなど外国の歴史は翻訳されたものしかあたる実力がないので、現地では本当はどうなのかを知りたいところもあります。
さて、晴れ男。
これは確率論的にはありえませんので、要は楽観主義か否かでは(爆)
是非、自己暗示を(笑)
では、またよろしくお願いします。
norisa
-
- みっちゃんさん 2013/08/24 08:35:27
- タイトルに納得・・。
- おはようございます! norisaさん
いつもいつも、norisaさんの旅行記は為になり、また今の
日本社会に一石を投じるようなテーマ性が有りますね・・。
ドイツのみならず、EU全体の懐の深さを垣間見させて戴きました。
あのタイルの「君主の行列」も思わず見入ってしまいました・・。
チョット驚いたのが'パトカー'
自分達の周りにもあれとそっくりな工事車両有ります・・。笑
屋根上に【先導車】と書いてありますが・・。^^
世界遺産登録も考えさせられました・・。
(いつもタテホコだらけで・・。苦笑)
勉強になる旅行記ありがとうございました・・。m(vv)m
みっちゃんm^^m
- norisaさん からの返信 2013/08/24 09:02:35
- RE: タイトルに納得・・。
- みっちゃんさん、
おはようございます。
いつもご愛顧ありがとうございます。
少々勝手なことを書いた(少々!?って叱られそうです。特にユネスコ関係者から--(笑))旅行記なのでお目ざわりはお許しください。
あの君主の行列、面白いですよ!
マイセンはめちゃ高いので、それが25000枚!
何か数十億円しそうです(いらぬ計算でしたーーー)
日本には天皇の行列とか将軍の行列というのはありませんが、現代アート作家あたりが手がけたら面白いかもしれませんーー。
徹頭徹尾、勝手なことを書き失礼しました(苦笑)
norisa
-
- 琉球熱さん 2013/08/23 23:57:04
- 気概
- norisaさん、こんにちは
最後の一節、言い得て妙。大賛成です。
「陰険」とのご指摘も、至極ごもっとも。
米英の利己主義に、我が国はもっと毅然と処すべきですし、沖縄戦の非情さ、巨大な人体実験だった原爆投下、そしてそれを正当化する論理の差別意識に、気付かなければいけませんね。
殊更事を荒立てるという意味ではなく、
「正論を棚上げしちまっちゃぁ、おしめぇよ」
- norisaさん からの返信 2013/08/24 06:14:37
- RE: 気概
- 琉球熱さん、
おはようございます。
この美しい街の世界遺産登録が取り消されるというのは全く納得できなかったですね。
元々空襲でひどく痛めつけられた街ですが、彼らは必至で再建したわけです。
それを橋一本建設するという理由で取り消すのは権威主義も極まれりという印象です。
登録を取り消されても美しさは変わりないので多くの観光客が訪問してくれると彼らの誇りも高まるでしょうーーー。
norisa
-
- aoitomoさん 2013/08/23 23:21:05
- ドレスデン行きたくなりました〜
- norisaさん
天気がいつもよくて本当に晴れ男ですね〜
青空のドレスデンの写真は旅行誌のカラー写真のようです。
アウグストゥス橋の北斎の「神奈川沖波裏」
北斎は動体視力がよかったんですね〜
穏やかなエルベ川の写真を拝見したら大洪水なんて想像できません。
・・だから北斎の波の絵が飾ってあるわけですね。納得!納得!
巨大なドレスデンのフラウエン教会実物を見てみたいです。
祭壇も凄いですよね。
一方で悲惨な歴史があったんですね。
壁画「君主の行列」は戦争中は保管して無事だったのですね。
これも25000枚前後の磁器タイルとなんともすごいです。
ユネスコの世界遺産事情これも勉強になりました。
norisaさん相変わらず博学達筆で旅行記楽しませていただきました。
aoitomo
- norisaさん からの返信 2013/08/24 06:09:08
- RE: ドレスデン行きたくなりました〜
- aoitomoさん、
おはようございます。
いつも欠かさずご訪問頂き恐縮です!
さて、ドレスデンは見どころが集中しているし、とても雰囲気の良い町でした。
時々カフェでビールやコーヒーを飲みながらブラブラしたい所です。
恐ろしい戦争の記憶や洪水の爪痕も全く感じないわけではありませんが、それだけに底の浅い観光地とは一線を画します。
世界遺産については本当にあきれました。
これについては完全にこのドレスデン住民の意向を支持します。
(といっても登録取り消しは変わらないでしょうがーーー)
norisa
-
- rinnmamaさん 2013/08/23 22:10:27
- ブリュールのテラス
- norisaさん、こんばんは
ブリュールのテラス近くに、ドレスデンの要塞があるんですよ。
去年のドイツのブログでUPしたつもりでしたが、していなかったので
今回はUPしたいと思っています。
今は穏やかなエルベ川畔が望める地に、要塞はありました。
聖母教会は丁度ミサの時でしたが、オケが入りコンサートのような
感じで、一番上の席で拝見できました。
2005年の万博の時、ドレスデンの素晴らしさ・悲しみを知ってから
行きたい所でしたので、立ち寄りました。
夫は乗り気でなかったのですが、ドイツの旅で一番のお気に入りに
なったようです。
又、ノンビリ立ち寄りたい都市です。rinnmama
- norisaさん からの返信 2013/08/24 06:03:56
- RE: ブリュールのテラス
- rinnmamaさん、
おはようございます。
え!あそこに要塞があったのですか!
知らずに通り過ぎましたーー。
ドレスデン、確かに最有名なドイツの名所ではないのでしょうが素晴らしい文化遺産だらけですね。
ここの世界遺産登録を取り消したユネスコの常識が疑われますーーー。
再訪したい街ですね!
またよろしくお願いします。
norisa
-
- コトルさん 2013/08/23 20:59:50
- 見事な復興ですね♪
- こんばんは♪
ドレスデン、旧東ドイツの見事に復興した町として有名ですよね♪
以前、戦争で廃墟と化したドレスデンが復興する様のドキュメンタリーを見たことがあるのですが、
よくぞ、ここまでに見事に復興したものだとお写真を拝見しました。
再び復活したドレスデン、再建を感じさせない中世時代を感じられ、
過去の人たちの努力が偲ばれます。
美しいドレスデン♪
いつか行ってみたいと思います♪
美しい写真をありがとう♪
コトル♪
- norisaさん からの返信 2013/08/24 05:59:25
- RE: 見事な復興ですね♪
- コトルさん、
おはようございます。
いつもお世話になります。
ドレスデン、初めて訪問しましたが、復興という意味では既に完全に復興しているように見えます。
これだけの文化財を無差別に爆撃するのですから戦争とは恐ろしいものだと改めて悟りましたーー。
今は本当に美しい街ですね。
コトルさんの常に美しい旅行記を手本に次回からは優雅な美景を投稿させていただくつもりです(笑)
では、よろしくお願いいたします。
norisa
-
- ガブリエラさん 2013/08/23 18:23:59
- 外国で、一番好きな街です♪
- norisaさん☆
こんにちは♪
わーい!ドレスデンだーヽ(^o^)丿
私の心の故郷、愛する街です!!!
秋と冬にしか行ってないので、夏だとこんなにツヴィンガー宮殿の庭が綺麗だなんて、知りませんでした(*^_^*)
砂岩の建物、大好きなんです♪
黒くなって、より重厚な感じが出て、素敵ですよね!
再建されたばかり、というのが信じられないくらい、精密に正確に作られてて、感激しますヽ(^o^)丿
「陰険」という言葉、その通りですよね!
私も、ポツダム旅行記で「悪役3人組」とか書いちゃいました(^_-)-☆
エルベ川、ブリュールのテラス、フラウエン教会 etc...本当に懐かしく、拝見いたしました♪
ありがとうございました(*^_^*)
ガブ(^_^)v
- norisaさん からの返信 2013/08/23 21:45:19
- RE: 外国で、一番好きな街です♪
- ガブ様、
こんばんわ。
ええー、ドレスデンが一番好きな街!
さすがドイツ通ですね。
ここは大きな街ではあいませんが戦略的に重要な拠点なので連合軍は好きなように爆撃しましたねーー。
今や戦争にも世界遺産にも背を向ける素晴らしい街になりましたが彼らのご苦労はいかばかりかとーーー。
ガブ様もドイツに永住するくらいドイツ通ですね。
またドイツの旅行記もお願いします(笑)
norisa
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