3等列車＆ワイナリーの旅 in Bangkok＆Hua Hin★2012　10　8日目【BKK】

2012/04/28 - 2012/05/07

旅行8日目。
今日は丸1日遊べる最後の日だから、久しぶりにBKK観光をしようと思ったのに、早朝から止む気配を見せないシトシト雨が降り続く。
雨でも大丈夫な場所を考えTAXIで向かったのは、まだ行った事が無い場所の1つ：Vimanmek Mansion。
時代を超えてタイ人の熱い尊敬を受ける王様：ラーマ五世の住まいとして
1901年-1906年までの5年間使用されていたこの宮殿は、チーク材の木造建築としては世界最大を誇り、諸外国から献上された品々や、贅を尽くした美しい調度品を見学する事が出来る。
その後はすぐ近くの、シンメトリーな姿が美しいWat Benchamabophitへ。
ちょうど得度式直前だったらしく、準備の様子を少しだけ覗かせてもらえた。

エリア バンコク(タイ)

夜中から、雷そして雨が降り続いていたBKK。
明るくなっても雨が止む気配が見えないので、天気関係なく楽しめる場所へ向かうことに。
HOTEL目の前のTAXI会社に声をかけると、チャーター専門の会社だからと短距離移動を断られたので、フロントにお願いしてTAXIを呼び出してもらう。

行き先は、初めて行くウィマンメーク宮殿。
HOTEL⇒ウィマンメーク宮殿まで、メーターで75B。

最初にチケット購入。

ウィマーンメーク宮殿 (ラーマ5世博物館) 城・宮殿

大人1人：100B。
一週間以内のワット・プラケオの入場半券があれば、無料で入場可能。

ウィマーンメーク宮殿 (ラーマ5世博物館) 城・宮殿

団体ツアーの定番コースに組み込まれているらしく、大型バスが多数止まっていた。

ウィマーンメーク宮殿 (ラーマ5世博物館) 城・宮殿

庭園を抜けて奥へ。

ウィマーンメーク宮殿 (ラーマ5世博物館) 城・宮殿

チケット確認ブース付近で、服装チェックも行われる。
王室関連の建物に入る際は、だらしない服装では認められないため、パンツでもスカートでも膝が見える状態はアウト。
レギンスも生足と同じ扱いなのでアウト。
長いパンツじゃない限り、大抵の人は駄目出しされるから、そのつもりで（笑）。
チェックしているテントの中にサロン売店があり、ペラペラで無地のサロン：40Bか、デザイン柄入りのしっかり目の生地のサロン：100Bを購入しなければ入場されて貰えない。
あまり種類が無いので今後ビーチやプールで使う予定なら、気に入ったものを予めどこかで購入しておいて持ち込んだ方が良いかも。

ウィマーンメーク宮殿 (ラーマ5世博物館) 城・宮殿

サロンを購入すると、スタッフが巻いてくれた。

ウィマーンメーク宮殿 (ラーマ5世博物館) 城・宮殿

宮殿内は財布以外持ち込み禁止。

ウィマーンメーク宮殿 (ラーマ5世博物館) 城・宮殿

全ての荷物（この時は雨が降っていたので傘だけはOK。ただし宮殿内の下駄箱に置いていく）は、このコインロッカーに預けていく。
ロッカーは普通サイズなら20B、大きめの荷物を入れるなら30Bが必要なので小銭の準備を。

ウィマーンメーク宮殿 (ラーマ5世博物館) 城・宮殿

ロッカーがある建物では、王女様主催の地方を支援するプロジェクト非営利ショップが併設されていた。
タイのお菓子や農産物、伝統的な織物や手作りの小物が多数あるので、いつもと違うお土産を探すには良いかも♪

ウィマーンメーク宮殿 (ラーマ5世博物館) 城・宮殿

宮殿の見学はある程度人数が集まったら、そのグループに1人専属ガイドが付いて団体で見学をする形を取っている。
英語ガイドの出発時刻は11：00と14：00。

ウィマーンメーク宮殿 (ラーマ5世博物館) 城・宮殿

この写真は見学後に撮影したもの。
ウィマンメーク宮殿はラーマ五世の別邸として1902年に建てられ宮殿。
総チーク材造りの建物は釘が一切使われていないのが特徴で、現存するチーク材建築としては世界最大規模の建物。

ウィマーンメーク宮殿 (ラーマ5世博物館) 城・宮殿

見学は建物内の下駄箱専用部屋で靴を脱いで、裸足で見学をする。
物凄い湿気のせいで部屋中が靴の悪臭に満ちていたのと、靴を脱いでから少し地面を裸足で歩くんだけど、雨が降っていたので床がグチョグチョで気持ち悪かった。
でも、そんなことも吹っ飛んでしまうほどの美しさで、想像していたよりも本当に素敵で、当時の面影を色濃く残していた。
建物フェチにはたまらない♪また訪れたい場所が増えた。

ウィマーンメーク宮殿 (ラーマ5世博物館) 城・宮殿

宮殿敷地内で実っていたジャックフルーツ。

ウィマーンメーク宮殿 (ラーマ5世博物館) 城・宮殿

見学を終えて外に出ると、傘をさすか微妙なくらいの小雨になっていた。
TAXIを拾って、Wat Benchamabophitへ移動。
ウィマンメーク宮殿⇒Wat Benchamabophitまでは51Bだった。

Wat Benchamabophitは別名、大理石寺院と呼ばれている。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

日差しも出てきて、このまま晴れそうな予感。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

タイの沙羅双樹はホウガンの木。
日本の一般的な沙羅双樹とは違う。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

どうやら裏側から入ってしまったので、真っ赤な太鼓橋を渡ってチケット売り場ブースを探す。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

入場券1人：20B。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

この美しいシルエットを拝むのは、2003年・2007年に続いて3回目。
屋根瓦以外のほとんどの建材にイタリア産の大理石を使用しているのが特徴。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

本堂に近づくと、観光客では無い人たちの出入りが激しかった。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

靴を脱いで中へ。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

本堂内はギッシリと椅子が沢山並べてあった。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

僧侶らが集まって、あーだ・こーだと言いながら仏具を並べたり、運んだり忙しそう。
もしかして…と思い返してみたらこの光景、チェンマイで見た得度式準備と一緒。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

慌ただしい雰囲気はあるけど、他の観光客も時々中へ入って来るし…少し様子を眺めさせてもらった。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

後方に置いてあった調度品。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

天井には、本尊に繋がった白い糸がピンと張られている。
身内らしき人々が増えてきたので、この辺りで退散する。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

この寺院はラーマ五世によって建立されたけど、設計はイタリア人。
真上から見ると正十字の形をしているらしく、柔らかな光が漏れる美しいステンドグラスも、タイ寺院では見かけない特別な雰囲気を醸し出している。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

入口を建物内から見るとこんな感じ。
見た目の華やかさは他の寺院よりも劣るけど、Wat Benchamabophitにはしっとりとした美しさがあると思う。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

私たちが退出した直後“NO ENTRY”看板が。
入口ギリギリで、身を乗り出して中を覗く人が沢山いた。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

ぐるっと周って裏側へ。
鮮やかなオレンジ色の屋根が美しく見える、この位置からの眺めも好き。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

この寺院の回廊は、本堂の裏を囲むように造られている。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

回廊には様々なポージングの仏陀像が置かれていて、どれも青銅で造られていた。
その数なんと52体！中には日本の大仏を模した仏像もある。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

手を合わせ祈りをささげる。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

ほのかに香るジャスミンと線香の匂い。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

タイの豪華な供物花は立体的に組み上げられていて、芸術的な美しさ。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

外に出るとゴロン♪と寝転がる犬が目に止まった。
これはいつもの光景…

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

でもその先には、バイクで平伏したまま寝る器用な女性を発見。

ワット ベーンチャマボピット 寺院・教会

この後はTAXIで移動して、久しぶりにDusit Zooへ。
私が行った10年弱前は入場料が30Bで寂れた雰囲気だったのに、日本の動物園のように工夫が凝らしてあって、期待以上に楽しかった（笑。
続きは11へ。