3等列車＆ワイナリーの旅 in Bangkok＆Hua Hin★2012　02　2-3日目【BKK：ファランポーン駅⇒Hua Hin行き列車編】

2012/04/28 - 2012/05/07

旅行2日目、午後。
今日はタイミング良く日曜日なので、ウィークエンドマーケットに行くことに。むせ返るような人混みと、どこまでも続く店舗に圧倒されながら、タイらしい雰囲気を満喫し、夜はタイ人しか行かないと噂のローカルナイトマーケットを覗きに行った。
翌朝Hua Hinに出発するため、BKKの玄関口：ファランポーン駅へ。
駅食堂でビールと弁当を買いこんで、窓全開の各駅停車列車に揺られながら、たっぷり4時間半かけて移動した（2014年に飲酒絡みの事件が発生して以降、タイ鉄道全線でアルコールの持ち込み自体も禁止になった）。
木椅子でお尻は痛いわ、窓から綿毛のようなフワフワしたものが大量に舞い込んできて息苦しいわ…で、大変だったけど貴重な経験になった(笑。　

エリア バンコク(タイ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道

BTS：モチット駅へ。
ウィークエンドマーケット開催日の昼時で、人も車も間を縫うようにしか進めないほどの大混雑している。

モーチット駅 (BTS) 駅

ウィークエンドマーケットは5年振り。
でも置いてある商品は、たいして変わらず。

ウィークエンド マーケット (チャトゥチャック市場) 市場

プラプラしていたらお腹が空いてきたので、ウィークエンドマーケット内の食堂を探すことに。

ウィークエンド マーケット (チャトゥチャック市場) 市場

名前は分からないけど、イーサーン料理をメインに扱う食堂に決定。
満席だったので列に並んだ。

ウィークエンド マーケット (チャトゥチャック市場) 市場

【シンハーBeer】38B
アルコールの取り扱いが無いから別の店で買うよう言われ、ドリンク専門店へ夫が買いに行ってくれた。

ウィークエンド マーケット (チャトゥチャック市場) 市場

【イーサーンソーセージ】50B
丸っこい一口サイズのソーセージ。
サラミみたいな味で、ビールと相性バッチシ♪
15Bのカオニャオも一緒にオーダーしてみた。

ウィークエンド マーケット (チャトゥチャック市場) 市場

【ラーブ・ガイ】60B
程よい辛さで美味しかった。

ウィークエンド マーケット (チャトゥチャック市場) 市場

【パッタイ】35B
具はキャベツとネギのみ。
料理を持ってきてもらう度に毎回料金を支払うスタイルで合計：160Bだった。

ウィークエンド マーケット (チャトゥチャック市場) 市場

買い物の続きをしていたら、人が集まっているドリンク屋があったので並んでみることに。

ウィークエンド マーケット (チャトゥチャック市場) 市場

【生レモネード】25B
ホッペがきゅぅ！と痛くなるような酸っぱさが、身体に滲みわたる(笑。

ウィークエンド マーケット (チャトゥチャック市場) 市場

人混みにも疲れてきたので、早めにHOTELに戻る。
夕方にも関わらず、まモチット駅からどんどん人が流れてきて、昼間と変わらない盛況っぷりだった。

モーチット駅 (BTS) 駅

陽が完全に落ちてから活動再開。
BTSでサラディーン駅まで移動して、シーロムからトゥクトゥクで向かったのは、観光客ゼロと噂のタイ人向けローカルナイトマーケット：Saphan Phut Market。
ラチャダから73番バスで乗換え無しで行けるみたいだけど、バスはハードルが高いので、トゥクトゥクを300B⇒200Bに交渉して、まだ熱気が残るBKKの夜道を疾走する。

到着したのは、チャオプラヤー川のほとり。

早い時間に着きすぎたのか、まだ開店準備中の店やリヤカーを引っ張ってこれから出勤って感じの雰囲気。
取り扱っている商品はウィークエンドマーケットとは全然違って、タイ人好みのものばかり。
パロディーＴシャツ・BeerTシャツ・工芸品を扱う店はほとんど無く、路上タトゥーショップ・デニム専門店・中古スニーカーだけを売る店が目立っていた。

サパーンプット市場 市場

99％タイ人で、確認した限り私たち以外の外国人の姿は見当たらず。
学生や若い女の子の姿も多く見かけたので、治安は悪くないのかも。

サパーンプット市場 市場

同じナイトマーケットなのか、別のマーケットなのかわからないけど、道路を越えると花専門のマーケットが。
一般向けじゃない雰囲気で、客層の雰囲気も業者っぽい感じ。

サパーンプット市場 市場

花を抱えた人が狭い通路を、絶えず行き来する。

サパーンプット市場 市場

TAXIを拾ってルンピニ方面へ。
予め調べておいたレストラン“KHRUA NAI NAAN”に到着。

クルア・ナイ・バーン シーフード

外の席とエアコンが効いた建物に分かれているけど、外の方が人気の様子。
この辺りは海外駐在者向けのマンションが多いようで、客層の大半が観光客では無さそうな外国人と、お洒落なタイ人だった。
寒過ぎないエアコン温度が嬉しい。

クルア・ナイ・バーン シーフード

Menu。

クルア・ナイ・バーン シーフード

【シンハーBeer（小)】80B
【グラスワイン・白】150B

クルア・ナイ・バーン シーフード

【豚唐揚げ】120B
カリッカリに揚げた豚肉に、チリソースorナンプラーのソースを付けて。
一緒にニンニクも揚げてあるので、とても香ばしくて食欲をそそる♪

クルア・ナイ・バーン シーフード

【ヤムウンセン】80B
キクラゲ・イカ・挽肉入りで、ギリギリ大丈夫な辛さだったから美味しかった。

クルア・ナイ・バーン シーフード

【青菜炒め】80B

クルア・ナイ・バーン シーフード

【海老のニンニク炒め】250B

クルア・ナイ・バーン シーフード

2匹の大きな海老・春雨・シイタケ・青菜が入っていて、ナンプラーベースで煮込んである。
コクがあってとても美味しいので、お酒をどんどん追加する羽目に(笑。
料理の提供も早くて大満足の合計：880Bだった。
最寄駅のBTSはチットロムで、徒歩15分くらいかかるけどお腹を楽にするため歩くことに。

クルア・ナイ・バーン シーフード

旅行3日目。
今日はHua Hinへ向かうため、HOTELを7：30に一旦チェックアウト。
乗りたい列車の出発時間は先だけどチケットが取れていないので、早めに向かうことにした。
向こうで3泊したら戻ってくるので、スーツケースを1個預けて行く。

ヴィック 3 バンコク【SHA Extra+認定】 ホテル

TAXIを呼び出してもらいファランポーン駅に向かうも、ちょこちょこ朝のラッシュにはまって…

8：15駅に到着。
駅周辺には列車を待つ人・見送りの人・ボォーっとしてる人で溢れていた。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

スーツケースを転がし、駅舎内へ。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

歴史を感じる地方都市への玄関口、ファランポーン駅。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

まずはチケットカウンターへ。
大怪我をしつつも旅を続ける外国人の姿は、タイではお馴染の光景。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

やっぱり当日券は3等車席しか取れず。
BKK（ファランポーン駅）⇒Hua Hin駅が1人：44Bだった。
このチケットを手にした時、こんなにシンドイ移動になるとは露知らず、初めての列車移動に2人ともテンション上がる。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

待合所には僧侶専用席がある。
雨季の3か月間にあたる入安居（ワン・カオパンサー）は外出禁止だけど、乾季の時期（5月だとギリギリOK？）は僧侶の旅季節なので、公共交通機関を使って国内外問わず出かける。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

一般乗客待合席は、何時から座っているのかわからない人だらけで、まったりした空気が流れ、ほぼ満席。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

座る場所も見つからないので、駅構内を探索。
お金を入れると手前の子供が歯車を回して、出た数字で占うオート占い機が置いてあった。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

2階にも店舗があるようで上がってみたけど、時間帯が早いせいかどこも開いておらず。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

髪を編んでもらう女の子。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

列車旅といえば、そう♪駅弁。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

なので、駅構内のフードコートに行ってみることに。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

クーポン式なので最初にチケットを購入。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

朝早いせいかシャッターが閉まっている店もあり、昼間なら色々選べたかも。
おかず屋で、ゴハンに好きなおかずを2品乗せてもらって40B。
ビールも購入して、少し早いけどホームに向かう。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

ちょうど列車が滑り込んできて、ぼんやりと浮かぶシルエットの中を人が流れてきた。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

ホームは出入り自由。
大きな荷物を抱えた人だけじゃなく、記念写真を撮りに来た人の姿もあって、待合所とはまた違った賑やかさがあった。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

私たちが乗るのは9：20発の各駅停車。
予定では13：40着なので、4時間20分でHua Hinに到着する。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

3等車の年季が入ったの扉。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

プチプチで保護された自転車も乗せてあった。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

こうゆう列車に乗る機会はほとんど無いのでワクワクする♪

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

連結部分。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

3等車はベンチ木椅子。
硬くてリクライニングも無いから、4時間半弱も大丈夫？とちょっと不安になる。
乗り降りはあるけど常時ほぼ満席で、客層は私たちとチビッコ連れの西洋系4家族以外全員タイ人だった。
外国人はチケットが取れなかったか物好き以外、いくら安いとはいえ3等車に乗らないよね。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

3等車なので当然、ノンエアコン。
日光アレルギーなので日差しは怖いけど、窓を開けないと蒸すから、帽子を被って日光防御するしかない。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

ホームには乗客目当てに商売する人の姿がチラホラ。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

パックされた弁当をホームでも購入することが出来る。
乗車時に買い忘れても各駅停車なので、ドリンク売り・弁当売り・果物売りの人が時々乗って来た。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

しばらく待って…

やっと列車が走り出す。
BKKを抜けると、窓からの景色はほぼこんな感じ。
そして全開の窓から絶え間なく飛び込んでくる、綿毛のようなふゎふゎした謎の物体。
窓が閉められないし、車内を延々と舞うのでマスクで対処した。

謎のふゎふゎが落ち着いた所で早めのランチ。
まずはビールで乾杯♪

【目玉焼き無しのパット・ガイ・ガパオ＆青菜炒め】

【目玉焼き無しのパット・ガイ・ガパオ＆タイソーセージ】
電車でタイ飯という、非日常的な光景にテンションが上がる♪
そして、車内でも追加のビール（50B）購入。
（2014年に飲酒絡みの事件が鉄道で発生して以降、タイ鉄道全線で飲酒はおろか、アルコールの持ち込み自体も禁止に）

Hua Hin方面に進むにつれ、無人駅っぽい長閑な風景が続く。
区間によっては、立っている人もいるほど混んでいた。

隣席の人も疲れがピークらしく熟睡。
私も、何度も木椅子に頭を打ちつけながらウトウトを繰り返す。

単線なので、擦れ違い待機時間も長い（結局予定到着時刻より20分遅れ）。

腰も肩も首も限界に近づいた頃、14：00ちょうどにHua Hinに到着。
Hua Hinでは目的のワイナリー見学に加えて、タイ在住の方に教えて貰った美味しいレストランや、シーフード料理を堪能する予定。
続きは03へ。

この旅行記へのコメント （2）

• necocoさん 2014/03/05 13:01:07

  写真がステキですね！

  はじめまして。
  ＲｉＥさんの旅行記は写真がキレイですごくわかりやすいですね！
  私も今度ホアヒンに行くので参考にさせてもらいました！
  後悔は伝わりましたがでもやっぱり3等に挑戦しようかな(笑)って思ってます！また見させてもらいますね〜

  RiEさん からの返信 2014/03/05 14:00:44

  RE: 写真がステキですね！

  初めまして!(^^)!ありがとございます。
  
  木の椅子なので腰に自信があれば、あの雰囲気は味わう価値はあるかと♪
  多分…私が旅した時期が、何かが舞う時期だったのもタイミングが悪かったんだと思います。
  年末年始あたりの涼しい時期だといいかもしれませんね〜。