2013/05/09 - 2013/05/09
327位(同エリア1142件中)
キートンさん
今回のスルッとKANSAI・3dayチケットの有効期限は5月12日まで。
葛城山のツツジにはまだ早いし、○○○は5月下旬にイベントがあるようだからその時にしたいな・・・
というわけで急きょ浮上したのが「高野山」。
「高野山」は弘法大師空海が真言宗を開いた、比叡山天台宗と並ぶ日本仏教の聖地。
前回の姫路編に続いての歴史探訪となりました。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
天下茶屋から南海高野線快速急行で1時間25分で終点「極楽坂」。
そこから高野山ケーブルでどんどん標高をかせぐ。 -
平日だというのに高野山ケーブルは結構な乗客だった。
でもこのケーブルカーはとても長くて、よそのケーブルカーと比べると輸送力が違う。 -
ケーブルカーの上の駅「高野山」に着くと駅前広場に「南海りんかんバス」が待機していて、すかさず乗りこむ。
「スルッとKANSAI・3dayチケット」は南海電鉄だけでなく、高野山ケーブルと南海りんかんバスもカバーしてるので、高野山方面は使い勝手がとても良い。
とかなんとか思っているうちに、15分くらいで「大門」に到着。
現在の大門は1705年に再建されたもので、高さ約25m。 -
ここで本日の行程を確認。
予定としては、「壇上伽藍」→「霊宝館」→「金剛峯寺」→「奥の院参道」→「弘法大師御廟」と周って、後は時間をみて成り行きまかせ。 -
ここ「壇上伽藍」は高野山の中心地。
山内の西寄りで、金堂、根本大塔、西塔、御影堂などの立ち並ぶ一画。
「曼荼羅」の思想に基づいて根本大塔、金堂等が配置されているという。
この「金堂」は、高野山一山の総本堂。
年中行事の大半がこの堂で行われるという。 -
金堂前の「伽藍中門」は1843年に7代目が消失し、開創1200年を記念する主要事業として172年ぶりに再建中。
新たな中門は鎌倉時代の建築様式をもとに、東西25m、南北15m、高さ16mになる。 -
イチオシ
819年、弘法大師によって創建された金堂は幾度も消失し、現在の堂は7度目で1932年に再建されたもの。
ちなみに「弘法大師」とは日本史でおなじみの「空海」のこと。
真言宗の開祖で、816年に高野山を修禅の道場として開創した。
書家としても知られ、「弘法筆を選ばず」、「弘法も筆の誤り」と諺にも出てくる。 -
金堂には入館せず、お堂の周りを1周させてもらった。
その北東側へ周ると鮮やかな「根本大塔」が現れる。 -
「六角経蔵」とも呼ばれる「荒川経蔵」。
1159年の経蔵と歴史は古いが、現在は1934年再建のRC造り。 -
金堂の西側には「山王院」へと続く赤い鳥居。
-
弘法大師が住んでいたといわれる「御影堂」。
-
イチオシ
高さ48.5mの朱塗りの「根本大塔」。
胎蔵界大日如来を本尊として金剛界四仏が安置されている。
拝観料は200円のところ、スルッとKANSAI・3dayチケットの優待券で2割引きの160円。
なお、内部は写真撮影禁止。 -
壇上伽藍の東端には1127年創建の「東塔」。
現在のものは1984年再建。 -
「大会堂」と「根本大塔」。
-
「壇上伽藍」をあとにし、「霊宝館」へ。
拝観料600円のところ、スルッとKANSAI・3dayチケットの優待券で2割引きの480円。
ここも、内部は写真撮影禁止。
国宝、重要文化財など多数展示。
文化財の価値として非常に充実した内容だと思われるが、大半が仏像の展示なので、仏像に興味がなければ拝観料が割高に感じなくもない。 -
「伽藍中門」が再建中ということで、現在「中門作業館」が公開されている。
展示品は多くはないが無料で見学できる。 -
「中門作業館」では実際の作業が見学できるが、ちょうどお昼休中だったもよう。
-
軽く昼食を済ませて「金剛峯寺」へ。
表門の提灯には「五三桐」と「三つ巴」。 -
「金剛峯寺」は高野山真言宗の総本山
この寺は1593年に豊臣秀吉が亡母の菩提のための建立、更に1863年に再建されたのが現在の建物。 -
大玄関には象と獅子の彫刻がみられる。
-
「金剛峯寺」の拝観料は500円のところ、例によってスルッとKANSAI・3dayチケットの優待券で2割引きの400円。
館内は基本的に写真撮影できるが、襖絵と一部展示品が撮影不可。
左側が大広間となっていて、襖には群鶴の絵や松の絵が描かれている。 -
本殿から別殿へと続く渡り廊下と枯山水の庭。
-
1984年弘法大師御入定・1150年御遠忌大法会の際、参詣者への接待所として新設された「新別殿」。
-
「新別殿」では、参拝者の休憩所としてお茶の接待がある。
なかなか粋な計らいである。 -
粋な計らいに気を良くしたら、次は「蟠龍庭」へ。
「蟠龍庭」は2,340?で国内最大級の石庭だという。
なかなかの見ごたえである。 -
イチオシ
雲海の中で雌雄一対の龍が奥殿を守っているように表現されているという。
龍は140個の四国の花崗岩、雲海は京都の白川砂が使われている。 -
「奥書院」の中庭。
ガラス戸に映る木の葉がきれい。 -
ふいに現れた広大な台所。
-
現在も使われているかまど。
上部には巨大な煙突がある。 -
「二石釜」と呼ばれる大釜は一個で98kg、三個で280kg(2千人分)の御飯がつくれるという。
右の方には、食物保存用のつり下ろし台がある。
風通しを良くし、ネズミの進入を防ぐ効果がある。
「金剛峯寺」はなかなか見ごたえがあり、高野山で拝観料を払って拝観するならここは外せないところ。 -
「金剛峯寺」の次は「奥の院」を目指した。
周辺は標高約800mの山中とは思えない街となっていて、117もの寺院が密集する宗教都市となっている。
そんな中、奥の院の「参道」入口近くにある「清浄心院」には、5月だというのに桜がまだ咲き誇っていた。 -
巨木に囲まれた奥の院の「参道」を行く。
「一の橋」から「御廟」まで約2kmの参道沿いには、武将から庶民まで20万基を超える墓碑が並ぶ。 -
例えば武田信玄の墓所。
この近くには上杉家の墓所もあったようだが気付かなかった。 -
結城秀康(徳川家康の次男)の石廟。
秀康の母「お万の方」とともに、石造りの霊屋がふたつ並んでいる。
石造りの霊屋は奥の院では見かけないので、結構目立つ。 -
豊臣秀吉をはじめとする豊臣家一族の墓「豊臣家墓所」。
この近くに織田信長の墓もあったが、思いのほかこじんまりとして地味だった。 -
奥の院「御廟橋」。
御廟橋から先は弘法大師が棲んでいる聖域とされ、飲食、喫煙、写真撮影等が禁止されている。
拝観料は無料だが、他とは異なる厳粛な空気感が漂っている。
まさに「パワースポット」と呼ぶにふさわしい領域だった。 -
中の橋にある奥の院前バス停に向かう途中、「英霊殿」の前の八重桜が満開だった。
-
中の橋付近に並ぶ石灯籠。
-
奥の院前バス停から南海りんかんバスに乗って千手院橋に移動。
そこから「女人堂」の方へ歩いて行く。
途中で見かけた警察署「高野幹部交番」がいかにもレトロな建物。 -
「女人堂」までの途中にある「徳川家霊台」。
拝観料は200円で、ここはスルッとKANSAI・3dayチケットの優待券割引はなし。
写真手前が「家康霊屋」で奥が「秀忠霊屋」。 -
「家康霊屋」。
1643年、三代将軍家光によって創建された。
三間四方の宝形造、東照宮形式として高野山に残る唯一のものだという。 -
「秀忠霊屋」も「家康霊屋」同じく、正面が唐破風の向拝、銅瓦葺きの屋根、江戸時代の代表的霊廟建築として重要文化財に指定されている。
-
細部にいたるまで彫刻や飾金具の技法をこらした装飾がほどこされている。
内部には壁面、天井、厨子にいたるまで金銀蒔絵・極彩色飾金具などで鮮やかに飾られているが、残念ながら内部は公開されていない。 -
「徳川家霊台」から5〜6分歩くと「女人堂」。
1872年まで女人禁制であった高野山へは、女性はここより山内に入ることが許されず、女人堂を起点に細く険しい女人道を通って奥の院参りをした。 -
「女人堂」から200m程度車道を下ったところからは「不動坂」を下って極楽橋駅まで歩くことにした。
この地図では全長2.5kmとなっている。
「不動坂」は高野山への参詣道のひとつで、最も多く利用されていた街道の玄関口に位置している。 -
「清不動堂」(外不動)。
現在の御堂は焼失後再建されたもので、以前は女人堂から1800m下の位置にあったという。 -
道端に咲いているアヤメ科のシャガの花。
-
不動坂の終盤にケーブルカーの下をくぐり、極楽橋駅が見えてくる。
ケーブルカーの発車時刻がもうすぐだったので、少し待って撮影。
しかし、ケーブルが発車するとしばらくして下りのケーブルも下りてきて、南海電車に接続する。
急いで駅まで行かないと次の電車を待つことになる。 -
朱色の「極楽橋」を渡り、駅まで小走り。
無事17:14発の電車に乗って高野山をあとにした。 -
というわけで、例によって今日のおさらい。
極楽橋まで(天下茶屋経由):1300円
高野山ケーブル:380円
南海りんかんバス:370円
根本大塔:200円
霊宝館:600円
金剛峯寺:500円
南海りんかんバス:210円
徳川家霊台:200円
極楽橋から(難波・梅田経由):1250円
正規料金合計:5010円
スルッとKANSAI・3dayチケット:5000円/3日≒1700円
根本大塔:160円
霊宝館:480円
金剛峯寺:400円
徳川家霊台:200円
3dayチケット利用合計:2940円
差額:2070円
スルッとKANSAI・3dayチケット最終日ということで、3日間の総計はというと・・・
吉野・清水編:5430円
姫路・神戸編:6000円
高野山編:5010円
正規料金合計:16440円
吉野・清水編:4740円
姫路・神戸編:4240円
高野山編:2940円
3dayチケット利用合計:11920円
差額合計:4520円
というわけで利用期間と利用可能エリアを理解して、賢くスルッとKANSAI・3dayチケットを活用してください。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
スルッとKANSAI・3dayチケット日帰り旅
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
高野山周辺(和歌山) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ スルッとKANSAI・3dayチケット日帰り旅
0
50