イギリスで友人の結婚式に出席＋しっかり観光♪　1　～カンタベリー編～

2010/09/09 - 2010/09/10

2005年のワーホリ時代、WA（ウェスタン・オーストラリア）の現地ツアーメイトだったイギリス人男性Gくんと日本人女性Tちゃんがめでたく結婚することになりました。

同じくツアーメイトだったベルギー人の友人と一緒に、2人の結婚式に招待されたので、出席してきました。

結婚式後は観光もしっかり楽しみ、旧友との再会も組み込んで充実したイギリス滞在となりました。

こちらはロンドンで友人と待ち合わせして、結婚式が行われるテンターデンに行く途中立ち寄ったカンタベリー観光の様子です。


＜日程＞

1日目　関空→仁川→ヒースロー　（ロンドン泊）
2日目 カンタベリー観光　（テンターデン泊）
3日目 結婚式　（テンターデン泊）
4日目　シシングハースト　（ロンドン泊）
5日目　ウィンザー城、バース、ストーンヘンジ　（ロンドン泊）
6日目　ストラトフォード・アポン・エイボン　（ロンドン泊）
7日目　ロンドン観光　（ロンドン泊）
8日目　ロンドン観光　ロンドン→（機中泊）
9日目　仁川→関空

エリア カンタベリー(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

9：30　関空発　OZ115　11:20　仁川着
13:30　仁川発　OZ521 17:30 ヒースロー着

まずはベルギー人の友人Inkyとの待ち合わせ場所に向かうべく、ソウル経由でロンドンへ。
機内食の葉っぱで包むプルコギが美味しかった♪

ロンドンに着いたらヒースローコネクトに乗って、セントパンクラスのYHAへ。
ユースなんて超久々に泊るけど、今日は寝るだけなので宿代セーブです。
チェックインした後、お部屋で待っていたInkyと無事再会♪
前回はベルギーで会って以来だから2年ぶりだね〜

ディナーを食べるべく、周辺をうろうろするもめぼしい店がなかったので、セントパンクラス駅の「ル・パン・コティディアン」でガスパチョとほうれん草のキッシュをいただきました。

ベルギー発祥のベーカリーレストランですが、パリで朝ごはんを食べたこともあったかな。
2011年には東京にも進出しているようですね。

この日は6人のドミトリーで、ごはんを食べて部屋に戻るとすでに他の4名がいて、静かにしていたので特に絡むこともなくおやすみなさ〜い。

翌朝、YHAのカフェでしょぼめの朝食を食べてセントパンクラス駅へ。
超駅近なので便利です。

8:40発の電車に乗って1時間でカンタベリーウエスト駅に着きました。
ちなみに電車はとてもきれいで快適でした。

カンタベリーの駅は想像以上にしょぼく、ロッカーも当然ないので、キャリーバッグをゴロゴロひきずりながら大聖堂に向かって歩きます（泣）

アフガニスタンに出征するという軍隊のパレードを目撃。
キュロットはいたおじさん達がバグパイプを演奏していました。

町中のインフォメーションに聞いても荷物を預けられる場所はなく、大聖堂も13時半からしか中に入れないと言われたので、お茶したりぶらぶらしたりで時間調整。

イギリスで飲む紅茶はティーバッグでも美味しく感じるのは気のせい？
水が硬水だからかな？

バーガーキングでランチをして、いざ大聖堂へ。
ここは大聖堂の門の前の広場です。

10年前はとてつもなく物価が高いと感じたイギリスですが、この時は円高のおかげでお安く感じました。

カンタベリー大聖堂への入り口、クライストチャーチ門です。

彫刻がおもしろい♪
聖人や紋章がいっぱいくっついています。

イングランド南東部ケント州のカンタベリーは、6世紀末にイギリスで初めてキリスト教が伝わった場所です。

この大聖堂はイギリス国教会の総本山であり、世界遺産でもあります。

イングランド本土に建設された最初の本格的なゴシック建築で、1174年の起工。（それより古い大聖堂は火災で焼失）
ソールズベリ大聖堂と並んで、最も格の高い大聖堂として知られているんだそうです。

大きすぎて近くだと建物全体が写真におさまりません。

12世紀にヘンリー2世と対立した大司教トマス・ベケットが殉教したことから、聖地として多くの巡礼者が訪れる場所でもあります。

そういや世界史でチョーサーの「カンタベリー物語」って覚えたっけな。

カンタベリー大聖堂に巡礼に来て宿屋に泊まりあわせた人たちが、それぞれおもしろい話を披露する、という設定で14世紀に書かれた小説なんだって。
読んだことないわ〜

天井の模様。

ここは14〜15世紀に増築された部分。

お庭も広いし、地下の礼拝堂も迷路のようになっていて見ごたえがありました。

素敵な回廊でした。

天井高っ！

これは垂直性を極端に強調した、「パーペンディキュラー様式（垂直様式）」っていうらしい。
確かに縦線がすごく強調されてます。

とっても広いのと、荷物があるのとでInkyと交代で見学しました。
ここで座って荷物番です。

見上げるとこんな感じ。

大聖堂見学後、駅に戻る途中にイーストブリッジホスピタル（右側の黒っぽい建物）がありました。

ここは昔、巡礼に訪れた旅人たちの中で病気やけがをした人たちを癒した場所だそうで、現在はギャラリーのようになっていました。

カンタベリーのメインストリート、ハイストリートです。

あら、なんだかイギリスっぽくない雰囲気だわ。

ドイツとかにある木組みの家みたいですね。

イギリスといえばパブ♪

ウエスト・ゲートが見えてきました。
この辺りは残っていませんが、カンタベリーは他の多くの中世の町と同様、城壁で囲まれていたのです。
ぶらぶら歩きのときに見かけましたが、城壁は半分ほど残っているそうです。

かわいいパブ♪

カンタベリーはロンドンからも1時間で来れるし、大聖堂も見ごたえあるので、なかなか良かったです。

カンタベリーウエスト駅に戻って、電車でヘッドコーンへ。
超田舎なヘッドコーン駅からはローカルバスに乗って、結婚式が行われるテンターデンへ向かいます。

結婚式編に続く。