2012-2013年末年始家族旅行 ロンドン･パリ８日間の旅（ロンドン編）出発･１日目

2012/12/30 - 2013/01/02

ちょうど去年の正月空けに、うちの奥さんがふと、今年の年末年始は暦の並びで長く休みが取れるよ。と言い出し、うちは、しがない自営業なのでいつもの年末年始は、長くて６日しか休みが取れないので遠出は、あきらめていましたが、今度は、最長８日間とれることがわかり、それじゃあということで、今まで行きたかったけど行けなかった遠くへ行こうということで、どこに行こうかと思案した結果、当初は、アメリカフロリダのWDWに行こうと計画したのですが、最近、UKロックの大御所QUEENにはまっている娘(中３)が、ロンドンに行きたいと言い出し、飛行機嫌いの奥さんも、どうせ長いこと飛行機に乗らなあかんのやったら、私もヨーロッパがいいと言い出しどうせやったら、学生時代に行ったパリにもう一回行ってみたいということで急遽、計画変更。(うちは女性陣の力が強いので、いつものことです。）息子（高２）もそれやったら、世界遺産のモンサンミッシェルにも行ってみたいと。はいはいわかりました。皆さんのご希望がかなう計画を立ててみましょうと、2月ごろから準備に取り掛かりました。とはいっても、私自身ヨーロッパへは行ったことがないので、何から取り掛かろうかと、去年の旅行社のツアーパンフレットを集めてフリーツアーの予算などを調べてみると、さすがに年末年始は、航空会社が選べず、ホテルもBランクでも結構な金額なので、ちょっとやっぱりヨーロッパは無理かなと思っていたのですが、4トラの皆さんの旅行記などを参考に個人手配なら何とか予算内にいけるかなと思い、試しに航空券を調べると、JTB系列のトルノスというサイトで関西空港から行きはKLMアムステルダム経由ロンドン、帰りはAFでパリから関西空港直行で、なんと12月30日出発で
1月6日帰国で、ひとり17万弱で出てたので、とりあえず、押さえました。ここのサイトは、バックがJTBで大手だし
発券手数料が要らないのでお奨めです。（旅行直前に、機内持ち込み物の件で問い合わせたときの対応も抜群でした。）ホテル選びは、結構大変でした。ロンドンのホテルは、ホテルトラベルドットコムというサイトから予約し、
パリのホテルは、ホテルのサイトから直接予約しました。ロンドンからパリへの移動は、ユーロスターのサイトから直接予約しました。（予約手数料がかからないので、ここが一番安いです。予定が決まっている場合は、3ヶ月前から予約できるので早くするほうがお得です。わたしは、3日ほど躊躇してる間に30ユーロほど高くなってしまいました。予約されるときは早い目に！）
　しかし、我が家の語学力（長男英検準2級、長女と私英検3級、奥さんは私に丸投げ、フランス語に関しては皆無）で果たして個人旅行で大丈夫か？そこは、全員O型家族ということで、まあ、なんとかなるでしょ。といつものごとく珍道中始まりです。まずは、長くなるので、ロンドン編とパリ編に旅行記を分けました。それでは、ロンドン編からどうぞ！

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

いつもは、旅行直前から、わくわくするのですが、さすがに年末なので、きのうはぎりぎりまで仕事をして寝る前にばたばたと用意をしたので関空についてやっとわくわく感が出てきました。出発のピークは昨日みたいで、今日(30日)は、それほどでもなくチェックインカウンターも、両替所も、出国審査もさほど混んではいなかったです。写真は出発ゲート南35です。今まで何回も関西空港を利用していますが、南ウイングは初めてでした。なので最初JRの改札を出て、ターミナルに向かっていつものくせで左に行きかけて、案内看板を見たら、KLMは、南ゲートだったのであわてて右に行きました。しかしさすが長距離路線なので、何人乗るねんっていうぐらい乗務員が乗り込んでいきました。今から12時間乗ると思うとわくわく半分、大丈夫かなという気持ち半分ていう感じでした。

KLMの機内サービスは、まあまあっていう感じです。少し空調が寒すぎる感じです。最初の2時間ぐらい、パーソナルモニターの調子が私の席付近みんな悪かったみたいで、見れませんでしたが、一度全体リセットしなおして見れるようになりました。『MIB3』を見ました。おもしろかったです。ウトウトしかけては目覚める繰り返しでぜんぜん眠れませんでした。そうこうしてるうちに、乗継ぎ地のアムステルダム到着です。長かったような短かったような感じです。さすがにアムステルダムは、KLMのブルーの飛行機がたくさん止まっていました。

アムステルダムのスキポール空港は、非常に広い空港ですが、平面での移動なので、表示通りに行けば自分の乗る飛行機のゲートさえ間違えなければ初めてでも簡単に行くことができます。私たちは、イギリスに行くので入国審査もなし(英国はシェンゲン協定国ではないので)いろいろ楽しそうなお店があったので、立ち寄りたかったのですが、アムステルダムに到着する直前に娘が飛行機に酔ってしまったのと乗り継ぎ時間があまりなかったのでそのままロンドン行きのゲートまで行きました。次もし来ることがあれば、乗り継ぎ時間をもう少しとってもいいかも。

ロンドンまでは、この小さな飛行機で行きます。出発ゲートから結構長くバスに乗り、このタラップまで来ました。ほんとに広い空港です。外は風が強くとても寒かったです。乗り込むとホント乗り合いバスのように真ん中通路を挟んで、2列ずつの狭いシートでした。理由は良くわからないのですが、乗り込んでから出発が1時間ほど遅れました。その間この窮屈なシートに座ったままで、飛行機酔いした娘がかわいそうでした。それなのに、機長が、遅れてるのは、俺のせいじゃないからねみたいな感じで、しれーっとした顔してコクピットから出てきて、CAのおねいさんに紅茶を入れさせ、談笑してるのをみてちょっとむかつきました。日本人ではありえへん！しかしこれも西欧クオリティなのでしょう。がまんがまん！でも、怖い顔した客室乗務員のおっちゃんは、娘に水をくれたりおう吐物を捨ててくれたり世話を焼いてくれていました。顔に似合わず優しい人でした。そうこうしてるうちに出発し、ウトウトしてたらもうロンドンでした。

ロンドンの入国審査は非常に混んでおり、30分以上並びました。インド系の方が多かったように思います。長く待たされたのと、眠いのと長旅で疲れたのと、やっとロンドンに着いてほっとしたのとで、テンぱってしまい、ごく簡単な英語が聞き取れず、入国係官のおねいさんにこいつあかんはという顔をされ、息子が代わりに答えていました。その後家族からバカにされました。写真は、ヒースロー空港第4ターミナルを出てすぐのタクシー乗り場です。出てすぐなのですぐにわかります。誘導係のおねいさんがいててきぱきと誘導してくれます。あとは、ドライバーにホテルの住所を見せるだけでOKです。

ヒースロー空港からタクシーで50分ぐらいでロンドンでの宿泊ホテル『カドガンホテル』に到着。チップ込みで70ポンドでした。このホテルは、後期ヴィクトリア朝時代の歴史ある建物で、重厚感がありました。劇作家のオスカーワイルドの常宿としても有名です。ここまで乗せてくれたタクシーのドライバーのおっちゃんも知ってました。かなり訛りのある英語で説明してくれました。１１８号室は、彼の部屋として人気があります。そこだといいねと話していましたが、部屋のグレードが、我々が予約した部屋より上なので無理だと思っていたのですが、チェックインのとき、なぜか、フロントのイケメンのスタッフが、広い部屋にアップグレードしました的なことを言ってくれて、デラックスツインという部屋を二部屋予約したのですが、そのうちの一部屋は、なんと、１１８号室のオスカーワイルド部屋にしてくれました。超ラッキーでした。

うわさのオスカーワイルド部屋です。

部屋の感じは、こんな感じです。天井が高く、実際よりも広く感じます。とても趣のある部屋で、しかも角部屋です。

部屋の窓から見た景色。

ホテルの前のスローンストリートは、高級ブランド店がナイツブリッジまで続いています。セレブ御用達って感じ。ホテルの場所は、ピカデリーラインのナイツブリッジ駅とサークルラインのスローンスクエア駅のちょうど中間にあり、どこへ行くのも便利で、バス停もホテルのすぐ前にあります。まわりの環境も、大使館や公園があり、とても治安がよさそうでした。フェラーリやポルシェといった高級車が路上駐車しているのを見ると、治安はよいのだと思います。当初は、着いた日にハイドパークのクリスマスフェアに行こうかと思っていたのですが、さすがに長距離の移動で、皆、疲れていてこの日は、そのままどこへも行かず、すぐに寝ました。