キーム湖のへレンキームゼー城を訪ねたあと、今回の旅の最後の目的地ベルヒテスガーデンへ向かいました。ここで２泊して、ベルヒテスガーデン国立公園内の景勝地を訪れることにしています。<br /><br />今回泊まったベルヒテスガーデンの〈アルペンヴィラ・ベルヒテスガーデン（Alpenvilla Berchtesgaden）〉は、客室数８室のＢ＆Ｂ。宿の情報集めををしているときにたまたま見つけました。<br /><br />どうやらオープンしたばかりのようで、Booking.com には載っているものの、新しすぎるためか、クチコミ評価がまだありませんでした。ここを予約するのは冒険すぎるかも？　連泊するから、ハズレたらつらい。でも、部屋は広いし、新しいから綺麗なのはたしかだし、おまけに料金がとても魅力的。通常、１泊朝食込みでふたりでスーペリア・ルーム170ユーロのところが135ユーロだったのです（オープン記念の特別料金かなんかだったのかも？）。というわけで、自分の勘を信じてここを予約することに。<br /><br />で、実際に泊まってみたら――大当たり～～！！<br /><br />★Alpenvilla Berchtesgaden<br />　http://www.alpenvilla-berchtesgaden.com/<br />　<br />※予約した当時は、Booking.com で２泊で予約できましたが、現在は３泊からしかできないようです。ただ、宿の公式サイトではそのような記載はないので、直接予約をすれば１泊からでもＯＫなのかもしれません。<br /><br /><br />【旅程】<br /><br />□8/04　（午前）成田発 ⇒（夕方）ミュンヘン着<br />　　レンタカー・ピックアップ　オーバーアマガウへ（オーバーアマガウ泊）<br />□8/05　ミッテンヴァルト近郊の湖水地帯をハイキング<br />　　 → ミッテンヴァルト村散策（オーバーアマガウ泊）<br />□8/06　アルプシュピッツェ・ハイキング<br />　　 → ツークシュピッツェ展望台＋アイプ湖散策（オーバーアマガウ泊）<br />□8/07　エッタール修道院 → テーゲルン湖・ヴァルベルク展望台（テーゲルン湖畔泊）<br />■8/08　キーム湖（へレンキームゼー城見学）<br />　　 → ベルヒテスガーデンへ（ベルヒテスガーデン泊）<br />■8/09　イェンナー展望台<br />　　　→ ケーニヒス湖クルーズ＋オーバー湖散策（ベルヒテスガーデン泊）<br />■8/10　ケールシュタインハウス＋ラムザウ村＆ヒンター湖散策<br />　　　→（夕方）ミュンヘン空港へ　レンタカー返却（ミュヘン空港内泊）<br />□8/11　（午前）ミュンヘン発 ⇒〔フランクフルト乗り継ぎ〕⇒（機中泊）<br />□8/12　⇒（朝）成田着

ドイツ・アルプス　山と湖を巡る旅（10）～ベルヒテスガーデンの小高い丘に、素敵なＢ＆Ｂがありました

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2012/08/08 - 2012/08/10

38位(同エリア124件中)

#ホテルステイ

ショコラさん

キーム湖のへレンキームゼー城を訪ねたあと、今回の旅の最後の目的地ベルヒテスガーデンへ向かいました。ここで２泊して、ベルヒテスガーデン国立公園内の景勝地を訪れることにしています。

今回泊まったベルヒテスガーデンの〈アルペンヴィラ・ベルヒテスガーデン（Alpenvilla Berchtesgaden）〉は、客室数８室のＢ＆Ｂ。宿の情報集めををしているときにたまたま見つけました。

どうやらオープンしたばかりのようで、Booking.com には載っているものの、新しすぎるためか、クチコミ評価がまだありませんでした。ここを予約するのは冒険すぎるかも？　連泊するから、ハズレたらつらい。でも、部屋は広いし、新しいから綺麗なのはたしかだし、おまけに料金がとても魅力的。通常、１泊朝食込みでふたりでスーペリア・ルーム170ユーロのところが135ユーロだったのです（オープン記念の特別料金かなんかだったのかも？）。というわけで、自分の勘を信じてここを予約することに。

で、実際に泊まってみたら――大当たり～～！！

★Alpenvilla Berchtesgaden
　http://www.alpenvilla-berchtesgaden.com/
　
※予約した当時は、Booking.com で２泊で予約できましたが、現在は３泊からしかできないようです。ただ、宿の公式サイトではそのような記載はないので、直接予約をすれば１泊からでもＯＫなのかもしれません。

【旅程】

□8/04　（午前）成田発 ⇒（夕方）ミュンヘン着
　　レンタカー・ピックアップ　オーバーアマガウへ（オーバーアマガウ泊）
□8/05　ミッテンヴァルト近郊の湖水地帯をハイキング
　　 → ミッテンヴァルト村散策（オーバーアマガウ泊）
□8/06　アルプシュピッツェ・ハイキング
　　 → ツークシュピッツェ展望台＋アイプ湖散策（オーバーアマガウ泊）
□8/07　エッタール修道院 → テーゲルン湖・ヴァルベルク展望台（テーゲルン湖畔泊）
■8/08　キーム湖（へレンキームゼー城見学）
　　 → ベルヒテスガーデンへ（ベルヒテスガーデン泊）
■8/09　イェンナー展望台
　　　→ ケーニヒス湖クルーズ＋オーバー湖散策（ベルヒテスガーデン泊）
■8/10　ケールシュタインハウス＋ラムザウ村＆ヒンター湖散策
　　　→（夕方）ミュンヘン空港へ　レンタカー返却（ミュヘン空港内泊）
□8/11　（午前）ミュンヘン発 ⇒〔フランクフルト乗り継ぎ〕⇒（機中泊）
□8/12　⇒（朝）成田着

エリア

ベルヒテスガーデン(ドイツ)

旅行の満足度: 5.0

ホテル: 5.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: レンタカー

旅行の手配内容: 個別手配

ベルヒテスガーデンの町に入りました。キーム湖からここまで１時間ちょっとでした。

向こうにドイツ・アルプスの山並みが見えています。
こちらがこれから２泊するＢ＆Ｂ〈Alpenvilla Berchtesgaden〉。
サイトの写真で見ていたとおりの外観で、いい感じ〜。

ここからベルヒテスガーデンの中心部までは１kmほどあるので、町の観光やショッピングにはやや不便かもしれませんが、眺め重視の方や、静かな所でゆっくり過ごしたい方、レンタカーで旅行される方にはおすすめです（駐車料金無料）。

ちなみに、駅から中心部までと駅からこの宿までは（こっちは坂道だけど）、距離的には同じくらいのようです。コネクティングルームやシングルルームもあるので、家族旅行やひとり旅の方にもいいかも。
１階のテラスにはテーブルが出されていて、朝食はここでも食べられるとサイトに書いてありました。
宿の入口まで来ると、大柄な男性が出てきて、「ようこそ！　さあどうぞ中へ。あなたがたのお部屋はこっち、こっち」と、わたしが持っていた荷物をさっと取って、建物の中へスタスタと運んでいっちゃいました。

この男性が宿のオーナー？　あの〜、わたしたちまだ名前も名乗っていないんですけど〜。

この男性、やっぱり宿のオーナーでした。この日、アジア人の宿泊客はわたしたちだけだったので、それでわかったんでしょうかね。

←エントランス前のディスプレイ。鉄製のネコのオブジェが素敵。
小ぶりながら居心地のよさそうなラウンジ。暖炉もあります。

客室階の廊下。
泊まったお部屋には〈Hoher Goell〉という名がついていました。南東角部屋で、広さは52平米もあって、広々〜。

こちらはリビングエリア。窓が２方向にあり、とても明るい。
インテリアはフレンチ・シックな雰囲気で、すごくいい感じです。

左端にちらりと見えているドアの向こうにベッドルームがあります。
こちがベッドルーム。

グレー・トーンのインテリアに、壁とピロークッションの赤がいいアクセントになっています。
ウォークインクローゼット。２畳くらいのスペースがあります。
これだけの広さがあれば、冬スキーで荷物の多い宿泊客も荷物の置き場に困りませんね。
バスルーム。新しくてピッカピカ。

使い勝手がよく、デザインもオシャレ。
このお部屋はバスタブ付きではありませんでしたが、シャワールームにミストサウナが付いていました。ブースの中に椅子があるのはそのためです。

オーナーが部屋に案内してくれたとき、「この椅子、このぼくが座っても大丈夫だったから、安心して。ちゃんと試したんだ」との説明に、夫もわたしも思わず爆笑。
このお部屋には南面と東面にぐるりとバルコニーが設けられていて、

そこからの眺めは――
すご〜い！

写真に写っている中央の山はケールシュタイン山。山頂のちょっと左寄りにぽこっと出っ張っているのが、ヒトラーの山荘〈ケールシュタインハウス（別名イーグルス・ネスト（鷲の巣）〉（←と、オーナーが教えてくれました）。
ベルヒテスガーデンの山並みがぐるっと見渡せます！！

まん中の大きな木の後ろにちらりと見えるのがイェンナー山（と、これもオーナーが教えてくれました）。

この右手にはヴァッツマン山群があるのだけど、このときは山の上のほうが雲に隠れていて見えませんでした。

バルコニーの真下は、朝食ルーム併設のテラス。
バルコニーの東面から見た様子。

ここからだとケールシュタインハウスが見やすい。
ひと息ついたので、ちょっとお散歩に出かけました。

木の間から見たＢ＆Ｂ。
フットパスがあり、ここを歩けば町のほうへショートカットできます。
見晴らしいいなぁ。
Ｂ＆Ｂからフットパスを歩いて５〜６分のところにあるイタリアンレストラン〈VILLA - REGINA〉。今日の夕食はここを予約しています。

この建物は19世紀半ばに建てられたもので、かつてはバイエルン王の別荘だったそうです。

歴史を感じるルネッサンス様式の外観とはうってかわって、内部のインテリアは都会のレストランかと思うほど、とても洗練されていて、山岳地帯にいることを忘れてしまいそうでした。

★レストラン〈VILLA - REGINA〉
　http://www.villa-regina.biz/index.html
店内の照明が暗めだったので、まともにとれた写真はこれだけ（いや、単に下手だっただけです、はい）。

前菜にスープを頼み、メイン料理はアンズ茸のパスタ。

大のキノコ好きなので、アンズ茸の季節に来合わせることができてハッピー♪　麺はモッチモチのアルデンテで（ドイツではかなり珍しいかも）、アンズ茸とのからみ具合も絶妙で、とてもおいしかった！

本場イタリアではパスタはプリモ（第１の皿）ですが、このお店ではセコンド（第２の皿／主菜）としてメニューに載っていて、ちょっと不思議に思いましたが、サーブされて納得。とてもプリモの量ではありませんでした。

デザートにはジェラートを食べて、この日の夕食は終了。
翌日の朝。

お天気はちょっと曇りぎみでしたが、テラス席で朝食を食べることができました。焼きたてのワッフルがとてもうれしい。

緑いっぱいの中で食べるおいしい朝食に、朝からテンション上がります。
ふと見ると、草むらに棒高跳びのオブジェが。

朝食を食べているとき、隣のテーブルに座っていた年配の男性に「日本から来たのか？」と話しかけられました。この方、日本にガールフレンドがいるとかで、５〜６回、日本へ行ったことがあるのだそう。東京に北海道に京都にも行ったとのこと。

わたしが男性に「どちらからいらしたんですか？」と尋ねると、「あそこから」と言われて、思わず、えっ？？　男性が指差した方を見ると、民家がありました。この方、この町の住人で、週に何回かここで朝食を食べているんだそう。なーんだ、そういうことだったのか。
この日は朝食のあと、イェンナー展望台と、ケーニヒス湖＆オーバー湖へ出かけました。それについては別にまとめます。

夕方、宿へもどってきて、バルコニーから外を見ると、ヴァッツマン山群が顔を見せてくれていました！
まん中の山が、この日行ってきたイェンナー山。
山の頂上のケールシュタインハウスもよく見えます。明日はあそこへ行く予定です。
２日目の朝食。
この日はオーナー手作りの白ソーセージがゲストに振舞われました。

作りたてのソーセージのなんておいしいこと！！！
チェックアウトの朝のヴァッツマン山群。

２泊しかできなかったのが残念〜。

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