駅から見沼田んぼハイキング

2012/11/25 - 2012/11/25

JR東日本の駅からハイキングに参加してきました。

１０月に初参加して、嵌ってしまい２回目。
今回は、さいたま市の見沼田んぼを散策する約９キロのコースです。

※見沼田んぼは、江戸時代に見沼の新田開発により、誕生した緑地。

エリア 埼玉

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄

出発地点の埼玉高速鉄道・浦和美園駅。

東急線、南北線を経由して１時間ちょっとです。

駅でチェックインしてさぁ、出発！
でも、埼玉高速線の駅にＪＲの職員。違和感あります。

浦和美園駅 駅

さいたまスタジアムのお膝元だけあって、マンホール蓋もサッカーボールがモチーフです。

今回は、コースの途中６箇所でスタンプ押してもらえるスタンプラリー付き。
子供がいるとこういうの助かります。

最初は大興寺。真言宗のお寺です。

ここまで約１．１キロ。

立派なイチョウとお堂が絵になります。

駅ハイ参加者で大賑わい。

お寺を後に、住宅街を歩きます。

所々に竹やぶや、雑木林が残ります。

2箇所目。
日光御成街道の大門宿本陣表門です。

続いて大門神社。
この辺りの守り神です。

駅から約２．１キロです。
通常であれば２０分強で歩ける距離ですが、子供連れなので、所要時間は４０分ほど。

左甚五郎の作とも言われる竜の彫刻。

境内には大きなイチョウの木。ここのも立派です。

東北道を越えて、西南方向に進みます。

３連休最終日ですが、車は少なめです。

浦和市の標記が残ります。

緑に囲まれた道を歩いて行きます。

見沼代用水東緑。
見沼田んぼの端っこの様です。

１１時半。
折り返し地点の民家園に到着しました。
市内にあった古民家７棟を移築、保存しているです。

浦和くらしの博物館民家園 美術館・博物館

見沼太鼓演奏中。

旧中島家穀櫃

旧蓮見家住宅。
１８世期前半の建築で市内最古だそう。

中も見学出来ます。

囲炉裏を囲んでの飲食、いいですよね。

獲っちゃダメよ。

焼そばを食べて暫し休憩です。

揚げ玉と桜海老たっぷりで、美味しい〜。

さぁ、残り半分。
がんばりましょう！

後半戦は、まず芝川調整池の外周を歩きます。

こういうところがまだ残っているんですねぇ。

気温も高めで、とても気持ちがいい〜。

メダカとかフナとか、ザリガニがいそうな小川。
こんな風景も少なくなりました。

見沼田んぼを横断する武蔵野線。

スマホで撮ったので、シャッターを切るタイミングが難しい。架線柱と被ってしまいました。

スタートから８キロ弱。
今回最大の見所の見沼通船堀に到着しました。

見沼田んぼの真ん中を流れる芝川と、東西の代用水を結ぶを運河です。

ただし、ただの運河ではありません。
芝川と代用水とは３ｍの高低さがあるため、閘門と呼ばれるもので川を区切って水量を調整して、舟を通していたそうです。
そう、パナマ運河と同じ方法です。スケールは大分違いますが。

これが閘門。

木の板を嵌めて仕切ります。

殆んど水の流れていない代用水ですが、閘門で仕切った際は、道路のすぐ下辺りまで、水が来るそうです。

板を入れて仕切る様です。

芝川を渡って、反対側へ。

舟の通行を管理していた鈴木家の住居の一部が、開放されていました。

用水沿いの立派な建物。

江戸時代に実際に使用されていた舟を１／２で再現したもの。

これでも、公園のボートくらいあります。
この倍の大きさで堀を通れたのかと、ちょっと思ってしまいます。

屋敷の後ろは、西側の代用水。

こちらも同じ様に閘門で仕切って、舟が行き来しました。さっきとは川の流れが逆です。

ゴールまでもう少し。

駅近くに見事な竹林。

ゴール！

約４時間半で、無事に辿り着きました。

東浦和駅 駅

今日のバッチは、Ｅ４系新幹線と、埼玉高速線の鉄道むすめでした。

次回はどれに参加しようかな。