駅から行田歴史浪漫ハイキング

2013/11/10 - 2013/11/10

久しぶりの駅からハイキング。

コースは、北鴻巣駅から行田市内を巡って、秩父鉄道行田市駅までの約１０キロ。

途中には、さきたま古墳群、戦国時代の遺構やＢ級グルメと盛りだくさん！

さぁ。出発！

エリア 行田・羽生・加須(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

朝の地震と異音確認の影響で、予定より３０分ほど遅れてスタートの北鴻巣駅に到着しました。

駅前には甲冑を着た人もいて、イベントを盛り上げてくれています。

北鴻巣駅 駅

まずは、石田堤を経由してさきたま古墳群へ。

駅からの道には、さきたま古墳に因んだオブジェが点在しています。

遊歩道を進みます。

車が来ないので、子供連れにはありがたいコースです。

上越新幹線の高架の近くを歩いて行きます。

天気予報は曇りのち雨でしたが、しばらくは大丈夫そうな空です。

遊歩道を少し外れて、石田堤に到着。ここまででスタートから３キロ弱です。

「のぼうの城」でも有名になった石田堤。
石田三成が忍城攻めに際し、築いた堤防で、今も一部が残っています。

ちなみに写真は、新幹線の高架下から撮りました。
ということは、新幹線の車窓かも見えるのかもしれません。

堤防の上。

残念ながら立ち入りは出来ません。

見づらいですが、断面も観察出来ます。

石田堤 名所・史跡

遊歩道に戻って、さきたま古墳群へ。

コースの約半分。約２時間でさきたま古墳群に着きました。

さきたま古墳公園 公園・植物園

初めて来ましたが、予想以上の規模です。

資料によれば、６世紀ごろの前方後円墳8基と円墳1基があるとのこと。

これだけの規模があるんなら、もっと有名観光地になってもよさそうなもんですが、埼玉県以外での知名度はいまいちです。

古民家が移築されていました。

でも、なんか場違いな感じ。

（さきたま）が（さいたま）に。

同じ様に、（おおいた）は、（おおきた）だったそう。

埴輪が多く出土するだけあって、ｍｙ埴輪も作れます。

さきたま古墳群のメインは、この丸墓古墳。

日本最大の円墳です。

丸墓古墳からは、周囲が一望。

ここに陣を構えた石田三成も見たであろう忍城方面の眺め。
写真じゃ分かりにくいですが、肉眼ならちゃんと見えます。

あと５キロ。がんばって歩きましょう。

住宅街をぶらぶら。

石田三成の軍勢も忍城に向かって進んだ辺りでしょうか。

行田の中心部に着いて、最初の見学はスポットは高源寺。

忍城主成田家家老の正木丹波守利英が開いたお寺だそう。

ご本人のお墓もあります。

続いて斜め向かいの佐間天神社。

樹齢４００年の巨木が迎えてくれるここも、正木丹波守縁の神社です。

お参りも忘れずに。

沼地が点在していた戦国の世の名残を残す水城公園。

水城公園 公園・植物園

池と道路の間に柵がない風景って、なんか東南アジアの様。

水城公園の脇に行田名物のゼリーフライ屋さんを発見！

１個６０円と子どものおやつ価格です。

清善寺に残る成田家の家紋。

街角にＣ５７が静態保存されていました。

今日の行田は、忍城時代祭が、開催中。

いろいろな屋台が並んでいますが、やはり人気は、ゼリーフライ。

行列の出来ていた坂さんのゼリーフライ。
水城公園の駒形屋さんよりも、おからの味が濃い一品でした。

どちらも美味しいＢ級グルメです。

お腹も一杯になって、ようやく忍城祉にやって来ました。

残念ながら現在の建物は、２５年ほど前に再建されたもの。

戦国時代の姿が残っていれば、世界遺産入りしたかもしれない？忍城。
市役所移転とかで、もう少し広範囲に整備なんてどう？なんて、思ってしまいます。

忍城址 名所・史跡

櫓も実際とは違うかな。

ゆるキャラもいます。

新たな名物？

はにわドッグ。

最後は、蓮華寺。

忍城の鎮守として建てられたそう。

ここにも、燈籠に成田家の家紋が残ります。

ゴール！

歩き始めて６時間、１０キロ完走です。

ここから熊谷駅まで出てＪＲ線で帰宅です。

行田市駅 駅

切符が硬券。

やって来たのは、元東急８０９０系の車両。

しかも中間車からの改造を行った７８００系です。

１０００系ではなかったものの、珍車に乗れて最後まで楽しめました。