2012/11/08 - 2012/11/16
4245位(同エリア22960件中)
ELさん
8年ぶりに訪れたバンコク。
パヤタイ駅に降りた瞬間、街の匂いに喚起され昔の記憶が一気に蘇ってきた。
特別な目的もなく気の向くままに街を見て回った一週間。
新しさと懐かしさが交錯する楽しい旅になった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 バイク
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
4日目。
朝の5時に目が覚める。
体内時計のせいでどうしてもこの時間には起きてしまう。
部屋にいても仕方ないので、タクシーでルンピニー公園の朝の様子を見に行くことにした。
拾ったタクシーは窓全開でウィッタユ通りをぶっ飛ばす。
生ぬるい風がなんとも気持ちいい。 -
朝6時のルンピニー公園。
夜もまだ明けきらないというのに、人、人、人。
今日は何かのイベントかと思うほど。
時間がたつにつれランニングする人の波がさらに大きくなる。ルンピニー公園 広場・公園
-
タイ人ってこんなに走るの好きだったっけ?
在住ファランなのか、時々混じって走っていたけど、さすがにフォームがしっかりしている人が多い。
しかしまぁ、朝とはいえ蒸し暑い中よくやるなあ。
運動とはあまり縁のない自分には理解し難い。
このあと救急車が2台、公園から出ていくのを見た。
過ぎたるは及ばざるが如しですの。 -
正門前でやっていたエアロビクスを横目に、ラマ6世像まで来た。
これをじっくり見るのはたぶん17年?18年?ぶりくらい。
ここは昼間はちょっと暑すぎて逃げ場もないからなかなか来れない。 -
公園の屋台で朝食でもと考えていたが、どうもお粥や豆乳といった気分でもない。
ホテルに帰って朝食をとることに。
ルンピニーからの帰りに乗ったタクシーはタバコ公社の敷地内を通ってショートカット、そのままソイ4へワープ。(笑)
ホテルの予約は朝食なしのプランだったはずなのに、なぜか朝食券をもらえたので、遠慮なく使わせてもらう。
バイキングは品数も多くはないけど普段は食パン一枚なんで個人的には十分。
中東客のためにフムスなんかもあったけど、手を付けず。ロハス レジデンス スクンビット ホテル
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バスタブにお湯を張って温泉の素を投入。
カラダを触られるマッサージは好きではないので、疲れた時にはこれが一番。 -
汚れ物が溜まってきたので洗濯機を回して少し寝ることにした。
・・・が、この大陸製の洗濯機、安物なのか物凄い音を立ててくれる。
このまま爆発するんじゃないかと思うくらい。
とてもじゃないけど寝られなかった。
洗濯機回すのは外出時に限りますな。
失敗失敗。
でも、洗濯乾燥はしっかりやってくれたので、とっても助かった。 -
うるさくて仕方ないので、ロビーに降りて読書。
近藤紘一著「バンコクの妻と娘」。
近藤紘一がバンコクに赴任してきた当初、奥さんと二人で暮らしたのがここからほど近いソイ・トンソンにあるアパートで、そこはオーナーも名前も変わったそうだが、今もあるらしい。
ベトナム人の奥さんを射止めたサイゴンでの長屋暮らしと違って、バンコクではなかなか庶民の暮らしには入り込めなかった様子。
できることなら当時のバンコクを旅してみたいもんだ。 -
今日はBTSに乗って線路の東の果てへ。
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ベーリン駅までやって来た。
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バイタクに乗ってバンナー・トラート方面へ。
目指すは折りたたみ自転車の専門店。 -
到着したけど、閉まってる。
「あちゃー、こりゃ出直しかあ」と思っていたら、お店の前で立っていたおじさんが声をかけてきた。
話を聞くと、今日納車なのでやってきたけど閉まっていたので、今オーナーの連絡先をスマホで探しているところだと。
お店のFBに連絡先があったのを知っていたのでそのことを言うと、連絡先がわかり電話。
オーナーと連絡が取れ、今ご飯を食べてるからあと20分待ってくれと。
今日納車で嬉しそうなおじさんと自転車話に花が咲き、木陰とはいえ炎天下で待つこと30分。
ようやくオーナー夫妻がやって来て、お店の中へ。 -
店内。
おしゃれっす。 -
エリザベス女王即位60周年を記念して作られた限定車。
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こっち側もおしゃれディスプレイ。
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せっかく来たんで専用パーツをいくつかとグリップを購入。
日本に旅行に行ったときはどこへ行けばいいかと相談されたので、日本の自転車乗りの聖地、しまなみ海道に是非とお薦めしておいた。 -
チットロムまで戻ってランチ。
某ガイドブックにセントラル・チットロムにあるフードコートのカオソーイ・ガイが美味しいと載っていたので試しに食べてみた。
ちょっと甘みが強い、というか甘味噌入れ過ぎたかもしれないけど、とっても上品なお味。
大きな鶏肉も入っていてなかなか美味しかった。セントラル フード ロフト アジア料理
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スタイリッシュな店内からオークラの空中プールを望む。
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お買い物の続き。
Take 5 Bangkok。
サイアムにある映画館、リドの2階にある主に日本のジーンズを扱うお店。
もちろん日本で買うより割高。
先月伊勢丹であった桃太郎ジーンズの催しではバンコク限定ジーンズの受注会があって、お値段15000Bと35000Bだった。
先月来てたら買ってたかも。 -
ジーンズは買わなかったけど、代わりにゲットしたもの。
桃太郎ジーンズのTシャツにトゥクトゥクのバックプリントをあしらったもの。
わざわざ来たかいがあった。 -
満足いく買い物もできて、ホテルへ戻って一休み。
・・・のつもりがぐっすり寝てしまい、目が覚めたらすっかり夜。 -
一昨日食べたカオマンガイがまた食べたくなって、再びプラトゥーナムにあるミッドナイト・ガイトーンへ。
今日はピセットを頼んだけど、タンマダーとの違いがよくわからん。
でも美味いことには変りなし。ミッドナイト ガイトーン 地元の料理
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銀色の蒸し器でガイダム(黒鶏)の薬膳スープが蒸されてる。
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青い看板が目印。
19:00から4:00まで営業の表記が。
お店のフェイスブックによると18:30から毎日営業してるそう。
看板のところを拡大してみたら、創業2519年とある。
今年って2555年だったか、だからここも老舗だね。 -
滞在中にもう一回と思っていたけど、残念ながら機会がなかった。
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部屋に戻って再びお楽しみのコレ。
買い置きして冷蔵庫に残しておいたもう一本のマンゴーソフトオムレット。 -
大人なので恵方巻きのごとくまるごと一本食い。
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う、うめぇ。
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名残惜しくも最後の一口をパクリ。
うーん、余は満足じゃ。
一本丸々食べたら睡魔が襲ってきた。
疲れも出てきたのでおとなしく就寝。 -
5日目の朝。
ちょっと不安定な空模様。
今日は宿を移動する。 -
ホテルの朝食を取り、ソイ2の入り口にあるスタバへ。
ソファー席で通勤風景を眺めながらマッタリした時間を楽しむ。
注文の際、少々迷っていると「この人たぶんタイ人じゃないのよ」との従業員同士の会話が聞こえた。
思わず「タイ人じゃないですよ」なんてタイ語で返事をするものだから余計混乱させてしまう。
今回の滞在中こういうことが他でもあった。
もう少し観光客然としたほうがよかったかも。 -
部屋に戻って荷物をまとめてチェックアウト。
ホテルのトゥクトゥクでスクンビット通りまで送ってもらい、道を渡ってタクシーを拾おうとすると、クルマが消えていた。 -
少々非現実的なバンコクの風景。
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来ました。
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白昼夢の理由はこちら。
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やんごとなきお方のお通り。
それでも昔に比べればかなりと簡素化されたのだとか。 -
行列は通過して通常のスクンビット通りに戻った。
タクシーをつかまえて東へ移動すること1分。(笑)
グランデ・センターポイント・ターミナル21に到着。グランデ センター ポイント ホテル ターミナル 21 ホテル
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やはり部屋はまだだというので、荷物だけ預かってもらう。
しかし、ホテルのレセプションの人はなんで英語を使いたがるんだろうなあ。
こっちがタイ語で話しかけても外人と分かるとお構いなしで英語で返ってくる。
英語のほうが聞き取れないことが多いのでちょっとストレスが溜まる。
なんとか手続きを済ませ、広々としたロビーで人心地。
ここのロビーはセルフでコーヒー、お茶、水、タイのジュースがフリーで飲むことができて有難かった。 -
ホテルも移動したので、少々気が早いけどおみやげを買いに行く。
まずはBTSでバーンジャークへ。 -
この辺りまで来るとローカル色がだいぶ濃くなってくる。
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ソイ93に入って歩くこと3分ほど。
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やって来たのはジム・トンプソンのアウトレット。
隣の公文式の看板が目印。
美味しいと聞いたクッキーとスパイシーなナッツを購入。
シルク製品は・・・よくわからないのでパス。ジム トンプソン ファクトリー アウトレット (スクンビット93店) 専門店
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続いてBTSを一路西へ。
焼け落ちたサイアム・スクエアも再開発中。 -
スラサック駅で降りて少し歩いて到着。
アパイプーベート。ハーブ製品の工場直売店。
定番のマンゴスチン石鹸や帯状疱疹のクリームなどを購入。
日本語で効用などを説明したコピーをくれるので買い物しやすかった。アパイプーベート (タイCCビル店) 専門店
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お店は有名なタイ料理店、ブルーエレファントの奥にあるビル内。
1階の入って左側。 -
アソークに戻ってきてチェックイン。
とにかく立地で選んだホテルだったけど、思った以上に高級感があった。
こんなホテルは柄じゃないけど、たまにはいいかなと。 -
ここをキャンプ地とする。
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19階の部屋だった。
チェックイン時に「眺めのいい部屋をお願いね」と美人なおねえさんにお願いしたんだけど、もうちょっと上が良かったかな。 -
隣や廊下の音も聞こえません。
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冷蔵庫も大型が設置。
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シャワーブース。
お湯の量も排水も問題なし。 -
バスタブもゆったりしていてくつろげた。
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ウォシュレット完備。
便座が温かいのが泣ける。 -
アソーク通り北方方面を望む。
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ホテルからはBTS駅にもターミナル21にも直結。
こちらはBTSアソーク駅への通路。 -
せっかくなのでターミナル21のフードコートを利用してみる。
どのお店のメニューを見ても他のフードコートはもちろん、バンコク市街の屋台よりも安い価格表示に驚いた。
後で知ったことだけど、ターミナル21全体の集客戦略としてフードコートの価格を抑えているのだとか。 -
で、選んだのはセンレック・ナムトック・ルークチン・ムー(血入り汁あり細米麺豚つみれ入り、食べかけ)。
大好きなクイティアオ・ナムトック。
昔、センヤイ(太米麺)が好きだと言ったら子供みたいだと笑われた。
センヤイは子供の食べるものだという認識が果たしてタイ人の共通認識なのかはいまだに謎。
今はセンレックが一番好き。
昼時を少し外して行ったけど、超満員で席を探すのも一苦労。
結局これ一回しか行かなかった。ピア21フードコート(ターミナル21) 地元の料理
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友人に会いに待ち合わせ場所のカオサンへ。
今日は一駅地下鉄に乗ってセンセープ運河ボートで向かう。
アソークの船着場は地下鉄ペッブリー駅から徒歩20秒。 -
路線図。
よりによって船着場の印の上にボルト通さなくても・・・。 -
終点のパンファーまで14B。
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プラトゥーナムで船を乗り換える。
チケットは通しでそのまま。 -
ラチャテウィー船着場。
ジムトンプソンの家まで川沿いの通路を歩いて行ける。 -
泥水飛沫防止のためこれを引っ張る。
この席に当たった人はしっかり引かないと顰蹙を買っちゃう。 -
こんな感じで景色を楽しむにはちと辛い。
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増水期には屋根の上部が運転手の手動でカクっと可動して橋と衝突するのを避けられるようになってる。
それでも衝突するくらいの増水だと・・・運休すね。 -
今回はカクっと可動しなかった。
見たかったのに残念。 -
パンファー船着場に到着。
切符の売り子が小柄で可愛らしいおねえさんだったのでビックリ。 -
バイタクでカオサンへ。
船着場から30B。 -
また来ちゃいました。
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やっぱりここは落ち着く。
我が心の故郷。
待ち合わせた友人とも8年ぶりの再会。
積もる話は尽きることがない。 -
初めて会ったときは大学生だったのに、来年にはお母さんになるとか。
道理で自分も歳をとるわけだ。カオサン通り 散歩・街歩き
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仏様もプアン・マーライで華やかに。
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タイらしい一枚。
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インドの神様も信仰の対象。
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もちろんモモちゃんにもご挨拶。
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今日は少し遊んでくれた。
おみやげとして両手に引っかき傷をもらった・・・。 -
お隣にいた三毛はなかなか甘えん坊の様子。
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帰るころにはすっかり日も落ちてた。
小腹が空いていたので、カオサン通りの屋台でチキンケバブ(全部入り)。
60Bで美味し。 -
タクシーに乗ってホテルへ。
ライトアップされた民主記念塔が見える。 -
たぶん何百回と見てきた景色。
タイに来るようになった頃は、ドンムアンから赤バスに乗ってきて、これが見えるとすごくホッとした気持ちになったのを覚えてる。民主記念塔 (アヌサーワリー プラチャーティパタイ) モニュメント・記念碑
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ホテルの部屋で一息。
さすがに今日は朝から動きまわってクタクタ。 -
夜のネオンが甘く囁いている気がしないでもない。
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ベッドに入っても中途半端にお腹が空いて眠れそうもない。
BTS最終間際の電車に乗ってトンローの屋台街へ夜食を食べに行く。スクンビット・ソイ 38の屋台村 露店・屋台
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バミー・ナーム・キアオ・プー・ムーデーン(汁あり中華そば・ワンタン・カニ・チャーシュー入り、食べかけ)。
まだ何か入ってたかもしれないけど忘れた。
うーん、フツー。
とりあえずお腹は満たされた。 -
BTSは終電が過ぎていたのでバスで帰る。
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深夜ガラガラの道をぶっ飛ばすノンエアコンのバスは実にクール。
けだるい夜の風を窓から受けながら疾走するバスに乗ってるとバンコクにいることを肌で実感できる。
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この旅行記へのコメント (2)
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- sugisakuさん 2017/12/25 14:58:10
- カオサンのチキンケバブは美味しいですか?
- 2年ほど前までスクムヴィットソイ5でバングラデシュのオヤジがチキン50バーツと牛60バーツの
ドネルケバブを売っていて、日に1ケは食べていたのですが、この2年近く、探しても見当たりませんでした。
2週間前に日本に帰国直前サイアムからトンローの宿までバスで帰るとき、車内から、そのオヤジがパクソイ5辺りの一等地でやっているのを見ました。
良く売れて儲けたのだな!
次回7月に行った時は日に2ケ食べてやろう!
- ELさん からの返信 2017/12/25 20:50:47
- Re: カオサンのチキンケバブは美味しいですか?
- 先月カオサンへ行った時は通りをちょっと横切っただけなので、ケバブ屋さんが出ていたかはわかりませんでした。
ナナ近辺だとグレースホテル入口脇にあるケバブ屋さんで昔はよく買ってました。
夜中、小腹が空いた時に食べると美味しかったですね。
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旅行記グループ 2012年11月 バンコク旅行記
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