2012/11/10 - 2012/11/10
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鹿児島市内の移動は市電やバスがたくさんあります。
市電や市バスが利用できる1日乗車券があるので購入して、ついでに旅行前に見つけたボランティアガイド付きの観光電車で市内を巡ります。
旅行記作るには車中からの素人写真は使えるものがないもので、観光絡みの写真の大半は、翌日補足で撮り歩いた写真です。
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鹿児島中央駅に到着です。
上の観覧車が目印です。
写真は後で撮りました。
なにせ、9時半に着いて10時の観光電車に乗る前にホテルに荷物を預けに行くという無謀な計画立ててましたから、改札口を出たら市電乗り場に一目散です。 -
鹿児島中央駅前の市電乗り場には、土日祝日限定の観光電車の幟がはためいてました。
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路面電車の路線をほぼ一周するコースです。
案内のガイドさんに聞いた限り、ホテル最寄りの加治屋町までの往復時間は鹿児島中央駅まで戻れるか微妙です。
でも荷物を持ち歩きたくないし、乗り遅れても11時にも観光電車があるので、とりあえずホテルにいくことにしました。 -
鹿児島中央駅についた普通の市電にお客さん殺到。
乗った時点でほぼ満員の車内。
降りるのは二駅先なのに、乗ってから前方に移動できません。
次の駅でさらに人が乗り、降りようと思った加治屋町ではとても降りられず、大勢降りた次の高見馬場で降りられました。
これも、まだ数人降りたい人が残ってたのにドア閉められちゃって、思わず「降ります!」と半ば叫び気味に言って、やっとのことでおりられました。
降りる前に、なんとか1日乗車券(600円)もゲットです。
で、慌てて加治屋町まで引き返し、あたりを見渡しても、停留所から徒歩2分のはずの目指すホテルが見当たりません。
・・・実は本来降りる駅は降りた高見馬場だったのに、観光計画たててたときにあちこちの観光地の最寄り路電停留所を調べているうちに、降りる停留所を間違えて覚えちゃったのでした(大汗)
でもって、ホテルは歩いたのと逆方向、天文館方向にあったのでした。
無駄に歩数計の数を伸ばして、ようやくこの日のお宿ドーミーイン鹿児島に到着して荷物を預けられました。
どう考えても10時には間に合いません。次の11時の便にしましょう。
時間が空いたので、午後に計画していた仕事絡みで行きたかったところに先に寄ってみることにしました。
高見馬場から再び市電。ただし、乗り場は違います。
路線の関係で、高見馬場の停留所は交差点を挟んで2つあります。
目的地は、乗ってきた鹿児島駅方面ではなく、郡元・谷山方面なのです。 -
高見馬場の停留所の近くにECOレンタル自転車貸し出し所発見。
ただいま実験中らしいです。
でも天気予報では、鹿児島滞在中はこれから雨になる予定。
乗れそうにないなあ。
と思ってたんですが、翌日大いに活用することとなりました。 -
高見馬場から電車で数駅の目的地到着。
これまた場所を探しまわり、見つけて用事をすませて、鹿児島中央駅に戻るべく、停留所に戻ります。
数分待ちます。
それにしても、なんだかほこりっぽいなあ。
などと思いながら、ふと前方を見れば・・・ !!
理由が分りました。
桜島が噴火して火山灰が舞っていたのでした。
同じ停留所にやってきたおばさまの話によりますと、前日の夕方、かなり大規模に噴火したとのことでした。 -
電車を待ってたら、反対側を通っていったのは、乗るはずだった10時の観光電車でした。
あんまり乗ってないから、11時も余裕かな?
後で観光電車に乗ってた時の話によると、鹿児島市電の特徴は、線路に芝があることだそうです。 -
反対から来ました電車に乗って、無事に鹿児島中央駅に舞い戻ります。
行って分ったことには、11時からではなくて、11時10分からでした。
乗るまでに少し時間があったので、今のうちに駅前の観光名所を撮っておきましょう。
若き薩摩の群像です。 -
説明書きは、見事に火山灰に染まっておりました。
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市電は今年で100年だそうです。
12月から観光電車はレトロ仕様になるようです。
まあ、この日の電車も低床だし2両編成と快適でした。
なにより、レトロ電車なら、広島に住んでた時にさんざん体験済みです。 -
電車に乗り込んで、出発前に撮っておきましょう。
本日一番活躍予定の、市電・市バス・シティビューに乗れる一日乗車券。
観光電車のガイドさんにいただいた、観光ガイドブックと、ガイドさんお手製という記念乗車券?です。
広げて写真が撮れるのは、乗ってる人が少ないから。
私の他は、東京から出張で来たというおじさまだけ。
二両編成の電車に客二人、ガイド二人に運転手で出発です。 -
出発してすぐに発見。
屋台村。
最近流行りですね。
お昼も何軒かやってるようです。 -
川のそばに大久保利通像。
基本車窓見学なので、写真が撮りにくいのが難ですね。
行きは鹿児島駅までノンストップなのです。
信号が赤の時だけ停車します。 -
ということで。
翌日勢い余ってサイクリングしたもので、あちこち撮りなおしてみました。
あらためまして、大久保利通像。 -
車内では、ガイドさんが丁寧に説明してくださいます。
自分も地元でボランティアガイド してるから喋りで分かります。
一生懸命話されてる感じ、多分新人さんですね。
ボランティアガイドは、退職後に始める人が多くて、見た目で経験年数は測れません。
なにせ、自分のところも、入る新人さんが大抵自分より一回り以上年上ですから。
後で聞いたら、やっぱり今年の春から始めたそうでした。 -
繁華街の天文館を過ぎて、いづろ通りに来ました。
向こうに見えるのは、坂本龍馬とお龍さんの像です。 -
坂本龍馬がお龍さんを連れて静養で行った霧島旅行が、日本初の新婚旅行と言われてるんですよね。
篤姫で脚光を浴びた小松帯刀の方が先に行ってるって説もあったりしますが。 -
いづろの地名は石燈籠から来てるらしいです。
当時の物の他、交差点の向こうにも2基たってたりします。 -
朝日通りのひときわ目立つ建物は、鹿児島一の百貨店、山形屋さんだそうです。
いかにも百貨店って感じの重厚な建物です。
北海道展やっててすごく人が来てるって、うちの地元と同じですね。 -
国会議事堂の設計者が設計した鹿児島市役所。
実は山口県の旧県庁(今は県政資料館)も国会議事堂建てた人の設計って聞いてるから、多分同じ人でしょうねえ。 -
折り返しの鹿児島駅到着。
ようやく、ここで料金支払います。
320円。市電2回分です。
1日乗車券なので、見せるだけ。
既に3回市電に乗ってるので、これで元はとっちゃいました。 -
桜島が肉眼ではそこそこ見えてるんですが、写してみたらほとんど隠れちゃってます。
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しばし休憩。
折り返し地点なので、いろんな車両がやってきます。 -
ある意味特権。
好き勝手に電車とツーショット。
クマに火山灰が付着(汗) -
市電の路線図。
周回のイメージがあったんですが、観光電車のコースがぐるりと回るようになってるだけで、実際の運行路線は路線を往復しているようです。 -
復路は運転席が変わります。
すっかり、火山灰かぶってます。
既に雨は降り始めてますが、かなり降らないと、火山灰は洗い流されないそうです。 -
それでは後半戦。
ここからは好きな停留所で降ろしてもらえますが、当然、終点の鹿児島中央駅まで乗ります。 -
ガイドさんも交代。
交代できるってのはいいですねえ。
地元のガイドは大抵一人で一グループ担当で相手の都合に合わせるので、たまに2時間くらい続けると、のどガラガラになっちゃうこともあります。
こちらのガイドさんは元バスガイドさんと推理したら、やっぱりでした。
滔々と話されますし、間違えた時のフォローがめちゃくちゃうまかったのでした。 -
ちょっと昔懐かしい感じの桟橋通りの街並みです。
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高見馬場までは同じ路線を帰りまして、高見馬場からは郡元経由の路線となります。
市立病院で、日本初の五つ子ちゃんが生まれたそうです。
お父さんがNHKの記者さんでしたよね。
追いかける立場から追いかけられる立場になったという御本人の回顧録(?)をなにかで読んだ覚えがあります。 -
交通局前。
当たり前ながら、電車がたくさんです。 -
交通局の建物はちょっと老朽化。
そういえば、京都で市バスの車内に傘忘れて引き取りに言ったら、市バスの九条車庫の建物もこんな感じだったような。 -
こちらの路線沿いは再開発地域になってるそうで、こちらの方に将来的には交通局が移転する予定なんだそうです。
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約1時間の観光電車の旅終了。
ガイドさんと話したことには、多い時には20名くらい乗ってたこともあるそうですが、定員が40名ですから、それでも余裕です。
でもって、この日は2人。
ほぼ貸切の、ぜいたくな観光でした。
時間に余裕がある場合、最初に観光の予習するのには最適なんじゃないでしょうか?
それにしても、観光前提のため、他のお客さんが乗せてもらえないのが、最初に大混雑の車両を経験しただけにちょっと申し訳なかったのでした。 -
さて、鹿児島中央駅に戻ってきたら、ちょうど昼時です。
せっかく専門家がいますので、元バスガイドのガイドさんにお勧め昼食場所をお尋ねしましたら、推薦されたのがこちら。
電停のほぼお向かいにあります、鹿児島中央ターミナルビルです。 -
ソラリア西鉄ホテルと飲食店等が入っています。
後で宿泊したドーミーイン鹿児島の支配人さん達から聞いたことには、鹿児島はホテルの開業ラッシュで競争が激しいそうで、西鉄ホテルもドーミーのライバルのようでした。
地下の飲食店街に、色々鹿児島の味が揃ってて、お値段も手ごろということでやってきたのでした。 -
名前が出たのが、最近売り出し中という黒さつま鶏で、ランチも1000円前後と、確かにこちらにもそそられるものがありましたが、
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ぐるぐる地下街回った結果、入ったのはこちらの寿庵さん。
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昼時だから混雑を危惧してましたが、どの店もさほどでもなく、こちらにはカウンターがありましたもので、無事席ゲットです。
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直営の牧場からの黒豚さんを使ってるようです。
最初にサラダが出てくるのは、とんかつ料理がメインだからなんでしょうねえ。 -
頼んだのは、とんかつ系のランチではなく、おごじょ膳。
1650円という、けちな私にしては奮発しましたのは、 -
鹿児島の味をちょこっとずつ楽しめるからです。
きびなご刺しに天ぷら、さつま揚げ、黒豚も味噌漬け焼、豚角煮、とんかつ、生湯葉巻と色々楽しめました。
豚角煮はもうちょっと食べたいおいしさでした。 -
食事のあと、気になってたお店、同じターミナルビル1階にある、からいも本店さんに。
やっぱり、鹿児島ならお土産のお菓子はおいも系にしておきたいなあ。
試食もさせていただいたしおいしかったので、こちらで翌日のお土産を買う予定だったんですが、翌日予定外の行動に出てしまって立ち寄る時間がとれませんでした・・・ -
西郷どんと記念撮影までさせてもらったのに、ごめんなさいなのでした。
ちなみに、博多駅にも支店があるそうです。
そっちも見つけられませんでした・・・ -
時間調整に、鹿児島中央駅周辺の金券ショップ探し。
まず、市電でCMも流していた099チケットを市電の沿線で発見。
早速行って、翌日用に鹿児島・熊本の新幹線チケットを手に入れようとしましたら、ありません。
聞いてみたら、鹿児島・熊本の回数券はなくなったんだそうで、この区間の切符の取り扱いはないとのこと。
このあと、商店街に地元にもあるK−net、もうひとつの通りに写真のきてぃチケットさんも見つけて立ち寄りましたが、やっぱり熊本までの切符は取り扱いなし。
定価で乗らないといけないのかあ。
さきほどのターミナルビルからは、各方面の高速バスが出てますが、さすがに移動の時間がもったいないです。
ともあれ、博多から続く優待券の買い取りは、JR西日本は博多駅の方が高く買い取ってもらえるのでやめたものの、全日空はきてぃチケットさんが博多と同額だったもので、ここで売り払って、とりあえず熊本までの移動費の大半は賄ったのでした。
この後は再び市電で、この日のお宿、ドーミーイン鹿児島へと向かったのでした。
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