佐倉市散策（３３）・・上志津原ふれあいどおりを訪ねます。

2012/10/02 - 2012/10/02

佐倉市上志津原は、佐倉市の西南部に位置し、三方を八千代市・千葉市・四街道市に囲まれています。上志津原地区は戦前軍用地（演習場）で、戦後開拓が始まった町です。上志津原十字路を起点として、西へ南へ、町のほぼ中央を走る真っ直ぐな道があります。国はこの道路沿いの幅１０間（１８ｍ）は農地にせず、国有の防風林として、樹木の植え付けから管理まで、一切合切を入植してきた開拓団に任せました。入植者は全面に「松」を植え、管理を続けてきました。しかし、全国的な「松枯れ現象」もあって、その補植にサクラやヒノキ、イチョウ、クスノキなど、樹木なら何でもありの防風林になっていきました。

この防風林は、平成２年（１９９０年）に佐倉市に移管され、平成１１年（１９９９年）に遊歩道へと生まれ変わりました。約１.３ｋｍのこの遊歩道は、「上志津原ふれあいどおり」と名付けられました。佐倉市の管理のもと、上志津原自治会とともに、遊歩道の保全や下草刈り、樹木の枝葉の切除、花壇造りなどを、「市民協業事業」として活動するボランティア団体の「はらＣcＣcクラブ」の中の「ふれあいどおり部会」が行っています。美しい花壇に触発され、プライベート花壇を作る住民も増えています。落葉樹の下に植えた彼岸花も増えており、現在１万本ですが、「彼岸花１００万本計画」が進行中で、今後が楽しみです。

2012/09/29 第１版
2012/10/02 第２版

エリア 佐倉・四街道(千葉)

「上志津原ふれあいどおりの西通り」の終点から散策開始です。

「西通り」と並行して走る車道は、西側が八千代市勝田台方面に、東側が四街道市方面に通じています。

「西通り」終点付近のヒガンバナです。

ほとんどが赤いヒガンバナです。

道路の向かいに「特老ゆたか苑」があります。

ニラの花の群落がありました。

ツルボは「西通り」の一面に見られました。

左の並木がサクラです。
佐倉市市制１０周年を記念して、開拓者総出で植えたものが、現在のサクラ並木の元になっています。樹齢は約５０年になります。

ボランティア花壇です。

ヒノキの並木です。

道路の向かいに「志津南クリニック」があります。

プライベート花壇です。

プライベート花壇には、白いヒガンバナが植えられていました。

ボランティア花壇です。

上志津原十字路付近のヒガンバナです。

上志津原十字路です。
「西通り」と「南通り」の起点になります。

上志津原十字路の「公衆トイレ」です。

「上志津原自治会館」です。
上志津原十字路のちよっと奥にあります。

「上志津原児童公園」です。
上志津原自治会館とふれあいどおりに隣接しています。

上志津原児童公園入口の、ヒガンバナとアジサイです。

上志津原交差点のコンビニ、「セブンイレブン」です。

「上志津原ふれあいどおりの南通り」の始まりです。

「南通り」と並行して走る車道は、北側が佐倉市京成志津駅方面に、南側が千葉市方面に通じています。

ボランティア花壇です。

イチョウの並木です。

並木の下はヒガンバナです。

ハギの花が見頃です。

プライベート花壇には、サルナシも植えられていました。

たわわに実るサルナシです。
米櫃に入れて追熟して食べたのを思い出します。味はキューイフルーツにそっくりです。

道路に面した畑はどんどん減ってきています。

宅地化が進んでいます。

見事なボランティア花壇です。

間伐材で作ったベンチです。

栗畑も見かけました。

道路の向かいに「越坂部梨園」があります。
上志津原は梨の産地です。

落花生の畑です。

「南通り」終点付近のヒガンバナです。

「南通り」の終点で散策終了です。

「上志津ふれあいどおり」と並行して走る車道です。