2011/09/18 - 2011/09/18
202位(同エリア408件中)
まみさん
2011/09/18日 ブハラ観光
〜朝の国内線でブハラへ〜
・タキ・サラフォンを経由してラビハウズへ
・ナディール・ディヴァンベギ・ハナカでスザニ(伝統刺繍)の買い物
・ナディール・ディヴァンベギ・メドレセで民芸品の買い物
・クカリダシュ・メドレセで民芸品の買い物
・ラビハウズのレストランでチャイハナ風のテーブルでランチ
〜ホテルにチェックイン&休憩〜
・ウズベキスタン・ワインのテイスティング(8種類)(有料)
・ブハラ最古のマゴキ・マッタリ・モスク見学(絨毯博物館)(有料)
〜タキ・テルパクフルジャンを経由〜
・ウルグベク・メドレセ見学(無料)&買い物
・アブドゥールアジス・ハン・メドレセ見学(有料)
〜タキ・ザルガロンを経由〜
・ミル・アラブ・メドレセ(現役の神学校なので窓から中庭を見ただけで中には入れず)
・カラーン・ミナレット(外観のみ)
・カラーン・モスク見学(有料)
〜フッジャ・フラパット通りで露店を見学しながらレギスタン広場へ〜
・アルク城(有料)見学と旧市街の見晴らし
・ラビハウズまでの帰り道で夜のライトアップ見学
【ブハラ泊:ホテル・コミル(Hotel Komil)】
※カタカナ表記はガイドブックや本によってまちまちなので、「地球の歩き方」(2011〜2012年版)の表記を使っています。
やってしまいました。
自称ガイドに引っかかって、ボッたくられてしまいました。
途中までは良かったんです。
ガイドしてあげようか、とちょっとしつこかったけれど、アルク(城)に入っても、ガイドブックに案内図があるわけでもなく、方向音痴の私はどう歩けばいいのか途方にくれたので、案内が欲しいと思ってしまいました。
後から思えば、特に案内がなくても、少しくらい心許ないのを我慢して歩き続けていれば、ちゃんとポイントを見て回れたと思います。
他力本願になりかかっていた私の心の隙が、自称ガイドにまんまとつけ込まれてしまったわけです。
過去にそういうガイドに引っかかったことがあるのに(1997年に一人旅をしたチュニジアではさんざん引っかかりました)、一人旅歴が長く、自分では用心しているつもりなのに、私ってどうも、そういう隙があるようです。
はじめは5ドルと言われました。
そこで終わらせることができていたら、1人で回っていたら分かりにくかった城内の建物のかつての用途や様子を説明してもらえて、十分満足できたと思うんです。
でも彼は、私が一番見たがっていた旧市街のパノラマの前で値をつり上げました。
自称ガイドは、自分がいなければパノラマが見られるところには入れないように私に思わせて、パノラマのところに案内するだけで、追加で15ドルも要求してきたのです。
値段交渉のコツは、ほんとに欲しいものを伏せて、そんなに値をつり上げるんなら要らない、とやせ我慢をすることなのに、私は最初っから、パノラマはまだか、まだか、と言ってしまいました。それが敗因でしたね。
自称ガイドは、「あとで、あとで」とじらすように、先にいろんなところを回りました。
それ自体は別に良いのです。
実は私は、アルクでの見どころは、旧市街のパノラマくらいしか把握していなかったのですから。
パノラマを見るエリアに入る前に、警備員さんに賄賂を払う必要があったのは本当かもしれません。
いや、賄賂というより、ひょっとしたらちゃんとした入場料だったのかもしれません。
でも、払う必要があったのは、米ドルにして2ドル相当にすぎませんでした。
自称ガイドは、私が払った追加の15ドルの一部を、わざわざ私自身の手でその警備員さんに払わせて、残りは自分のポケットに入れてしまいました。
その時点で、あ〜だまされた、と気付きましたから、せっかくのパノラマにケチがついてしまいました。
でも、やや割高な勉強料と思って、切り離して考えることができると、ステキな写真というなによりの収穫は得られました。
ちょうど黄金色の夕日が旧市街に差し掛かっていた日没の頃でしたから、タイミングとしてはバツグンでした。
パノラマを見た後、彼は明日の案内も申し出ました。
ブハラは車で少し郊外に出ると、まだまだ見どころがある、と言って。
それは知っていましたから、魅力的ではありました。
でも、またボッたくられるんじゃないかと思うと、気持ちのよい観光ができるはずがないので、きっぱり断りました。
あとから考えれば、翌日のその郊外観光は、自称ガイドが提示する米ドル額を円貨に換算したら、代理店経由で車とガイドをチャーターする値段と、結果的には大差なかったかもしれません。
ここ数年の旧共産圏の旅行では、私は割高だと承知の上で(数名のグループだったら決して割高ではないのですが)、そうやって代理店経由で車とガイドを雇ったりしています。
2ヶ月前のコーカサス旅行やその前のウクライナ旅行や、ブルガリアやルーマニアでも、交通手段が発達していない不便なところへは、何ヶ所も車とガイドを手配してしまいました。
今回のウズベキスタン旅行では、観光ガイドこそ代理店経由で雇いやしなかったけれど、現地でタクシーをつかまえるよりもずっと割高な送迎を、確実性を求めて代理店経由で依頼しています。
また、「自称ガイド」と書きましたが、彼はちゃんとしたガイドの証明書を見せてくれました。
もちろん、偽造だったら意味ないですが、それを信頼する限りでは、ウズベキスタンの公的機関にちゃんとガイド登録をしているガイドさんということになります。
こういうのは気持ちの問題なのかもしれません。
とはいえ、やっぱりアルク城は、一人でも十分回れたことを思うと……案内してくれたところの説明が、ものすごーく詳しくて面白かったかというと、そこまでではなかったので、20ドルのガイド料はやっぱり割高すぎました。
<2011年秋ウズベキスタン旅行:旅程一覧>
9/16金 成田発ウズベキスタン航空でタシケントへ&国際線の遅延で国内線に乗り遅れる
9/17土 ヒヴァの代わりのタシケント観光
9/18日 朝7時台の国内線でブハラへ&ブハラ観光1日目
9/19月 午前ブハラ観光&午後サマルカンドヘ事前手配の車で移動(途中シャフリサーブス寄り道)
9/20火 サマルカンド観光1日目
9/21水 サマルカンド観光2日目
9/22木 特急シャーク号に途中乗車してタシケントへ&タシケント出国
9/23金 朝8時台に成田着
(その後、昼に妹ら一家と上野で待ち合わせて、甥っ子姪っ子らと上野動物園で遊ぶ)
※2011年秋ウズベキスタン旅行の詳細な旅程はこちら。
「2011年秋ウズベキスタン旅行プロローグ(旅程一覧)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10606873
あるいはもう一つのブログ「まみ’s Travel Diary」(http://mami1.cocolog-nifty.com/)の記事より
「2011年ウズベキスタン旅行の詳細旅程(写真付)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/09/2011-41d7.html
<立案・準備編>
「今年も2度目の海外旅行を計画中」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/08/post-087f.html
「もうすぐウズベキスタン旅行!」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/09/post-4f78.html
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フッジャ・ヌラパッド通りにて、アーチが連なる面白いスポットを見つけた@
カラーン・モスクとアブドゥールアジス・ハン・メドレセを見学し終わったところで、17時前後でした。
この後、レギスタン広場まで出てアルク城はぜひ見学したいと思っていたのですが───特に城から旧市街を見晴らしたかったのですが、「地球の歩き方」には入城時間は16時半までとありました。
ブハラは明日も半日だけ観光できますが、アルク城までぜひ今日中に行ってしまいたかったのに、残念!
それでも、まだ明るいので観光を切り上げてしまうのはもったいないと思い、レギスタン広場まで歩いてみることにしました。 -
フッジャ・ヌラパッド通りの商店
一般のお宅かと思っていましたが、翌日の昼間に通りかかったとき、このあたりは商店街だと分かりました。
観光客向けの商店街ではなく、生活用品などを売っていた、地元民向けの商店街でした。
でも、この時間、もう営業は終了したようです。 -
旧市街を出ると、アルクの城壁が見えてきた@
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レギスタン広場前から旧市街を振り返る
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アルクの城壁
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給水塔とアルクの城壁
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レギスタン広場とアルクの城壁
アルクの門が見えてきました。
近づいてみると、どうやらまだ中に入れるようです。
どうも18時半までは入城できるみたいです。
16時半までというのは、アルクの中の博物館の開館時間のことだったのでしょうか。
来てみてよかったです。
「歴代ブハラ・ハンの居城アルク城
この城のあたりが古代ブハラ発祥の地で、2000年以上前にさかのぼるといわれるが、最初の城砦がいつ築かれたのかは定かではない。7世紀に女王フッタ・ハウトンがこの城でアラブと戦い、モンゴル来襲の際には立てこもった多くの町民がチンギス・ハーンの軍隊に虐殺され、城も破壊されたが、後に建て直された。その後も再三外敵に破壊されて建て直すことを繰り返した。今残っている城は18世紀のもので、1920年にソ連軍に攻略されて滅亡するまで、歴代ブハラ・ハンの居城だった。
歴代のハンは残虐な圧政の化身で、反抗した人を容赦なく虐殺したという。ブハラで一番多くの流血を見てきたところともいえる。
広さは約4ヘクタールで、城内でひとつの町が形成されていた。アルク内には十字のメインストリートが通っており、ハンや家族の住居、謁見の間、モスク、官公庁、造幣局、監獄、職人の工房などがあった。(後略)」
(「地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々(2011〜2012年版)」より) -
いかめしそうなアルク入口
入場料は9,500スム+撮影代2,300スム。
(2011年9月現在、1,000ウズベキスタン・スム(UZS)=43.90円(約50円で換算))
本日のブハラ観光で入った有料のところは、マゴキ・マッタリ・モスクで2,300スム+撮影代2,300スム、入場料をメモし忘れたアブドゥールアジス・ハン・メドレセも、似たような価格だった覚えはあります。
それに比べるとかなり高いなぁ、と、円換算すればたいしたことはないのに、ちょっぴりムッ。
でも、だからといって中に入らないという選択肢はありませんでした。
もっとも、マゴキ・マッタリ・モスクもアブドゥールアジス・ハン・メドレセも、建物はすばらしかったけれど、その中のスペースのほとんどは土産屋みたいなものでした。
翌々日に行ったサマルカンドは、見応えのあるモスクや博物館の入場料はだいたい6,000スムくらいで(それに撮影代をプラスすると9,000スムくらい)、それに対してブハラのアルクは、さすが昔は1つの町だっただけあって、それらよりも回れるところは広かったので、あとから思えば入場料としてはそれくらいが確かに相場だったようです。
「アルク城
歴代ブハラ・ハーンの居城で、この城壁から市街を眺望出来る。
2000年以前から城があったといわれているブハラ発祥の地。今の城は18世紀のもので、1920年にロシアに侵略されるまで歴代ブハラの王が住んでいた。
城の前に砂を敷きつめたレギスタン広場がある(レギスタンとは砂場)。ここは街の行事が行われる所で、また、処刑場でもあった。歴代のハーンは、その残虐さで有名で、自分に刃向かう者や政敵を容赦なく見せしめのために残念なやりかたで処刑したという。
城門を入った暗い道の両側には囚人の地下牢があり、そこに置かれている囚人の人形が今に至るも処刑された恨みを我々に向けているようで不気味。
場内にはジュマ・モスク、王座の間、ハーンの居室などがあり、小さな博物館(スィルダン監獄博物館)には当時の残虐な処刑場面、拷問室、監獄、奴隷の生活などを展示してある。」
(「ウズベキスタン シルクロードのオアシス」2000年10月5日出版(東方出版)より) -
アルクのジュマ・モスク(金曜日モスク)
ここからは、自称ガイドと回りました。
ポーチの木製の柱(アイワーン)がステキです。 -
アイワーンの柱頭とポーチの天井
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鏡がはめ込まれた天井の装飾
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オリジナルのアイワーンとミフラブ(祈りの方向であるメッカの方向を示すくぼみ)
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広々とした謁見の間
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謁見の間のハーン(王)の座では……
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観光客がハーン(王)の格好をして記念撮影中
似合ってますネ。 -
ハーンの座の天井
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かつての出入口
ハーンに尻を見せることは大変な不敬にあたったので、退出するときはハーンの方を向いたまま後ずさりしたそうです。 -
出入口の美しいタイル装飾
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謁見の間にあった半地下の宝物庫
ライオンの像が番人です。 -
アルク内の広場
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広場に面した高台から
ここからではまだ旧市街のパノラマは望めませんでした。 -
ハレムの女性の物見塔
物見塔の後ろに給水塔が見えています。 -
日没の空を背景に、給水塔のシルエット
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レギスタン広場を見下ろす王の座
あのドーム屋根がある小さな東屋風のところです。
これはたぶん、自称ガイドに教えてもらわなければ、気づかなかったでしょう。 -
レギスタン広場を見下ろすハレム女性の物見窓と音楽隊の建物
ハレムの女性にとっても、レギスタン広場で行われることは、数少ないエンタテイメントでした。
レギスタン広場では、処刑だけでなく、閲兵式なども行われましたから。 -
音楽隊の建物とハレムの女性の物見窓
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ハレムの女性の物見窓の中から
土産屋となっていた物見窓のある建物の奥に入れもらい、覗かせてもらいました。
こういうことは自称ガイドに案内してもらわなければ、入ろうという気にも、入れてもらえるものだとも思わなかったでしょう、ガイドブックにきちんと書かれていない限り。
もし知っていて度胸があって交渉上手ならば、別に自称ガイドがいなくても、お願いすれば覗かせてもらえたろうと思います。 -
ハレムの女性の物見窓から覗いた新市街側
少し離れて撮影したので、窓の外は見づらそうに見えますが、もっと近づけばちゃんと見えます。
もっとも、何人もいっぺんに覗けられるほど広くないので、レギスタン広場で何かやっているときは、ハレムの中でもえらい女性しかゆっくり眺められなかったろうと思います。 -
ロシア大使の間
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大臣の間
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アルクが攻撃されたときに受けた銃弾のコレクション
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大臣の間を、アングルを変えて
ここで自称ガイドから、パノラマを見たいのなら追加料金15ドルを払えと交渉されました。
ここまで来たからには、また出直す気になれず、どこをどう行けばパノラマを見られるところに出られるのか、今まで歩いてもさっぱりわからなかったので───道案内などないですし───ここでこうボッたくられることになるのか、と他人事のようにあきらめて、払ってしまいました。
彼は、追加料金が必要なのは、パノラマが見られるところに入るには、警備員に賄賂を払わなくてはならないからだ、と言い、ふつうは入れてもらえなくて、自分なら特別に頼んであげることができる、と言いましたが、こういうところが大嘘なんですよね。 -
ソ連軍に破壊されたエリアの16世紀の城跡
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城の残骸
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ソ連の破壊跡が痛ましい
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発掘中の穴
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16世紀の城の残骸
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旧市街のパノラマが見えて来た@
「アルク
アルクとは城塞(内城)のことで、ブハラの町が開かれた5世紀から今世紀の初めまで、ブハラを支配した様々な人々の居城となった。建物の内容は主の交替によりしばしば変化したが、18世紀のマンギト朝期に大規模な改修が行われ、現在に至っている。
ただ1920年のブハラ革命の際には、フルンゼ率いる赤軍とアミール(ブハラ・ハーン)の赤軍との激しい戦闘により、7割近くが焼失してしまった。今では焼け残りの部分が一部復元され、内部には複数の博物館が置かれている。
入り口に近い順から行くと、まず17世紀に建てられた金曜モスク(ジャーメ・マスジディ)は現在古写本の博物館。中にはミフラーブとミンバル(説教台)が残っているる。隣にあるコシュ・ベギ(大臣)の住居エルチ・ハナは、陶器などを展示する博物館になっている。さらに坂を登ると、左手にキリニッシュ・ハナと呼ばれる中庭に出る。これはかつてのアミールの王座の間。昔の宮廷の作法では、アミールに背中を向けることは大変な不敬に相当した。入口のすぐそばに壁が設けられているのはそれを防ぐためで、延臣たちは後ずさりしながら退出していた。さらに進んだ処にある中庭はサラーム・ハナ(謁見の間)で、建物には郷土誌博物館が入っており、ブハラの歴史やアミールの所持品、古い写真などを展示している。」
(「旅行人ノート シルクロード 中央ユーラシアの国々 [改訂版]」(2006年11月改訂)より) -
アルクから眺めた旧市街のパノラマ
カラーン・ミナレットとカラーン・モスクのターコイズ・ブルーのドームが見えます。 -
旧市街の外の様子
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土塀を前ボケにすると、あたかも砂漠の向こうに出現したかのよう!?
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土塀の向こうに夕日を受けた旧市街のパノラマ
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少しズーム
カラーン・モスクの中庭を囲む建物のぽこぽこ屋根も見えます。 -
フッジャ・ヌラパッド通りとレギスタン広場前の長屋風の商店街にも注目
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カラーン・モスクとミナレットと長屋風の商店街
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城壁と旧市街のパノラマ
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給水塔と日没
この後、途中で男の子がけなげに(!?)呼び込みをしていたレストランに入りました。
中では、一人旅の日本人女の子が食事をしていたので、相席させてもらいました。
彼女も、私と同じように、今回のウズベキスタン旅行の要所要所を代理店経由で手配した上で、基本的には一人歩きでした。
そして、今回のブハラが実質ウズベキスタン観光の初日でした。1週間の日程だったので、だいたい訪問地は同じでしたが、ヒヴァへはフライトがとれなかったので、車をチャーターしてあると言っていました。
ブハラの旧市街では、日中、観光客がうじゃうじゃいたのですが、ツアー客か2人連れ以上ばかりで、意外に一人旅の人は見かけませんでした。
彼女もそうだったし、しかも2人ともウズベキスタンに来て間もなかったせいもあり、一人旅の人と話をする機会がなかったため、とても話は盛り上がりました。
互いの今回の旅や過去の旅についての話にも花が咲きました。
ところが、2人とも、最初にレストランの親父と値段交渉をしなかったので、思いっきりボッたくられてしまいました(苦笑)。
しかも、私は彼女よりも一品少なかったのに、同じ値段でした(苦笑)。
最初にちゃんと値段交渉していたら、どうだったか分かりません。
昼間のランチではちゃんと値段交渉をしたのに、このときはすっかり忘れてしまったのは、先に欧米系の数名のグループが食事をしていて、それで勝手に、ここは外国人観光客からボッたくったりしないのだろうと思い込んでしまったようです。
中央アジアでは、観光客としてやっ来る外国人の方がたいてい地元の庶民よりもずっと金があるのは確かなので、持っている者からとれるだけとってやれ、という考えがあると聞いたことがあります。
だからこのレストランの親父も、私たちが油断したので、こりゃあ幸いと、とれるだけとってやれ、とボッたのではないかと思います。
そのレストランと夕食の写真は、こちらのハイライト旅行記にまとめました。
「2011年秋ウズベキスタン旅行ハイライトその3:朝食以外の食べ物とレストラン編<前編>」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10613991/
長々とおしゃべりをしながら夕食をとったので、レストランを出る頃にはあたりは真っ暗になってしまいましたが、旧市街ではあちこちでライトアップされていました。
彼女の滞在ホテルはレストランのすぐ近くでしたので、彼女は近くのウルグベク・メドレセやアブドゥールアジス・ハン・メドレセまで、夜景撮影のために足を伸ばすことになりました。
私は、ホテルが旧市街の外なので、途中から真っ暗な道になるのが気がかりで、夜景撮影はせずに大急ぎでホテルに戻ることにしましたが……。
つづく。
ちなみに、彼女は一眼レフを持っていて、それでブハラの町中の写真を撮っていました。
若い女の子が一眼レフを持っている姿は別に珍しくありませんが、私自身、このときにお供としていた中級のコンデジPowerShotシリーズで撮れる写真に十分満足はしていたものの、彼女を見て、一眼レフを持参している姿はかっこいいな、とうらやましく思ったのも確かです。
この旅行より3ヶ月後、2012年の年明け間もない1月2日に、それまでずっと買うつもりがなかった一眼レフを急に買ってしまったのも、このときにうらやましいと思った思いが後押ししたのは確かです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- eahawkさん 2012/07/13 04:28:34
- アルクも懐かしい!!
- まみさん
私が行った時もいましたよ、自称ガイド!
ロシア語で「いらない、いらない」と連呼してるのに執拗に営業してきました。
最初5$と言ってましたが、無視し続けてたら最後1$って言ってましたよ(笑)
1$って・・・
いずれにしても、色々な意味でまみさんにとって重要な人生のポイントになったんですね、ウズベキスタン旅行は。
行ったことのある所の写真は、本当に親近感が強まりますね(#^.^#)
9月のリベンジ旅行は無事に帰国できるように祈っています。
eahawk
- まみさん からの返信 2012/07/13 08:47:49
- RE: アルクも懐かしい!!
- eahawkさん、こんにちは!
あーいましたか、自称ガイド。きっといるでしょうね、アルクを住みかにしているのでしょうか。どうも彼自身が開いているか関係しているアクセサリーの店がアルク内にあるようですよ。そこも誘われました。すでにたくさん買い物したあとでしたので、もう満腹できたが。
> 私が行った時もいましたよ、自称ガイド!
> ロシア語で「いらない、いらない」と連呼してるのに執拗に営業してきました。
執拗な営業は、まあ自称ガイドさんに限らず、ブハラで観光客を相手にする人たちのデフォルト!ってかんじでしたね!
> 最初5$と言ってましたが、無視し続けてたら最後1$って言ってましたよ(笑)
> 1$って・・・
とにかくガイドするって話をとりつけてしまえば、あとでいくらでも値をつりあげるチャンスがあるって思っているんでしょうね。
これで最後まで1ドルで案内させてバイバイできたら、勝負はこちらの勝ち!?
> いずれにしても、色々な意味でまみさんにとって重要な人生のポイントになったんですね、ウズベキスタン旅行は。
はい、そんな気がします。
> 行ったことのある所の写真は、本当に親近感が強まりますね(#^.^#)
そーですよねー。
秋にキルギスに行ったあとでeahawkさんの旅行記を改めて拝見したら、どういう風に見えるか楽しみです@
> 9月のリベンジ旅行は無事に帰国できるように祈っています。
ありがとうございます!
またしても短い期間で日程をぎちぎちに詰め込んでしまったので、一歩でもつまずきがあると困る、という意味で、ひやひやな旅行かもしれません。苦笑。
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