2011年秋ウズベキスタン旅行プロローグ（旅程一覧）

2011/09/16 - 2011/09/16

今年2011年は今までにもまして、頭のすみに引っかかっていてずっと気になっていたけれど、全く未知の国々への海外旅行を実現させました。
７月のコーカサス３ヶ国に続き、９月にウズベキスタンを旅行してきました。
旧ソ連圏は何ヶ国か旅行していますが、初めての中央アジアです。

そして今までにない初めての大きなトラブルもありました。
飛行機に乗り遅れてしまったのです（号泣）。
往路のタシケント直行のウズベキスタン航空が遅れたせいで、初日の国内線の乗り継ぎに失敗しました。
同じエアラインなのに、いまどき国際線と同時に国内線のチェックインが成田でできないなんて。
国際線が遅延しても、国内線になんの連絡もいかないなんて。
遅延に加えて、噂どおりのタシケント空港の手続きの手際の悪さに泣かされました。

当初の旅程は、ヒヴァ、ブハラ、サマルカンド、そしてちょっとだけタシケントとシャフリサーブスで一週間という、ウズベキスタン旅行としては王道コースでした。
今回、現地ガイドは雇っておらず、ホテルと都市間移動だけは事前に代理店を通じて手配して、一人で回りました。

この旅程のうち、飛行機に乗り損ねたせいで、ヒヴァに行き損ねてしまいました。
代わりにタシケントを観光しました。
ヒヴァ以外の予定はスムーズにいって、哀しいのも楽しいのも含め、たくさん思い出を持って帰ってきました。
今まで以上にたくさんの写真を撮ってきて、一日の平均撮影枚数が大幅に増えました。

旅行中、そして旅行後もしばらくは、行き損ねたヒヴァを思うと、哀しみがこみ上げてきました。
でも、ふりかえれば、それ以外はこれといって大きなトラブルはなく、国内線に乗り遅れたアクシデントを含めて、今ではいい思い出です。

詳しいいきさつと全体の感想は、もう１つのブログ「まみ's Travel Diary」の記事に載せました。
（下記のブログ記事一覧のうち、「とんだアクシデントもあった、ウズベキスタン旅行！───ウズベキスタン旅行全体の感想（写真付）」です。）
他にも、いつものとおり、立案時の記事から掲載しています。

ニフティのココログ「まみ’s Travel Diary」
http://mami1.cocolog-nifty.com/

＜立案・準備編＞
「今年も２度目の海外旅行を計画中」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/08/post-087f.html
「もうすぐウズベキスタン旅行！」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/09/post-4f78.html

＜帰国後の感想＞
「とんだアクシデントもあった、ウズベキスタン旅行！───ウズベキスタン旅行全体の感想（写真付）」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/09/post-06b7.html
「2011年ウズベキスタン旅行の詳細旅程（写真付）」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/09/2011-41d7.html
「ウズベキスタン旅行で撮ってきた写真の分析（写真付）」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/09/post-686e.html
「ウズベキスタン旅行の一日ごとを振り返って（写真付）その１（出国日＆タシケント編）」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/10/post-c538.html
「ウズベキスタン旅行の一日ごとを振り返って（写真付）その２（ブハラ＆シャフリサーブス編）」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/10/post-b978.html
「ウズベキスタン旅行の一日ごとを振り返って（写真付）その３（サマルカンド編）」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/10/post-440d.html
「ウズベキスタン旅行の一日ごとを振り返って（写真付）その４（完）」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/10/post-b99b.html

フォートラベル旅行記では、いつものようにテーマ別ハイライト旅行記と、一日ごとの詳細旅行記を作成していきたいと思います。
この旅行記はプロローグとして、旅程一覧（簡易版＆詳細版）と、この旅行の直前に買ったおNEWのバッグ───旅日記用ルーズリーフ・ノート代わり───の使い勝手を紹介します。

＜2011年秋ウズベキスタン旅行：簡易旅程＞
9/16金　成田発　ウズベキスタン航空でタシケントへ＆国際線の遅延で国内線に乗り遅れる
9/17土　ヒヴァの代わりのタシケント観光
9/18日　朝７時台の国内線でブハラへ＆ブハラ観光１日目
9/19月　午前ブハラ観光＆午後サマルカンドヘ事前手配の車で移動（途中シャフリサーブス寄り道）
9/20火　サマルカンド観光１日目
9/21水　サマルカンド観光２日目
9/22木　特急シャーク号に途中乗車してタシケントへ＆タシケント出国
9/23金　朝８時台に成田着
（その後、昼に妹ら一家と上野で待ち合わせて、甥っ子姪っ子らと上野動物園で遊ぶ）

エリア サマルカンド(ウズベキスタン)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー 飛行機
• 航空会社: ウズベキスタン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

地球の歩き方のエディターズ・ガイドバック@
８月31日に手元に届きました。

地球の歩き方のオンラインショップでの紹介ページはこちら。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/arukikata/1400052.html

もともと、ウズベキスタンの札束を入れるのによさそうな財布を探して、ネットサーフィンしていました。
代わりにこれの魅力にとりつかれてしまったのです。

ぶらんと垂れ下がっているのは、SDカード入れです。
現金とパスポートを除く貴重品はみんなこのカバンへ！

*　*　*　*　*
2011/09/17土　ヒヴァ観光の代わりにタシケント観光
〜ホテル前からショッタ・ルスタヴェリ通り〜シャフリサーブス通り〜地下鉄でティムール広場最寄りのユーヌス・ラジャビイ駅へ（タシケントのどうってことない郊外の撮影散策）〜
・ティムール広場散策
・ティムール博物館見学
〜サユルガーフ通り（タシケントのブロードウエイ通り）〜
・ナヴォイ記念オペラ・バレエ劇場前を散策──オペラのチケットを購入＆新婚さん２カップルで目の保養！？
・国立歴史博物館見学
・トゥルキスタン（Turkistan）劇場でオペラ「蝶々夫人」鑑賞
・夜の独立広場を散策
【タシケント泊：ラデュス JSS（RADUSS JSS）】

本来の使い方はこうして「地球の歩き方」を挟んで持ち歩く

外ポケットもこのサイズのガイドブックなら十分入ります。
でも今回は、この中央アジアの「地球の歩き方」は図書館で借りて、ウズベキスタンの必要な部分だけをコピーして持参しました。
ほかに持参したのは、旅行人シリーズの「シルクロード」ですが、この本は前半の中国、真ん中の中央アジア、後ろのコーカサスと３分割してありましたから、分冊された３分の１しか持参しませんでした。
町歩きで持ち歩くガイドブックは、すこぶる軽くすんだのです。

*　*　*　*　*
2011/09/18日　ブハラ観光
〜朝の国内線でブハラへ〜
・タキ・サラフォンを経由してラビハウズへ
・ナディール・ディヴァン・ハナカでスザニ（伝統刺繍）の買い物
・ナディール・ディヴァン・ペギ・メドレセで民芸品の買い物
・クカリダシュ・メドレセで民芸品の買い物
・ラビハウズのレストランでチャイハナ風のテーブルでランチ
〜ホテルにチェックイン＆休憩〜
・ウズベキスタン・ワインのテイスティング（８種類）（有料）
・ブハラ最古のマゴキ・マッタリ・モスク見学（絨毯博物館）（有料）
〜タキ・テルパクフルジャンを経由〜
・ウルグベク・メドレセ見学（無料）＆買い物
・アブドゥールアジス・ハン・メドレセ見学（有料）
〜タキ・ザルガロンを経由〜
・ミル・アラブ・メドレセ（現役なので窓から中庭を見ただけで中には入れてもらえず）
・カラーン・ミナレット（外観のみ）
・カラーン・モスク見学（有料）
〜フッジャ・フラパット通りで露店を見学しながら〜
・アルク城（有料）見学と旧市街の見晴らし＆レギスタン広場へ
・ラビハウズまでの帰り道で夜のライトアップ見学
【ブハラ拍：ホテル・コミル（Hotel Komil）】

でも私は旅日記のルーズリーフ・ノート代わりに！！

ずっと愛用していたファスナー付きのA5サイズのルーズリーフ・ノートがだいぶぼろぼろになり、ファスナーがとじられなくなってしまっていたので、ずっと代わりを探していました。
でも、同じ文房具店だからといって、前にあった商品を売っているわけではなく。
注文しようにも、もう製造されていませんでした。

*　*　*　*　*
2011/09/19月　午前中ブハラ観光後、事前手配の車で午後シャフリサーブス経由サマルカンドへ
＜ブハラ＞
・ミル・アラブ・メドレセをもう一回見学（中庭の手前まで）
〜レギスタン広場よりも西へ〜
・バラハウズ・モスク見学（団体客がいたおかげか内部も見学）
・アヴドゥラ・ハン・メドレセと屋上を見学（有料）
・モダリ・ハン・メドレセ見学（無料）
・イスチロハット公園
・イスマイール・サーマーニ廟見学（有料）
・チャシマ・アイユブ廟見学（内部は水の博物館で有料）

＜シャフリサーブス＞
・ティムール像のある公園とアク・サライ宮殿跡
〜イバク・イユーリ通り沿いの見どころを散策〜
・カバ・キャラバンサライをさっと見学
・チャールスゥ・モスク（外観のみ）
・バザールをさっと見学
・ドルッティロヴァット建築群（有料）
　　コク・グムバズ・モスク（外観のみ）
　　グンバズィ・サイーダン廟
　　シャイスッディン・クラル廟
・ドルッサオダット建築群（無料）
　　モスクでは祈りの最中

〜タフタカラチャ峠を越えてサマルカンドへ〜
【サマルカンド泊：ホテル・アジア】

バッグに挟むのはふつうのA5のルーズリーフ・ノートだけど

いつも旅日記のルーズリーフ・ノートは、タウンバッグのポケットに入れて持ち歩いていました。
すぐに出し入れできるのが良い代わりに、タウンバッグのポケットは開けっ放し。

でもこれだとカバンとして、ショルダーにしたりたすき掛けしたりできました。
ペンを挟むところがちゃんとあるので、思い立ったらすぐに、メモ書きができます。
そして旧市街にホテルをとったときで、観光の途中にいったん戻ってくるつもりで散策していたときなど、このバッグだけ提げて出かけたりもできました。

ちなみにSDカードケースは、外にぶらぶらさせずに、ちゃんと収納しています。

*　*　*　*　*
2011/09/20火　サマルカンド観光1日目
・コシュハウズ・モスク見学
・レギスタン広場（有料）約２時間
　　ウルグベク・メドレセ：ミナレットからの眺望＆冬のモスク見学
　　ティラカリ・メドレセ：黄金のミフラブと昔の写真など
　　シェルドル・メドレセ
・チャイハナ風レストランのラビ・ゴールでランチ
・アイニー博物館（ブハラ生まれのタジク人文学者の家）見学（有料）
・アミール・ティムール廟見学（有料）
・ルハバット廟（有料）＆中庭の工房２ヶ所見学
〜新市街のウニヴェルスイチェッティ大通り〜ナヴォイ通り〜
・郷土史博物館（有料）
〜バスでレギスタン広場に戻る〜
・レストラン・レギスタンで、天蓋テント風の座敷席で夕食
・レギスタン広場の夜景
【サマルカンド泊：ホテル・アジア】

内側にはミニ・ポッケが２つ

あとでスクラップブック・ページに貼り付ける半券やレシートを入れておくこともできました。
出し入れしやすいように小さなクリアファイルを入れました。
他のポッケにも同様に。

*　*　*　*　*
2011/09/21水　サマルカンド観光２日目
・ビビハニム・モスク見学（有料）
・ビビハニム廟見学（有料）
・ショブ・バザールで買い物
〜ホテルで焼き立てサマルカンド・ナンを食べながら休憩〜
・シャーヒズィンダ廟群（有料）約２時間
・墓地散策
・ハズラティ・ヒズル・モスク見学＆ミナレットからの眺望（有料）
・アート・カフェで夕食
・レギスタン広場の夜景撮影
・かなりしょぼかった、レギスタン広場の音楽とライトのショー見学
【サマルカンド泊：ホテル・アジア】

広げるとこうなります@

外側に２つもポッケがあります。
「地球の歩き方」ならすっぽり収まるくらい！
本当はリバーシブルなのです。
私は「歩き方」のような厚さのある冊子を入れておく必要がなかったので、ここに予備のティッシュとかも入れたりしました。
だってウズベキスタンでは、トイレでペーパー持参は必須ですもの。
そしてこのバッグは肌身離さず持ち歩いていましたから。
有料トイレで、ごわごわのびよーんと伸びるペーパーをもらえますが、ウズベキスタンでは有料トイレの方が汚いという衝撃の事実！
代わりに博物館やレストランで借りたトイレには、トイレットペーパーが備わっていたところは一ヶ所もありませんでした。

また、この外ポッケには、博物館などで、切符売り場で買って見学中のチケットの半券を入れておいたりしました。
チケット・コントロールは入場時だけとは限らないですものね。
他に、予備のボールペンや蛍光ペンなども入れておけました。

*　*　*　*　*
2011/09/22木　サマルカンドからタシケントへ＆出国
・レギスタン広場で日の出を鑑賞
〜急行列車シャーク号途中乗車でタシケントへ〜
＜タシケント＞
〜地下鉄でアミール駅へ＆道に迷って30分以上のロス〜カフェ・ミナールで美味しいシャシュリクにありつく〜
タシケント出国

2011/09/23金　成田着
（おまけ：昼に上野で甥っ子姪っ子らと待ち合わせて上野動物園へ）
※本当の目当ては国立科学博物館の「恐竜博2011」でしたが、入口前の長蛇の列に恐れをなして断念。

祝日をムダにせずに甥っ子姪っ子に会いたかったからとはいえ、この日はレギスタン広場で日の出を見るために朝５時前に起きて、３時間かけてタシケントへ移動し、夜に出国、そして夜明け便で日本に帰国したその日のうちに子供たちと遊ぶ、と、我ながらなかなかきつい予定を立てていました。
でも、翌日の土曜は近所の温泉に浸り、疲れた体はゆっくりと癒すことができました。
旅行中に久しぶりになってしまった太ももの筋肉痛も、一発で治りました@