奈良井宿ぶらぶら

2012/03/30 - 2012/04/02

母と娘の長野の旅

木曽福島をぶらぶらしたあとは、奈良井宿ぶらぶら。

エリア 木曽・塩尻(長野)

福島宿をぶらぶらしたあとは、　列車に・・・・・・ＪＲ中央本線・松本行きです。


木曽福島駅から、４駅先の奈良井駅へと向かいます。　
乗車時間２５分。

奈良井駅に降り立ちましたが、雨が、さらに、すごい！！もう、すごいなんてものじゃない！！

ここまで、雨がすごいと、もう、笑っちゃいますね。

奈良井駅に降り立ったのは、　‘奈良井宿’の散策のためです。


奈良井宿は、福島宿と同じく、中山道の宿場。　福島宿は、中山道の３７番目の宿場でしたが、ここ奈良井宿は、
３４番目の宿場。現在は、長野県の塩尻市に位置します。

奈良井駅から、ちょっと歩けば‘奈良井宿’の町並みなのだけど、そのちょっとが、雨が凄すぎて進めない。
なので、すぐそばの蕎麦屋に、飛び込む。

中に入って、すぐに目に飛び込んだのは・・・・・

囲炉裏だよ〜〜〜〜〜ちゃんと、火が入ってる。

雨で濡れた身体が、暖かいよ〜〜〜〜〜地獄から、天国って感じ

何にしようかなぁ？

　まずは、熱燗と、　木曽名物　‘すんき漬け’

熱燗は、ここ奈良井宿の蔵元で作られている日本酒。

そして、馬刺しも！！

娘は、たぬきそば。


そうこうしているうちに、少し、雨が小振りになってきた・・・・・・・・・・重い腰をあげるのでした。

奈良井駅には、コインロッカーなし・・・・荷物が重たい。
観光地なんだから、ロッカーくらい、用意してください！！

雨は、ひどかったけど、奈良井宿は、江戸時代にタイムスリップしたような、情緒あふれる素敵な町並みでした。


NHKの朝の連続ドラマ「おひさま」の、ロケ地になったところです。

桜のシーズンなど、時期によって、この道が、人で大混雑になるそうですよ。
雨のため、ほとんど人がいなくって、静かでよかったです。人が多いと、せっかくの風情も台無しだもの

奈良井川沿いに、約1kmにわたって町並みを形成する、日本最長の宿場です。


文化財保護法の中に定められる、「伝統的建造物群保存地区制度」によって、この町並みが保存されています。町並みを保存していくため、改築に際して、許可を得なくはならないし、新築に際しても周囲の町並みと調和するような様々な基準が設けられているそです。

古い町並みを保存するのは、大変そうです。

旅館　あぶらや

こんなお宿にも泊まってみたいけど・・・・・・ここは、温泉じゃないからね。やっぱり、温泉に浸かりたい。

信州名物　おやき　のお店

中の具は、いろいろなのがあった・・・・・しめじ・野沢菜・切り干し大根・なす・かぼちゃ。
なにが、お薦めかと訊いたら、　やっぱり、定番の野沢菜だってことなんで、野沢菜を。

「あつあつなんで、気をつけて食べてください」って。　漬物付きがありがたい！！
お茶もあります。

見た目、パンみたい。パンの中に、薄味の野沢菜の漬物が入っている感じ。
美味しい〜〜〜五平餅はだめだったけど、このお焼きはOK！！　いつも食べたい！！

お店のおじさんが言っていたけど、‘おやき’と言っても、長野は広いから、地域によって、おやきもそこそこで、　違うらしい。　　

水飲場　　奈良井宿には、６か所の水飲場があって、そのひとつ。


山から湧き出る清水です。
「美味しいかな？」って、飲んでみようと思った瞬間、　「飲まれる場合は一度沸かしてからお使いください」と書かれているものを発見。
危ない〜〜〜〜もう少しで、飲むところでした。

日野百草本舗　　「百草丸」と言う、長野県西部で主に作られている、黒色丸剤の胃腸薬のお店


「百草丸」は、江戸時代から伝わるもので、５種類の生薬を配合した伝統の胃腸薬らしいけど、効くのかな。
　ここだけじゃなく、あちこちに、「百草丸」を売っているお店がありました・・・・売れてるのかな？

「斉藤漆器店」

漆器店が、いっぱい！　１キロくらいの通りに、１０軒くらいあったような。
ステキだけど、お高いのよね。

そして、奈良井宿の酒蔵　　「杉の森酒造」


寛政5年（1793年）の創業、　古さの中に、風格を感じますねぇ。

標高９５２メートル。「日本でいちばんおひさまに近い蔵元」だそうです。

ここは、試飲がないのです・・・・残念。

私は、お蕎麦を食べてなかったので、また違う蕎麦屋へ。

私は、外で食べるお蕎麦は、絶対に冷たい派！！　　寒かったけど、　‘もりそば’

ここのお蕎麦屋さんに、昭和６２年に、礼宮様が、いらしたそう。
「この写真が、我が家の家宝」です。って張り紙されてました。

奈良井駅に戻って、　次は、温泉宿へと向かいます。