アオスタ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2011年北イタリア、アオスタ、ピエモンテとリグーリアの旅<br />8月6日<br />成田発のLH711(9:35〜14:15)フランクフルト行きに乗ります。丁度スターバックスで朝食をとったときの残りのサンドイッチがありまして、何とか機内での食事を取ることが出来ました。ルフトは食事が良いわよといわれておりましたので、何か食べられるかしらと思っておりましたが、<br />期待にそぐわずです。<br /><br />でも機体は最新鋭、綺麗で流石と思いました。<br />590人くらい乗れるもの座席もシートプログラムも快適です。<br />映画を2本くらい見て過ごしました。<br />フランクフルトは広い空港、移動にも時間がかかりましたが、出発のゲートが突然変わったり3時間ほどあっという間に過ぎます。隣のゲートと言っても日本の比ではありません。長い距離を大急ぎで移動したり、そんなこんなでいよいよトリノ行き(LH302、17:30〜18:45)に乗ります。<br />此処からは小さい機体ですが、すいていて乗客は座席の4分の1くらいしか乗っていません。ですからクーラーが効いて寒いこと寒いこと。<br /><br />トリノの空港は狭く荷物を受け取り、バス乗り場を探します。<br />空港の前から出ているバスに乗りトリノ、ポルタ・ノーヴァまで行きます。<br />バスを見つけてやれやれ、チケットをタバッキで買っている間に出てしまい、30分ほど待ちました。次のバスでトリノの市内に着いても未だ明るく、ホテルに荷物を置き明日からの鉄道のチケットを買いに駅に行きました。<br />ホテルの前のポルタ・ヌウォバー駅のチケット売り場は大混雑していましたので、自動券売機かうことに、そばにいた鉄道の係員にどうやってつかいますか?と聞きながらアオスタノ往復とラ・スペッイアまでのインターシテイのチケットを買いました。<br />その後、駅構内のスーパーで当座の飲み水を買い、昨年見つけておいたピザ屋に行き夕食です。<br />やっとあたりが暗くなり、路地に並べてあるテーブルも満席です。 <br />ピザも美味しいけれど此処はムール貝の料理が名物のようでそれをみんなとって食べています。<br />最後に私たちもいただくことになるムール料理の店。<br />Primarpoiではピザとウン・クワットロのビーノ・ロッソ其れとナスを揚げた料理で初日を終えました。<br /><br />スターホテル・マジェステイックは駅前で何かと便利です。<br />スーパーも近く、駅に行くにも目の前です。<br />浴槽も広く、ポットもありコーヒーやテイのパックが置いてあります。大佐和の海苔茶漬けも簡単にいただけ、お得感のあるトリノの定宿に決めたところ。<br />日本人の泊り客も多いそうで今回2度泊まることになりましたが両日ともツアーの方々が居られました。<br /><br />8月7日<br />天井にステンドグラスのある朝食ルームで盛り沢山の朝食の後、アオスタに出発です。<br />速めに駅に行くと乗車を決めていた列車はP・スーザ発だとのこと、サー大変。荷物を持ち移動です。大きなトランクはホテルに預けて有りますが。<br />P・スーザ駅は地下鉄だと4駅ですが今日は地下鉄が休みだってどうしよう!<br />と思っていると親切なおじさんが駅前の警察官に聞いてくれています。<br />そうこうするうちに(ついてきて)というので駅前のバス乗り場に行きます。<br />運転士と話しているうちに、<br />(是に乗りなさい)と、わざわざ遠回りして私たちをバスに乗せてくれました。ありがたい事です!<br />イタリアを廻っていると、鉄道が今日はバスに替わったり、エレヴェーターが昨日動いていたのに今日は動いていないなんて日常茶飯事。そのつど手を考えます<br />バスはP・スーザ行きです。スーザ発の列車に乗る人たちを大勢載せていました。<br />下りるときバス代はというと良いんだ、とのこと<br />乗車券にはトリノ・ヌウオーバ駅発と記されていました。<br />P・スーザの駅舎は古めかしいものの、近代的な駅に改装中です。此処はホームが列車の出入り口とフラットなので乗り降りしやすいので体力を使わずよいです。エレヴェーターもつき近代的な駅に替わりつつあるのです。<br />地下のホームから列車が出ます。<br />古代のローマ人は仕事が速かったのですが最近のイタリアでは工事は遅延気味後何年かかるか、昨年もやっていました。<br />P.スーザで時刻表を見ながら駅員に聞いていると、ここでは親切な親娘についてきて任せてと言われ彼らに付いて行きました。彼らはアオスタの1つ前の駅シャテイロンで降りました。ホームには両親や従兄弟達でしょうかお迎えです。久しぶりの出会いでしょう抱き合って再会を祝っていました。<br />お陰でキヴァッソの乗り換えも教えていただきたすかりました。<br /><br />列車は予定していた出発時間は大幅に遅れて出たもののアオスタに着いたら最初に予定した到着時間とほとんど変わらなくアオスタに到着。<br />遺跡の中を歩いて昼前には町の中心にあるホテルローマに到着しました。<br />Sさんはクーラーがないと夜寝られないかもといっておりましたが夜は涼しいよりも寒いくらいでした。<br />ホテルローマは家族経営の小さいホテルです。<br />此処は3★ですが毎年ミシュランの星を貰っているホテル。<br />なぜかは直ぐ分かりました。美味しい朝ごはんやアットホーム、オーナーの家族が何時も笑顔で応対してくれます。中でもおバーちゃんは人気者で周りには何時も人が集まっていました。<br />部屋はシンプルですが、必用なものは全てあり完璧でした。 <br />少ない荷物をホテルに預け、ともかく町に出かけます。<br />といっても20メートルも歩けばプレトリア門。<br />ローマ時代の建造物に囲まれた町です。<br />まずは中心部からそれてアウグストの凱旋門に向かいます。流石観光地狭い道は多くの人で賑わっています。アウグストの凱旋門までは10分もかかりませんが途中,サントルソ教会によります。<br />日曜礼拝を終えた人たちで教会の前は賑わっていました。12世紀の、このロマネスク様式の修道院と回廊が残っています。回廊の柱には古代模様彫りこまれていました。不思議な図柄です。<br />シンプルですが由緒ある教会内陣にはキリストがかかった十字架が掲げてありました。<br />その前に昨年は改修中だった教会があります。<br />入ってみると現在は美術館になっているとのこと。勿論入りました。前衛的な<br />絵画でしたが丸みのある人々がかかれよい目の保養が出来ました。<br />元の道に戻り凱旋門に向かいます。<br />広場の中央に2000年前の凱旋門が立っています。現在は通り抜けることは出来ませんがその両脇を通り車も自転車も人々も今も生活の一部として其処にあります。<br />ブッチャー川は氷河の雪解け水で勢いがあります。ローマ時代の橋を渡り川の反対側をしばらく歩きました。新市街位置は住宅街で閑静でした。<br />少し上流から別の橋を渡り町の中心部に戻ります。<br /><br />アオスタは四方を4000m級の山々に囲まれてヴァッレ・ダオスタ州の中心にありローマ帝国に時代からの州都です。<br />大サンベルナール峠を越えるとスイスに、小サンベルナール峠を越えるとフランスへ抜ける道の重要な分岐点でした。アオスタを造ったのはローマ帝国初代皇帝アウグストウス、2000年前の姿をほぼ完全に残しアルプスの麓でひっそりと豊かな生活が続いています。<br />小サンベルナール峠はハンニバルやナポレオンも越えてと思うと歴史好きにはわくわくする地名です。<br />豊かな州です。家々も手入れが行き届き、山野も美しい、食べものも本物、人々も親切で暖かい笑顔でむかえてくれます。<br /><br />丁度、アオスタは昼時でレストランやパン屋などは大賑わい。<br />美味しそうなお菓子屋やパン屋が目に飛び込んできました。そんな中、にぎわっているお菓子屋さんをのぞくと並んでいるものがみんな旨そう〜〜〜〜ナンです!。<br />思わず、(さくさくのパイ2個ください)パンナ、生クリームがはいったコルネを買います。<br />(直ぐ食べるの?)店員さんが聞きますので<br />(勿論。)と<br />店内の小さいテーブルでほおばりました。美味しい!<br /><br />食欲が目覚めました。<br />通りにはこんな美味しそうなものを売る店がならんでいます。<br />アオスタ州は食べものも美味しく全てにレベルが非常に高いので何でもいけます。<br />プレトリア門の脇にはローマの古代劇場跡があります。<br />舞台を飾っていたであろう壁や座席の跡が保存されています。ローマ帝国時代の重要な軍治基地で、がリヤへの交通の要所には軍隊が駐留していたそうです。<br />まさに兵どもの夢の後です。<br />丁度この敷地内の仮設の野外劇場で(映画への道)というチャップリンの無声映画に音楽家達が音をつけるというイベントが開催されているそうです。<br />勿論無料。<br />お昼は昨年2回行ったbrasserie de commerceというレストラン。<br />今日は2人なのでウン・クワットロのワインとスパゲッテイ、ペンネ、それに世界一と太鼓判のパンナコッタ。<br />お昼なので軽めにしました。小食のSさんも食欲が出てきました。<br />市庁舎の前の広場を通りドウォーモに向かいます。<br />ドウォーモのファザードには最後の晩餐の彫刻があります。豪華ではありませんが落ち着いた雰囲気です。内陣には凱旋門に飾られていたという十字架が掛けられています。<br />直ぐ脇には、地面を掘り下げ石で補強した大回廊があります。<br />ここは僧侶達の修行の場であったとか。<br />石の壁の基礎も出ていて壁の作り方のお勉強にもなりました。<br />回廊の上は小さい庭になり大きな木が1本あります。調度良い日陰を作っておりました。木陰のベンチでしばし風に吹かれておりました。<br /><br />考古学博物館は去年も行きました。駅前の公園にはユリウス・カエサルやアウグスト皇帝の像が建っています。<br />ミニトランで城壁の内側を周遊することもできます。<br />このアオスタでは遺跡などの観光が全て無料で提供されています。歴史的な地域で政府の援助もあるとか。<br /><br />ホテルに帰ることにします。<br />途中、これまた美味しいジェラート屋さんに寄って一番小さいものを、といっても2個も乗っているジェラートを頂きます。美味しい!<br />店のつくりから見るからに美味しいものを売っているようなプロシュート屋があります。明日のハイキングにランチ用にと宝石のようなプロシュート4枚とトーマ・チーズ2切れを買います。<br />la Bottega と言う(degli antichi sapori) 昔からの製法で作ったハムやチーズ屋を売るお店でした。<br />スーパーでは水やパンなどを買ってやっとホテルにたどり着きました。<br /><br />このあたりでも夕食は7時30分頃から、古代劇場のイベントは9時30分からです。<br />しばらくしてから出かけようとすると小雨が降っていました。<br />ホテルで傘を借り、街に出ます。<br />何しようか?<br />ということで[NHKの世界町歩き]で見た道を歩いてみようとでかけます。<br />雨は直ぐ止みました。ブッチャー川沿いの建物の間に大きな虹が見えます。何年ぶりかしらといいながら。<br />NHKで見た記憶を頼りに歩き始めるとありましたありました。<br />影像で見た幼稚園に、石の瓦の屋根の家々、その向こうには高い山々が。<br />道に沿い歩き続けるとサントルソ教会の前に来ました。<br />夕食時間には未だ早く、うろうろしながら先ほどとは別のお菓子屋で出来たてのマロングラッセやら、沢山有る子供服屋で孫の可愛い洋服などを買い、さらに歩きます。<br />やっと7時30分、お目当てのヴェッキア・アオスタ,vecchia aostaという町一番のレストランが開き、野菜中心のデイナーを頂きました。<br />トマトのスープ、プロシュート・メロン、ルコラのサラダ。何度か食べたプロシュート・メロンですが此処のメロンが一番美味しかったです。<br />勿論ワインも頂きましたが食事を軽めにしておいたのでお腹もすっきり。<br />私たちが入った頃はガラガラだったレストランの席も満員になってきました。<br />そろそろ9時でもイベントまでには未だ時間があります、カフェを飲みながら明日からの期待を話しあいました。<br />このレストランも壁の一部に遺跡の石の壁を利用していました。<br />2000年昔から何度も修理を重ね使っているのでしょう。メインテナンスは派手な事業では有りませんが重要です。               <br /><br /><br />イベントの始まる時間、古代劇場の敷地内に設えられたイベント会場にはすでに大勢の人たちがやがて始まります。<br />無声映画にあわせ初めはソロのギターリスト演奏します。短編が終ると次は3人で映画にあわせて音楽をつけます。中々面白い!トリノのホテルで見たTVでもこのイベントが紹介されていました。<br />1時間ほど楽しみましたがなんとも寒い!<br />帰りましょうとホテルに一目散で戻ります。ホテルが近くてヨカッタ。<br />大急ぎで熱いシャワーを浴びて戸棚の毛布を出してベッドにもぐりこみました。クーラーは無くても問題ないことでした。<br /><br />8月8日<br />今日はコーニャにハイキングです。<br />昨日買っておいたコーニャまでの往復のバスのチケット、お水にプロシュート、チーズ、パン、マロンを持って憧れのコーニャに出発です。<br />8時15分発のバスの乗ろうとバス停に行きます。バス停はホテルからは5分くらいで今朝は朝食は抜きです。コーニャまでは1時間です。<br /><br />昨年からコーニュのホテルベルビューに泊まりたいと何度かトライしました。人気の地域らしくめぼしいホテルは1年も前から満員状態、マンドリーナというホテルに予約ができましたが、メールのやり取りで感じが悪かったので取りやめにしたものです。<br /><br />バス乗り場には一人の日本女性が居られコーニャに絵を描きに行くとのこと。4週間も一人旅をしているのだとかうらやましい!でももうすぐ帰国だそうです。<br />ともかく旅は道連れ、ランチをご一緒することにしました。<br />コーニャのバスを降りたところでお別れし、1時にベルヴューのレストランで会いましょうと約束をして。<br />日経BPのトリノ・アオスタ編で見たあのグランパラデイーゾ、氷河を抱いた山々迄続く森林や草原が何も遮る物も無く、天国の風景が目の前に有ります。<br />グランパラディゾのiの広場にはいくつかのベンチが有ります。俗人の私たちはそのベンチに腰掛け、素晴しい景色の中で朝ごはんです。<br />昨日買っておいたパンにプロシュートとチーズをはさんでいただきました。<br />美味しいに何のって!素材もいいし空気も景色もいい最高の朝ごはんです。<br /><br />9時少し過ぎた頃、人出も未だほとんど無く、真正面にグランパラデイーゾ山が、それにベルヴューも見えます。真夏なのにブルゾンを着ていて調度いいのです。冬は雪が多いのでしょう。<br />私たちはハイキングのコースに川沿いの隣の村VALNONTEYまでの道を選びました。他にもいくつかあり高い山に登るコースもあるのですが年齢やこれからのことも考えベビーコースにしました。<br /><br />ヴァッレ・ダオスタ州の代表的な4つの山はモンテ・ビアンコ、モンテ・ローザ、マッツターホルン、の一つグランパラデイーゾ山。<br />グランパラデイーゾ国立公園には自然環境の全ての美しさがあり森にはカモシカ、アルプスアインべックス、モルモット、鷹、地方特有の花花に満ちています。風景は山岳地帯の山の稜線の連なり、多くの谷。渓流、滝森牧草地などからなっています。<br />コーニャはグランパラデイーゾの渓流沿いの小さい小さい村は昔は鉱山などで栄えてましたが今では多くの観光客で夏も冬もリゾートで賑わっています。<br />紅葉も美しいとか、でもすでに紅葉で黄色くなった葉も見られます。<br />夏は短いのですね。<br /><br />日本のENIT イタリア政府観光局でこのあたりの情報はいただいていましたが詳しい地図を貰いに、I、地元の観光案内所に向かいます。<br /><br />インフォメーションで地図とコースを聞き出発しました。<br />足元は土と芝です。歩きやすい!<br />小川を渡りしばらくは森林地帯のように森が広がります。<br />森に入り歩くと眼下に川が見えて来ます。<br />川沿いに行くと川幅が広く水の流れも急になります。あの山の雪が溶けているんだと思わせる風景。<br />気温が低いのでしょう山野草も大きくなれず花も小さめでも 沢山の花が一番よい季節をめでているようでした。一番良い季節なのに混雑は無くゆっくり歩けます。<br />バルノンテイに近付くにつれ風が強くなってきました。<br />ブルゾンの前のファナーをきちんと閉めフードも出して帽子が飛ばないように風を防ぎますが、体感温度が下がり寒いこと寒いこと。<br />村の入り口には乗馬の施設、チーズの工場などもあり興味は付きませんが、何しろ寒い!<br />日のあたる公園のベンチでおやつのマロングラッセを頂きながら一休み。<br />しばらく日向ぼっこしていましたが風が強く戻りましょうと元来た道を戻ります。<br /><br />森の中に入ると風は止みます。森の木々が風を防いでくれ暖かく感じられるようになりました。<br />“途中牧場がある“と書いてあったので寄り道しようと道なき道を登り目指す牧場の中に出ましたが人の気配が無くて、美味しいミルクを飲むことを断念しました。<br />牧場の前から広い道路に出られました。ここからコーニャの村が一目で見えます。広い草原には子供達が凧揚げをしています風が強くさえぎるものも無く凧揚げには最適でしょう。<br />ぶらぶら歩きホテルベルヴューの前に出ました。憧れのホテルベルヴューの下見を兼ねてランチなんて素敵と思いました。<br />ベルビューの広い庭の花壇は全て緑です。よく見ると野菜類、コックらしき人がいくらかの緑の葉を摘んでホテルに戻ってゆきました。花壇菜園なのでした。<br />ランチのテーブルはありますかと聞いてはいると、すでに先ほどの女性はすでにいらしていました。入り口からレストランまでの道すがら館内の観察です。<br />田舎風の建物に装飾は少しくどいかしらと思いました。<br />レストランはグランパラデイーゾが一望できるロケーションすてきです。何せ憧れのホテルですもの。<br />メニューはパスタが4種ほど気が抜けました。メニューが少ない。<br />でも選んで料理が来るのを待ちます。<br />日差しが強いのでテーブルを移動させてもらいました。<br />風が強い!何でも飛んでしまうような強い風。<br />料理が運ばれてきました。<br />ええっ!さめている。。。。?。4★の人気ホテルなのに。なぜ〜〜!<br />お味も差ほどでも有りません。<br />アオスタが美味しいから仕方ないって。<br />シェフが手抜きかしら?<br />気になりだすとアラばかり目立ちます。<br />従業員がやたらと多い。雑談しているし是が一流ホテルかしら?<br />雑談に夢中で料理を運ぶのを忘れたのかしら、それともシェフが不在なのかしら。<br />後でY子さんに報告したら縁がないって言うことは私たちには行かないほうがよいと言うことなのよ。<br />私たちって“スカは引かない“じゃないですか。と言うこと。<br />なわけでベルヴューは評判だけが一人歩きしているようでした。<br />1週間も予約しないでよかったとおもいました。 <br />都会でないリゾート地のホテルは1週間から10日間滞在しないと予約できないところが多く特によいと有名なところほどその傾向です。リゾートの過ごし方の違いですが。<br />デザートは外で頂きましょうと彼女が言われるのでそうしようと、村の中心地まで出ます。<br />お菓子屋さんを探していると日本人の男性がそのお店はあっちですと。中島淳さん。<br />貴方、此処で何しているのと言うとイタリア人の女性と結婚してあさってからワインバーをコーニャで開くのだということでした。<br />お店も見て着ましたが観光案内所の直ぐ前いい立地条件でした。<br />頑張ってほしいです。<br />La Cave De Cogneと言うバールです。<br />ここでも1時から3時半くらいまではお店はみんなお休み。小さい村の日差しのあるところを探しながら歩きました。<br />しばらくして開いたお菓子屋は直ぐ満員で、プテイフールをいくつかとお土産用のキャンデー詰め合わせをいくつか買いました。<br />帰りのバスを待っているときに頂きましたが美味しいものでした。<br />ご夫婦でまじめに営んでいるお菓子屋さん、パレットさんでした。<br /><br />帰りもバスで約1時間、山からアオスタへ戻りました。途中、中世のお城が青い空に凛と立っていました。<br />ホテルでお着替えをして今夜はコマースで夕食です。<br />ポレンタ・ポルチーニにプロシュート・メロン、デザートはパンナコッタ。<br /><br />Sさんはカメラの電池を忘れ充電器か電池を探していた、カメラやさんでは電池を探してくれましたがフジの電池はないと、次は充電しようとしてくれましたが、結局充電器もあうものが無く諦めました。節電して使いましょうと。<br />みんな親切です。<br />:::::::<br />

2011年北イタリアの旅 アオスタと憧れのグランパラデイーゾ、コーニャ

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2011/08/06 - 2011/08/19

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indijyonko

indijyonkoさん

2011年北イタリア、アオスタ、ピエモンテとリグーリアの旅
8月6日
成田発のLH711(9:35〜14:15)フランクフルト行きに乗ります。丁度スターバックスで朝食をとったときの残りのサンドイッチがありまして、何とか機内での食事を取ることが出来ました。ルフトは食事が良いわよといわれておりましたので、何か食べられるかしらと思っておりましたが、
期待にそぐわずです。

でも機体は最新鋭、綺麗で流石と思いました。
590人くらい乗れるもの座席もシートプログラムも快適です。
映画を2本くらい見て過ごしました。
フランクフルトは広い空港、移動にも時間がかかりましたが、出発のゲートが突然変わったり3時間ほどあっという間に過ぎます。隣のゲートと言っても日本の比ではありません。長い距離を大急ぎで移動したり、そんなこんなでいよいよトリノ行き(LH302、17:30〜18:45)に乗ります。
此処からは小さい機体ですが、すいていて乗客は座席の4分の1くらいしか乗っていません。ですからクーラーが効いて寒いこと寒いこと。

トリノの空港は狭く荷物を受け取り、バス乗り場を探します。
空港の前から出ているバスに乗りトリノ、ポルタ・ノーヴァまで行きます。
バスを見つけてやれやれ、チケットをタバッキで買っている間に出てしまい、30分ほど待ちました。次のバスでトリノの市内に着いても未だ明るく、ホテルに荷物を置き明日からの鉄道のチケットを買いに駅に行きました。
ホテルの前のポルタ・ヌウォバー駅のチケット売り場は大混雑していましたので、自動券売機かうことに、そばにいた鉄道の係員にどうやってつかいますか?と聞きながらアオスタノ往復とラ・スペッイアまでのインターシテイのチケットを買いました。
その後、駅構内のスーパーで当座の飲み水を買い、昨年見つけておいたピザ屋に行き夕食です。
やっとあたりが暗くなり、路地に並べてあるテーブルも満席です。 
ピザも美味しいけれど此処はムール貝の料理が名物のようでそれをみんなとって食べています。
最後に私たちもいただくことになるムール料理の店。
Primarpoiではピザとウン・クワットロのビーノ・ロッソ其れとナスを揚げた料理で初日を終えました。

スターホテル・マジェステイックは駅前で何かと便利です。
スーパーも近く、駅に行くにも目の前です。
浴槽も広く、ポットもありコーヒーやテイのパックが置いてあります。大佐和の海苔茶漬けも簡単にいただけ、お得感のあるトリノの定宿に決めたところ。
日本人の泊り客も多いそうで今回2度泊まることになりましたが両日ともツアーの方々が居られました。

8月7日
天井にステンドグラスのある朝食ルームで盛り沢山の朝食の後、アオスタに出発です。
速めに駅に行くと乗車を決めていた列車はP・スーザ発だとのこと、サー大変。荷物を持ち移動です。大きなトランクはホテルに預けて有りますが。
P・スーザ駅は地下鉄だと4駅ですが今日は地下鉄が休みだってどうしよう!
と思っていると親切なおじさんが駅前の警察官に聞いてくれています。
そうこうするうちに(ついてきて)というので駅前のバス乗り場に行きます。
運転士と話しているうちに、
(是に乗りなさい)と、わざわざ遠回りして私たちをバスに乗せてくれました。ありがたい事です!
イタリアを廻っていると、鉄道が今日はバスに替わったり、エレヴェーターが昨日動いていたのに今日は動いていないなんて日常茶飯事。そのつど手を考えます
バスはP・スーザ行きです。スーザ発の列車に乗る人たちを大勢載せていました。
下りるときバス代はというと良いんだ、とのこと
乗車券にはトリノ・ヌウオーバ駅発と記されていました。
P・スーザの駅舎は古めかしいものの、近代的な駅に改装中です。此処はホームが列車の出入り口とフラットなので乗り降りしやすいので体力を使わずよいです。エレヴェーターもつき近代的な駅に替わりつつあるのです。
地下のホームから列車が出ます。
古代のローマ人は仕事が速かったのですが最近のイタリアでは工事は遅延気味後何年かかるか、昨年もやっていました。
P.スーザで時刻表を見ながら駅員に聞いていると、ここでは親切な親娘についてきて任せてと言われ彼らに付いて行きました。彼らはアオスタの1つ前の駅シャテイロンで降りました。ホームには両親や従兄弟達でしょうかお迎えです。久しぶりの出会いでしょう抱き合って再会を祝っていました。
お陰でキヴァッソの乗り換えも教えていただきたすかりました。

列車は予定していた出発時間は大幅に遅れて出たもののアオスタに着いたら最初に予定した到着時間とほとんど変わらなくアオスタに到着。
遺跡の中を歩いて昼前には町の中心にあるホテルローマに到着しました。
Sさんはクーラーがないと夜寝られないかもといっておりましたが夜は涼しいよりも寒いくらいでした。
ホテルローマは家族経営の小さいホテルです。
此処は3★ですが毎年ミシュランの星を貰っているホテル。
なぜかは直ぐ分かりました。美味しい朝ごはんやアットホーム、オーナーの家族が何時も笑顔で応対してくれます。中でもおバーちゃんは人気者で周りには何時も人が集まっていました。
部屋はシンプルですが、必用なものは全てあり完璧でした。 
少ない荷物をホテルに預け、ともかく町に出かけます。
といっても20メートルも歩けばプレトリア門。
ローマ時代の建造物に囲まれた町です。
まずは中心部からそれてアウグストの凱旋門に向かいます。流石観光地狭い道は多くの人で賑わっています。アウグストの凱旋門までは10分もかかりませんが途中,サントルソ教会によります。
日曜礼拝を終えた人たちで教会の前は賑わっていました。12世紀の、このロマネスク様式の修道院と回廊が残っています。回廊の柱には古代模様彫りこまれていました。不思議な図柄です。
シンプルですが由緒ある教会内陣にはキリストがかかった十字架が掲げてありました。
その前に昨年は改修中だった教会があります。
入ってみると現在は美術館になっているとのこと。勿論入りました。前衛的な
絵画でしたが丸みのある人々がかかれよい目の保養が出来ました。
元の道に戻り凱旋門に向かいます。
広場の中央に2000年前の凱旋門が立っています。現在は通り抜けることは出来ませんがその両脇を通り車も自転車も人々も今も生活の一部として其処にあります。
ブッチャー川は氷河の雪解け水で勢いがあります。ローマ時代の橋を渡り川の反対側をしばらく歩きました。新市街位置は住宅街で閑静でした。
少し上流から別の橋を渡り町の中心部に戻ります。

アオスタは四方を4000m級の山々に囲まれてヴァッレ・ダオスタ州の中心にありローマ帝国に時代からの州都です。
大サンベルナール峠を越えるとスイスに、小サンベルナール峠を越えるとフランスへ抜ける道の重要な分岐点でした。アオスタを造ったのはローマ帝国初代皇帝アウグストウス、2000年前の姿をほぼ完全に残しアルプスの麓でひっそりと豊かな生活が続いています。
小サンベルナール峠はハンニバルやナポレオンも越えてと思うと歴史好きにはわくわくする地名です。
豊かな州です。家々も手入れが行き届き、山野も美しい、食べものも本物、人々も親切で暖かい笑顔でむかえてくれます。

丁度、アオスタは昼時でレストランやパン屋などは大賑わい。
美味しそうなお菓子屋やパン屋が目に飛び込んできました。そんな中、にぎわっているお菓子屋さんをのぞくと並んでいるものがみんな旨そう〜〜〜〜ナンです!。
思わず、(さくさくのパイ2個ください)パンナ、生クリームがはいったコルネを買います。
(直ぐ食べるの?)店員さんが聞きますので
(勿論。)と
店内の小さいテーブルでほおばりました。美味しい!

食欲が目覚めました。
通りにはこんな美味しそうなものを売る店がならんでいます。
アオスタ州は食べものも美味しく全てにレベルが非常に高いので何でもいけます。
プレトリア門の脇にはローマの古代劇場跡があります。
舞台を飾っていたであろう壁や座席の跡が保存されています。ローマ帝国時代の重要な軍治基地で、がリヤへの交通の要所には軍隊が駐留していたそうです。
まさに兵どもの夢の後です。
丁度この敷地内の仮設の野外劇場で(映画への道)というチャップリンの無声映画に音楽家達が音をつけるというイベントが開催されているそうです。
勿論無料。
お昼は昨年2回行ったbrasserie de commerceというレストラン。
今日は2人なのでウン・クワットロのワインとスパゲッテイ、ペンネ、それに世界一と太鼓判のパンナコッタ。
お昼なので軽めにしました。小食のSさんも食欲が出てきました。
市庁舎の前の広場を通りドウォーモに向かいます。
ドウォーモのファザードには最後の晩餐の彫刻があります。豪華ではありませんが落ち着いた雰囲気です。内陣には凱旋門に飾られていたという十字架が掛けられています。
直ぐ脇には、地面を掘り下げ石で補強した大回廊があります。
ここは僧侶達の修行の場であったとか。
石の壁の基礎も出ていて壁の作り方のお勉強にもなりました。
回廊の上は小さい庭になり大きな木が1本あります。調度良い日陰を作っておりました。木陰のベンチでしばし風に吹かれておりました。

考古学博物館は去年も行きました。駅前の公園にはユリウス・カエサルやアウグスト皇帝の像が建っています。
ミニトランで城壁の内側を周遊することもできます。
このアオスタでは遺跡などの観光が全て無料で提供されています。歴史的な地域で政府の援助もあるとか。

ホテルに帰ることにします。
途中、これまた美味しいジェラート屋さんに寄って一番小さいものを、といっても2個も乗っているジェラートを頂きます。美味しい!
店のつくりから見るからに美味しいものを売っているようなプロシュート屋があります。明日のハイキングにランチ用にと宝石のようなプロシュート4枚とトーマ・チーズ2切れを買います。
la Bottega と言う(degli antichi sapori) 昔からの製法で作ったハムやチーズ屋を売るお店でした。
スーパーでは水やパンなどを買ってやっとホテルにたどり着きました。

このあたりでも夕食は7時30分頃から、古代劇場のイベントは9時30分からです。
しばらくしてから出かけようとすると小雨が降っていました。
ホテルで傘を借り、街に出ます。
何しようか?
ということで[NHKの世界町歩き]で見た道を歩いてみようとでかけます。
雨は直ぐ止みました。ブッチャー川沿いの建物の間に大きな虹が見えます。何年ぶりかしらといいながら。
NHKで見た記憶を頼りに歩き始めるとありましたありました。
影像で見た幼稚園に、石の瓦の屋根の家々、その向こうには高い山々が。
道に沿い歩き続けるとサントルソ教会の前に来ました。
夕食時間には未だ早く、うろうろしながら先ほどとは別のお菓子屋で出来たてのマロングラッセやら、沢山有る子供服屋で孫の可愛い洋服などを買い、さらに歩きます。
やっと7時30分、お目当てのヴェッキア・アオスタ,vecchia aostaという町一番のレストランが開き、野菜中心のデイナーを頂きました。
トマトのスープ、プロシュート・メロン、ルコラのサラダ。何度か食べたプロシュート・メロンですが此処のメロンが一番美味しかったです。
勿論ワインも頂きましたが食事を軽めにしておいたのでお腹もすっきり。
私たちが入った頃はガラガラだったレストランの席も満員になってきました。
そろそろ9時でもイベントまでには未だ時間があります、カフェを飲みながら明日からの期待を話しあいました。
このレストランも壁の一部に遺跡の石の壁を利用していました。
2000年昔から何度も修理を重ね使っているのでしょう。メインテナンスは派手な事業では有りませんが重要です。               


イベントの始まる時間、古代劇場の敷地内に設えられたイベント会場にはすでに大勢の人たちがやがて始まります。
無声映画にあわせ初めはソロのギターリスト演奏します。短編が終ると次は3人で映画にあわせて音楽をつけます。中々面白い!トリノのホテルで見たTVでもこのイベントが紹介されていました。
1時間ほど楽しみましたがなんとも寒い!
帰りましょうとホテルに一目散で戻ります。ホテルが近くてヨカッタ。
大急ぎで熱いシャワーを浴びて戸棚の毛布を出してベッドにもぐりこみました。クーラーは無くても問題ないことでした。

8月8日
今日はコーニャにハイキングです。
昨日買っておいたコーニャまでの往復のバスのチケット、お水にプロシュート、チーズ、パン、マロンを持って憧れのコーニャに出発です。
8時15分発のバスの乗ろうとバス停に行きます。バス停はホテルからは5分くらいで今朝は朝食は抜きです。コーニャまでは1時間です。

昨年からコーニュのホテルベルビューに泊まりたいと何度かトライしました。人気の地域らしくめぼしいホテルは1年も前から満員状態、マンドリーナというホテルに予約ができましたが、メールのやり取りで感じが悪かったので取りやめにしたものです。

バス乗り場には一人の日本女性が居られコーニャに絵を描きに行くとのこと。4週間も一人旅をしているのだとかうらやましい!でももうすぐ帰国だそうです。
ともかく旅は道連れ、ランチをご一緒することにしました。
コーニャのバスを降りたところでお別れし、1時にベルヴューのレストランで会いましょうと約束をして。
日経BPのトリノ・アオスタ編で見たあのグランパラデイーゾ、氷河を抱いた山々迄続く森林や草原が何も遮る物も無く、天国の風景が目の前に有ります。
グランパラディゾのiの広場にはいくつかのベンチが有ります。俗人の私たちはそのベンチに腰掛け、素晴しい景色の中で朝ごはんです。
昨日買っておいたパンにプロシュートとチーズをはさんでいただきました。
美味しいに何のって!素材もいいし空気も景色もいい最高の朝ごはんです。

9時少し過ぎた頃、人出も未だほとんど無く、真正面にグランパラデイーゾ山が、それにベルヴューも見えます。真夏なのにブルゾンを着ていて調度いいのです。冬は雪が多いのでしょう。
私たちはハイキングのコースに川沿いの隣の村VALNONTEYまでの道を選びました。他にもいくつかあり高い山に登るコースもあるのですが年齢やこれからのことも考えベビーコースにしました。

ヴァッレ・ダオスタ州の代表的な4つの山はモンテ・ビアンコ、モンテ・ローザ、マッツターホルン、の一つグランパラデイーゾ山。
グランパラデイーゾ国立公園には自然環境の全ての美しさがあり森にはカモシカ、アルプスアインべックス、モルモット、鷹、地方特有の花花に満ちています。風景は山岳地帯の山の稜線の連なり、多くの谷。渓流、滝森牧草地などからなっています。
コーニャはグランパラデイーゾの渓流沿いの小さい小さい村は昔は鉱山などで栄えてましたが今では多くの観光客で夏も冬もリゾートで賑わっています。
紅葉も美しいとか、でもすでに紅葉で黄色くなった葉も見られます。
夏は短いのですね。

日本のENIT イタリア政府観光局でこのあたりの情報はいただいていましたが詳しい地図を貰いに、I、地元の観光案内所に向かいます。

インフォメーションで地図とコースを聞き出発しました。
足元は土と芝です。歩きやすい!
小川を渡りしばらくは森林地帯のように森が広がります。
森に入り歩くと眼下に川が見えて来ます。
川沿いに行くと川幅が広く水の流れも急になります。あの山の雪が溶けているんだと思わせる風景。
気温が低いのでしょう山野草も大きくなれず花も小さめでも 沢山の花が一番よい季節をめでているようでした。一番良い季節なのに混雑は無くゆっくり歩けます。
バルノンテイに近付くにつれ風が強くなってきました。
ブルゾンの前のファナーをきちんと閉めフードも出して帽子が飛ばないように風を防ぎますが、体感温度が下がり寒いこと寒いこと。
村の入り口には乗馬の施設、チーズの工場などもあり興味は付きませんが、何しろ寒い!
日のあたる公園のベンチでおやつのマロングラッセを頂きながら一休み。
しばらく日向ぼっこしていましたが風が強く戻りましょうと元来た道を戻ります。

森の中に入ると風は止みます。森の木々が風を防いでくれ暖かく感じられるようになりました。
“途中牧場がある“と書いてあったので寄り道しようと道なき道を登り目指す牧場の中に出ましたが人の気配が無くて、美味しいミルクを飲むことを断念しました。
牧場の前から広い道路に出られました。ここからコーニャの村が一目で見えます。広い草原には子供達が凧揚げをしています風が強くさえぎるものも無く凧揚げには最適でしょう。
ぶらぶら歩きホテルベルヴューの前に出ました。憧れのホテルベルヴューの下見を兼ねてランチなんて素敵と思いました。
ベルビューの広い庭の花壇は全て緑です。よく見ると野菜類、コックらしき人がいくらかの緑の葉を摘んでホテルに戻ってゆきました。花壇菜園なのでした。
ランチのテーブルはありますかと聞いてはいると、すでに先ほどの女性はすでにいらしていました。入り口からレストランまでの道すがら館内の観察です。
田舎風の建物に装飾は少しくどいかしらと思いました。
レストランはグランパラデイーゾが一望できるロケーションすてきです。何せ憧れのホテルですもの。
メニューはパスタが4種ほど気が抜けました。メニューが少ない。
でも選んで料理が来るのを待ちます。
日差しが強いのでテーブルを移動させてもらいました。
風が強い!何でも飛んでしまうような強い風。
料理が運ばれてきました。
ええっ!さめている。。。。?。4★の人気ホテルなのに。なぜ〜〜!
お味も差ほどでも有りません。
アオスタが美味しいから仕方ないって。
シェフが手抜きかしら?
気になりだすとアラばかり目立ちます。
従業員がやたらと多い。雑談しているし是が一流ホテルかしら?
雑談に夢中で料理を運ぶのを忘れたのかしら、それともシェフが不在なのかしら。
後でY子さんに報告したら縁がないって言うことは私たちには行かないほうがよいと言うことなのよ。
私たちって“スカは引かない“じゃないですか。と言うこと。
なわけでベルヴューは評判だけが一人歩きしているようでした。
1週間も予約しないでよかったとおもいました。 
都会でないリゾート地のホテルは1週間から10日間滞在しないと予約できないところが多く特によいと有名なところほどその傾向です。リゾートの過ごし方の違いですが。
デザートは外で頂きましょうと彼女が言われるのでそうしようと、村の中心地まで出ます。
お菓子屋さんを探していると日本人の男性がそのお店はあっちですと。中島淳さん。
貴方、此処で何しているのと言うとイタリア人の女性と結婚してあさってからワインバーをコーニャで開くのだということでした。
お店も見て着ましたが観光案内所の直ぐ前いい立地条件でした。
頑張ってほしいです。
La Cave De Cogneと言うバールです。
ここでも1時から3時半くらいまではお店はみんなお休み。小さい村の日差しのあるところを探しながら歩きました。
しばらくして開いたお菓子屋は直ぐ満員で、プテイフールをいくつかとお土産用のキャンデー詰め合わせをいくつか買いました。
帰りのバスを待っているときに頂きましたが美味しいものでした。
ご夫婦でまじめに営んでいるお菓子屋さん、パレットさんでした。

帰りもバスで約1時間、山からアオスタへ戻りました。途中、中世のお城が青い空に凛と立っていました。
ホテルでお着替えをして今夜はコマースで夕食です。
ポレンタ・ポルチーニにプロシュート・メロン、デザートはパンナコッタ。

Sさんはカメラの電池を忘れ充電器か電池を探していた、カメラやさんでは電池を探してくれましたがフジの電池はないと、次は充電しようとしてくれましたが、結局充電器もあうものが無く諦めました。節電して使いましょうと。
みんな親切です。
:::::::

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.0
ショッピング
5.0
交通
4.5
同行者
友人
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • ライトアップされた古代ローマ時代の劇場です。

    ライトアップされた古代ローマ時代の劇場です。

  • アウグストの門

    アウグストの門

  • 安心して歩ける町。美味しいレストランやお菓子屋サンがたくさん有りました。

    安心して歩ける町。美味しいレストランやお菓子屋サンがたくさん有りました。

  • ローマ帝国時代の壁を利用した、レストランの入り口

    ローマ帝国時代の壁を利用した、レストランの入り口

  • 大聖堂のファサードは最後の晩餐

    大聖堂のファサードは最後の晩餐

  • グランパラデイーゾ

    グランパラデイーゾ

  • バルノンテーまでのハイキングは爽やかでした。

    バルノンテーまでのハイキングは爽やかでした。

  • 何所までも青い空と大自然が続きます。

    何所までも青い空と大自然が続きます。

  • あこがれていたホテルべルヴユーでしたが泊まらずによかった。

    あこがれていたホテルべルヴユーでしたが泊まらずによかった。

  • 古城も凛としていました。

    古城も凛としていました。

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