２０１２春のノルマンディ３泊４日★１ モン・サン・ミッシェル

2012/04/07 - 2012/04/08

１日目　モン・サン・ミッシェル
朝８時半に家を出発して、１４時半にモン・サン・ミッシェルに到着。今までで最長のドライブ！

でも高速道路は空いていて、窓の外の景色は牧場が広がってゆったり気分で道中を過ごしました。

アミアン、カーンを通り過ぎてモン・サン・ミッシェルに近付くと高速からもあのシルエットが小さく見えました。高速を降りてからは、小さな村の中を進んでいきました。

途中の風情のある家や景色を見るたびに、車を停めて写真を撮っていたのでなかなか到着しませんでした。

しかもあと少しでホテルというところで、ナビが迷走してしまいました。なぜかホテルからずいぶん離れた全然別な場所に誘導して困りました。通りにいた男性に聞いて、やっとホテルを見付けました。

今回の旅行は急に思い立った為、ちょうどいいホテルを見つけるのが大変でした。島内か外か迷いましたが、口コミを参考にして外に宿泊することにしました。低予算で泊まったHOTEL VERT（77.60Euro）はかなりぼろかったです。この辺りの料金からしたら本当に格安だったので仕方ないかも。

ホテルに到着後しばらく部屋でのんびりしたり、すぐそばのスーパーでお土産を買ったりしました。

スーパーではシードルやホタテのパテ、塩などを購入しました。手で持ちきれない量だったのでビニール袋も欲しいと伝えたところ、お土産用のショッピングバッグしか置いてありませんでした。バッグにはモン・サン・ミッシェルの写真が付いていてかわいかったけど5ユーロもしました。帰ってからは習い事用のバッグにしました。

いつもだったらエコバッグがカバンの中に入ってたのにこの日は持っていなくて残念！

一休み後は、モン・サン・ミッシェルに出発。この日はだんだん天気が悪くなっていって、モン・サン・ミッシェルのテラスで満潮を見ている時も寒さに震えました。

帰り道はも、島の周りは寒風が吹きすさんで、みぞれ混じりの雨が冷たかったです。軽めの冬用コートにしたのですがダウンにすればよかったです。

夜はメルキュールホテルのレストランに予約しました。メインはもちろんプレサレをオーダーです。

食後は歩いてすぐのところにある昼も行った堤防で夜景を観賞しました。夜のモン・サン・ミッシェルは煙っていたけどきれいでした。少し離れたところからの夜景を見たかったので、島外に泊まってよかったです。

２日目
朝食はホテルのすぐそばのスーパーにあるパン屋で取りました。デニッシュとコーヒーを食べて、しばらくスーパーで買い物した後サン・マロに出発しました。

始めの予定では、午前中もモン・サン・ミッシェルを見学するはずでした。でも前日の数時間で案外満足してしまったのでサン・マロに行ってみることにしました。

4/7　モン・サン・ミッシェル
4/8　サンマロ - オンフルール
4/9　オンフルール - エトルタ
4/10　ルーアン

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

9:20 カレー周りでノルマンディ方面に入ります。

11:00 ル・アーブルとオンフルールをつなぐノルマンディ橋。橋が架かっているこの川はセーヌ川だそうです。

ノルマンディー橋 現代・近代建築

橋に入る前に料金所がありました。

完成した当時は、二つの橋脚の間の距離が世界最長でした。その後日本の橋に記録を抜かれたそうです。

12:45 窓の右側を見たらモン・サン・ミッシェルの影が見えました！

高速を降りてからモン・サン・ミッシェルに向かう途中。

ナビに案内されたのは、一車線の畑にはさまれた狭い道。ドライブするには、気持ちいいけれど合ってるのか心配になりました。

13:00
姿は見えるのに迷子になってしまってなかなか近づけません。道沿いに座ってくつろいでるおじさんに話しかけたらフランス語だけでしたが、身振り手振りで道を教えてもらいました。

14:30
ホテルからモン・サン・ミッシェルまでの道が渋滞してたので、歩いて出かけることにしました。

歩いている途中に左手にあったスペース。展望台を兼ねたダムでした。

2009年から稼働を開始したこのダムは、堆積物を沖に流して環境を復元させています。

クエノンダム
この場所からはモン・サン・ミッシェルがきれいに見えました。

クエノンダム 建造物

橋から見たモン・サン・ミッシェル。

モン・サン・ミッシェル復元の工事中でところどころ重機もあって雑然としていました。

モン・サン・ミッシェルに向かう道はずらっと駐車場待ちの車が並んでいました。

川を挟んだ向こう岸は荒涼とした景色でした。

羊に注意（？）の看板。

でも付近は大規模な工事中で金網がはってあり、羊は見えませんでした。

さっきの展望台からモン・サン・ミッシェルを見るとそんなに遠く見えなかったのに、歩いてみると思ったより距離がありました。

湾の様子。岸の土が切り立っているのは潮で削れているから？復元が終わったらこの辺りの雰囲気も変わるのでしょうね。

この駐車場も工事が完了した時には無くなって、もっと手前に大きな駐車場を作るそうです。

モン・サン・ミッシェルに向かって左手に入り口がありました。

入り口までは足場が組まれていました。

15:20 入り口に入ったらびっくりするくらい人がいました。

Grand Rueの脇には時々こんな階段がありました。

メインの通りは進むのが難しいくらいの混雑。もう午後も遅いのにたくさんの観光客が！

グランド リュ 旧市街・古い町並み

お土産屋さんのミニチュアのモン・サン・ミッシェル。

ちょっと進むのも一苦労。モン・サン・ミッシェルの人気を実感しました。

Grand Rueの脇にある階段を上るとサン・ピエール教会の入り口がありました。入り口の脇にはジャンヌ・ダルクの像が建っていました。

サン ピエール教会 寺院・教会

こじんまりとした暖かな雰囲気の教会でした。

キャンドルグラスがカラフルでいい雰囲気でした。

見上げると修道院がありました。

サン・ピエール教会の脇から出てGrand Rueには戻らず、人通りの少ない裏道を通って修道院に向かいます。

猫になった気分で裏道を上りました。

15:50 修道院の大階段
チケット売り場は列になっていましたが、思ったより並ばずに済みました。

修道院内にある教会の入り口。

修道院付属教会の入り口の前に広がる西側のテラス。

こちらは北の方向。ぽつんと見えるのは、ケルト伝説を持つトンブレーヌの小島。

教会の身廊。

身廊の壁と天井の造りが中世の時代を感じさせます。

シックな色合いのステンドグラスも素敵。

修道院付教会から中庭つながる場所。

このドアを抜けると中庭。

回廊の先には下を見下ろす窓があって、撮影スポットになっていました。

わたし達ものぞいてみました。

一階下ると太柱の礼拝堂。

この日は潮が満ちる日だったため、展望台には人が大勢いました。私たちもしばらく眺めを楽しみました。

どこを歩いてるのかわからないまま適当に階段を下ります。

17:00 散策した後に一休みしようとカフェなどを探したけれど、どのお店も混雑していたのでホテルに戻ることにしました。でも小腹がすいたのでGrand Rueにあったクレープをテイクアウト。

メニューを見ると日本語訳がついていてびっくりしました。

強風が吹いていて疲れていたのでホテルまでのバスを探したのですが、辺りが工事中のせいかバス停の場所がちょっとわかりませんでした。探している間もすごい風だったので、さっさと歩いて戻ることにしました。

モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡

夕食を取ったレストラン。

夕方スーパーへ出かける時に19時から予約を取っておきました。窓際の席を取っておいてくれたので、予約はしておいた方がゆったり食事が出来そう。

三品を選ぶコースをオーダーしました。

ル プレ サレ 地元の料理

前菜のカキ。
この辺りはカキの養殖も盛んなのだそうです。

前菜の魚介のスープ。

メインのプレサレ。
ソースの味が濃かったのでお肉の味が消えてしまって残念でした。

メインのタラのソテー。

デセールのアイスクリームとマチェドニア

海藻を食べた羊ってどんな味なのかなと期待し過ぎたせいか、味はそれほどでもありませんでした。コースに付いてたチーズはひどかったです。店員さんは親切だけど、すごく忙しそうでした。

21:00
食後にモン・サン・ミッシェルの夜景を撮りに堤防まで歩いて行きました。夜の堤防は足元も見えないくらい真っ暗でした。

カメラはコンデジと一眼レフを持って行ったけど、暗すぎて一眼でないとうまく撮れませんでした。