2009/08/18 - 2009/08/18
109位(同エリア728件中)
RAINDANCEさん
- RAINDANCEさんTOP
- 旅行記592冊
- クチコミ1748件
- Q&A回答9件
- 1,140,929アクセス
- フォロワー69人
スイス・ベルン州のベルナー・オーバーラント地方にあるアルプス山脈を訪れました。ここには、20世紀初頭に完成した登山鉄道があり、その終着駅であるユングフラウヨッホはヨーロッパで最も高い場所(海抜3454m)に位置する駅です。
★登山鉄道であるユングフラウ鉄道で一気に山頂付近へ
★世界遺産の3名山(アイガー、メンヒ、ユングフラウ)を間近に
★登山者の集うメンヒスヨッホヒュッテまで雪山ハイキング
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
-
今日はグリンデルワルトからユングフラウヨッホへ向かいます。ユングフラウ鉄道のチケット。
-
グリンデルワルトから、まずはユングフラウ鉄道の起点であるクライネ・シャイデックへ向かいます。
-
列車はゆっくりと山を登って行きます。
-
うひょー!この車窓の景色ときたら。
-
グリンデルワルトから30分強でクライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)に到着。ここで、ユングフラウ鉄道に乗り換えます。
-
乗換えまでは少し時間があるので、駅周辺を散歩してみましょう。それにしても、駅から観ても素晴らしい景色、ユングフラウ鉄道への期待が高まります。
-
中継点で終わらせるには勿体無いこの景色。
-
もう一丁。
-
クライネ・シャイデック駅舎。
-
駅の傍のテントカフェテリア?
-
やって来ました!ユングフラウ鉄道の列車。
-
さすがは人気の鉄道、ゴルナーグラート鉄道以上に満席です。
-
ユングフラウ鉄道は、鉄道が電化されて間もない1895年に着工し、1912年に開通しました。
-
19世紀、交通網の拡大にともなって鉄道旅行が人々の余暇の過ごし方の一つとなった中でスイスへの観光客は増え、19世紀後半より観光目的の登山鉄道がスイス各地で敷設されることになったそうです。
-
アイガー、メンヒ両山の山中をトンネルで通過するこの鉄道は、敷設工事に16年の歳月を要しました。
-
工事は真冬も休み無く続けられ、冬は約300人の労働者を食料ごと運び上げ、氷河のクレバスで食料を貯蔵しながら春まで凌いだと言います。
-
ヨーロッパ最高地点の駅であるユングフラウヨッホ、何としてもそこまで鉄道を繋ごうというスイス人の執念...
-
実現不可能と思われていたこの夢の鉄道を現実のものにしたのは、アドルフ・グイヤー・ツェラーの設計(トンネルで貫く)だったそうです。
-
EUに加盟しないスイス、金(Gold)よりも堅いと言われる通貨スイスフランを支える経済...確固たる独自の路線を歩む気質が造り上げた鉄道なのかなぁ....などと、思いつつ。
-
さて、トンネルが多いこの鉄道、トンネル内で2回中間駅に停まります。
-
ここは、2つ目の駅アイスメーア(Eismeer)。ここからは...
-
...フィッシャー氷河が臨めます。
-
そして、終点のユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)駅に到着しました。
-
ヨーロッパの鉄道最高地点!
ちなみに、世界の鉄道の中で最も標高が高いのは、標高5,072mを走るチベットの青蔵鉄道だそうです。 -
まずはユングフラウと...
-
アレッチ氷河をひと目観て...
-
施設の中をウロウロ。
-
鉄道工事の写真や道具が飾ってあります。
-
施設は太陽光発電設備を備えている様です。
-
では、雪山を歩く前に腹ごしらえ。
-
ついでに、せっかくですので絵葉書を書いて...
-
日本の赤ポストへ投函しておきました。
-
さて、展望施設を出て雪山ハイキングへ出かけましょう。
-
スキーとスノーボード、スノーディスクなどのアトラクションが用意されています。
-
画像左下にスノーディスクで遊んでいる人達が居ます。
-
犬ゾリの犬達でしょうか。
-
アレッチ氷河を眺めながら、メンヒの方角へ向かうコースを歩いていきます。バックにはユングフラウとスフィンクス展望台。
-
晴れている中を歩いていると少し暑いくらい。周りの皆さんが同じような服装で歩いていることを確認。天気は変わりやすいので注意しましょう。
-
歩くコースは雪上車で固められています。途上のスイス国旗。
-
写真を撮りながら1時間ほど歩いたでしょうか。メンヒの傍らに張り付く山小屋、メンヒスヨッホヒュッテが見えてきました。
-
小屋へ登ってみます。
-
イチオシ
風になびくスイス国旗。
-
雪原の向こうにはシュレックホルン(真ん中やや右)、ヴェッターホルン(左端)が見えます。
-
ヒュッテの向かいの頂き。
-
まだ先へと歩いていく人たちが沢山いますが、私達のハイクはここまで。
-
帰路につく前に...山小屋でコーヒー飲んで一休み。
-
そろそろ駅へ戻りましょう。
-
あーーー爽快!
-
再び氷河を眺めながら。
-
スフィンクス展望台へ戻ってきました。右下の小さな穴が入り口です。
後ろはユングフラウ。 -
展望台へ登ります。
-
メンヒ。
-
歩いてきたコース。クレバスと言うか、大きな穴があったんですね。
-
もう一度アレッチ氷河と遠景。
-
氷河へ歩く人の列。(真ん中に小さく写ってます...)
-
クライネ・シャイデック方面を見下ろします。
-
ゴルナーグラート同様、ここにもキバシガラスが。
-
最後に、雲で霞むユングフラウを間近に見て、グリンデルワルトへ戻ることに。
-
出始めた雲の隙間から光の雨が山々へ降り注ぐ中...
-
...列車は山を下り...
-
再びクライネシャイデックを経て、頭上に迫りくるアイガーに見送られつつグリンデルワルドへ戻ります。ユングフラウ鉄道恐るべし、列車で気軽にアルピニストの気分を味わえます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
夏のスイス ”スイスパス”で鉄道と船を駆使してスイス半周の旅
-
前の旅行記
グリンデルワルト_Grindelwald アイガー北壁!ユングフラウ観光の拠点
2009/08/17~
グリンデルワルト
-
次の旅行記
ローザンヌ_Lausanne 湖畔の古都!ローマ時代から栄える文化都市
2009/08/19~
ローザンヌ
-
チューリヒ_Zürich スイスの玄関!伝統と最新トレンドが共存するスイス最大の都市
2009/08/12~
チューリッヒ
-
マイエンフェルト_Maienfeld ハイジの故郷!アルプスの麓、葡萄畑の広がる田舎町
2009/08/13~
マイエンフェルト
-
サンモリッツ_St.Moritz VIP達のリゾート!そしてベルニナ急行と氷河急行の発着点
2009/08/13~
サンモリッツ
-
ベルニナ急行_Bernina Express 車窓からの絶景!世界屈指の鉄道世界遺産
2009/08/14~
ベルニナ急行
-
氷河急行_Glacier Express ゆったり!標高差1400mの美観ルートをコトコトと行く
2009/08/15~
氷河急行
-
ツェルマット_Zermatt 王道!名峰を抱く世界憧憬のアルペンリゾート
2009/08/15~
ツェルマット
-
ゴルナーグラート_Gornergrat 感慨無量!マッターホルンと氷河を抱くヴァリス山群
2009/08/16~
ゴルナーグラード周辺
-
グリンデルワルト_Grindelwald アイガー北壁!ユングフラウ観光の拠点
2009/08/17~
グリンデルワルト
-
ユングフラウヨッホ_Jungfraujoch 列車でGo!気分はアルピニスト
2009/08/18~
ユングフラウ周辺
-
ローザンヌ_Lausanne 湖畔の古都!ローマ時代から栄える文化都市
2009/08/19~
ローザンヌ
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- Mirabellaさん 2011/12/06 22:24:05
- 日本のポスト!
- RAINDANCEさん、こんばんは〜。
今日はお誕生日なんですね! ☆☆ Felicidades ☆☆
スペインはところにより祝日、人に寄り連休(puente)のような事を聞きましたが、もしかして昨日のことだったでしょうか?
ちなみに、どこかへお出掛けだったのですか?
スイスの山、すごく日差しが強かったり、急に雪山の景色になったりと絶景
が広がっていますが、トンネルを走り抜ける列車の存在もスゴイですね。そかも、かなり混み合っているように見えます。
日本のポストがあるのは、それだけ日本人旅行者が多いって証拠ですよね?他にも何かエピソードでもあるのでしょうか。
雪山に半袖姿で写っておられますが、寒くはないのですか?
Mirabella
- RAINDANCEさん からの返信 2011/12/07 05:42:53
- RE: 日本のポスト!
- Mirabellaさん
Muchas gracias!
Si si,スペインは12/6と8が祝日で、今年は見事に飛び石になっています。
私の周りでは、12/5か9に休みを取りPuenteにする人が多いようですね。
ちなみに私達は後者、どこへ出かけるかは何れ旅行記にて..(笑)
ご存知かもしれませんが、スペインでは日本と違い誕生日を迎えた本人が周囲に色々と振舞わなければなりません。ですので、誕生日=祝日は好都合だったのですが、最近バレてきたので明日はおそらく会社で仲間に奢りですね〜。
ユングフラウはもう日本人だらけです。(といいますか、スイスはユングフラウに限らず、日本人だけでなく世界中から観光客が集まっていることを認識しました)それも納得、素晴らしいところです。
真夏で天気がよければ寒くは無く、むしろ歩いていると暑いくらいですが、山の天気は変わりやすいので注意が必要ですね。
RAINDANCE
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ユングフラウ周辺(スイス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 夏のスイス ”スイスパス”で鉄道と船を駆使してスイス半周の旅
2
61