2011/10/03 - 2011/10/12
19位(同エリア19件中)
haneさん
今日も冷え込んだ、ブムタンの朝。
宿のおかあさん特製の蕎麦粉のパンケーキで朝ごはん!
パンケーキというと甘いものをイメージするけど、これはホントに蕎麦の味。水だけで練っているので、日本で食べるお蕎麦よりホロ苦く、香りもそのままです。フランス・ブルターニュ地方でも蕎麦粉が食べられてますが、あれもおやつではなく食事。そういえばちょっと気候が似てるのかも。
今日のヨンピル・ゲストハウスは大忙し! お偉い人の家の結婚式が近くであるらしく、昼食の準備から宿泊の準備に追われてます。もともと10部屋くらいしかない小さな宿なのに、今夜は100人近い人が来るんだとか。大変だぁ!
ブムタンは宿の数が少ないし、1軒1軒も小さいロッジばかり。おまけにタムシン・ゴンパでお祭中。ヨンピルはローカルなので、観光客で泊まってるのは私たちだけで、部屋の取れなかったガイドやドライバーたちが泊まりに来てる程度でした。それが今日はすし詰め! ・・・ちょっと見てみたいなぁ、ブータン人たちがあちこちでゴロゴロ雑魚寝してる姿(笑)
でも残念ながら、今朝でヨンピル・ゲストハウスともお別れ。さよ〜なら、お母さん!&おいしいゴハン!
今日はわりあいゆっくりな日です。
まずはジャカール・ゾンへ。小高い山のうえに聳える、「白い鳥」の名前に相応しい威容を誇るゾン。途中までは車で行けますが、あとは門まで歩いてあがります。けっこう急な坂なので、冬場なんかは凍るし、雨に日も滑って大変そう! そして山の上の僅かな土地に建てられているので、中にいると左右の建物が迫ってくるような圧迫感。
その中を歩いてさらに上がっていくと、講堂から朝のお勤めの声が。こちらも、他のゾンに比べるとかなり小さな部屋。その中で、臙脂色の衣のお坊さんたちが向かい合って二列に並んでお経をあげています。太鼓や長いホルンのような楽器の奏でる音は、地を這うようにしてお腹に響く音。朝の光が窓からふりそそいで、なにやら神々しくすらある風景です。
そんななかで礼拝して、お布施して中庭へ出てくると、聞いたことのある声が上ってきました。・・・やっぱサジャンや(笑)。昨日のお祭でばったり再会した前回のガイド、サジャン・ライと再び遭遇! 昨日は自由見学なのかお客さんを連れてなかったけど、今朝は真面目に説明してます(いや、もともと概ね真面目な人なんです、・・・おおむね。笑)。仕事の邪魔しちゃいけないので、ちょっと喋って、残念ながらすぐにお別れ。
前回7月に帰国した時はもう2度と会うこともないのかなと思ってたけど、まさか偶然に2回も会うとは。ブータンでも、縁があるって言うそうです。ブータンを再訪することが出来たのも、前回に引き続きお世話になっている日本とブータンの旅行会社の方々のおかげ。今回の旅の相棒M嬢とも、実は7月に来た時にパロの空港で初対面でした。様々なご縁で、こうしてブータンで楽しい日々を過ごすことが出来ることに感謝です。
ジャカール・ゾンのあとはウォンディチョリン宮殿を経てブムタンを後にしました。再びキキ・ラとヨント・ラを越え、トンサの町へ。王家揺籃の谷です。
トンサは殆ど平地がなく、町も斜面にへばりつくように建設されています。もともとゾンくらいしか無かったこの谷を有名にしたのは、現在の王家ウォンチュク家のゆかりの地だということ。かつてこの地の知事のような職にあった有力豪族ウォンチュク家が、ブータン王位に就いたのが約100年前。以後、王位継承者はまずトンサのPenlopに就任してから王位を引き継ぐことが伝統になっています。
このため、トンサのゾンと博物館はパロに負けず劣らず立派なもの。ゾンはブータンで一番長いと言われてます。大きいじゃなくて、長いってとこが(笑)。?王家の谷?の博物館は、王冠など王家ゆかりの品が数多く展示されてます。そして博物館のてっぺんからの眺めは、とっても気持ちいいです! この博物館の最上階から見て谷の向こう側、山の頂上にポツンとある建物・・・。本日宿泊予定のビュー・ポイント・ホテルが見えます。トンサには宿が本当に少なく、土地もありません。それにしても、ずいぶんすごい所に造ったもんだなぁ、かなり遠そうだなぁ・・・。
トンサの町をブラブラして、ヒマワリの種食べながらドライバー・ガイド井戸端会議に軽く参加して、日が陰ってくるころにはホテルに向けて出発進行! なにせ街灯ひとつない崖の上の山道、しかもまだ建設進行中なのに無理やりオープンしちゃった新しいホテル。無事にたどり着くかはカルマさん次第。ブータン来ると、ほんとドライバーに命預けてるな〜って気がします。。。
そして何とかたどり着いたビューポイント・ホテル。
・・・いやぁ、マジで建設中です(笑)。たぶん完成すればきれいになるんでしょうが、2011年秋現在、本館の階段も彫刻が施されてるけど彩色してなく白木のまま。部屋の壁も合板の板が丸見え、クローゼットは不安定で扉が開かない、おまけにバスルームは電気がつかず、ホテル全体の停電も頻発。。。完全にまだお客を入れちゃいけないレベル。まぁ他に選択肢ないからしょうがないけど、早く完成するといいねぇ・・・。そしてビューポイントって名前だけど、木々が茂ってて何も見えないねぇ・・・。
そしてここでもツェリンさんが部屋無し! なんとお客さんの分の部屋もオーバーブックしてしまっていたそうで、今夜もツェリンさんはうちの部屋にお泊りです。でもこんだけ周りに何もないと、部屋ないからって言ってもどうにもできない。オーバーブックだった団体のお客さん、どうしたのかな・・・。なんだか乾季なのに土砂降りになったり、ちょっとツイてない夜。・・・いや、楽しみは自分でつくるもんさぁ〜!
事の始まりは、私のどうでもいい一言。「キラは買ったけど、ゴ(男性用民族衣装)も着てみたいな〜」
そしてノリノリになるツェリンさん。「いいですね〜、背が高いし、髪も短いからきっと似合いますよ〜! カルマさんの借りましょうか」
さらに畳み掛けるM嬢「じゃあカルマさんはキラ(女性用民族衣装)着ればいいじゃん」
たぶんカルマさんからしたら、何言い出しやがるコイツら、って感じでしょうね(笑)。でもすんなり交渉成立! ・・・いや、意外にノリノリかも?
どんな感じだったかは、写真を見てみてください。でもアップしてるやつ、人様にお見せできるやつを選んだので、実際はもっともっと悪ノリしてました(笑)。
<本日のメニュー、5日め!>
◆宿のお母さん特製、蕎麦粉のパンケーキで朝ごはん!
◆ジャカール・ゾンへ。再びサジャン登場。ご縁って大切やね。
◆ブムタンからトンサへ。
◆お昼ご飯のあと、トンサの博物館へ。けっこうな急斜面に息が切れる。
◆トンサ・ゾンへ。キラ姿のツェリンさん、イタリアからの観光客のおっちゃんに写真を撮られまくる。そしてナンパされる。いや、おっちゃん、そこに奥さんいるよね? さすがラテン男子、いつまでたっても、結婚しててもMBA(Married But Available)!
◆トンサの町をウロウロ。いや、ウロウロするほど広い町でもないけど(笑)。そして各地から来ているドライバーやガイドたちの井戸端会議に軽く参加。
◆本日の宿、ビュー・ポイント・ホテルへ。道のりも険しいな。そして絶好調建設中! 停電いっぱいだよ(笑)。
◆本日のメイン?イベント、ゴにお着替え&堂々と夕ご飯。カルマさんは部屋の中だけキラ着ました!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
PR
-
蕎麦粉のパンケーキ!
水だけで捏ねた、十割蕎麦。
卵やバターも混じってないので、普通のパンケーキみたいにフワフワにはなりません。でもおかあさんが作ってくれたのは、他のところで食べたのより食べやすかったかな。冷めると固くなっちゃうので、あったかいうちに!
バターをつけて食べるもよし、蜂蜜もよし、でもブータンではカラスの口(野菜)のチーズ煮込みをつけていただくのだとか。
味は蕎麦そのものなので、さっぱりしてます。 -
朝ごはんの調味料たち。
バター、ジャム、蜂蜜、ケチャップ、・・・チリペースト。 -
ヨンピルの食堂。
朝日がさんさん。 -
台所のおかあさんたち。
管理人のおじさんはが持ってきたのは、プロパンガス。
ブータンでは、プロパンの容器を台所に設置してます。もちろんガス台のすぐそば。すごく危ない・・・。日本だと絶対外に設置だけど。
案の定、時々事故が起きるそうです(うわぁぁぁ・・・)。
今夜の宿泊客は、なんと100人!
近くで偉い人の結婚式があるらしく、その招待客が宿泊するのだとか。当然部屋数なんか足りないので、床や台所の椅子まで寝床にして、足りない分は庭にテント。
お昼ご飯も用意しなきゃならないので、おかあさんと親戚はめちゃくちゃ忙しい!
昨夜も王室関係のひとが泊まってたらしく(私たちは会わなかったけど)、王室のナンバープレートの車が停まってました。 -
部屋の窓から。
崖の下に流れる川の音と鳥の声が気持ちいい朝。
そういえば、ここも犬の鳴き声しなかったな。明らかに庭に犬がいるんだけど。 -
ヨンピルのコテージ。
たぶんこのゲストハウス、10部屋ないと思います。 -
ジャカール・ゾンの参道。
菊の花。 -
ジャカール・ゾンの参道。
けっこうな坂道っぷり。
標高高いからキツイ・・・ -
ジャカールというのは、白い鳥、という意味。
偉いお坊さんが夢で見た、白い鳥が舞い降りた丘にお寺を建てたことから始まった場所。 -
丘(っていうか山)の上が狭いため、数あるゾン(城であり役所でありお寺)の中でもかなり中庭が狭い。
軒が迫って、ちょっと圧迫感。 -
こちらがメインの中庭。
講堂ではお坊さんたちが朝の読経中。
ちゃんと楽器を使った、盛大なやつでした(講堂は狭いけど)。
そん中に、白人の観光客がぎっしり! たぶんドイツ人。お堂の中は写真撮れないけど、興味深そうに見てました。たぶん欧米のひとにとっては、こういうのが典型的「アジア」なんでしょうね。
そして我々がブータン式礼拝をするのも、面白そうに見てました。だって私と相棒M嬢は完全に観光客なのに、きっちり礼拝マスターしてますから(笑)。たぶんあの場にいた皆様は、日本人も(いちおう)仏教徒なのでお参りの仕方知ってるんだろうと思ったことと。・・・いえいえ、普通の日本人はブータン式のお参りの仕方は知らないっすよ〜。
なぜ我々がマスターしてるのかと言うと、そりゃ仕込んだ人間が居るからです(笑)。 -
見学とお参りを終えて中庭に出ると、また新たなる観光グループがやってきました。ツアーを引き連れているのは・・・、出た、サジャン! 昨日のお祭会場でばったり再会した、前回のガイドさんです。
←そして、我々にブータン式礼拝方法を仕込んだ本人(笑)。
サジャンは今回、オーストラリアからのグループのアテンド。ずっと東の方まで行くそうです。日本人グループと違って、欧米の方々は2週間〜1か月近くのツアーが普通なので大変やなぁ・・・。その間、基本的にガイドとドライバーは休みなしだもん。
今回ガイドのツェリンさん曰く。
偶然再会するひととは縁がある、ってブータンでも言うそうです。ましてや日本とブータン。2回も偶然会うなんてスゴイ縁があるんですね〜、だって。
こういうあたり、同じ仏教ベースなためか、日本とブータンて考え方似てるのかもしれません。
←あ、諸事情により、私とM嬢はのっぺらぼうになってます(笑)。 -
重厚な木の扉
-
高い丘の上、乾季の眩しい太陽に照らしだされたゾン。
ジャカール(白い鳥)の名にふさわしい姿。 -
入り口の装飾
-
ジャカール・ゾンから、町のほうを眺める
-
オレンジがかった菊の花
-
ピンクの菊の花
-
町のほうから、ジャカール・ゾン
-
マリーゴールド。
ブータンで一番人気の仏花。
日本だと菊だけど。
いちおうブータンでも、仏様にお供えしてはいけない花があるそうです。
ツェリンさんが必至で思い出そうとしてましたが、結局わからず。ゾンカ語ではわかるものの、日本語でなんて言いうか分からないんだって。 -
ウォンディチョリン宮殿。
ウォンチュク王家の古い宮殿で、現在は使われてません。 -
ブータンではおなじみ、四獣図
-
宮殿の奥に、幾つもの仏塔。
-
宮殿内部。
だいぶ老朽化が進んでます。 -
そんななかでも、唐辛子、天日干し中。
-
青い色が鮮やかに残る部分。
100年前はさぞ美しかったんでしょうね・・・ -
宮殿と門をつなぐ道。
-
ウォンディチョリン宮殿から、あたりの風景。
-
こちらはウォンディチョリン宮殿のすぐ横にあるアマンコラ・ブムタン。ブータン国内に5つあるアマン・リゾートのうちの一つ。
アマンは隠れ家的に建てるのが普通ですが、ここだけは唯一、そとからばっちり見えます。
現王家ゆかりの宮殿のそばであり、建設にあたってはかなり揉めたそうです。っていうか、造りはじめてから「これ、いいわけ?」ってかんじになったってとこがブータンらしい(笑)。
先日見に行ったウマ・パロは外観をブータン式にしてますが、アマンはそうではないため、現地のひとはあまりアマンが建つことを歓迎してないとか。景観を守るために色々と政策を展開しているブータンにあって、独自路線を貫くアマン。よくも悪くも世界基準なので、こういった衝突もあるでしょうね・・・ -
宮殿の裏手には、建設中のブムタン空港。
-
こんなかんじで、ドッカンドッカン滑走路工事中。
それにしても川に近いな〜・・・。平らな土地ないから仕方ないけど、チベットのラサ空港も雨季に川が氾濫すると、滑走路水浸しになるし・・・。 -
エメラルド・グリーンの川面。
ジャカールともお別れ。
再び峠越え! -
途中で寄った、織物や民芸品のお店。
-
女の子がデモンストレーションしてくれます。
・・・なんか奥に居るなぁ・・・ -
ドライバーのカルマさん、織姫・・・じゃなくて、えーと・・・
-
なんかこのブータンの織物にある文様って、刺繍に近い形で折り込まれてます。
なので、裏側は模様用の糸がバラバラ出てる状態。 -
こういう総模様の布は表も裏も糸は出てません。
-
お面
-
私のお気に入りの布。
光の加減で色が変わるので、絹糸の手織りだと思われます。
値札ないな〜・・・ってことは、すごい高価なんだろうな〜・・・。結局怖くてハウマッチが言えず(笑)。
ちなみに近くにいた白人観光客のおばさまが別のものの値段聞いてたけど、一桁違うんじゃ? っていうくらいの値段でした。たぶん一般的なブータン人の年収くらいします。
日本円にしたら・・・ン十万。
まぁ織るのに何か月もかかるそうだし、素材も絹とかだし、仕方ないのかな・・・。 -
ヤクの毛で織ったカーペットもあります。
-
ダルシンはためく崖の上
-
快調に走ってたと思ったら。
再び道路工事渋滞。 -
なんかアスファルトとか、一斗缶とかドラム缶を焚火にくべて溶かしてるんですよ。
体に悪そう・・・って思っちゃう。 -
帰ってきました、ヨント・ラ峠。
-
黄色いルンタ。
高く蒼い空に映えます。 -
トンサに到着!
昼ごはん!
ヨンヒル・リゾートのレストランです。
ブータンでは日程表よりガイドの裁量に任されてる部分が多いので、ごはんの場所とかはよく変更になります。
今回も、ジャカールを出発してから携帯で電話して予約取ってました。
実はもう他のグループで予約がいっぱいだったらしく、外なら空いてるよ、ってことでお庭でひるごはん。 -
乾季なら、そとでゴハンも楽しいです。
そんなに寒くないし、庭を眺めて、のんびり。 -
ヨンヒル・リゾートにはいっぱい花が植えられてます。
眺めもいいよ。 -
これ食べられますよ〜。
って、いきなりホテルの木から実をもぐツェリンさん。
デザート、自分で摘みます(笑)。 -
いや〜、これは見たことないわ・・・
なんていう果物か不明。
とりあえず、ちょっとホロ苦いかんじです。そんなに甘くもなく、非常に表現しづらいかんじ。不味くはないですよ〜。でも種も多いので、めんどくさい。 -
トンサの町
-
トンサの博物館。
丘の上にあるので、階段が長い。
下の道で我々を下すと、カルマさんはさっさとドライバー仲間とお喋り開始。
てっぺんの塔の上からの眺めは、本当に素晴らしいです。
でも中にはカメラもって入れないので、撮影できません。裏口から行けば出来ないこともないですけど、ルール違反になっちゃうしね。
で、気づいたんですが、裏口のほうに新しい駐車場が出来てました。ここまで車で上がってくれば、ゼエゼエ言いながら階段登る必要はない・・・と。
ドライバー諸君、リサーチしといてくれたまへ! -
そしてここにもマリーゴールド
-
トンサ・ゾン
-
トンサ・ゾンは、ブータンで一番の長さを誇るそうです。
ジャカール・ゾンに比べると、やっぱり大きい! -
まったり、お坊さんたち
-
柱の装飾もきれい
-
もうすぐ日もおちるので、お坊さんたちも夕ご飯支度。
お坊さんは早く寝て早く起きるので、夕ご飯も早いそうです。 -
鮮やかなクレマチス
-
ゾンのアーチェリー場。
アーチェリーはブータンの国技。
しかもすんごく的までの距離が長い!
ので、構えるときは、かなり上に矢を射ます。 -
しかも、的がすごくちっちゃい!
-
どんだけ距離があるかと言うと・・・こんくらい。
延々歩きます。 -
お坊さんも撤収!
赤い衣、赤い車。 -
トンサの町でぶらぶら。
-
直後に控えた王様の結婚式。
学校の先生たちが横断幕を張ってました。 -
トンサのお店屋さん。
けっこう広い。 -
あ、パンダ・ビール!
ほかにもタイガー(シンガポール)とかも売ってます。 -
高圧電流、注意!
-
マラソン大会の告知。
ブータンでもあんねやな・・・。
私は小学校時代、これが一番嫌いでした(笑)。 -
夕暮れ
-
真紅の花、色い壁
-
ゾンを見渡せる町の道から。
実は、歩いたほうが早く行けるかもしれないトンサの町。階段がゾンから町まで一直線にあります。
車だとぐるっと遠回り。
そしてここに居ると観光客のツアーバスが通るので、なぜかそのガイドさんたちがみんな手を振ってくれます(笑) -
本日のお宿、ビューポイント・ホテルは谷の対岸。
かなりな山の上。
しかも、まだ出来立てのホテルだって。
どうやってあそこまで行くのか・・・ナゾ。
カルマさんにがんばってもらうしかない! -
途中で見かけた車。
運転講習中。
後ろのガラスに「L」ってあったら、教習車だそうです。
それにしても、断崖絶壁で運転講習・・・絶対やだ。すごすぎる。
ちなみに運転してたのは女の子。がんばって〜!
って言いながら追い抜きました(笑)。 -
じゃじゃ〜ん!
ビューポイント・ホテルで馬リターンズ!
←私です(笑)。カルマさんのゴを借りました。 -
私が男装したので、無理やりカルマさんは女装でキラ着せられました。
・・・いや、意外にノリノリだったかも(笑)。
外出なきゃいいよ、って言ってたし。
ちなみにカルマさん、着たことないわりに、キラの着方分かってました。そりゃあ新婚さんだし、脱がせ方分かれば逆もねぇ・・・という意見で女子一同、一致しました(笑)
そういえばブータンでは、一般的にお胸の大きい方が好まれるそうです。・・・わたし、不合格やな、絶対・・・ -
と、いうわけで、カルマさんキラ・バージョン完成! (相棒M嬢のハーフ・キラです)
じゃ、ここいらへんでカルマさんの経歴を披露しちゃいます。
カルマ・ツェリンさん、20代後半。何度も言ってるけど、新婚さん。
ブータン東部出身で、5歳のとき親戚を頼ってティンプーへ。以来学校へ行ったことはないそうです。なので英語は不得手。たぶん読み書き喋りは苦手だけど、ヒアリングなら簡単なことなら分かります。
学校は行ってないけど、運転に関してはプロフェッショナル。
ティンプーやパロの農家でトラクターの雇われ運転手経験あり。
パロにあるダショー西岡氏ゆかりのAMC(Agriculture Machinery Centre)で働いていたことも。
タクシー運転手、ウマ・パロの従業員バスのドライバー、アマンのドライバーなど、様々な職を経て、現在はフリーランスのドライバー。
次の目標は、団体も乗せられる大きめな車を買う事。観光客用のドライバー業は好きみたいです。
年齢のわりにドライバー歴が長いので、ブータン各地に友達がいます。友達の多いツェリンさんも認める顔の広さ。
ちなみに、奥さんはティンプーで警察官。
出会ったのは、タクシーの運転手してたときだそうです。へへへ〜、どんなふうに声かけたのかな〜ww
本人も「彼女(奥さん)に出会ってからすごく人生が楽しくなった」ってノロケちゃうほど、ラブラブです。
そしてウマ・パロの矢内さん曰く、ずいぶん格好よくなっちゃったから一瞬わからなかった! そう。
ほんと、いいお嫁さん貰えてよかったね、カルマさん! -
こちらは、私のキラを着たM嬢。
馬ですけど、何か? ほほほほほほほほほほほほほほほほほ -
え〜、シチュエーションとしてはですね、
馬に食べられそうになるツェリンさん、です。
・・・どぅいうプレイやねん。 -
さっさとゴに着替えるカルマさんを観察する馬。
なんだよ〜、女装のままゴハン行こうよ〜。←絶対ムリ! って断られたけどね(笑) -
ビューポイント・ホテル、オーバーブックです。
今日もツェリンさんの部屋が無いので、三人一緒。
セミダブル・ベッドを二つくっつけて、3人で寝ます。
そしてバスルームは電気つかないし。
停電は頻発するし。
かなり建設途中ホテルだけど、いろいろ遊んでぐっすり就寝。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
haneさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
81