2011/10/03 - 2011/10/12
18位(同エリア25件中)
haneさん
タンカの御開帳は早朝4時!
・・・真っ暗だよねぇ、その時間。て、わけで、7時に見に行くことにしました。幸いタシリン・ホテルはゾンのすぐそば。いつでも歩いていけるので。
とはいえ、ゆっくり寝てられるわけじゃありません。ゾンのそばってことは、早朝から人が集まるっていうこと。夜も明けぬうちから、通りはざわざわ。私は寝汚いので寝こけてましたが、相棒M嬢やツェリンさんは早々に目が覚めてしまったそう。通りに面した角部屋だったせいもあるかな。前回来たときは野犬の吠え声と鳥の声に目が覚めましたが、今回は人の声です。
朝起きたら、とりあえずゾンでタンカを拝み、ものすごい人ごみにもみくちゃにされながら撤収! 早朝からとにかくすごい人出です。
宿で朝ごはんしながら他のガイドさんたちと喋ったり(全然関係ないグループのガイドさんなんですけどね)、荷物をまとめてウォンディ・フォダンとはお別れ!
・・・あれ、ドライバーのカルマさん、どこやねん。
結局カルマさんは昨夜、近隣でキャンプしてるドライバー仲間のとこに行ってテントで寝てたらしく、朝食後に合流。ガイドのツェリンさんも自由なひとだけど、カルマさんも結構自由なかんじ。夜な夜な居なくなります(笑)。
最後に、3か月で変わり果ててしまったウォンディ旧市街をちょっと散歩して、いよいよブムタンへ出発です。
ペレ・ラ峠。この峠をもって、西ブータンとはお別れです。
ここを過ぎれば中央ブータン、トンサも間近。今日はトンサも一気に過ぎて、ヨント・ラ峠、キキ・ラ峠を越えてブムタンの中心地ジャカールまでのロング・ドライブ! がんばれカルマさん! すっごい道悪いけど! 乗り物に酔いやすい方は、酔い止めマストです。とにかく、いろは坂のデコボコバージョンが延々何時間も続くと考えていただけると・・・。ちなみに私、そんな中で本読んでても酔いません。三半規管がそうとうイケてるみたいです(船でジェットコースターみたいな大嵐にあってもひとりケロリとしてたしなぁ・・・)。
ヨント・ラへ向かう途中では、再びヒマラヤの雪を頂いた峰々を見ることが出来ました。空が高い高い(そして紫外線が強い!)。青空トイレにはうってつけや(笑)。このルート、ドチュ・ラと違って公衆トイレとか、カフェテリアとかはありません。行きたいときは、大自然で! うちんとこのガイドさん、率先して行きますからね。何事かカルマさんに言ってるな〜と思ったら、こっち見ないでよね〜!って念を押してたらしい(笑)。
そして風景も変わって。
荒涼とした大地に、冷たい風の吹きつける夕暮れ。
西ブータンの黄金の棚田とはうってかわって、ブムタン地方は蕎麦畑の広がる世界。気候は寒冷で、朝夕はしんしんと冷えます。
日は落ちて、うっすらと明るさが残る中、ようやく今日の宿、ヨンピル・ゲストハウスへ到着! ・・・あれ、誰も居ない? って思ったら、ひょこひょこ歩いてきたおじさんが管理人。台所に居たおかあさんが、宿のご主人です。
今まで泊まった宿とは違い、ここは本当に家庭的。設備は本当に最低限で、お世辞にも立派な宿ではありません。でもすごくあったかい気分になる、ゴハンもおいしい、すてきなところ。ただ、ほんとに寒いけど(笑)。
今夜はドライバーのカルマさんも一緒の夕ご飯。前回来た時にも思ったけど、ブータンの男性はほんとよく食べます。赤米てんこ盛り。・・・なのに細いです。特に民族衣装のゴから覗く足の細いこと(ゴがたっぷりしてるからそう見えるのかもしれませんが)。羨ましいなぁ・・・。ブータンでは見た感じ、けっこう細いというか華奢な男性が多くて、女性のがどっしりしてたりします。ちなみに私、知り合いのブータン・メンズより背が高い率、90%くらいかも。もちろんカルマさんより高身長です(笑)。
夕ご飯後には、ドゥマにトライ(←カルマさんに貰いました)。
ブータンの地面のあちこちで見かける、赤いアレ。
・・・不味い、不味すぎる・・・。なんでこんなもんモグモグするのやらと、目で訴えるものの(不味すぎて喋れない)、相棒M嬢はそんな私の顔が相当歪んでて面白いらしく、愛用の一眼レフで激写。・・・いやぁ、人間の表情筋ってこんな動き出来るのかと思うような、人様には絶対お見せできないような顔でしたとも(泣)。
さて、明日はジャカールのお祭です。またキラを着る予定。
そして、ずっとスーツケースの中で眠っていたあれを・・・ふふふふふふふふふふふふふふふふ(←いや、くだらないことなんですけど・笑)。
<本日のメニュー、3日目!>
◆早朝から御開帳になっている、ウォンディのタンカを見に行く。そしてまたアツァラにお布施をせびられる。
◆変わってしまったウォンディの町を散歩。
◆ブムタン地方へ出発!
◆ペレ・ラで青空トイレ(笑)。
◆菜の花畑を眺める。
◆通りがかりの小川で車を洗車するカルマさんを横目に、まったりする。
◆ヨント・ラを越えてブムタンへ入る。
◆キキ・ラを越えてジャカールへ。
◆やっとヨンピル・ゲストハウスへ到着。夕ご飯後、ドゥマにトライ。・・・非常に不味いことを確認(笑)。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.0
-
早朝4時から御開帳のタンカ。
お坊さんたちも、御開帳からお昼まで、ずっと読経しています。 -
タンカは毎年開帳されるわけではないので、ラッキー。
鮮やか。 -
高い所に座っているのが、ウォンディで一番位の高いお坊さん。
(修行して偉くなった方なので、転生仏ではないそうです。) -
赤と白のツートンカラーのカプニといえば、ウォンディ・ゾンカク(地方)のお偉いさんたち。
-
こちらはもっとお偉いさん?
まず椅子からして違うし。 -
ずらりと並ぶ、読経中のお坊さんたち。
-
ゾンの入り口。
とにかくすごい人。
出る人、入る人、全てこの狭い門から出入りするので、おまわりさんが整理してもぐっちゃぐちゃ。押し合いへし合い、もみくちゃ。 -
前を歩いていた男性。
臙脂色のカプニなので、元お坊さん。
ブータンでは、かつては一家から一人はお坊さん(尼さん)になってたそうですが、今は強制ではなく自発出家のため還俗も自由だそうです。
たいてい子供のうちに出家するので、大人になったら気が変わるなんて当たり前だよなぁ。家族に不幸があって家を支えるために還俗したり、たぶん、好きな人出来ちゃって結婚したい!・・・なんて事もあるだろうし。日本のお坊さんは結婚できるって言うと、ほんと驚かれます。こんなん日本だけだもんなぁ・・・。
ちなみにブータンの子供たちにとっては、お坊さんは憧れの職業(?)なので、ホントに小さいうちから「お坊さんになる!」って自分から出家を言い出すそうです。 -
対岸の集落。
-
崖の道を登ってくるひとたち。
-
参道。
早朝からすごい人。
今日はお祭最終日。タンカもあるしね! -
ウォンディの町。
3か月前に来たとき、ここは家屋や商店が密集する所でした。
今は全て取り壊され、更地。
・・・てゆ〜か、後ろっかわ、完全に絶壁。すごい所に家建ててたもんだ・・・ -
ここらへんも元々商店だったところ。
既に取り壊されちゃってるので、今日は新市街から出張販売かな? -
イチオシ
アツァラがこんなとこまで!
お祭会場のゾンは、300mくらい先だよ〜 -
こんな感じで岩(崩れた崖?)がゴロゴロ。
ウォンディから先は道がかなり悪いって言ってたけど、ほんとにスゴイ。
元々悪いのと、地震で崩れたのと、ダブルパンチ。
パロ-ウォンディ間は主要な観光・経済幹線道路だから舗装もわりとちゃんとして、メンテもされてるけど、この先は観光客も多くない中央ブータン。 -
崩れたところから見える、真っ白い岩肌。
石灰質が多くて、脆い岩肌。
近くに行くと眩しいくらいで、あちこちから水が染みだし、道路はちょっとした川状態。水に道路や崖が浸食されて、デコボコ。
タイヤがはまったらたいへん!
カルマさん、がんばって〜。
今回は小さい車だから小回りきくけど、団体用のコースターバスなんかだと、時間もかなりかかるそうです。 -
道端にて。
お米を売りに行く一家が、ウォンディ方面からのお迎え待ち。
車もってないひとがほとんどなので、移動はもっぱらタクシーかヒッチハイク。
いつ来るかわからんけど・・・ -
ペレ・ラ峠に到着! 3420m。
ドライバーのカルマさんは、お約束の、仏塔の周りを時計回りにくるりんぱして停車します。仏教徒は、祠や仏塔を通り過ぎるときに時計回りが基本。
この峠で、今日の行程は約半分。長いな〜。
ウォンディからブムタンのジャカールまでは、車で約6時間〜。大きいバスだともっとかかります。 -
シロツメクサの青紫バージョンみたいな花。
きれいな色。 -
黄色い花、あざやか。
-
峠といえば、ダルシン。
高い所、見晴らしのいい所に立てるみたい。 -
イチオシ
峠の丘を登って、向こう側。
さっき見えてたヒマラヤが見えるかな〜とおもったけど、ちょっと方角が違うので見えない。残念。
天気はいいんだけどな〜 -
あざみの花
-
黒いほどに高く澄んだ空。
-
菜の花畑がちらほら。
濃い緑のなかに、パッチワークのような黄色、若葉色の畑。 -
イチオシ
菜の花は、主に油をとるためだそうです。
-
たくさんの水が流れる祠。
中には当然マニ車。
なぜここに停車したかというと・・・ -
見よ、この車!
昨日からの移動とウォンディや工事現場の砂塵で真っ白!
昨日パロを出発した時はピカピカだったのにね・・・
と、言うわけで、カルマさん臨戦態勢(笑) -
トランクにいつも入ってるバケツとビーチサンダル。
このためのだったんだ・・・。
盛大に水をぶっかけるカルマさん。
もちろん洗剤なんか使いませんよ〜 -
カルマさんがガシガシと洗車してる間に我々は・・・、寛いでますけど、何か? (笑)
お天気もいいので、橋の上でシャボン玉で遊んでいる相棒のM嬢と、スマホをいじっているガイドのツェリンさん。・・・こんなとこでも電波入るんかいな・・・
女子は常にマイペース。 -
そして私は水遊び中。
うぉ〜、冷たい!
痛いくらいに冷たい水。でも気持ちいい! -
洗車のあとは、昼ごはん!
-
しいたけ!
ほうれんそう!
カラスのくち! -
エマ・ダツィ(唐辛子とチーズの煮込み)。
ここのエマ・ダツィ、かなりなツユだく。しかもシイタケが入ってる。唐辛子は赤と青の両方を使用しててカラフル。初めて見たな〜、このバージョン。
ちなみにガイドのツェリンさん、ブータン人なのに唐辛子が嫌い。なのでエマ・ダツィは食べません。この唐辛子大国でよく生きてられるなぁ・・・。「だって、小さいころから食べなかったものだから・・・」だって(笑)。
その代り、普通のブータン人なら好きじゃない西洋料理とかは平気で、朝はトーストもりもり食べちゃう現代っ子。 -
車もピカピカ。
さっきまでレストランに偉いお坊さんが来ていたらしく、その時にお供えしたものをちょっと頂きました。
お米にでっかいキュウリ(ヘチマくらいある・・・)を切ったのやらが飾ってある、なかなかスゴイもの。写真撮る暇なかったのが残念。 -
おっと、道路が工事でクローズ!
カルマさん、ピーンチ!
また車が砂塵まみれになるかも!
ブータンは日本みたいにラジオで工事情報とかやってるわけじゃないので、突然渋滞したら、たいていこんなかんじ。街灯なんてないので、山道の夜は本当に真っ暗で危険。夜間に工事するなんて危なすぎて無理。なので白昼堂々、道ふさいで工事してます。
崖の上でガードレールもないし、重機がいたら大人しく待つのみ。
しばらく重機が作業すると、いったん退いて、溜まった車を通します。まぁ30分に1回くらいは通してくれるので・・・。 -
トンサが見渡せる展望台から、ゾン。
ところで、トンサって日本では言うけど、ツェリンさんの発音聞いてると完全にトロンサ。「ロ」は巻き舌で小さい発音だけど。
まぁどっちでもいいや(笑) -
トンサの町は、深い緑にうずもれてるみたい。
今日はいっきにブムタンまで行くので、トンサはスルーです。 -
トンサの町へ行く前にあるチェックポイント。
ここでもビザを提出して通してもらいます。 -
崖崩れの工事中。
こういった3Kの土木関係はみんな出稼ぎインド人がやってます。
インド国内で働くより、賃金が2〜3倍なんだとか。
ちなみにブータン人がやるとしたら、インド人の数倍のお給料で、しかも下手なんだそうで(笑)。そしてブータン人、失業率高いのに、こういった仕事は嫌がって就きたがらないんだとか。日本人と同じや・・・ -
本日2つめの峠、ヨント・ラ(3425m)。
さすがに寒い!
ここを越えれば、ジャカールはもうすぐ(って言っても、まだ1時間はかかるけど)。 -
ブータンでは、こういう看板けっこうあります。
キリスト教的な一夫一妻モラルが薄いブータン。MBA(Married But Available)な率、けっこう高そうだしなぁ・・・。
あ、もちろん現在はブータンも法的には一夫一妻制ですよ(笑)。 -
雲が立ち込めてきたヨント・ラ。
日が差さないと、ほんと寒い! -
ヨント・ラから更にキキ・ラ峠を越えて、やっとジャカールへ!
西ブータンの棚田が広がる風景から、寒冷な中央ブータン・ブムタンでは蕎麦畑が広がる、すこし荒涼とした風景へ。
ウォンディの暑さがウソのよう。 -
夕闇せまるなか、本日から2日間お世話になるヨンピル・ゲストハウス(旧ピルグリム・ロッジ)へ到着。
町はずれで、すぐ横は崖の下に川。
ブムタン地方に多い、竹で編んだ塀に囲われた、小さくて静かな宿。
看板とかいっさい出てないので、ドライバーやガイドが場所知らなかったら行きつけないかんじ。 -
ブータンスタイル
-
うちの部屋。
広い。
ベッドカバーはヤクの毛で編んだ織物。あったかい。
バス・トイレは別室。行くの、ちょっと寒いかも。
でもそのうち改装して、部屋から直接行けるようにするんだって。 -
キッチン兼ダイニング。
こっちもヤクの毛の織物のクッションとかあって、ブータンスタイル。 -
キッチン。
大きな薪ストーブ、つけるとすごくあったかい。
奥にいるのが、このゲストハウスを切り盛りするおかあさん。
ここは民宿的な規模なので、普段はこのあかあさんと、管理人のおじさんの二人でやってるそうです。今はお祭シーズンなので、おかあさんの親戚が臨時ヘルプ。
宿泊客は我々だけだけど、お昼にはランチのお客さんが数組来たり、お弁当をいっぱい作ったりして届けるそう。 -
ブータンの宿では、着いたらまずお茶が出てくるのが普通。
そしてゴハン前なのに、いつもいっぱい食べちゃうんだよな・・・ -
こっちはドライバーのカルマさんの部屋。
ちょっと狭いけど、一人だしね。
ヨンピルにはドライバー・ガイド専用部屋みたいなのは無いようなので、普通の客室です。普通のホテルだと、客室とは別に専用部屋があります。
カルマさん、ウォンディでは結局外でキャンプしてるドライバー友達のとこで寝たそうです。今日は長距離移動だったし、ゆっくり休めるハズ・・・が、カルマさん、夜はたいていお出かけしちゃいます。夜遊び大好き(笑)。あんだけガタガタで崖っぷちな悪路を延々と運転したあとなのに、元気やなぁ・・・ -
ゆうごはん!
おかあさんの料理はとても美味しいです。
ブムタンでよく食べられる、蕎麦料理も(奥から3番めのお皿)。
こんなに食べられないし、残しちゃって申し訳ない・・・。 -
エマ・ダツィ。
お昼に食べたのとはまた違う、こっちがブータンでのスタンダードなタイプかな。 -
出た、ドゥマ! 台湾でいうビンロウ。もはやソフト・ドラッグだよなぁ、コレ。
葉っぱに石灰を水で練ったものが付いていて、それと一緒にモグモグ。
お世辞にも美味しいっていうシロモノじゃないんだけど、ブータンのひとはこれが大好き。タバコの代わりにモグモグしてるかんじ。習慣性があるし、体にも良くないけど、体が暖まって、酔っぱらったみたいになるからクセになってるんだろうなぁ・・・。
昼間カルマさんがあちこちのお店で「ドゥマない?」って言ってたので、ちょっと気になって1個貰ってみました。
え〜と、マズイです。激しく。木の根っこ食べてるみたい。
石灰って体に悪くないのか? 暖まるって、ドゥマ自体じゃなくて石灰の化学反応であったかくなってるんじゃないの?
なんかほろ酔いのときみたいに、頭がぼーっとなるカンジ。
つ〜か、カルマ! 運転中にこれやる気だったん!?
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