2011/10/03 - 2011/10/12
102位(同エリア185件中)
haneさん
ロングドライブの末、やっと帰って来たパロ。
もはや定宿?と化しているウダン・ワラでゆっくり休み、優雅なる朝ごはんタイムを満喫。ウダン・ワラの食事もサーブ・マナーも基本的には西洋式。でも相変わらず、お茶やコーヒーはカップになみなみと注いでくれちゃうけど。←これは完全にブータン式(笑)。
ブータンの人たちって、あんまり引き算的な考え方をしないのかもしれません。例えば、お給料がこれだけあるから、家賃と食費はこのくらいで、お小遣いはこの分で、あとは将来とか何かあったときのために貯めとく・・・ってざっくり割合を決めたりするのが日本人(一般的な・笑)。でもブータン人、お給料が幾らだろうが、手元にお金があるなら、あるだけ使っちゃう。欲しいものがあって、たまたまお金があったら買っちゃう。全部使っちゃったら後で大変になる、とか先の事はあんまり考えてないようです(って、ガイドのツェリンさんも言ってたし・笑)。だからこそ、あんなに高い織物とか買っちゃう着道楽なんじゃないかと。。。 ブータン(特にティンプー)はそれなりに車が普及していて、いい車乗ってるひともたくさん。国内では生産されてないから、全て輸入なので相当高価なはず(日本車、韓国車、インド車、米国車・・・)。でも頭金さえあったらローン組んで、簡単に銀行もお金貸してくれちゃうみたいです。ちゃんと返済能力があるかとか、チェックしてるのかなぁ?
何であんまり先の事考えないのかな〜? ってツェリンさんに訊くと、「ブータンは平均寿命短いですからねぇ」ってあっけらかんと言われちゃいました。だいたい60半ばくらいだそうなので、老後のこと考えなくていいって事か? それに医療費・教育費は基本的に無料だしなぁ・・・。
何で朝ゴハンのお茶からこんな話になっちゃったかと言うと、要するに、後でミルクを足すっていう計算をしてないので、いっつもなみなみになっちゃう、ってコトです(笑)。常に足し算思考のブータン人・・・けっこう好きやわ。今を生きてるってかんじ?
実家に帰ったツェリンさんと、友達の家に泊まったカルマさんがピックアップに来てくれるのは10時予定。それまで時間があったので、とりあえず辺りを散歩。パロはホテルの建設ラッシュ。道から眺めてたら、逆にこっちが見られるので早々に退散。そりゃフラフラやって来て建設現場覗く観光客は珍しいかもしんないけど、手を止めてまでしげしげ見るようなもんじゃないよ〜! なので、ホテルの門のところで、子供たちと遊んで待ってました。
今日の予定はかなりざっくりです。っていうか、ほぼノープラン。何でかというと、パロの主な見どころは、前回来た時にほぼ見尽くしちゃってるからです。もっかいタクツァン登るのはなぁ(笑)。
と言う訳で、「出来たらそうしようか」的なノリで出発。
まずは学校見学。ホテルからもほど近いランゴ校へ。ここはアポ有りだったので、順調に見学させてもらいました。
次は可能なら山の上の西岡ファーム(西岡チョルテンのある農林省の施設)で農業体験・・・だったんですが、可能じゃなかったです。って言うか、今の時期は何にも無いよって言われちゃいました。ほんとツメが甘いわ〜(笑)。アポ無し突撃だし、しゃーない!なので、ボンデの棚田が黄金色になっている風景を眺めて、ちょっとまったりした後にAMC(Agriculture Machinery Centre、直訳すれば、農業機械センター)へ予定変更! たぶんこれはカルマさんのアイデアかな?
AMCも農林省の施設で、さっき山の上から眺めていたボンデの棚田のすぐそばにあります。日本で言うなら農協のような役割をしている所で、ダショー西岡氏が生前使っていたオフィスもこちらにあります。名前の通り、ここでは農業機械のメンテナンスや使い方指導が主な仕事のため、あちこちのガレージにたくさん。カルマさんはここで仕事してたこともあるそうなので、かつて知ったる場所。だからすぐAMC来たんだね。普通の観光客は来ないとこだけど(笑)。
当然ここにもJICAの支援があるし、ここはブータンの学生が社会科見学でも来る所だそうです。だからブータンのひと、みんなダショー西岡氏のこと知ってるし、親日家でいてくれてるんですね。。。
パロの町で、この前買ったキラのお代を払ったあとは・・・とりあえずティンプーのガイド責任者サガールに電話。そろそろ真剣にノープランです(笑)。
7月に来たとき行った、民家のおじいちゃん家に行こうか・・・って、ざっくり考えたわけだけど、なにせ場所がわかんない。てか、サガールも場所知らないし・・・。てか、今夜は飲みいくよ! パロおいでよ! っていう無茶ブリをかましてから突撃です。
結局家はみつかったけど、おじいちゃんは旅の空。残念! やっぱりアポは大切やね(笑)。ま、これも良し、ってことで。
おじいちゃんちから帰る道すがら、ツェリンさん、なにやら電話開始。ゾンカ語はわかんないけど、ブータンのひとは大抵英語とチャンポンで喋るので、なんとなくお母さんに電話してるのは分かりました。で、結果。
「もうすぐ私の家に着きますよ〜」って。
ツェリンさんのティンプーの部屋に続いて、ご実家も行っちゃいます!
ツェリンさんち、すごいロケーション。ある意味ホテルより眺めがいいです。パロのリンプン・ゾンのそばの、山の斜面。パロの町、空港、ゾン、谷の向こうの山、みんな見える絶好のロケーション! 確かに便利な場所ではないのかもしれないけど、この眺めは素晴らしい! そしてこの眺めを堪能しながらお茶をいただき、パロに来た初日にも会った、ツェリンさんの甥っ子・姪っ子たちとフルスロットルで遊びまくりました!
ほんと、今日は子供づいてるなぁ。朝はウダン・ワラの子供たちと遊んで、午前中は学校行って、夕方はここ。うわぁ・・・全然観光客してないわ、今日(笑)。
で、夜は初日に会ったウマ・パロの矢内さんオススメのお店で待ち合わせ! ブータンで過ごす夜も今日が最後。ちょっとくらい(?)ハメは外して飲んじゃおう!きっと途中で会ったドイツ人観光グループよりは飲んでないよ。だって彼ら、峠でビール瓶抱えてたから(笑)。
<本日のメニュー、7日め!>
◆優雅なる?朝ごはん、そして散歩。
◆ホテルの従業員の子供たちと遊びながら、ツェリンさんとカルマさっがお迎えにくるのを待つ。こどもたち、可愛いなぁ〜。
◆近くの学校へ。高校生のゾンカ語の授業を見せてもらう。
◆山の上の西岡ファームへ。でも今の時期、植えてるものは何にもなかったみたい。
◆ボンデのAMCへ。忙しいのに案内してくれたペマさん、ありがとう! 午後に来るNHKの取材って、なんの番組かなぁ・・・
◆昼ごはんのあと、この前買ったキラのお代を支払いに。私のよりM嬢のキラのがちょっと高かったみたい(刺繍がちょっと多いので)。でも交渉して同じ値段でゲットです。
◆パロの離宮で、王様の結婚式の予行練習をチラ見。
◆ティンプーのサガールに電話して、7月に行ったことのあるガプ・ドルジおじいちゃんの家のだいたいの場所を聞き出し、レッツゴー。おじいちゃん、不在。
◆ツェリンさんの実家へ遊びに行く。ちなみに隣は火葬場です(笑)。そして甥っ子・姪っ子と全速力で遊んで、ツェリン5姉妹と対面! ほんまに女の子ばっかや・・・
◆ホテルで夕ご飯のあと、パロ市街へ繰り出すよ! ウマ・パロの矢内さんたちと待ち合わせ。ほんとにごちそうさまでした。。。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
-
再び戻ってきたパロ。
今回はウゲンペンデリンから代わって、7月に来たときに泊まってたウダン・ワラ。
前回無かったけど、標識が出来たみたい。
今日の朝はのんびりなので、実家に泊まったツェリンさんと、またもやどっかに行ってたカルマさんを待ちながらウロウロ。 -
散歩から戻ってくると、相棒M嬢が子供と遊んでました。
シャボン玉、有効だなぁ。 -
カメラを向けると緊張するのか、とたんに身構えた表情。
遊んでるときは、とってもかわいい笑顔なのに!
この子たちは、ウダン・ワラで働いてる人の子供みたいです。お庭とか、畑で働いてる人たちかな。ホテル内で見かけるスタッフは皆若いので。 -
イチオシ
シャボン玉を手でパンパンつぶすのが好き。
ジャカールでもそうだったけど、子供たちはみんなつぶしたがる(笑)。
シャボン玉作ろうとして、やっぱりやめたり、フェイントかけるのも楽しいよ! -
今度は風船を持ってきたM嬢。いろいろ持ってます(笑)。
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子供にも優しい素材の風船なので、ドゲドゲの草なんかに触れるとすぐ割れちゃいます。
でも二人ともとっても楽しんでました。 -
本日一発目は、パロの学校(Lango Middle Secondary school)へ。
中学校・高校が合わさった国立の学校です。 -
まずは校長室へごあいさつ。
でも校長先生、忙しい。
もうすぐ王様の結婚式なので、生徒たちも祝賀式典で踊りを披露したりするので、それの引率があるらしい・・・。
何の授業が見たい? ってことなので、ゾンカ語の授業を見せてもらうことに。 -
学校の見取り図。
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ゾンカ語の授業。
こちらは高校のクラス。
パッと見、女の子のが多いかな? 背の高い男の子は後ろの方に座ってます。 -
日本と違って、あまり教科書は使いません。ちなみに教科書は共有で、改定されるまで代々使っているので年季はいってます。
先生が言ったことを、ノートに筆記したり。
ヒアリングは出来るけど、なかなか書けないのか、筆が進まなかったり。 -
あるある、こういう風景。
ちょっと、どう言ってたっけ先生〜! どう書くんだっけ!
まわりの生徒同士で相談。 -
前には黒板があって、二人で席ならべて。
姿は日本と一緒。
でも生徒たちはアグレッシブ! 質問や意見が飛び交います。 -
一生懸命。
・・・緊張させちゃってるなぁ(笑) -
環境についてのポスター。
こういうの、日本の学校でもありますね。畳くらいの大きな板に描いて、クラスや部活ごとに展示するの。 -
ゴミ箱。
Clean Bhutan
キャラクターが民族衣装着てるのはさすが。 -
運動場でおしゃべりする生徒たち。
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時間割は日本と似てます。
1時間弱の授業と、10分くらいの休みを繰り返します。 -
校庭にもダルシン
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そして空港わきの離発着渋滞、再び!
この渋滞、飛行機の離発着のときだけ起こります。滑走路があまりに道路に近いため、エンジンのブラスト(噴射)とかに下手すると車が巻き込まれちゃうので。
それにしてもパロ空港での離発着なんて数が限られてるのに、よく当たるなぁ・・・。お祭&ロイヤル・ウェディングで臨時便飛ばしてるとはいえ。 -
ボンデの棚田
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イチオシ
7月に来たときは若草色。
今回は稲穂も垂れて、黄金色。 -
ボンデ集落のはずれにある、AMC(Agriculture Machinery Centre)のダショー・西岡氏のオフィス。
現在でも当時のまま使われてます。
AMCは日本で言うJA(農協)のようなもの。 -
ダショー・西岡氏所有の文献が今でも残されてます。
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この机で、ダショー・西岡氏は働いていました。
こちらも、当時からそのままだそうです。 -
AMCのペマさん。
生前のダショー・西岡氏を知る人物。
ティンプーへ出張するところだったけど、急遽訪れた我々を案内してくれました。 -
AMCの農園。
ブータンでは珍しいビニールハウスもあります。 -
唐辛子も、残りわずか
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唐辛子、屋根で天日干し
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乾季の空、空気。
からからに乾いていく唐辛子 -
JICA印の車。
たぶんブータンでJICA知らない人、殆ど居ないかも(子供除けば)。 -
AMCの車
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種苗センター。
今までの歴史なんかも掲示されてます。
AMCは日本で言う農協の役割も果たしているので、農耕機の貸し借りや、種苗の売買もやっています。
ガイドのツェリンさんのお母さんも、ここで苗や種を分けてもらったりしてるそうです。 -
服装は正しく!
AMCでは事務系のひとは民族衣装姿ですが、農耕機の修理や指導をするひとたちは当然作業服。 -
農耕機械は日本からの援助が多いです。
メーカーも日本製。
ブータンでは平地がほとんど無いので、1枚の田畑がすごく狭いです。畔道も細いし。それが美しい棚田の風景を作ってるわけですけど。なので大型の農耕機は入れないので、ありません。日本でよく見るコンバイン(稲刈機)なんか、田んぼで絶対ターンできない! -
サイロ
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AMCから、川を渡ってパロの町へ。
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再び滑走路わきの道路。
離発着のないときは、スイスイ通れます。 -
柱に縛り付けられたマネキン。
反対側の柱には女性マネキン。
たぶん、盗まれないように、っていうより、倒れないようになんだろうな、コレ。ブータンで物が盗まれるって、かなりレア。 -
キャロムに興じる学生たち。
近くの宮殿で王様の結婚祝賀行事の練習か行われてるので、町には学生たちがいっぱい。
お揃いの制服、カーキ色のゴに、紺色ハイソックス。 -
この前キラを買ったお店に、代金を支払いに。
米ドルでお支払い。130ドルなり。幸い円高なおり、1万円くらいでひと揃い。
この前買ったとき、お店の奥さんが居ないので値段がよくわからない・・・っていうご主人(笑)。パロの女性は強いっていうので、ブータンでは有名だそうです。なのでパロが実家のツェリンさんは、お母さんの出身地・ブムタンの出だってよく言ってるそう。 -
こちらは男性のゴ用の生地かな。
この記事でキラ作ってもキレイだと思うけど、感覚の違いなのか、やらないみたいです。
ゴは基本的に格子や縞模様を織り込んだ生地で、キラは逆に無地に刺繍あってナンボ!です。 -
イチオシ
パロのまち。
そこらへんで唐辛子天日干し。
・・・踏むぞ(笑) -
ブータンといえば切手が有名。
ブータンぽいのから、何で?全然関係ないじゃん、みたいなものや、CD-ROM切手やら。
お土産屋さんでも売っているところがあるので、色々見せてもらいました。
これは記念切手みたいなシートにまとまってるもの。
他にもファイルにばっさり入って、普段使い用のもあります。 -
携帯いじってヒマをつぶしてるカルマさん。
パッと見、・・・自分とこのドライバーじゃなかったら、近づきたくない雰囲気・・・。サングラスのせいなんだけどね。ちょっとガラ悪そうに見えちゃうけど、ホントはシャイでお茶目さん。
携帯に奥さんの写真ないの〜? って訊いたら「ないよ」って言ってたけど、食い下がったら、小さく写ってるのを見せてくれました。でも小さいし、画素が低いので顔がよくわかんな〜い! 他にはなぜか野良犬の写真があったり。。。野良犬はけっこう大きく写ってたのになぁ・・・。 -
ウゲン・ペリ宮殿の庭にて。
もうすぐ王様の結婚式。
学生たちが踊りのお稽古中。
色とりどりの衣装は、王太后様からのプレゼントなんだとか。でも近くで見ると、ほんとに何でもない布を巻いてるかんじです(笑)。貰った学生たちも、ちょっと微妙なんだとか。
ま、衣装だからね。 -
最初は色ごとに踊っていたのが、だんだん交じり合って輪になっていきます。
遠くからみるとレインボーカラー。
この中にツェリンさんの妹も混じってるはず。
そしてマイク大音量で熱血指導してる先生は、ツェリンさんも教わったことのある先生みたいで、「この声知ってます〜」って。まぁまだ22歳のツェリンさんが学生だったのはついこの間のことだしね。
ちなみに先生がどんなことを言ってたかというと、「もっと笑顔で! テレビでブータン中が君たちを見るんだから、そんな顔じゃだめ!」とからしいです(笑)。 -
こちらはアマン・リゾートのガイドさん。
お客さんのアテンドでサイクリング中。
ガイドさんだから、ちゃんと民族衣装でマウンテンバイク漕いでます。でもさすがに暑いので、上は脱いで腰に巻いちゃってます。でもゴだとマウンテンバイクは大変だろうに・・・。キラじゃ絶対乗れない(確実に車輪に裾が巻き込まれるし!)。
現在の王様(5代目)も自転車好きなので、前回7月に来たときにハですれ違いました。王様はちゃんとサイクリスト・スタイルでしたね。
退位した前の王様(4代目)も自転車乗るそうですが、こちらは民族衣装のままだそうです。 -
前回来たときにお茶をしに行った、民家のおじいちゃんの家へ。
・・・って言っても、おじいちゃんの名前も、家の場所も定かではない我ら。踊りのお稽古を見ながら、とりあえず現地催行会社のガイド責任者サガールに電話。彼も知らないってことで、サガールから前回のドライバー・ツェリン・ドルジ・いちろう(小沢一郎に似てるんだ・・・)に電話。でも彼もうろ覚え。実はちゃんと知ってるのは前回ガイドのサジャンだけだったという(笑)。
ブータンではけっこうガイドの裁量に任されてる部分が大きいので、オフィスにいる責任者も把握してないってことがあるわけで・・・。
ともあれ、大体の場所を訊くことが出来たので、あとは近くまで行って、歩いてる人をとっ捕まえて聞くこと3人くらい。・・・知ってる人が居たぁ〜!
・・・ってわけで、無事到着です。 -
ガプ・ドルジ・ファーミング・マシナリー。
要するにガレージ。
おじいちゃんことガプ・ドルジ(ガプは村長の意味)は、かってダショー西岡氏のもとで働いていたひとで、大の親日家。そして持ってる農耕機械は全部クボタ製(笑)。
でも個人でこんだけ機械もってるブータン人、そうそう居ません。なにせ殆どの地域で、いまだ手作業か、昔ながらの動物を使っています。機械があっても使い方を知らないひとが殆どなので、この日午前中に行ったAMCなどで教えたり、レンタル、修理なんかをしてるようです。
おじいちゃん、ハイテクやな(笑)。とっくに還暦越えだろうに。
肝心のガプ・ドルジ・おじいちゃんといえば、実はこの日不在。
観光シーズンなので、トレッキング・ツアーにアテンドして、馬で長旅に出てるそうです。暫くは帰ってこないそうで、残念。ていうか、あの歳で、馬で1週間のトレッキングツアーに同行って・・・なんちゅう元気な。 -
脱穀したばかりの稲。
にわとりが狙ってる!
ちなみにブータンでは、刈り取った稲をそのまま田んぼに寝かせ、数日後とかに纏めて括って持ってくるそうです。日本では刈ったらすぐに脱穀して乾燥させるか、括ってからぶら下げて干しますよね。
乾燥して、乾季には殆ど雨がないブータンならではの技かな。日本だと秋雨やら台風やらでダメになっちゃいそう。 -
からすの口。
こんな感じで生ってるんだ・・・ -
屋根の上にでっかい・・・かぼちゃ?
とりあえず瓜系なのは間違いない。 -
ガプ・ドルジおじいちゃんが不在だったので、ツェリンさんの実家に遊びに行くことにしました!
途中で妹さんが下校してるのを発見! 車にのせておうちへレッツゴー!
この柵?の向こう側がツェリンさんち。ツェリンさんは「門」って言ってたけどね。
通る時だけ、丸太の棒を下します。 -
もうちょっと丘を下ったところがツェリンさんち。
パロのゾンのすぐそばの高台です。 -
ツェリンさんちからの眺め。
パロ市内や空港も見えます。
先にはゾン。
むっちゃロケーションいいやん! -
ツェリンさんのお母さんと、姪っ子のチョインちゃん。
ツェリンさんたちは5人姉妹で、一番上のお姉さんのウゲン・ドリーさんだけが結婚してます。ちなみに旦那さんとここに住んでるのでマスオさん(笑)。ウゲンさん、24歳にして2児の母! 19歳で大恋愛の末結婚したんだとか。旦那さんはとっても優しそうなひとです。パロについた初日のお祭で会ったなぁ。 -
ツェリンさんちのテラス。
西向きなので、夕日がばっちり。
ちょっと眩しいので、ウゲンさんの旦那さんがパラソルを付けてくれました。 -
イチオシ
テラスからの眺め。
こっちは完全に崖っていうか急な斜面なんだけど、ゾンのほうに行き来するにはこっち側から。
ウゲンさんはパロ国立博物館にお勤めなので、こっちがわから帰ってきました。
踊りのお稽古に行っていた妹さんも、宮殿がゾンの下なのでこっちから登ってきました。キラなのにみんな健脚・・・ -
甥っ子くん。
・・・名前訊き忘れた(笑)。
初日のパロのお祭で会ったときは全く何も喋ってくれなかったけど、おうちなので自分のテリトリーなせいか、だいぶ打ち解けてくれました。よかったよかった(笑) -
風船で軽く、とん、って頭にぶつけると大喜びのチョインちゃん。
-
お兄ちゃんはとにかく風船を持って走る走る。
M嬢が風船に糸を結んであげたので、それを手や木の棒に巻きつけて、びゅんびゅん走る。
・・・将来はパイロットかな?
あ、諸事情により、私とM嬢の顔はのっぺらぼうです(笑)。 -
で、すぐほどけちゃうので、直して〜!って来る(笑)
-
全力で4歳児と2歳児と遊ぶ我々。
・・・いや、体力は違いますけどね・・・お姉ちゃんたち(←笑)すぐ疲れちゃうんだよ。だってここは高地だし。
そしてチョインちゃんは、油断してるとシャボン玉用のストローで鼠の死骸をつつこうとする。。。あわててそれを止める私の反応が面白いのか、またつつきに行く・・・を繰り返します。でも死骸つついたやつを舐めるのはやめて〜!! どんな病気持ってるかわかんないじゃんっ!
もうヤケになって、走り回る少年を追いかけまわし、風船バレーじゃ!
・・・ぜぇぜぇ・・・ -
ツェリンさんちの庭。
なんか秋だなぁ。 -
これはツェリンさんちの壁の絵。
撮ったのはカルマさん。
カメラをテーブルに置きっぱなしで遊んでたので、いつの間にかカルマさんが撮ってました。完全にカメラに目覚めてしまったな(笑)。
ちなみに、我々が子供たちと遊んでる写真も、ほぼカルマさんが撮ってます。 -
これもカルマさん撮影による壁画。
-
家の中。
リビング。
ツェリンさんの妹たちも、続々と学校から帰ってきました。
帰ってくると、すぐ制服であるキラは脱いでジャージ姿。
・・・日本と変わらんなぁ(笑)。 -
リビングの隅にあった機織り機。
-
チョインちゃんの風船攻撃を受けるカルマさん(初対面のはずやが・笑)。
そのうち子供もできるだろうし、予行練習だと思ってがんばってや〜! -
すっかり仲良し。
ツェリンさんちは女の子ばっかりなので、いいお兄ちゃんが遊んでくれてよかったね! -
イチオシ
ツェリンさんちの5姉妹、勢ぞろい!
こうやって見ると、ほんと女の子ばっかやな・・・
お母さんの後ろに立っているピンクの服の女の子が、さっき見た踊りのお稽古に出てた末っ子ちゃん。中学生だそうです。
ちなみにウゲンさんの旦那さんは水場でお皿洗い中。がんばって、マスオさん・・・。
お父さんはまだお仕事から帰ってきてなかったので、会えませんでした。
ほんと、パロの女は強い!っていう通説を裏付けるような家?かも(笑) -
イチオシ
ツェリンさんちの裏側にて。
すっかり夕暮れ。
山の多い(っていうか山ばっかり)のブータンでは日が落ちるのも早く感じます。太陽が山に隠れちゃうので、すぐ暗くなっちゃう。 -
夕闇せまる、紫色の空。
ゾンがライトアップされます。
暑かった昼間とうってかわって、ひんやりとした風が吹き抜ける午後6時。 -
太陽はすっかり西の山の向こう。
-
ウダン・ワラ・ホテルで夕食のあと、ブータン最後の夜にパロの町へ繰り出すよ!
パロのメイン・ストリートから1本入った通りの建物の、2Fにあるレストラン兼バー。名前忘れちゃった・・・。下にはカラオケ・バーがあったりします。
写真の奥に居るひとがオーナーさん。
よくわかんないけど、パロは狭いからみんな知り合い(笑)。
ウマ・パロの矢内さんおすすめのお店で、食べ物を頼むと、だいたい倍の品数になって出てくるサービスっぷり。ここでウマ・パロ・チームと待ち合わせ! -
赤ワインが好きなツェリンさん。
好きな銘柄があってご満悦。
ブータンでは通常グラスワインはないので、頼むときはボトル。でもそんなに飲めないし・・・ってなって、オーナーが探してくれたら、半分くらい余ってた開封済のものを発見。良かったね!
でも弱いので、2口くらいで真っ赤っか。
そしてよく喋るようになります。本人自覚済(笑)。 -
なんか大人な雰囲気で飲んでる二人。
左はカルマさん、右はシンゲさん。
奥さんとラブラブ・チーム!
わりかし肉食系でグイグイ行くブータン男子の中にあって、シンゲさんは現在の奥さんにラブレター渡すのに1か月かかったという稀なお方(笑)。いや、ブータン男子、きっと半分くらいはこういった純情なひとだと思いますよ・・・たぶん。
シンゲさんはウマ・パロにお勤めで、矢内さんの部下のひとり。そしてiPhoneユーザー。iPhoneの値段は日本とかわりませんが、ブータンの平均月収を考えると・・・かなりな高額。給料1か月分より多いよ・・・。どうもブータンのひとはお金を貯めるということをあまり考えないらしく、あったらあった分だけ使っちゃう人が多いみたいです。医療費も学費も基本的には無料だし、あんまり将来の心配とかしないんだろうなぁ・・・。
でもさすがにいきなりiPhone買っちゃった時は、矢内さんが説教したそうです(笑)。かっくい〜! -
だいぶみんないい感じに酔いがまわってきました。
他のお客さんたちはみんな帰っても、まだまだ盛り上がる一行。
そんな中、我が相棒の肩に手をまわすウゲン・ツェリン(通称UT)さんの手を、ほぼ無意識に払いのけ続ける私(笑)。M嬢を挟んで座る私とUTの静かなる攻防・・・。
翌朝、M嬢は「面白かったからそのままにしてた」と仰いまして。・・・ツェリンさんに続いて、お主も意外にワルよのぅ・・・。
あ、UTさんはウマ・パロの運転手さんです。タレ目で天然パーマ。
このUTさん、シンゲさん、カルマさんは共に東ブータン出身。そして3人ともウマ・パロで働いていてお友だち(カルマさんはもうフリーになってますが)。 -
やっぱり標高高いせいもあって、酔いがまわるのが早いです。
あ、ドゥルク11000(ビールの銘柄、通称イレブン)がアルコール度数高いからか(笑)。たしか8%くらいあります。もともとベルギービール好きなので、けっこう濃くて甘みもある私の好きな味。でも飲み過ぎはいけません。たとえ明日からもぅイレブンにお会いできないとしてもっ! っていう反省は翌日以降にしますけど(笑)。
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