【国内69】2011.8京都出張とんぼがえり1-悠悠亭，東急ホテル，神護寺

2011/08/20 - 2011/08/21

8/19にポルトガル・スペインから帰国．8/20午前中は仕事をして，8/21-22と京都に出張した．我ながら本当に元気だと思う．しかし旅行に行った他の同僚3人も全く同じコース．一番若い後輩が一番疲れたようで寺社巡りもせず帰ってしまった．あとの2人は中年パワー．もう一人の同僚と4人で京都の研究会に出かけた．1429のぞみ41号で京都へ．招待なのでみなグリーン車の贅沢．京都駅から京都市地下鉄烏丸線で国際会館．私と後輩は東急ホテル．他の同僚3人はロイヤルホテル＆スパ．研究会が終わり，懇親会でも食べたので悠悠亭では軽いものばかりを食べた．読んでもなかなか来ないのが弱点だったが，雰囲気はいい店だった．食べた物の味もまあまあ．高くなく皆で行ってもよいお店だ．東急ホテルはさすが五つ星の風格だったが，朝のオムレツを直接コックさんが焼いてくれなかったのが少し残念だった．部屋やサービスは定評通り．翌日は研究会を早く抜け出し，高雄神護寺へ．私は実に30年ぶりの神護寺だ．かつては薬師如来も五大虚空蔵菩薩も身近で拝むことができたが，今は薬師様は暗い奥にしまわれよく見えない．菩薩様は年6日間の特別拝観になってしまった．素晴らしい仏像なのに残念．きちんと宝物館などで劣化しないための対策をとり，公開すべきと思う．残念！雨がひどい一日で，朝はものすごい降りかただった．高雄神護寺でも傘が必要なくらい降っていたが，雨にけむる高雄は緑も濃く素晴らしかった．7月にノルウエー，8月に台湾，ポルトガル，スペインと行ってきたが，日本らしい雨と緑はとても美しいと思う！絶景だった！

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 同行者: その他
• 交通手段: タクシー 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: その他

午前中の仕事が終わり，新横浜駅へ．昨日までのスペイン・ポルトガルの余韻がさめぬまま京都へ．1429発のぞみ41号博多行．

同僚が面白いお茶とお弁当を買う

定刻通り

さっそく崎陽軒のシュウマイ弁当．750円の定番の駅弁だ．この中に昔からのヒョウタンの醤油入れがなくなったのがさびしい

足りないだろうということでみんなで食べる分のシュウマイも同僚が買っておいてくれた

この中に懐かしいヒョウタンが．しかし形状は少し違う．暗めの写真なのでごめんなさい

全員がグリーンカーの贅沢な旅だ

この表示，台湾高鐵でも同じだったな．

定刻京都着

地下鉄に乗り換えたら，素晴らしい広告に度肝を抜く

1639　京都市営地下鉄で烏丸線で国際会館へ

1707着，その後の講演を聞き，懇親会にも出席

私と後輩は京都東急ホテル，後の3人はロイヤルホテル＆スパであったので，それぞれ連絡バスで一度ホテルに行き，後輩はもう疲れて寝てしまい，元気な私は同僚3人のホテルへ．残り3人とで飲みに行く．このうち2人は昨日までスペインポルトガルに行っていた者だ．まあ元気の見本みたいな二人．ホテルそばの悠悠亭というところに行く．もう22時すぎだ．

お通し

懇親会の後なので，おなかがいっぱい．ビールと日本酒でいく．食べるものも軽いもの

この伏見とうがらし辛くなくおいしかった．

最後に決まって飲むとおにぎりという同僚がいる．これに焼きおにぎりをとっておしまい．もう2330．昨日までヨーロッパに行っていたとは思えない．ホテルにタクシーで帰って爆睡

悠悠亭

少し時間が戻って2130チェックイン

やはり東急ホテル格調高い

部屋はツインのシングルユーズ．ひろかった

アメニティなどもよい

エレベータ脇には京都の通りを覚える，室町時代からの歌，丸竹夷がかなまじりで書いてあった．これは由緒ある歌．今日の歴史を感じる

朝食は0650にいく．今回の研究会0830にははじまるので特別に0645から朝食が食べられた．

オムレツはすでに出来上がっていたのが残念．本来はその場でコックさんが作ってくれるのが五つ星の風格　0740のバスで会場の国際会館へ

1400に，まだ約40分講演が残っていたが，雨の中（この日の朝はものすごいザーザー降りだった．）でも神護寺，山寺に行けたらと思い，国際会館からタクシーに乗る．よくしゃべる運転士さんだった．4人なので1台で合理的．

地名が面白いとその歴史まで解説してくれる

金閣寺前，御室を通り，高雄へ

山道を登る

1445　ふもとの高雄橋に着く．タクシーはここでまたせ，雨はけっこう本降り．石段を登っていく．

高雄茶屋のおりかえし．急いで登ってきたら息が切れる

雨の日のお地蔵さんは神々しい

汗かいてやっと登り切った

楼門

仁王様が守っている

中は広い

書院の入り口

五大堂

五大堂

毘沙門堂．雨に煙る．

裏側に回る

向こうに見えるのが，階段登って金堂へ，この後ろが大師堂．まず金堂に行こう．

金堂，中に入る．有名な薬師如来立像があるが，遠くからしか拝めない．昔はもっと近くで拝めたと思う．今から30年以上前は，五大虚空蔵菩薩もお願いすればいつでも拝めた．いまでは春秋の6日の特別拝観でしか拝めない．私は若い頃に3回拝んだことがある．素晴らしい仏像だ．いまでは両方とも拝めない．せちがない世の中になったものだ．

金堂の横，この左手向こうの山の上に多宝塔があり，そこに五大虚空蔵菩薩が安置されているが，雨も強くどろみちだったので，行くのをあきらめる．

金堂から五大堂，毘沙門堂を見る．毘沙門堂のほうがかなり大きい．泥道なので毘沙門堂経由で，地蔵院かわらけ投げに向かう．

この向こうがかわらけなげの場所だ

雨が降っていても絶景

ノルウエーやスペインに比べてもそん色ない．むしろ雨に濡れた深い木々の緑と，たなびく雲が心を打つ．

雲の下に清滝川が流れる

うっすらと川が見える

帰りの道

大師堂

帰り道楼門に向かう

降りながら上を向いて写真を撮る

硯石

降りてきた．すでに1543．雨も降っているし山寺へいっても時間だけかかるかな，とりあえずやはり弥勒菩薩にはお会いしたい．広隆寺に行こう．

運転手さんが気を利かせて（というより運賃を稼ぎたくてかな．．4人だし，鷹揚な気持である）山寺入口まで行ってくれた．

ここでＵターン，山を下りる．一度この周山街道を小浜までドライブしてみたい．国道162号線は山道だ．都のすぐそばにこんな幽玄な場所があるのが京都の魅力と思う．

しかしすごい雨だね

1551　山も緑がきれいだ