2011/07/02 - 2011/07/08
10位(同エリア25件中)
haneさん
今回は半分以上がオマケみたいな旅行記です。なので、文章読むのめんどくさい方は、いつも通りちゃちゃっと写真へ移動してくださいね〜(笑)。
ゾンダカ・ゴンパを歩いた後は、パロの北のはずれ、ドゥゲ・ゾン跡へ。ゾンダカ・ゴンパは南のはずれなので、1日のうちにパロを縦断です。
ドゥゲ・ゾンはチベットとの戦争に勝利したことを記念して建てられたゾンですが、火災で焼け落ち、現在は廃墟。かなりひどい状態だったので長らく観光客には解放されていませんでしたが、近年多少の修繕により、昼間なら中に入る事ができます。現在でもかなり崩れているので、足場が不安定なところも。
とはいえ、昼間は比較的自由に出入りできるため、この日は学生グループ(中学生くらい?)が中庭でお昼ごはんをしてました。ブータンの子供たちは本当に人懐っこいので、あっと言う間に仲間入り(笑)。みんな英語も達者だし、次々繰り出される言葉が、彼らの外国人に対する好奇心の表れです。ブータンを旅するときにはガイドが必ず付きますが、やっぱり自分が多少英語を喋れた方がより楽しめます。
ドゥゲ・ゾンの岩の上まで登ると、轟々と流れる川の音と、背後には広い棚田が広がります。乾季であれば、ここからブータン最高峰チョモラリが見えるそうですが・・・まぁ、雨季なのでご想像通りです。ドゥゲ・ゾンはチョモラリまで行くスノーマン・トレッキングの起点になっており、この先は国境問題のある現在、殆ど車道はないそうです。
反対を振り返ってみると、林の中にぽつんぽつんと建物があるエリアがあります。かの有名なアマン・リゾートの1つ、アマンコラ・パロのコテージ群が、ひっそりと松林に隠れる様に建っています。次は、このアマンコラへ向かいます!
アマンといえば、世界でも有数のラグジュアリーホテルブランド。ブータンには5つの施設が各地にあります。他のローカルホテルと比べるとレベルが格段に上になるため、ここに泊まるには公定料金に相当な額をプラスしなければなりません。もちろん私はそんな額とてもじゃないけど払えないので、モニターツアーならではのホテル見学です。見学だけとはいえ、本来利用者でなければなかなか敷地に入ることも出来ないアマン・・・まさか足を踏み入れる日がこようとは(笑)。
もちろん超高級ホテルなので、当然セキュリティも厳しいです。車で直接乗り入れることは出来ません。国道沿いのゲートで車を降り、無線を持ったホテルスタッフに確認してもらってからでないと敷地内に入れません。建物に向かうまでは、静かな松林のなかを歩いていきます。林の中とはいえ、きちんと整備された道です。ゴミや余計な枝などは一切有りません。地面には枯れた松葉が敷き詰められ、赤茶色の絨毯の上を歩いている様にフワフワ。音も吸収され、本当に静かです。
ダイニングやロビーからは、先程行ったドゥゲ・ゾンを見る事ができ、当然乾季であれば、その背後に雄大なチョモラリの姿がホテルに居ながらにして眺められる・・・はず。惜しいのは、コテージの部屋からはその風景が眺められないことでしょうか。松林の中にある為、木が視界を遮ってしまうのです(上の方にある部屋によっては見えるのかもしれませんが)。スタッフに案内してもらった部屋も、林の中の風景が見えるだけで、これといって眺めが良いわけではありませんでした。
部屋もものすごく広いわけでなく、コンパクトです。面白いのは、部屋の半分がど〜んとバスルームな事。仕切りをしない限り、かなりな解放感。でも丸見えになっちゃうので(笑)。他には薪ストーブがあったりして、部屋の調度の色調も濃い茶色で統一されています。とうぜん、スパも完備されてます。ブータン名物ドツォ(焼き石風呂)も、林が眺められてとても落ち着いた感じです。
スタッフのサービスの質も良く、さすがアマンリゾートといったところ。ただ、全体的に、良くも悪くもブータンじゃないみたい(笑)。ブータンでは突出した世界基準のホテルなだけに、そういう印象が強くなってしまうのかもしれません。
アマン見学の後は、パロ市内のレストランで、ブータン最後の晩餐です。ガイドのサージャンと、ドライバーのツェリンさんも一緒に、最後のブータン料理! エマ・ダツィともこれでおさらば。辛い辛いと言いつつ、ここまで来るとクセになるブータン料理の数々。けっこう青唐辛子食べてるので、胃はダメージを受けてるハズ(笑)。
なんだかんだと2時間近く、お喋り+ごはんしてました。お喋りのうち殆どは、いつも通りサージャンの独演会みたいになってたんですが(笑)、こういう時によそ行きでないブータン人の思ってることとか、何気ない普段の生活とかが聞けて面白いものです。ブータンと日本の生活様式や価値観はだいぶ違うものですが、おんなじような事を考えていたり、悩んでたりするものです。職場で嫌なことがあったり、人間関係や家族問題で悩んだり、これからの事で不安になったり・・・。幸せの国なんて聞くと、みんな平和にのんびり悩みなく、文字通り幸せに暮らしているかと想像しがちですが、そんなわけは無いのです。ただ、そんな中でも、自分は幸せだと言える彼らの強さというか、満たされた精神が、このヒマラヤの小国の大事な財産のひとつなんだと思いました。
夕食のあとは、ドツォ(ブータン式焼き石風呂)に行きました!
場所は・・・パロ郊外としか言いようがない(笑)。ブータンには街灯が殆ど無く、夜になると外の明かりは、民家の軒下にある裸電球だけ。家もそんなにあるわけではないので、ほとんど真っ暗。どこまでが道なのかもよく見えない。そんな中を、ドライバーのツェリンさんは爆走します。初めて行く場所だったみたいで、さすがにちょっと迷ってましたが、それでも無事到達。すごすぎる。。。
・・・っていうか、ほんと真っ暗! どうやら山の斜面の果樹園の中を歩いて行くようで、当然道は舗装されて無いし、いっさい明かり無し。場所はガイドのサージャンに任せてたので、てっきりどこかのホテルのドツォに行くのかと思ってたんですが、まぁスゴイとこへ来たもんだ。どうも雑誌かなにかで見た所らしく、完全に民家。真っ暗過ぎて家の外観も辺りの様子も分かりませんでしたが。。。山の上には寺院があるそうで、そこから湧き出る聖水をひいて来てお風呂にしているのがウリなんだそう。う〜ん、昼間に来たら眺めとか良さそうだな〜・・・。昼間だったらそんなに蚊も居ないのかな〜・・・。まぁいろいろ思うところはありつつ、たいへん良いお湯でした。ブータンではまず湯船に浸かることが出来ないので(バスタブがあっても、水事情が悪いのでそうそうお湯を張るわけにもいきません)、トレッキング等で酷使した体を癒すにはサイコーです。
このお宅では家族でもお風呂を使いますが、そうで無い日は観光客に開放してるそうです。なので造りはとても質素。そして蚊との戦い(笑)。ドツォは家の裏手の別棟にあり、すぐ横で石を焼いていました。どこのドツォも火を熾して石を焼くのに時間もかかるし、いっきに沢山のひとが入れるわけではないので、試してみたい人は早めにガイドさんに相談して予約してもらった方が良いです。
さてあとはもう帰るだけなんですが・・・。
せっかくアマンへ行ったので、他にも見学させてもらったホテルや、実際宿泊した宿のことを書いておきたいと思います。
ブータンのホテル事情はちょっと特殊で、アマンやタジのように世界的な最高級ホテルに泊まるには、公定料金に追加料金を支払う必要があります。更にその他の公定料金内で泊まれる高級ホテルも、基本的には特定の現地旅行社と契約を結んでいるのが普通で、その旅行社を通すか、個人でダイレクトブッキングをしないと宿泊できない仕組みのようです。特に日本からのツアーを受け入れている現地旅行社は数社だけとのことなので、恐らく宿泊するホテルは自ずと決まってきてしまうのではないでしょうか。
●ラヴェン・イン(ティンプー)
ティンプーのメインストリート、ノルジン・ラムから一本入った通りにある宿。通りに面した部屋だったので、けっこう人の声や野良犬がうるさかったです。お巡りさんが手信号でさばく交差点にも近く、時計塔広場もすぐなので立地はばっちり。
設備は最低限で、特に水回りは弱かったです(部屋ごとにタンクがあります)。私の泊まった部屋は、お湯が一切出ませんでした。いろいろ頑張ったのにな〜・・・。タンクにはお湯があるのに、なぜかシャワーも蛇口も水オンリー。夏なので水シャワーでもいけましたが、寒い時期はかなりキツイかも。部屋によっては熱いお湯しか出ず、適温にならなかったみたいです。かなり不安定。
部屋は広く、窓も大きいので明るく清潔。日本のコンセントの形がそのまま使えるのが一か所だけありました(もちろん電圧は違います)。これも部屋によってまちまちかも。コンセントの形はほんとにバラバラなので、B・BFやCなど、幾つも有ったほうが無難です。高いけど、マルチのやつが一番いいのかも。。。
●タシリン(ウォンディフォダン)
ウォンディフォダン旧市街にある宿。旧市街サイドにはほとんど宿がないので、貴重な一軒。サッカー元日本代表中田選手が泊まった宿として有名だそうです。ただし、ほんとに質素。民宿レベルと思ってください。立地はウォンディの旧市街のすぐそばで、ゾンも歩いて10分ほどなので便利。
谷に面した部屋からは、素晴らしい眺めが楽しめます。屋根裏部屋みたいな雰囲気で、標高も低いため扇風機がありました。そういえば蚊取り線香(リキッドタイプ)、ブータンで唯一見たな・・・。水回りはここも良くはありません。ぬるいながらもお湯が出たので良かったですが(笑)。でも普通にシャワーを浴びようとすると、バスルームが水浸しになる危険があるので要注意。大きなバケツと手桶があったので、排水溝の近くでそれを使って行水しました。ブータンで水回りがいいのは、期待しちゃいけません。むしろ日本が良すぎるからな・・・。
●ウダン・ワラ・リゾート(パロ)
パロ市街の北、車で15分くらいの場所にある高級ホテル。2011年春にオープンしたばかりのホテルなので、まだまだ建設途中(本館だけが先にオープンした状態)。まわりには何もありません。パロのホテルエリアは市街地から遠いので、どこのホテルも立地的には似たようなものですが。
部屋は自然な木材を生かしている落ち着いた雰囲気で、普段安宿ばっかりの私にはやたらと広かったです。新しいだけあって、TVは大きな薄型液晶だった(笑)。ティンプーやウォンディで泊まった宿からすると、設備やサービスはかなり上。ただし、新しいだけあってまだスタッフも若く、不慣れな印象でした。オープンしてすぐに雨季でオフシーズンになってしまったため、あんまり実地での訓練が出来てないのかも。なのでこれからに期待です。
部屋は一見かなりキレイなんですが、細かい点を見ると・・・ブータンらしい(笑)。4連泊したので、どうしても色々見えてしまって課題が多いかな・・・と思ってしまいました。シャワールームのドアが絶対閉まらないのが面白いです。ドアより枠のが小さいからハマらないという・・・ここでも洪水注意です。他の部屋もそうだったようなので、作る時に寸法間違っちゃったんだね、って諦めましょう(笑)。お湯の温度は少し不安定でしたが、そんなに問題はなかったです。言えば調節してくれるみたいだし。
ここでの食事は、ほぼ洋食でした。完全に外国人観光客向けのホテルなのでブータン料理は出ませんでした。まぁ外で沢山食べてるから、ホテルで食事する時くらい唐辛子じゃないものでいいのかもしれませんね。でもそれじゃ物足りなくなってきたら、立派にブータンにハマってます(笑)。
●シワ・リン(パロ)
私が泊まっていたウダン・ワラの道を挟んでお向かいにあるブータン資本の5つ星ホテル。かなり規模が大きく、部屋はジュニアスイートから。敷地内には池や小川があり、林檎の木や花々が植えられて整備されてました。建物も非常に装飾的で、ブータンらしさにこだわった作りだそうです。ただオーナーがタイ好きらしく、その趣味が見え隠れするのが面白いところ。
本館はレセプションやダイニング、仏間などがあり、上階(4階?)はスイートルームだそうです(ただしエレベーターは無いですよ、ここも)。このホテルの高い位置からは遠くにタクツァン僧院を見る事が出来るので、きっとスイートからは見えるんでしょうね。見学させてもらえたのは別館のジュニア・スイートでしたが、そちらはシンプルな作りでした。広さはウダン・ワラのが上ですが、応接セットなどの調度品や造りはさすがの五つ星、きちんとしてます。ベッドは全てキングサイズだそうです。
宿泊客は殆どが欧米(特にアメリカ)の方で、このホテルも一社と独占契約をしているそうです。って案内してくれたハ出身のスタッフが言ってました。このスタッフさん、20代後半にしてバツ1、しかも「女はこりごり・・・」発言。どんな目に遭ったのやら。っていうか、ブータン来て3人めです、離婚話(笑)。けっこう初対面でそんな話してるので、ブータン人、かなりオープン? ていうか結構離婚多いんだ・・・。同じ仏教徒が多いとはいえ、一夫一妻のキリスト教倫理観の影響も大きい日本と、外国の文化にあまり触れた経験のないブータンでは考え方(倫理観)も違って当然。ブータンで一夫多妻が禁止されたのはそれほど昔ではないそうです。
さて、悲しい事に、帰国する日が来てしまいました・・・。ティンプー、ウォンディ、パロとブータンではメジャーなコースを廻ったわけですが、とてもじゃないけど、7日間じゃ足らない! またいつか来るぞ! (お金があったら・笑) と心に誓って、ブータンを後にしたのでございました。
サージャン、ツェリンさん、お世話になりました。ほんと雑談ではヘンな話ばっかりしてたけど、おかげでブータンの色んな面が垣間見えて楽しかったです。またいつか会えるといいね!
この恐ろしく文章の長い旅行記にお付き合いくださったみなさま、ありがとうございます(笑)。
カディンチェ・ラ!
<今回のメニュー>
■ドゥゲ・ゾン:パロの北のはずれにある、ゾンの廃墟。約3週間かかるスノーマン・トレックの起点でもある。
■アマンコラ・パロ:ドゥゲ・ゾンの近くにある、世界的最高級ラグジュアリーホテルブランド・アマンの一軒。サービス後進国ブータンにあって、世界基準のホテル。
■ドツォ:ブータン式焼き石風呂。木枠の風呂に仕切りを作って、焼いた石を入れてお湯にしたもの。高級ホテルに併設されている場合が多いが、ブータンの一般家庭でも観光客に開放している所も。
■シワ・リン:パロにあるブータン資本の5つ星ホテル。規模も大きく、非常に整備されている。タクツァン僧院も遠くに見る事が出来る。
■その他のホテル:ティンプー、ウォンディフォダン、パロで私が泊まったホテル。千差万別、でもどこも水回りが弱いのが共通(笑)。
■パロ国際空港:パロ谷にど〜んと寝そべるような、ブータン唯一の国際空港。世界でも有数の離発着の難しい空港。ボンデとパロの境目にある。
■ルネッサンス・ホテル・ラチャプラソン(バンコク):トランジットのために泊まったバンコクの高級ホテル。かなりキンキラキン(笑)。ネットで破格のキャンペーン価格だったのと、バンコクの中心地、かつBTSの駅が目の前で立地が非常に良かったので宿泊。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩 飛行機
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-
パロ、北のはずれ、ドゥゲ・ゾンの廃墟へ。
今日も牛さんは元気です。 -
ドゥゲ・ゾン。
17世紀に、チベットとの戦いに勝利したことを記念して建築されたゾン。
20世紀に火災で焼け落ちてしまい、危険なので入場が制限されていたのが、屋根を取り付けたりして、現在は観光客も入れます。でも夜は特別な許可が必要みたい。かなり足場も悪いし、危ないしね。 -
ドゥゲ・ゾンの正面。
・・・中から、なにやらたくさんの声が。
中庭で、学生たちが車座になってピクニックしてました! 20人くらいかな? しかも男の子ばっかり(笑)。タクツァン僧院へ登った帰りだそう。
しかし、タイ人? 韓国人? 中国人? って出て、なんで日本人が出てこんねん! ブータンに観光に来るアジア人で、この顔だったら日本人だろ〜。
とりあえず、そのピクニックにちょっと参加してみました。
普通に参加しちゃったので、写真撮るの忘れてた。。。 -
乾季の天気の良い日であれば、ここからチョモラ・リ(7314m)がきれいに見えるようです。
ドゥゲ・ゾンの先はもぅ自動車道路がありません。
かつてはあったけど、現在中国との領土問題を抱えているため閉鎖されてるそうです。
ただ、ここはチョモラリへのトレッキング起点なので、歩いては行けます。でもそのトレッキング、最低1週間コース・・・無理むり。スノーマン・トレックに関しては約1か月コース!
サージャンはガイドとして行ったことあるそうです。大変だな〜、ガイドも。 -
ドゥゲ・ゾンからアマンコラ・パロ。
松林に囲まれてます。 -
ドゥゲ・ゾンの本堂。
焼け落ちたのを、屋根をつけて崩落を防いでいるとのこと。
ちなみに、階段のあたりに写ってる男の子たちが、中庭でピクニックしてた子たちです。タクツァン僧院の帰りなので一部の子たちはゴを着たてたけど、ほとんどみんなTシャツ姿。 -
世界屈指のリゾート・ブランド、アマン。
ブータン国内に5つあるアマンコラの一つ、アマンコラ・パロの入り口。
ホテルの玄関に直接車で乗り付けることは出来ません。
道で車を降り、松林の中を歩いていきます。
入り口にはゴ姿の係員がトランシーバ持って待っています。
静か。 -
アマンコラ・パロの松林。
下にはぎっしり乾燥した松葉が敷き詰められており、歩くとふわっふわ。
音も吸収してくれるので、ほんとに静か。
この静けさも、アマンならではのサービス。 -
イチオシ
アマンコラ・パロのロビー。
チェックインのさいは、ここで寛いでもらうそうです。
ちょっと日本の高級旅館に似てるかも。
夜はドリンクも提供。 -
ロビーの片隅には、ブータンの伝統琵琶と琴。
そして、ワイン。 -
アマンコラ・パロからドゥゲ・ゾン。
乾季であれば、ゾンの奥に雄大なチョモラリが姿を見せてくれる・・・ハズ。 -
アマンコラのお土産屋さん。
アマンコラ用の、特別に作った製品や織物だそうです。
きっと高いんだろうな〜・・・ -
アマンコラ・パロ。
ダイニング・ルームのテラス。
ここからも、乾季であればヒマラヤ山脈が見えるはず。 -
アマンコラ・パロ。
マッサージやヨガをする部屋。
もちろんスパやメディテーション関連は別棟にあって、専属のスタッフが迎えてくれます。
ほんとスタッフの教育が行き届いてるな〜、他のローカル・ホテルと比べると。 -
ブータン式石風呂、ドツォ。
水を張って、焼いた石をじゅじゅじゅ〜っと入れます。
さすが、雰囲気がいいなぁ。 -
アマンコラ・パロの客室棟。コテージ式。
客室内は撮影NGだったので、写真はありません。
薪ストーブがあったり、お部屋の真ん中にバスタブがあったり、さすが世界の一流ブランド。でも惜しむべくは、松林の中に隠れるようにあるため、眺望が良いわけではないことかな? -
こちらはシワリン・ホテル。
ブータン資本による5つ星ホテル。 -
シワリンの本館。
こちらも本館はダイニングや仏間、スイートルームが入っていて、そのほかの部屋やヨガ・ルームなどは別棟。
敷地が広く、大雨の降ることのないブータンならではかな? でもいちいち歩くので、ご年配の方には大変かも。
もちろん、エレベーターはありません。
ここでも荷物はスタッフが階段で担いで上り下りしてました。たいへん。 -
イチオシ
シワリン本館の内部。
上層はスイートルームだとか。
立派な仏間もあります。
それにしても、すごい装飾。壁画もあります。 -
シワリン。
-
イチオシ
シワリンの仏間。
-
シワリンの別棟。
ブータンにしては、かなり部屋数のあるホテルなので、幾つも別棟があります。
別棟の部屋は、ジュニア・スイート。 -
シワリンのジュニア・スイート。
ベッドはどの部屋でもキングサイズだそう。
写真には写ってませんが、奥にソファ・セットとバルコニーもあります。
わりあいシンプル。 -
シワリンのヨガ・ルーム。
いちおうブータンらしさに拘ったホテルだそうですが、案内してくれたスタッフによると、オーナーはちょっとタイ趣味だそうなので(笑)、この部屋には思いっきりタイっぽい翡翠色の仏像があります。 -
めずらしく、朝から晴れ!
-
ウダン・ワラ。
2011年春にオープンしたばかりの新しいホテル。
私がパロで泊まったのはこちら。
シワリンの道はさんで向かいです。
まだまだ建設途中で、これからコテージやプールを作って、庭も整備してくとか。 -
ウダン・ワラの部屋。
かなり広いです。天井も高いでです。
部屋の広さだけなら、アマンやシワリンに勝てる(笑)。 -
ウダン・ワラの部屋、窓のほうから。
新しいホテルだけあって、TVは薄型の液晶です。傘も常備、バスローブもあります。
ただ細かい点でブータンらしさが見えるっていうか(笑)。惜しい点がいっぱい。特に水回り。 -
ウダン・ワラのダイニング。
-
ウダン・ワラのダイニング。
夕食はきちんとメニューがあります。
でも基本はセルフサービスのバイキング。 -
ウダン・ワラのごはん。
基本は洋食で、完全に外国人向けです。赤米は出ますが、ほとんどブータン料理は出ませんでした。
朝食も基本はイングリッシュ・ブレックファストです。
ブータンの青唐辛子に胃が疲れてしまってたら、これでもいいのかな。
外でお昼とかしたらブータン料理だし。
でもちょっと物足りない? -
部屋からの眺め。
建設中のコテージが点在。 -
コテージを結ぶ橋。
まだ庭の川に水流してないので、飾りかな?
いつかちゃんと機能してくれるんだろうか・・・ -
ウダン・ワラ。
各コテージには、2〜3部屋あるそうで、グループ滞在などにアサインしていく予定だとか(ホテル・マネージャー談) -
ウダン・ワラ本館の仏間的なところ。
仏教関連の祝祭日には、ちゃんとお坊さんが来てお経をあげ、太鼓叩いてます。
・・・朝7時から・・・。
何事かと思った。。。壮絶な目覚ましかと。。。 -
ウダン・ワラのお仏壇、みたいなの。
-
たち葵? でいいのかな?
薄いピンク色がかわいいです。 -
ブータン式石風呂、ドツォ。
パロ郊外の民家のをお借りしました。
家族が入るのは週に1〜2回で、そのほかは貸しているそうです。もちろん要予約(1人/700 Nu)。
奥に扉があって、その先で石を焼いてます。
小窓があって覗けちゃうので、女子は注意(笑)。私はすかさず、タオル入れてきた袋で目隠し。
ブータン人は覗いたりしないって? ・・・いやいや、彼らも健全な人間ですよ〜(笑)
場所は郊外っていうか、車で30分は走るし、街灯はいっこも無いし、山の中腹だし、どこへ連れて行かれるのか分からなくて、ちょっとビクビク。
真っ暗だったのでどこら辺なのか未だに(たぶん永遠に)分かりませんが、パロ市街の明りがぽつぽつと遠くに見えて、星みたいでした(リアル地上の星!)。
山の中腹の民家で、山の上にはお寺があり、そこから湧き出る聖水を引いてお風呂にしているとのこと。薬草や花が入っていて、底にはちょっと砂利が沈んでます。ほんとに石を焼いて入れているので、そのかけら。
30〜40分浸かるようにって言われたけど、けっこう熱い。。。水で温めることもできます。
そして蚊がいっぱいいるので、油断できない(笑)。
我々がお風呂頂いたおと、ちゃっかりガイドのサージャンとドライバーのツェリンさんも入ってました。オイオイ(笑)
その間、民家の居間でお茶いただきながら、おうちの子供たちと写真撮ったり、テレビ鑑賞。インドの影響が強くて、わりあい面白いです。 -
お風呂借りた民家の居間。
やっぱり歴代の王様の写真が飾られてます。
カレンダーは仏像写真と、やっぱりロイヤル・ファミリー。
あとはお兄ちゃんが軍隊にいるそうなので、士官学校の卒業写真とか。 -
所かわって、こちらはティンプーでの宿、ラヴェン・イン。
ティンプーのメインストリート、ノルジン・ラムから一本裏手に入った通り。
すぐ近くに、有名な手信号の交差点があります。
人通りが多いので、通りに面した部屋は、週末の夜なんかは深夜(早朝?)まで騒がしいのが難点。
野良犬も多いので、これまた夜じゅうウルサイ。
気になる方は、耳栓忘れずに〜 -
ラヴェン・インの部屋。
通りに面しているので、けっこう騒がしいです。
清潔感はあるので、じゅうぶん。
部屋は広くて、窓も大きいので明るさいっぱい。
角部屋はもっと窓がたくさんなので、かなり明るいみたい。
ただ水周りは・・・しょうがない。
各部屋のタンクにあるだけ。
私の部屋は、お湯が出ませんでした。部屋によっては、水が出なくて熱すぎたところも。
こういった国で、水周りがちゃんとしてるのはかなり少数の高級ホテルだけ。 -
ラヴェン・インの部屋からの眺め。
-
こちらも所かわって、ウォンディ・フォダンの宿タシリン。
奥の平屋みたいな建物。
部屋数が少ないので、宿泊よりはレストラン利用のお客さんが多いらしいです。
急な斜面に建っているので、実は3階建てくらい。
谷の向こう側は棚田になっていて、面している部屋からの眺めは素晴らしいです。 -
タシリンの部屋。
屋根裏部屋みたいな雰囲気。
これはダブル。
谷に面している部屋だったので、朝とか気持ちよかったです!
水周りは・・・まぁ、期待しちゃだめです。
ぬるいけど、お湯は出ました。
でもシャワーと洗面台とトイレと、境目がないので洪水注意。
大きなバケツと洗面器があるので、それを使って排水溝の近くで行水するのが一番便利。バスタブはありません。
ここはまだ野良犬の声が少なめだったかな(笑)
あと、部屋が小さくて壁がすごく薄いので、話し声も丸聞こえです。 -
タシリンの部屋からの眺め。
谷と、棚田と、斜面の集落と、お寺と。
鳥の声と、おなじみ犬の声と、子供たちの声と、読経の声と。
のんびり。 -
タシリンの窓から、谷の対岸の集落。
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パロ国際空港のロビー。
出国・入国兼用。
小さいお土産屋さんと、郵便局と、両替があるだけ。 -
パロ国際空港の出国審査場。
ちゃんと民族衣装姿。
ブータンどうだった〜? とか、のんびり話しながら出国です。
ふつうの国際空港では入国審査場の写真はご法度だけど、さすがブータン、のんびり。ちなみに端末はWindows-7、ワイド型ディスプレイ。現在時点の最新型? -
機体へ乗り込む前の客室乗務員たち。
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空港のお土産屋さんにて(出国審査後)
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空港のお土産屋さんにて(出国審査後)
お土産は、出国審査後のがたくさんあります。
たくさんて言っても、2つくらいだけど。 -
カートに荷物が山積み
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イチオシ
到着が遅れたので、当然折り返しの出発便も遅延。
ドゥルクエアは保有機材が少ないので、かなりギリギリでローテーションしてます。
バンコクなどで乗り継ぐさいは、時間に余裕を忘れずに〜!
しかしこの給油車、年季入ってるな〜。 -
こちらはATR。どこ行くのかな〜
-
荷物は一個一個手積み。
-
エアバス社特有の、にょきっとした鼻。
飛行機は顔としっぽ見ると、けっこうメーカー判別できます。 -
ターミナルの最上階から覗いている空港職員。
庇のすぐ下で、あぐらかいてのんびり。 -
空港職員(航空会社職員)も、旅客系のひとは民族衣装姿。
みんな似たようなの着てたけど、制服かな? -
ドゥルクエア!
-
Drukair - Royal Bhutan Airlines (KB)
Shiptype : Airbus 319
Registration : A5-RGF -
機内から。
もうすぐ出発!
さよならブータン、また来るよ! ・・・お金があったら!! -
ドゥルクエアの機内食。
ベジかノンベジで選べます。
いたって普通です。青唐辛子はないです(笑) -
一路、バンコクへ。
-
羽田への乗り継ぎ便が翌日午後なので、バンコクで一泊。
ネットで見つけ、ディスカウントで激安になってたルネッサンス・ホテル・ラチャプラソン。正規料金からすると70%オフくらいになってた(しかも朝食付き)!
BTSシットロム駅の目の前で、セントラルワールドやサイアム・スクウェアも徒歩圏内の便利な立地。
内装は、けっこう派手。そのせいか、宿泊客はアラブやインド系のひとが多かったかな。ある意味とてもエキゾチック(笑)。
しかしブータンから来ると、やっぱりサービスの質とか、水回りがちゃんとしてたりとか、だいぶ違うことを実感。 -
ルネッサンスの部屋。
でっかいキングサイズのベッドで、けっこう部屋がいっぱいなかんじ(笑)。
バスルームはガラス張りで、丸見えやん(ブラインドあるけど)。
こういう作りって最近多いけど、どういうコンセプトっていうか意図なんじゃろうか。カップルならいいけど、家族連れとか友達同士にはね・・・。
まぁシティ・ホテルは一部屋があまり広くとれないから、大きく見せる効果もあるんだろうけど。確かに圧迫感は無くなるもんね。
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