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ヒマラヤ山脈に抱かれたチベット仏教の国ブータン。Gross National Product-GNP-(国民総生産)の単純な拡大よりもGross National Happiness-GNH-(国民総幸福量)の拡大を目標にし、伝統との調和を重んじた開発を指向するこの国は、一種の理想郷のようにも語られ、多くの人を惹きつけてきた。かくいう私もこの国の在り方に興味を持ってきた一人。かねてから見てみたいと思って来た国への旅行が今夏ついに実現した。<br /><br />今回はモノクロームの世界のブータン。<br /><br />□1日目(8/14):<br />11:00成田空港発TG641便<br />15:30バンコク着<br />バンコクのシーロムをぶらぶら<br /><br />□2日目(8/15):<br />6:50バンコク発KB141便<br />10:15パロ着、ティンプーに移動(約1時間半)<br />国立僧侶学校、伝統工芸院、タシチョ・ゾン見学。ティンプー市街街歩き<br /><br />■3日目(8/16):<br />ティンプーから車でプナカへ(約3時間半)途中ドチュラ峠(3150m)通過<br />ウォンディ・フォダン近くの村リンチェンガン村散策、プナカ・ゾン見学<br /><br />■4日目(8/17):<br />プナカ南部にあるチミ・ラカン見学、ティンプーに移動。<br />ドゥプトプ尼僧院、メモリアル・チョルテン見学。ティンプー市内散策。<br /><br />□5日目(8/18):<br />ティンプーからパロへ移動。<br />国立博物館(タ・ゾン)、パロ・ゾン、キチュ・ラカン見学。パロ市街地街歩き。パロ郊外でホームステイ<br /><br />□6日目(8/19):<br />タクツァン僧院へトレッキング。パロ市街地街歩き。西岡チョルテン見学<br /><br />□7日目(8/20):<br />11:20パロ発KB130便<br />15:45バンコク着<br />22:10バンコク発TG640便<br /><br />□8日目(8/21):<br />6:20成田着 <br />

「雷龍の国」ブータン紀行~プナカ周辺~

60いいね!

2011/08/16 - 2011/08/17

1位(同エリア25件中)

22

59

Yattokame!

Yattokame!さん

ヒマラヤ山脈に抱かれたチベット仏教の国ブータン。Gross National Product-GNP-(国民総生産)の単純な拡大よりもGross National Happiness-GNH-(国民総幸福量)の拡大を目標にし、伝統との調和を重んじた開発を指向するこの国は、一種の理想郷のようにも語られ、多くの人を惹きつけてきた。かくいう私もこの国の在り方に興味を持ってきた一人。かねてから見てみたいと思って来た国への旅行が今夏ついに実現した。

今回はモノクロームの世界のブータン。

□1日目(8/14):
11:00成田空港発TG641便
15:30バンコク着
バンコクのシーロムをぶらぶら

□2日目(8/15):
6:50バンコク発KB141便
10:15パロ着、ティンプーに移動(約1時間半)
国立僧侶学校、伝統工芸院、タシチョ・ゾン見学。ティンプー市街街歩き

■3日目(8/16):
ティンプーから車でプナカへ(約3時間半)途中ドチュラ峠(3150m)通過
ウォンディ・フォダン近くの村リンチェンガン村散策、プナカ・ゾン見学

■4日目(8/17):
プナカ南部にあるチミ・ラカン見学、ティンプーに移動。
ドゥプトプ尼僧院、メモリアル・チョルテン見学。ティンプー市内散策。

□5日目(8/18):
ティンプーからパロへ移動。
国立博物館(タ・ゾン)、パロ・ゾン、キチュ・ラカン見学。パロ市街地街歩き。パロ郊外でホームステイ

□6日目(8/19):
タクツァン僧院へトレッキング。パロ市街地街歩き。西岡チョルテン見学

□7日目(8/20):
11:20パロ発KB130便
15:45バンコク着
22:10バンコク発TG640便

□8日目(8/21):
6:20成田着

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
3.5
同行者
一人旅
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
利用旅行会社
風の旅行社

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  • ティンプーから車で一路ティンプーへ。<br /><br />ティンプーの市街地を抜け山道に入ると、大きな建物が見えた。建物の名前は、シムトカ・ゾン。ブータンの建国者シャブドゥンがブータンで最初に建てたゾン(城と寺院の機能を兼ね備えた建物)である。<br /><br />シャブドゥンは17世紀にチベットから亡命してきた高僧で、当時小国に分かれていたブータンを統一し、チベット仏教ドゥク派を国教とする現在のブータンの基礎を築いた人物。そのせいか、ブータンのお寺の多くには、釈迦、チベット・ブータンに密教をもたらしたグル・リンポチェと並んでシャブドゥンの像が置かれていた。

    ティンプーから車で一路ティンプーへ。

    ティンプーの市街地を抜け山道に入ると、大きな建物が見えた。建物の名前は、シムトカ・ゾン。ブータンの建国者シャブドゥンがブータンで最初に建てたゾン(城と寺院の機能を兼ね備えた建物)である。

    シャブドゥンは17世紀にチベットから亡命してきた高僧で、当時小国に分かれていたブータンを統一し、チベット仏教ドゥク派を国教とする現在のブータンの基礎を築いた人物。そのせいか、ブータンのお寺の多くには、釈迦、チベット・ブータンに密教をもたらしたグル・リンポチェと並んでシャブドゥンの像が置かれていた。

  • シムトカ・ゾンが見えるビューポイントにいた子供たち。みんな個性的な表情をしている。

    シムトカ・ゾンが見えるビューポイントにいた子供たち。みんな個性的な表情をしている。

  • プナカへ行く途中の検問所で売られていた乾燥チーズ。乳製品が豊富な国ブータンらしい。

    プナカへ行く途中の検問所で売られていた乾燥チーズ。乳製品が豊富な国ブータンらしい。

  • 途中、水力で動くマニ車を収めたチョルテン(仏塔)があったので、車を止めてもらった。車は貸切なので、気になるところで車を止めてもらいその都度見学しながら移動する。

    途中、水力で動くマニ車を収めたチョルテン(仏塔)があったので、車を止めてもらった。車は貸切なので、気になるところで車を止めてもらいその都度見学しながら移動する。

  • プナカへ行く途中で最高所のドチュ・ラ峠(3150m)に到着。峠には大僧正が建てた108の仏塔が並ぶ。

    プナカへ行く途中で最高所のドチュ・ラ峠(3150m)に到着。峠には大僧正が建てた108の仏塔が並ぶ。

  • 峠からはヒマラヤの峰々が見られるはずなのだが、この日は濃霧が峠を多い目の前は真っ白。これも風情を感じさせるが、やっぱり雄大な眺望を楽しみたかったなあ・・・。

    峠からはヒマラヤの峰々が見られるはずなのだが、この日は濃霧が峠を多い目の前は真っ白。これも風情を感じさせるが、やっぱり雄大な眺望を楽しみたかったなあ・・・。

  • 峠を走り抜けるトラック。ブータンで見かけたトラックの多くには、写真のようにライトの上におめめが付いていてなんとなくかわいい(^^)<br /><br />ブータンのトラックの大半は、インドのタタ製。壊れやすいが安いので大人気だとか。しかし、坂道の多いブータンでは馬力が不足するようで、どの車ものろのろ走る。ちなみに、乗用車で一番人気はやはりインドのマルチ・スズキの小型車。

    峠を走り抜けるトラック。ブータンで見かけたトラックの多くには、写真のようにライトの上におめめが付いていてなんとなくかわいい(^^)

    ブータンのトラックの大半は、インドのタタ製。壊れやすいが安いので大人気だとか。しかし、坂道の多いブータンでは馬力が不足するようで、どの車ものろのろ走る。ちなみに、乗用車で一番人気はやはりインドのマルチ・スズキの小型車。

  • ドチュ・ラ峠のすぐ近くにある茶屋でティータイム。バーカウンターは、ブータン風の装飾でお客を迎える。

    ドチュ・ラ峠のすぐ近くにある茶屋でティータイム。バーカウンターは、ブータン風の装飾でお客を迎える。

  • 標高3000メートル超の峠を越えると道は一気に坂を下る。途中急カーブを曲がると、谷間に向かってどこまでも続く棚田と山間の村々というフォトジェニックな風景が目の前にぱっと広がるということが何度もあった。<br /><br />そのたびにうぉーっと興奮して車窓からカメラを向けたが、ご丁寧にもドライバーがその都度車を止めてくれる。気ままな旅だけれど、あまり何度も道草を食うと目的地プナカへの到着が遅くなるので最後は大人しく車窓の風景を楽しんだ。

    標高3000メートル超の峠を越えると道は一気に坂を下る。途中急カーブを曲がると、谷間に向かってどこまでも続く棚田と山間の村々というフォトジェニックな風景が目の前にぱっと広がるということが何度もあった。

    そのたびにうぉーっと興奮して車窓からカメラを向けたが、ご丁寧にもドライバーがその都度車を止めてくれる。気ままな旅だけれど、あまり何度も道草を食うと目的地プナカへの到着が遅くなるので最後は大人しく車窓の風景を楽しんだ。

  • プナカの手前にあるロベサ村で昼食をとる。村には昔ながらの民家が建ち、なかなか前に進めないぞ(^^ゞ

    プナカの手前にあるロベサ村で昼食をとる。村には昔ながらの民家が建ち、なかなか前に進めないぞ(^^ゞ

  • 坂を暴走するお子様。訳も分からずひたすら暴走するのは男子というのは世界共通か・・・。

    坂を暴走するお子様。訳も分からずひたすら暴走するのは男子というのは世界共通か・・・。

  • 男子といえば、コレがどの民家にも描かれていた。ブータンでは、ポーと呼ばれる。この国でもやはり豊饒のシンボルであり、縁起物として家の壁に描かれたり木彫りが軒下に架けられている。田縣神社を擁する愛知県出身者としては、親しみを感じてつい写真を撮ってしまう。<br /><br />田縣神社<br />http://www.tagatajinja.com/pg18.html<br /><br />写真を撮っていると欧米系のオヤジが「あっちにもあるぞ」と嬉しそうに教えてくれた。ちなみに、田縣神社の祭りも欧米人観光客が異常に多い。

    男子といえば、コレがどの民家にも描かれていた。ブータンでは、ポーと呼ばれる。この国でもやはり豊饒のシンボルであり、縁起物として家の壁に描かれたり木彫りが軒下に架けられている。田縣神社を擁する愛知県出身者としては、親しみを感じてつい写真を撮ってしまう。

    田縣神社
    http://www.tagatajinja.com/pg18.html

    写真を撮っていると欧米系のオヤジが「あっちにもあるぞ」と嬉しそうに教えてくれた。ちなみに、田縣神社の祭りも欧米人観光客が異常に多い。

  • こちらにもポー。白い壁がいい感じに剥げかけていて、渋い。

    こちらにもポー。白い壁がいい感じに剥げかけていて、渋い。

  • レストランからの眺め。棚田の向こうに小さな集落があり、さらにその奥に小さな寺院があった。寺院の名前は、チミ・ラカン。明日この寺院まで歩いていく。

    レストランからの眺め。棚田の向こうに小さな集落があり、さらにその奥に小さな寺院があった。寺院の名前は、チミ・ラカン。明日この寺院まで歩いていく。

  • 昼食後ロベサ村を南下してリンチェンガンという村に向かった。

    昼食後ロベサ村を南下してリンチェンガンという村に向かった。

  • 前の晩に今日のスケジュールをガイドと打ち合わせた際古い家の並ぶ村を見たいと希望を伝えたところ、ガイドがリンチェンガンがいいですよと勧めてくれたのでやってきた。<br /><br />今回のブータン旅行は、大まかな旅程を事前に決めて、具体的な訪問場所は前の晩やその日にガイドと相談して決めるという成り行き旅行。もっとも、谷間にまばらに集落がある国なので、見所は限られ行く場所はおのずと決まってくる。

    前の晩に今日のスケジュールをガイドと打ち合わせた際古い家の並ぶ村を見たいと希望を伝えたところ、ガイドがリンチェンガンがいいですよと勧めてくれたのでやってきた。

    今回のブータン旅行は、大まかな旅程を事前に決めて、具体的な訪問場所は前の晩やその日にガイドと相談して決めるという成り行き旅行。もっとも、谷間にまばらに集落がある国なので、見所は限られ行く場所はおのずと決まってくる。

  • リンチェンガンがあるワンディ・ポダンの谷はブータンの中では比較的標高が低く、乾いた熱い風が常に吹いている。そのためサボテンも生えていて、どこかよその国に来た感じがする。

    リンチェンガンがあるワンディ・ポダンの谷はブータンの中では比較的標高が低く、乾いた熱い風が常に吹いている。そのためサボテンも生えていて、どこかよその国に来た感じがする。

  • リンチェンガン村のたぶん唯一の雑貨屋。雑貨屋といっても小さな棚にお菓子などがわずかに並んでいるだけで、店の主人はお寺にかける布を内職でミシンがけしていた。

    リンチェンガン村のたぶん唯一の雑貨屋。雑貨屋といっても小さな棚にお菓子などがわずかに並んでいるだけで、店の主人はお寺にかける布を内職でミシンがけしていた。

  • 雑貨屋の主人の脇ですやすやと眠る赤ちゃん。

    雑貨屋の主人の脇ですやすやと眠る赤ちゃん。

  • どうもお邪魔しております。

    どうもお邪魔しております。

  • リンチェンガンは山にへばりつくようにある村で、村の見学にはひたすら坂道を登っていく。

    イチオシ

    リンチェンガンは山にへばりつくようにある村で、村の見学にはひたすら坂道を登っていく。

  • 家の入口に飾られた牛の頭蓋骨。魔よけとして飾られているという。

    家の入口に飾られた牛の頭蓋骨。魔よけとして飾られているという。

  • 見下ろすと、豚の一家がぐーすか。豚はブータンで何よりのごちそうであり、この豚は一年のうちの特別な日に屠られるという。その日までの、しばしの平安。<br /><br />ちなみに、ブータンは敬虔な仏教国で人々は殺生を嫌いハエを殺すのもためらうほど。一方で彼らの好物は、ザ・肉☆ 動物を殺せない彼らがどうやって肉を口にできるのかといえば、肉はインドから輸入するのだという。自分が殺すのはよくないけど、人が殺したものを食するのはOK。人の業を否定しないアバウトなところは、日本人っぽい。<br /><br />リンチェンガンの人はかつてインドから移住してきた人々の子孫と言われており、ガイドの人によるとブータンでは珍しく自ら豚を屠るのもその名残かもしれないということであった。ブータン人は殺生を嫌うだけに穢れ観念は強いようで、動物を屠るリンチェンガンの人々はかつて賤視されていたようだ。

    見下ろすと、豚の一家がぐーすか。豚はブータンで何よりのごちそうであり、この豚は一年のうちの特別な日に屠られるという。その日までの、しばしの平安。

    ちなみに、ブータンは敬虔な仏教国で人々は殺生を嫌いハエを殺すのもためらうほど。一方で彼らの好物は、ザ・肉☆ 動物を殺せない彼らがどうやって肉を口にできるのかといえば、肉はインドから輸入するのだという。自分が殺すのはよくないけど、人が殺したものを食するのはOK。人の業を否定しないアバウトなところは、日本人っぽい。

    リンチェンガンの人はかつてインドから移住してきた人々の子孫と言われており、ガイドの人によるとブータンでは珍しく自ら豚を屠るのもその名残かもしれないということであった。ブータン人は殺生を嫌うだけに穢れ観念は強いようで、動物を屠るリンチェンガンの人々はかつて賤視されていたようだ。

  • リンチェンガンの村の一番高いところに建つ寺院。

    リンチェンガンの村の一番高いところに建つ寺院。

  • 村の寺院は村人が交代で守っており、寺を訪れた時には若い夫婦が寺の一室に住み込んで管理をしていた。

    村の寺院は村人が交代で守っており、寺を訪れた時には若い夫婦が寺の一室に住み込んで管理をしていた。

  • リンチェンガンの寺からの眺め。川の対岸にワンデュ・ポダン・ゾンが見えなかなか雄大な眺めだが、風の通りがよくて常に強い風が吹きつけ、さらに時折突風で体がよろめく。

    リンチェンガンの寺からの眺め。川の対岸にワンデュ・ポダン・ゾンが見えなかなか雄大な眺めだが、風の通りがよくて常に強い風が吹きつけ、さらに時折突風で体がよろめく。

  • リンチェンガンの子供たち。

    リンチェンガンの子供たち。

  • リンチェンガンの人々はインド人の子孫と言われているが、出会った人々はみなそれほど顔の彫りが深いわけでもなく、見た目は他のブータン人と変わらない。

    イチオシ

    リンチェンガンの人々はインド人の子孫と言われているが、出会った人々はみなそれほど顔の彫りが深いわけでもなく、見た目は他のブータン人と変わらない。

  • 犬が激しく吠える以外は静かで穏やかだった村にお別れ。

    犬が激しく吠える以外は静かで穏やかだった村にお別れ。

  • リンチェンガンからプナツァン・チュ(川)沿いに北上して、プナカ・ゾンにやってきた。

    リンチェンガンからプナツァン・チュ(川)沿いに北上して、プナカ・ゾンにやってきた。

  • プナカ・ゾンの手前に建つ伝統様式の橋。

    プナカ・ゾンの手前に建つ伝統様式の橋。

  • ゾンの入り口には、必ず四天王が描かれている。写真は東の方角を護る持国天。日本だと剣を持つ持国天もブータンではブータンの民族楽器ダムニェンを手にしている。

    ゾンの入り口には、必ず四天王が描かれている。写真は東の方角を護る持国天。日本だと剣を持つ持国天もブータンではブータンの民族楽器ダムニェンを手にしている。

  • プナカ・ゾンの内部。

    プナカ・ゾンの内部。

  • プナカはかつてブータンの首都だったこともあり、プナカ・ゾンは今でも冬に大僧正が過ごす場所になっている。由緒あるゾンだけに、建物の壁画や彫刻は訪れたゾンや寺の中で一番充実していた。

    プナカはかつてブータンの首都だったこともあり、プナカ・ゾンは今でも冬に大僧正が過ごす場所になっている。由緒あるゾンだけに、建物の壁画や彫刻は訪れたゾンや寺の中で一番充実していた。

  • ブータンという国名は、インドの「高地」を意味する言葉に由来するとも言われる外部からの呼称であり、ブータン人自身は自国を「ドゥク・ユル(雷龍の国)」と呼ぶ。<br /><br />かつて龍の国の中心だった場所らしく、ここの建物には龍の彫刻や絵があふれている。

    ブータンという国名は、インドの「高地」を意味する言葉に由来するとも言われる外部からの呼称であり、ブータン人自身は自国を「ドゥク・ユル(雷龍の国)」と呼ぶ。

    かつて龍の国の中心だった場所らしく、ここの建物には龍の彫刻や絵があふれている。

  • ブータン特有の宇宙図。中央が宇宙の中心須弥山。その左の三味線のバチのような三角形が贍部洲と呼ばれる人間が住む世界。そして12本の輪は太陽の動きを表していると言う。<br /><br />仏教の世界観が、抽象的な幾何学模様で描かれるのが面白い。

    ブータン特有の宇宙図。中央が宇宙の中心須弥山。その左の三味線のバチのような三角形が贍部洲と呼ばれる人間が住む世界。そして12本の輪は太陽の動きを表していると言う。

    仏教の世界観が、抽象的な幾何学模様で描かれるのが面白い。

  • 鮮やかな飾りの数々。見ていて飽きないよ〜。

    鮮やかな飾りの数々。見ていて飽きないよ〜。

  • 人々が追い払ったり危害を加えることがないので、ブータンの家の軒先は鳥様天国。もちろん落し物がいっぱいで、上が気になる。建物に夢中になっていると、やばい!

    人々が追い払ったり危害を加えることがないので、ブータンの家の軒先は鳥様天国。もちろん落し物がいっぱいで、上が気になる。建物に夢中になっていると、やばい!

  • ここにも龍。

    ここにも龍。

  • 伝統様式の橋を裁判官が歩く。ゾンに入る時にはカムニと呼ばれるストールのようなものを肩からかけるのが決まりになっており、社会的地位によってカムニの色が変わるため、その人がどのような人かは一目瞭然。ちなみに、裁判官のカムニの色は緑。

    イチオシ

    伝統様式の橋を裁判官が歩く。ゾンに入る時にはカムニと呼ばれるストールのようなものを肩からかけるのが決まりになっており、社会的地位によってカムニの色が変わるため、その人がどのような人かは一目瞭然。ちなみに、裁判官のカムニの色は緑。

  • 橋の上に、ワンコがお座りしていた。凛々しい姿は、門番のつもりかな?

    イチオシ

    橋の上に、ワンコがお座りしていた。凛々しい姿は、門番のつもりかな?

  • プナカで泊まったホテル「メリプンスム・リゾート」のベッド。シーツは、伝統衣装に使われるものと同じ生地だった。

    プナカで泊まったホテル「メリプンスム・リゾート」のベッド。シーツは、伝統衣装に使われるものと同じ生地だった。

  • ホテルから見たプナカ新市街。市街地といっても家が何十軒か並ぶだけの小さな集落だが、これでもブータンでは大きな町のほう。

    ホテルから見たプナカ新市街。市街地といっても家が何十軒か並ぶだけの小さな集落だが、これでもブータンでは大きな町のほう。

  • ホテルのバルコニーから辺りの風景を眺めていたら、棚田のある村が見えた。

    ホテルのバルコニーから辺りの風景を眺めていたら、棚田のある村が見えた。

  • 目の前に広がる見事な棚田。目の前に村が見えるが谷には川が流れ、こちら側から対岸にどうやって行くのかよくわからん。行ってみたいが、道が見つからずやむなく眺めるだけとなった。

    目の前に広がる見事な棚田。目の前に村が見えるが谷には川が流れ、こちら側から対岸にどうやって行くのかよくわからん。行ってみたいが、道が見つからずやむなく眺めるだけとなった。

  • 次の日。昨日レストランで見た寺院「チミ・ラカン」を目指す。チミ・ラカンへは、田圃の中のあぜ道を歩いていく。

    次の日。昨日レストランで見た寺院「チミ・ラカン」を目指す。チミ・ラカンへは、田圃の中のあぜ道を歩いていく。

  • 田圃の中にもチョルテン(仏塔)が。人の生活のあるところにはどこでも仏教が息づいている。

    田圃の中にもチョルテン(仏塔)が。人の生活のあるところにはどこでも仏教が息づいている。

  • 途中見かけた民家の庭先。

    途中見かけた民家の庭先。

  • おばあちゃんと孫かな。

    おばあちゃんと孫かな。

  • 歩き始めて20分ほどでチミ・ラカンに到着。チミ・ラカンは、「風狂の聖」としてブータン人の敬愛を受ける15世紀から16世紀の高僧ドゥクパ・クンレゆかりの寺。ドゥクパ・クンレは、お酒大好きで、さらに女性と交わるとことで悟りに導き、母親の煩悩を取り去るために母とも交わったという奇行の僧で、この寺にはドゥクパ・クンレの数々のエピソードが壁画として描かれている。奇僧が聖人として愛されているところにブータンらしいおおらかさが感じられ、この話と壁画を見るだけでもここに来た価値があった(ちなみに壁画にはいやらしい場面は登場しません。あしからず)。<br /><br />今この寺は子宝の寺として知られ、子宝を望む女性には、お坊さんが例の「ポー」の形をした棒で頭をなでてくれる。訪れた時も、ティンプーから来たというカップルがお参りに来ていた。

    歩き始めて20分ほどでチミ・ラカンに到着。チミ・ラカンは、「風狂の聖」としてブータン人の敬愛を受ける15世紀から16世紀の高僧ドゥクパ・クンレゆかりの寺。ドゥクパ・クンレは、お酒大好きで、さらに女性と交わるとことで悟りに導き、母親の煩悩を取り去るために母とも交わったという奇行の僧で、この寺にはドゥクパ・クンレの数々のエピソードが壁画として描かれている。奇僧が聖人として愛されているところにブータンらしいおおらかさが感じられ、この話と壁画を見るだけでもここに来た価値があった(ちなみに壁画にはいやらしい場面は登場しません。あしからず)。

    今この寺は子宝の寺として知られ、子宝を望む女性には、お坊さんが例の「ポー」の形をした棒で頭をなでてくれる。訪れた時も、ティンプーから来たというカップルがお参りに来ていた。

  • 寺の小僧さん。すごい素直で、こちらがお願いしたとおりのポーズで写真に写ってくれる。

    イチオシ

    寺の小僧さん。すごい素直で、こちらがお願いしたとおりのポーズで写真に写ってくれる。

  • 老僧はゆっくりマニ車を回し続けていた。マイペース。

    老僧はゆっくりマニ車を回し続けていた。マイペース。

  • 見かけない顔だなぁ〜。

    見かけない顔だなぁ〜。

  • チミ・ラカンからの帰りに通った集落。ここも鳥が大切にされているせいか、見上げるとハトでいっぱい!<br />うぉ〜、ヒッチコックか。

    チミ・ラカンからの帰りに通った集落。ここも鳥が大切にされているせいか、見上げるとハトでいっぱい!
    うぉ〜、ヒッチコックか。

  • 民家の前には、コメがむしろの上で干されていた。そりゃ鳥が多いわけだわ。

    民家の前には、コメがむしろの上で干されていた。そりゃ鳥が多いわけだわ。

  • 1軒のお家にお邪魔すると、お母さんがお米を炒っていた。お米を炒ったものは、伝統的なお茶受けとしてブータン旅行中なんどか登場した。<br /><br />ガイドさんがふらっとこの家に入っていったので、「お知り合い?」と聞いたら「全然知りません」という回答が・・・。う〜ん、おおらかやね〜。

    1軒のお家にお邪魔すると、お母さんがお米を炒っていた。お米を炒ったものは、伝統的なお茶受けとしてブータン旅行中なんどか登場した。

    ガイドさんがふらっとこの家に入っていったので、「お知り合い?」と聞いたら「全然知りません」という回答が・・・。う〜ん、おおらかやね〜。

  • チミ・ラカンを見学し近くの市場を見た後、プナカからティンプーへ移動。途中前日も立ち寄ったドチュ・ラ峠のお茶屋でお昼をとる。出てきたおかずのひとつは、干し肉を炒めたもの。ブータン人の大好物だね。干した肉は、旨みが凝縮されていて噛むほどに味が出る。しかし、普段固いものを食べ慣れていないので、次の日顎が痛くなる。現代っ子やわ〜(^^ゞ

    チミ・ラカンを見学し近くの市場を見た後、プナカからティンプーへ移動。途中前日も立ち寄ったドチュ・ラ峠のお茶屋でお昼をとる。出てきたおかずのひとつは、干し肉を炒めたもの。ブータン人の大好物だね。干した肉は、旨みが凝縮されていて噛むほどに味が出る。しかし、普段固いものを食べ慣れていないので、次の日顎が痛くなる。現代っ子やわ〜(^^ゞ

  • デザートは、リンゴ。日本のリンゴより一回り小さい。リンゴはブータンの重要な輸出品目で、プナカからティンプーへ移動するときも、しばしばリンゴ畑を見かけた。このリンゴ栽培の普及にはある日本人技術者が関わっており、この人のおかげでブータンの農業は飛躍的に改善することになった。<br /><br />日本とブータンの奇縁を感じながら、甘酸っぱいリンゴをいただく。

    デザートは、リンゴ。日本のリンゴより一回り小さい。リンゴはブータンの重要な輸出品目で、プナカからティンプーへ移動するときも、しばしばリンゴ畑を見かけた。このリンゴ栽培の普及にはある日本人技術者が関わっており、この人のおかげでブータンの農業は飛躍的に改善することになった。

    日本とブータンの奇縁を感じながら、甘酸っぱいリンゴをいただく。

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この旅行記へのコメント (22)

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  • しょーきちさん 2011/11/13 08:44:16
    やさしさと静けさのブーダン
    Yattokame!さま

    しょーきちです。
    おはようございます。
    私の旅行記へのご投票ありがとうございました。

    Yattokame!さまのブーダン旅行記に感じ入りました。
    白黒で表現できるなんてすごいですね。
    画像がきれいですね。
    構図といい
    ブーダンというお国の優しさ、静けさが伝わってきました。
    ワンちゃんまで静けさの中で・・
    また子供達の純朴な、そしてちょっと不安そうなまなざし。
    パロの棚田が美しいですね。

    素敵な旅行記ありがとうございました。
    また立ち寄らせていただきます。

    Yattokame!

    Yattokame!さん からの返信 2011/11/14 23:38:22
    RE: やさしさと静けさのブーダン
    しょーきちさま

    こんばんは。

    小吉さんと一緒のお伊勢参り、素敵ですね。大吉さんに背負われた小吉さんの姿、私も見かけたらかわいくてしばらく見つめてしまいまうことでしょう。

    ブータンの旅行記のうちプナカ編の写真は、何となくなんですが1枚を白黒で仕上げてみたところ、それが土地の雰囲気とマッチしているように感じ、そのまますべての写真を白黒にしてみました。この旅行記の写真は、登場する人の表情や風景の中にブータンで感じたことが凝縮されているようで、私もお気に入りの回です。ですので、しょーきちさんに共感していただきコメントをいただけたこと、とてもうれしく思っております。


    これからもよろしくお願いします。

    Yattokame!
  • 白い華さん 2011/10/31 16:21:47
    「古い!ミシン・・・で、 お仕事」 も ーーー また、幸せ。
    今日は。
    yattokame!さん、夏休み!には、 ブータンへ、行かれたのですね〜。 
    ブータンって 、緑色の 山々・・・から、
    気持ち 良さそう〜・・・な、風。を 感じる、穏やかそう〜!な お国。ですね〜。

    私も、聞いたこと・・・が ありますわ〜。
    「国民 総幸福量」の お話。

    ホント、日本・・・って、
    「世界 一!と、いわれる いろんなモノが あって、
    (当たり前)に、享受している・・・コト」って、
    日常生活に、溢れている。と 思うのですが、

    ((( 例えば、日本のお母さん・・・ほど、 「和食。中華。イタリアン。フレンチ。韓国。インド・・・etc」と、
    世界 一!の コックさん。と お聞きします。 )))(♪)

    そんな・・・当たり前!が いっぱい・・・の、日本。
    本当に、幸せ!な お国・・・・なれど。。。
    何か、「皆、 幸福!とは 思って・・・いない???」って ありますよね。



    『 もっと、シンプル。で・・・いい〜!のではないか〜 ? 』
    ブータンの 様子。を 拝見!して、 
    真っ先に、そんな風に、思う 私・・・なのでした。

    小さな 雑貨屋さん・・・も、素敵!じゃ〜ありませんか〜。
    「古い! 足踏みミシン。で、内職・・・を しながら、何か、雑貨を買いに来る・・・お客さんを 待つ」 お仕事・・・。
    便利!な 電動ミシン。では・・・なくても、足を 前後に動かせば、ミシンは 動く。 停電も 心配・・・な〜し。(笑)

    と、いい〜・・・ながらも、2,3日前、
    壊れてしまって、しばらく・・・買わなかった! 電動ミシン。を
    買いまして、 ミシンが、我が家・・・に、来た。ばかり・・・。
    そんな ミシンは、 私が、使う。(私は、全く、欲しく・・・なかった) けれど、
    旦那様が、使いたい。と 買った・・・モノ。 (汗)
    私・・・より、 ミシンや、お裁縫、 主人は、上手・・・なんですよ〜。 
    ちなみに、 家庭科 成績 「5」だった・・・とか〜。 (大汗)

    家庭に 溢れる!モノ・・・を、整理して、「もっと、シンプル・・・に、暮らしたい」
    老人・・・夫婦。が 買い集めた!品々は、 きっと、子供達には、ガラクタ・・・でしか 無いっ。
    そう、思い・・・ながら、 折を見て、「我が家!の 大掃除」を 夫婦で しては、 疲れちゃう・・・私。 ナノデス。(笑)

    ちょっと、話・・・は、かなり、ズレてしまいましたが、
    『 シンプル! ブータン・・・ 万歳! 』 と いいたいなぁ〜。

       それでは また 

    Yattokame!

    Yattokame!さん からの返信 2011/11/03 04:00:28
    RE: 「古い!ミシン・・・で、 お仕事」 も ーーー また、幸せ。
    白い華さん

    こんにちは。

    ブータンは標高が高いので緯度が低くても過ごしやすく、旅行中は快適に過ごせました。そして、風土、気候だけでなく、人間も人懐こい人が多く、あまり距離を感じません。そういうところも、ブータンが面白いところですかねえ。

    ブータンの人も、便利なものはほしいのでそこは特別ではないのですが、一方で際限なく欲を追求するというところがないということなので、国民総幸福量の多さというのは、幸せの感じ方のうまさから来ているのかもしれません。

    ご主人さまは、裁縫やミシンもご自分でおやりになるとは素晴らしいですね。最近は、古着などを自分でアレンジしてみたいと思っているのですが、如何せん技術がないので、なかなか思うようにいきません。

    Yattokame!
  • やまいもさん 2011/10/17 05:26:02
    お久しぶりです^^
    先日、テレビでブータンの特集をやってましたよ^^

    国民の9割が幸福だと感じる国ってすごいですね。

    Yattokameさんのブログで見るブータンやテレビで見るブータンを

    見ていると「幸せって何?」って思っちゃいますね^^

    経済発展重視で突っ走ってきた先進諸国の今の現状を見ると・・・

    写真を見ているとスローライフが伺え、原点回帰するべきかなあ〜って

    感じます。

    ブータンには年間200人の日本人が観光で訪れるそうですよ^^

    Yattokameさんもそのひとりだね〜って主人と話してました。

    Yattokameさんの写真のように幸せな国ってモノトーンがよく似合いますね^^

    次はどこを目指されるのですか?楽しみです^^

    我が家はこの行楽シーズンはどこへもいけそうにありません(涙)

    ストレスが溜まってます^^

    Yattokame!

    Yattokame!さん からの返信 2011/10/20 01:57:33
    RE: お久しぶりです^^
    やまいもさん

    こんばんは。

    先週ブータン国王の成婚式があったので、その関連で特集をやっていたんでしょうかねえ。
    ブータンは世界の国の中では所得が低い部類に入りますが、人々の表情は暗くなく、日本の忙しさは何なのかな〜と思ってしまいます。以前見たテレビ番組で「今の生活に満足しています」と答えているブータンの人を見て、この国の人は「足るを知る」生活を知っているんだなあと感じました。いろいろモノがあふれている社会のほうが、より違うもの、新しいものを求めることになって却って悩みが多いかもしれませんね。


    Yattokame!
  • kumさん 2011/10/03 01:40:07
    ブータン!
    やっとかめさん、こんばんはー

    夏休みはブータンだったのですね〜。
    私のまわりでもここ1,2年内にブータンに行った人が何人もいて、みんなイイと言っているのですっごく行きたい国の一つです!!

    ネックは標高が高いことなんですよね〜。
    夫が高山病がひどい人なので、行くとしたら夫は置いていくことになるかもしれず、こっそりタイミングを計っています^^; (内緒ですが)

    旅行記を拝見し、ますます行きたくなりました・・・!

    kum

    Yattokame!

    Yattokame!さん からの返信 2011/10/04 03:53:01
    RE: ブータン!
    kumさん

    こんばんは。

    ブータンは、ここ何年かずっと行きたかった国でしたが、休みの時期はエアチケットの入手が難しく、この夏何年越しかでようやく旅が実現しました。
    ブータンの持つ穏やかな雰囲気と仏教美術に見られるビビッドな世界、これは本当にいいですよ。

    ブータンは標高高めですが、空港のあるパロや首都ティンプーは標高2400mくらいで、プナカは1300mくらいですから、高山病が出やすい人でも無理しなければ行ってこられるところです。

    kumさんもぜひ〜

    Yattokame!
  • merionさん 2011/10/03 00:02:45
    写真の力
    Yattokame!さん、こんばんは。

    ちょっと胸をつかれるような気持ちで拝見しています。
    モノクロの世界には、カラーとは違う何かがありますね。
    人の表情、建物に、懐かしいような、むき出しになったようなパワーを感じます。

    お寺のエピソード、興味深かったです。
    ガイドさんと打合せしながら、直前に行き先を決める旅、いいですね〜。


    merion

    Yattokame!

    Yattokame!さん からの返信 2011/10/04 03:37:36
    RE: 写真の力
    merionさん

    こんばんは。

    プナカ編は、たまたま1枚をモノクロにしてみたら思った以上に土地の雰囲気や人の表情がとらえられている感じがしたので、全編モノクロにしてみました。プナカ・ゾンなんかはとてもカラフルなんですけれど、モノクロにしてもなんだかいいなぁとか。この旅で感じたことですが、写る人、モノ、すなわち被写体がいいんですよね。魅力があふれているというか。

    実は絶景とかすごい建築とかは、他のたとえばインドとかのほうが見られるんですが、ブータンに行って良かったという余韻はしっかりと、確実に私の心に残っております。

    Yattokame!

  • 大目付さん 2011/09/29 15:01:22
    ボー
    棒。
    何か日本語とも共通点があるように感じますね。それとブータンの人たちの服装は日本の着物とも似ていますね。

    Yattokame!

    Yattokame!さん からの返信 2011/10/02 03:48:30
    RE: ボー
    大目付さん

    ブータンの着物は日本のものに本当に似ていて、私も試着しましたがはじめて着たという感じがしませんでした。このほかにも、人の丁寧さなど振る舞いもどこか日本に似ていますし、他人の感じがしません。

    ブータンは、どこかへ行ったというより、帰ってきたという気持ちを起こさせる国ですねえ。

    Yattokame!
  • 大目付さん 2011/09/29 14:58:47
    面白いですね
    先から湯気のようなものが出ていますが・・・。道祖神にもこういうシンボル的な物がありますね。
    田縣神社の御輿を見ていると何か身体の芯から力が漲ってくるように感じますね。(*^_^*)

    Yattokame!

    Yattokame!さん からの返信 2011/10/02 03:45:15
    RE: 面白いですね
    大目付さん

    こんばんは。

    ご覧いただきありがとうございます。ブータンの大らかさは日本に似たところがあって、いろいろなところで共通性を感じます。

    Yattokame!
  • たらよろさん 2011/09/28 20:41:38
    モノクロの世界
    こんばんは、yattokame!様。

    モノクロが似合う、、、
    そんな素朴でローカルな街並みだけれど、


    棚田とか、龍の彫り物とか、、、
    カラーでも見てみたい♪

    いろいろ想像して楽しみますね(笑)


    たらよろ

    Yattokame!

    Yattokame!さん からの返信 2011/09/29 02:50:24
    RE: モノクロの世界
    たらよろさま

    こんばんは。

    プナカの素朴な風景をモノクロにしてみたら、思った以上に印象深かったので、今回は全部モノクロにしてみました。

    次は再びカラーの棚田や街並みを旅行記に載せたいと思っておりますので、またよろしくお願いいたします。

    Yattokame!
  • hot chocolateさん 2011/09/28 10:52:25
    素朴・・・
    yattokame!さま、こんにちは。

    今回は、すべてモノクロ写真ですね。
    朽ち果てたような古い家屋が、モノクロでいい味が出ていますね〜

    子どもたちの表情が、シャイでなんとも可愛らしいです♪
    このあたりは、外国人が珍しいのでしょうか・・・
    大人も子供も素朴な感じがします。

    敬虔な仏教徒で、ハエも殺せない人たちの大好物が、ザ・肉、というのが矛盾しているようで、ちょっと面白い・・・

    hot choco

    Yattokame!

    Yattokame!さん からの返信 2011/09/29 02:45:19
    RE: 素朴・・・
    hot chocolateさま

    こんばんは。

    今回はモノクロにしてみたら思った以上に印象深い仕上がりになったので、全編モノクロにしてみました。

    今回旅行したエリアは外国人が多く訪れるところで外国人観光客は見慣れていると思いますが、それでも子供は恥ずかしがっていましたねえ。その表情がなんとも可愛らしいです。
    人は全般的に擦れた感じがなく、旅行していて嫌な感じになったことがなくて、いい印象ばかりが残っております。こういうところも、ブータンが人を引き寄せるところかもしれません。

    > 敬虔な仏教徒で、ハエも殺せない人たちの大好物が、ザ・肉、というのが矛盾しているようで、ちょっと面白い・・・
    ブータンの人たちは本当に信仰熱心ですが、かといって原理主義的でもないんです。こういうところをうまく処理しているところも日本人ぽくて親しみを感じます。

    Yattokame!
  • 川岸 町子さん 2011/09/25 21:05:25
    穏やかな国
    Yattokame!さん
     ブータンへ行かれたのですね。
     先日テレビでブータンを見ました。小学生の姉妹が、ブータンで働くお父さんに内緒で会いに行く内容です。
     姉妹はブータンに到着したものの、土砂崩れのため、途中で1泊しなければなりません。泊まる所はホテルではなく、一般の民家でした。知らない人を泊めるのは、ブータンでは普通の事だそうですね。
     そのお父さんはブータンで、橋を架けるお仕事をされています。6橋架ける予定で、今は3橋目。強くて安全な橋をブータンの人々は、大変喜んでいました。
     番組の中で私が見た、ブータンの様子も人々の様子も、穏やかな印象でした。
     知人が15年前にブータンへトレッキングに行き、写真を見せてもらった事があります。イケメン王様のグッズをお土産にしていました♪
     私もいつか行ってみたいですー!
     見せて頂きありがとうございました。次も・・ゆっくり楽しみに待っております。
                        川岸 町子
     

    Yattokame!

    Yattokame!さん からの返信 2011/09/26 02:59:47
    RE: 穏やかな国
    川岸町子さん

    こんばんは。いつもありがとうございます。

    私、実はその姉妹と行き帰りの飛行機と初日のホテルが一緒でした。初日ブータンに着いた時は、慣れない土地で知らない大人たち(テレビクルー)に囲まれて2人はかなりお疲れの様子でしたが、帰りのフライト前には、さすが子供は慣れるのが早いのかお父さんに会えた満足感なのか、大人しいながらもかなりリラックスした様子で、1週間よく頑張ったと心の中で勝手にねぎらいの言葉を投げかけていたYattokame!でした。

    私が旅行していた時期は雨季で、毎日必ず雨が降っていたので、土砂崩れもあったでしょうね。ここも、ホテルのレストランで食事をしている時に、近くで番組スタッフが打ち合わせをしていて、土砂崩れだったらどうするとかいう話が聞こえてきました(お酒が入ったせいか割と大きな声で打ち合わせしていたので、丸聞こえ)。

    あの番組すでに放送されていたのですね、見そびれました。

    ブータンの王様は先代がかなりハンサムで、現国王もイケメンでタイを訪問した時はアイドル並みにマスコミが取り上げたらしいです。ブータンは切手発行が盛んでいろんな切手を出しているのですが、私も王室関係の切手を買ってきました。

    ブータンは、車が入れずトレッキングで何泊か歩かないといけないところがまだあるのですが、そういうところの風景の写真を見ていると、人の暮らしと自然の調和が素晴らしく、自分も一度こういうところに行ってみたいなと思います。

    Yattokame!
  • くまのみホヌ子さん 2011/09/25 16:59:23
    なつかしい風景
    Yattokame!さん、こんにちは

    なんだか懐かしいような風景が広がっています。
    無邪気な子供たちのカメラ目線
    汚れた大人のハートに響きます。

    こんな旅をしてみたい!

    素敵な旅行記です。

      のみホ

    Yattokame!

    Yattokame!さん からの返信 2011/09/26 02:31:11
    RE: なつかしい風景
    くまのみホヌ子さん

    こんばんは。

    ブータンの子供たちはシャイなんですが、カメラを向けられると好奇心で近寄ってきて、その動きがとても可愛らしくてまた面白かったです。海外の観光地には、写真を撮ろうとするとチップくれとかお菓子くれとか生活のためとはいえ擦れた感じの子がいるのがしばしばですが、ここの子はそういったところがなくて、子供らしい子供でした。

    顔だちも日本人に似ていますし、彼らを見ていると郷愁を感じますねえ。

    Yattokame!

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