2011/05/03 - 2011/05/10
423位(同エリア2976件中)
ニッキーさん
東日本大震災のショックから、とても旅行を楽しむ気分になれず、一時はキャンセルも考えたイタリア旅行。
でも周囲から、何が起こるかわからない人生、楽しめる時に楽しんでおいた方がいい。お金を使うことも経済活性化の助けになるからと勧められ、夫と二人行って来ました。
参加したのは阪急トラピックス「新・夢のイタリア8日間」。
ミラノからヴェネツィア、フィレンツェ、ローマ、カプリ島、ポンペイまで、なんと1か所を半日ずつでまわるという弾丸ツアーです。
一つ一つの都市をじっくり観光することはできませんが、
ミラノでは「最後の晩餐」、
ヴェネツィアではゴンドラ遊覧、
ユーロスターにも乗って
ヴァチカン観光、
カンツォーネ・ディナーも楽しみ、
カプリ島では青の洞窟へ行ってと、
見どころはしっかり押さえた内容です。
そのうえ全食事付きで至れり尽くせり。
グループは39名の大所帯。集合、移動、食事するだけでも大変。でも、疲れた顔も見せずてきぱきと動いてくれるすばらしい添乗員さんのおかげで、とても楽しい旅行になりました。一生懸命やってくださった添乗員さんには心からお礼を言いたいと思います。
<今回のスケジュール>
1日目 成田からミラノへ
夜、ホテル着
2日目★ミラノ観光
サンタマリア・デッレ・グラツィエ教会「最後の晩餐」
ドゥオモ
↓ バスで移動
ヴェローナ観光
3日目 ヴェネツィア観光
サンマルコ寺院
ゴンドラで遊覧
↓ バスで移動
ピサ観光
4日目 フィレンツェ観光
ミケランジェロ広場
ウフィッツィ美術館
↓ ユーロスターで移動
ローマで少々フリータイム
5日目 ローマ市内観光
ヴァチカン観光
スペイン広場
カンツォーネ・ディナー
6日目 ナポリからジェット船でカプリ島へ
青の洞窟
↓ 船、バスで移動
ポンペイ遺跡観光
7日目 午前 ローマ発
8日目 早朝 成田着
※ ツアーメンバーの皆さん、頭の先や後ろ姿が写っている写真があるかもしれませんが、どうかご容赦ねがいます。
~*~*~*~*~*~*~*~
旅の最初に添乗員さんから説明がありました。
「今回のツアーは運良く39名全員『最後の晩餐』鑑賞の予約が取れました。ただし、午前9時半からのグループと午後1時45分からのグループに分かれて入ります。それでも全員分取れたというのはラッキーで、皆さん良かったですね」
「フィレンツェのウフィッツィ美術館で、当日、ストが予定されているという情報が入ってきました。スト回避の可能性もあるので、とにかく予約時間に現地へ行ってみることにします」
「青の洞窟は、天候や潮位やさまざまな理由で入れないことが多々あります。こればかりはどうしようもないことなので、海の状況しだいということ、ご了承願います。入れない場合はボート代を返金させていただきます」
イタリアの旅行計画はかなり危うい土台の上に建っているのだということがわかります。それでもグループ旅行では、旅行社がいち早く情報を得て代替案を手配してくれる分だけ助かります。私たちの旅行が果たして運に恵まれるのかどうか、この段階ではまだ誰にもわかりません。
1日目はアリタリア航空12時20分成田発の直行便、AZ0787便で17時50分にミラノ着、チェッロマジョーレのウナ・マルペンサ・ホテルに宿泊。
今回の私の旅行記は2日目の朝、サンタマリア・デッレ・グラツィエ教会から始まります。
1日目の写真も撮ったのですが、実は2日目の午後、カメラの設定を変えようとして誤ってメモリーカードを初期化してしまい、2日目の前半までに撮った写真を一瞬にして失うという大失敗をしてしまったのです。旅行のために買った新しいカメラに慣れていなかったことが原因です。
「やっちゃったー」
しばらくは呆然としてショックから立ち直れませんでしたが、「これが2日目で良かった。旅行の最後だったら取り返しがつかなかった」と気を取り直して午後からの観光を続けました。それにしてもトラベラーとしては写真がないのはあまりにも痛い。ミラノのドゥオモのすばらしさに感激した後だっただけに、写真を失ってしまった自分のミスが悔しくてたまりませんでした。
そんな失敗を、新婚旅行でツアーに参加していた若いMさんご夫婦にちらと話したところ、ご主人がパソコンを持って来ているからと、自分たちが撮った写真をメモリーカードにコピーしてくださいました。
というわけで、本ページの写真のほとんどがMさんご夫婦からいただいた写真です。4トラベルの旅行記に使用させていただくことも快く承知してくださいました。おかげで旅行記も書け、私たち夫婦の思い出写真もできました。Mさんご夫妻、ありがとうございました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
2日目の朝、ホテルでバイキングの朝食をすませ、8時過ぎにバスで出発。
最初の訪問地、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」で有名なサンタマリア・デッレ・グラッツィエ教会へやって来ました。
この時期、気温は10℃〜24℃で朝は結構寒い。ぶるぶる。上着とスカーフは必須です。
イタリアでは外国人が団体で観光する際、添乗員が説明をするのではなく、必ず現地ガイドをつけなければいけないことになっているのだそうです。国内の雇用対策の一環とのことで、ヨーロッパの国ではそういう政策を取っている国がいくつかあります。ここミラノでは、イタリア在住の日本人のガイドさん(女性)が待っていてくれました。 -
イチオシ
入場する前にガイドさんから説明を受けます。このガイドさんの話が興味深かったです。
一部紹介しますと、
「教会の壁画は通常フレスコ画という技法で描くが、これは長持ちする代わりに漆喰が乾ききる前に急いで描かなければならず、また、上塗りや書き直しができないという短所があり、ダ・ヴィンチはこれを嫌ってテンペラ画法で描いた。テンペラ画は持ちが悪く、すぐにひび割れや変色が起こってしまった。最近20年かけて修復作業が行われ、描かれた当時の美しい絵がよみがえった。元の絵が再現されると、諸説飛び交うようになり、小説「ダ・ヴィンチ・コード」では、イエスの左隣の人物が女性であり、これはマグダラのマリアではないかというような大胆な推理がなされていてNHKでも取り上げていたが、12使徒はそれぞれ個人を特徴づける物(アトリビュート)と一緒に描かれており、使徒が11人しかいないこともあり得ない。マリアでないことは明らかなので、そのような解釈はどうか」というような話でした。 -
ガイドさんから配られた入場チケット。入場料+予約料で合計8ユーロ。
「最後の晩餐」は完全予約制で、25人ずつ15分刻みで入場します。
私たちのグループは、まず9時30分からの予約で14名が入り、残りの25名は午後1時45分からの入場になります。私と夫は前半です。 -
「最後の晩餐」は教会の左手の建物の中、ドメニコ修道院のかつての食堂の壁に描かれています。
この二つの建物は世界遺産に指定されています。 -
警備のためでしょうか、「最後の晩餐」の部屋へは、後ろのドアが閉まったら前に進むドアが開く、という具合に3つの部屋を順に進んでようやくたどりつきます。
絵が書かれている部屋はもともと食堂として使われていた部屋ですから、かなりの広さがあります。中へ入るとしんとした空気に身が引き締まりました。
「最後の晩餐」はその大きな長方形の部屋の短い方の辺にあたる壁のやや上の方いっぱいに描かれていました。絵自体4.1m×9.2mもの大きさがあるそうです。
大きくて厳かな壁画です。 -
中は撮影禁止だったので、絵葉書の写真を載せておきます。
この絵葉書の色がよくありませんが、実物はもっとずっと鮮やかできれいです。
「この中に私を売ろうとしている者がいる」とイエス・キリストが言った瞬間、12使徒に走る動揺を描いています。「裏切り者は私と同じ皿に手を入れる者」とも。同じ皿に手を伸ばしているのがイエスの左3人目にいるユダです。
修復作業中にイエスの額に釘を打った穴が見つかり、そこからひもを張って遠近法で描くための線を引いたと推測されています。
ガイドさんのお勧めは、部屋の一番後ろに立って少しかがん(当時は今より60センチ床が低かったため)でこの絵を眺めること。そうすればこの絵の狙いがわかると言うのです。私たちもやってみました。そしてわかりました。一点透視図法が絵の中だけでなく、部屋全体につながるように描かれていること。つまり部屋の反対側に立つと、イエス達のいる空間が壁ではなく向こうにもう一部屋続いているように見えるのです。これは絵葉書では感じられません。やはり実際に部屋に立って見てみないとわからないことですね。 -
この旅行のハイライトの一つ、「最後の晩餐」。
予約を取るのはなかなか難しいと聞いています。
見られて良かった!
これがまず、今回のツアーで運が良かったことの一つ目です。 -
イチオシ
14名が最後の晩餐を見ている間、残りの25名は自由に周辺を散策して待ちます。
後の見学グループだったMさん夫妻は、その自由時間にこんな風景を写真に撮っていました。
ゼラニウムの咲く窓辺が美しい建物。
素敵です。
今年のヨーロッパは4月が異常に高温で暑い日が続き、花も全部咲き終わっちゃったという話でしたが、ゼラニウムは大丈夫でしたね。 -
最初のグループが最後の晩餐を見終えた後、全員バスに乗って今度はスカラ座とドゥオモを見に行きます。
これはタバッキの看板。Tの文字が目印。
タバッキはタバコ屋ですが、他にも切手や食べ物、飲み物も売っています。 -
まず、スカラ座へやって来ました。
オペラの劇場です。
中は豪華絢爛だと聞いていましたが、私たちは外観のみ。 -
スカラ広場に建つレオナルド・ダ・ヴィンチの像。
周りを囲んでいるのはお弟子さんたちの像です。
ダ・ヴィンチも他の多くの芸術家と同じく美形好みだったそうです。
左手の建物は市庁舎、右奥にヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガッレリアの入口があります。 -
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガッレリアの入口。
こちらは裏側なのだそうです。
このガッレリアはスカラ広場とドゥオモ広場を結んでいます。 -
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガッレリア
高いガラス屋根のアーケードになっていて、上から見ると十字の形をしています。
中央部分はドームになっていてドームの下に4大陸を表すフレスコ画が描かれているとの説明でしたが、さっと行き過ぎたので、どの絵がどの大陸なのかわかりませんでした。
このアーケード、グッチやプラダ、スワロフスキーなど高級ブランド店が軒を連ねています。
ドームの下に雄牛のモザイク画があり、かかとで立ってくるりと回ると幸せになるという言い伝えがあるらしいのですが、その辺り、人がいっぱい集まっていてそばに寄ることもできません。
ツアーメンバーは「耳太郎」という一方通行のイヤホン・レシーバーを耳につけているので、ガイドさんの声だけは聞こえるのですが、声が聞こえるからと安心していると実は遠く離れてしまっていたりします。人混みの中どんどん進むので、しっかりついて行かないとはぐれてしまいそう。
待ってー。 -
ガッレリアの出口。
本当はこちらが正面のようです。
凱旋門みたい。
ただ通っただけで、ゆっくり見られなかったので、この辺り、ちょっと消化不良気味です。 -
ガッレリアを出るといきなり巨大なドゥオモの姿が目に飛び込んで来ました。
すごい大きさと美しさです。
思わずオーッと叫んでしまいました。
ゴシック様式の建物は完成するまで500年かかったというのですから驚きです。2008年にちょうど修復を終えたばかりとのこと。
いい時に来たなぁ。 -
イチオシ
ゴシック建築の傑作と称えられるドゥオモ。
カトリックの大聖堂です。
白い大理石の壁に正面の5つの青銅の扉が重々しい。
みごと、みごとです。 -
尖塔の先にはそれぞれ聖人の彫刻が乗っています。
全部で135本の尖塔と2245体の彫刻が施されているとか。 -
中央が金色のマリア像。
マドンニーナと呼ばれています。 -
広いドゥオモ広場
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ドゥオモ広場に建つヴィットリオ・エマヌエル2世(イタリア初代国王)の騎馬像。
-
これはトランスフォーマーの絵でしょうか?
ミラノの大聖堂と合わせても不思議と違和感がありませんね。
ではいよいよドゥオモの中を見学します。
中はどうなっているのでしょうか。 -
中はかなり薄暗い。
太い柱が何本も立っていてアーチ型の高い天井を支えています。
最初にガイドさんの説明があり、その後解散して自由に見て回りました。
写真はグループ行動の時は撮ってはいけませんが、解散してから個々に撮るのは構わないとのこと。ただしフラッシュはだめです。 -
宗教画がたくさん掛けられていました。
市長さんの考えだとか。 -
正面の主祭壇は階段を少し上がった上にあります。
ピンクや白の花が飾られてきれいです。
ここへは見学者は入れません。 -
中央祭壇の中ほどに緑色をした球形のものがありますが、4本の柱の上に乗る丸い天蓋です。
柱の彫刻、ステンドグラスの繊細な造りが美しい。
祭壇の上の方にはイエス・キリストが磔にされた時の釘が収められているということでした。ガイドさんによると、釘は3本でなく両手両足4本だったとか。 -
パイプオルガンもあります。
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中央の大窓は13世紀に作られたもの。
静かな光が差し込みます。 -
内部にはステンドグラスが全部で55枚あるそうですが、このように赤を使ったステンドグラスは比較的新しく作られたものだとガイドさんの説明。
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大きな燭台
13世紀のものだそうです。 -
これはただの筋肉質の男性の像ではありませんよ。
12使徒の一人、聖バルトロマイの像です。
殉教の際、生きたまま皮を剥がれた聖バルトロマイ。
剥がれた皮を自分の身体に巻きつけている姿です。
システィーナ礼拝堂のミケランジェロの「最後の審判」の中でも自分の皮とナイフを持った姿で描かれています。
レオラルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の中では一番左に描かれている人物です。 -
奥から入口を振り返ると柱が林立して並木道のようです。
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左右にも小さな礼拝堂があります。
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棺が置かれた祭壇。
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聖母子の絵の前で祈りを捧げる人々。
さ、もう時間です。
名残惜しいけれど行かねばなりません。
10時50分に表の5番目の青銅の扉の前に集合なのです。 -
ドゥオモは本当に大きくて存在感たっぷり。
空にそびえ建つ姿は、ずっと眺めていたいような美しさでした。
屋上へ登ると尖塔がもっとよく見えミラノ市内も見渡せると聞いていたので、ぜひ登ってみたかったのですが、私たちのツアーでは登りませんでした。非常に残念。 -
メンバーまた集合し、歩いてイタリアンギフトショップへ移動します。
途中、こんな人目を引くオブジェが。
塩の山に馬が埋もれています。
塩と言っても岩塩なのだそうです。 -
ドゥオモ博物館
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ドゥオモの側面
ゴージャスな装飾の数々。
よく見ると人が逆さになった彫刻もあります。 -
イチオシ
この複雑な造り。
どこから見ても、やっぱりすごい。 -
ゴシック建築の傑作、ミラノのドゥオモ。
完成まで500年もの年月をかけて、いろいろな芸術家が建築に携わって来たというドゥオモ。
本当にすばらしい建物でした。 -
街歩きの途中見かけた救急車。
救急車はプーポープーポーというサイレンを鳴らしていました。日本のとちょっと違います。
救急車の車体に118と書いてありました。
イタリアの救急は118番みたいですね。 -
パトカー
-
ホテル・ガリレオ
この後、イタリアンギフトショップでトイレ休憩と買い物をしました。
土産物屋に寄るのは少々面倒ですが、街中にトイレが少ないヨーロッパでは、無料トイレが借りられて安心してお土産が買える、とプラスに考えることにします。 -
ギフトショップの後、昼食レストランへ向かって再び街を歩きます。
ミラノはイタリア第2の都市です。
私たちが行った時はあちらこちらで工事をしていました。
ミラノ市は、ちょっと掘れば何かしら遺跡が出てくる土地柄だけに、これまで工事をすることには慎重でしたが、2015年にミラノ万博を開催することになり、万博のためというお墨付きを得て、現在市内のあちこちで工事をしているそうです。 -
お洒落な建物もあり、ミラノの街歩きも楽しいです。
昼食はオステリア・デル・ラッツァレットという、中国人が経営するイタリア料理のレストランへ行きました。安くておいしいと地元でも人気の店だそうです。
ここではリゾットとミラノ風カツレツ、シューにチョコレートソースがかかったデザートが出てきました。
リゾットは味はおいしいのですが、分量がとてつもなく多くて残してしまいました。
全部食べているとメインが食べられなくなりますからね。
ミラノ風カツレツは、たたいて薄く伸ばした子牛肉に衣をつけてフライパンで炒めたものです。
飲み物だけは各自注文します。 -
昼食のあと、残りのグループの「最後の晩餐」見学のため、バスで再びサンタマリア・デッレ・グラツィエ教会へ。
イタリアの都市ではバスを街中に停めておけないので、その都度添乗員さんが携帯電話で運転手さんに連絡して、遠くに停めているバスを呼び寄せます。
後半組が「最後の晩餐」を見に行っているあいだ、しばしフリータイムになったので、サンタマリア・デッレ・グラツィエ教会の中を見学したいと思ったのですが、この日は3時からでないと入れないとのこと。そこで近くの文具店へ行って便箋と封筒のセットを買いました。そこのおじさん、カタコトの日本語が話せるので助かります。教会のすぐ近くの建物の一階にある小さいお店です。絵葉書も教会の前で売っているのより安い。 -
再び集合してバスでスフォルツェスコ城を見に来ました。ここへ来るまでのバスの中で、メモリーカードの初期化というお馬鹿なことをしてしまい、これまでに撮った写真をすべて失ってしまいました。それまでの浮き浮き気分からがっくり肩を落としての観光です。気を取り直して改めてここから写真を撮っていきます。(ここまでの写真はほとんどMさん夫妻からいただいたもので、許可を得て載せています)
-
ミラノで一番大きいお城、スフォルツェスコ城と噴水。
ここでしばし撮影タイム。 -
ここではミサンガ売りに気をつけるように添乗員さんから言われていました。
20ユーロとか高額な値段をふっかけられるそうです。
ツアーメンバーはみんな大丈夫だったのですが、なんとバスの運転手さんが引っかかってしまいました(車内爆笑)。
ドライバーのサミュエルさんはナポリ生まれの気のいいイタリア人です。
引っかかったというか泣き落としに合って、結局5ユーロほど払ってあげたようです。 -
これでミラノ観光は終わりです。
「最後の晩餐」とミラノのドゥオモが見られたことは感激だったのですが、全体的にばたばたした駆け足観光になってしまいました。
観光初日からこんなのでは先が思いやられるなー、やっぱりグループ旅行では点から点への移動になってじっくり見られないんだなー、とこの時点では思っていたのですが、この後行ったヴェローナの街が思いのほか素敵な街で、そんな気分がすっかり吹き飛んでしまいました。
では、この続きは②ヴェローナ編で。
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この旅行記へのコメント (7)
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- サウスピーチさん 2012/06/03 14:12:24
- 続きが楽しみっ!
- ニッキーさん、こんにちは。
撮った写真を一瞬で無くすなんて、どれ程のショックでしょう!
ただ、同じグループの方から写真をコピーさせて頂いたことを読んだ時にはホッとしました。
よかったですね、いい出会いがあって。
新しいカメラで慣れていなかった・・・。 よ〜く分かります。
実は私も、同じ理由で失敗しています。 前回のフランス旅行直前に新しいカメラを買い、
今までビデオカメラを使ったことがないという恥ずかしい状況も手伝って、動画撮りの際に縦にして撮ってしまったのです。
写真のように縦・横自由に変えられると思ったわけです。
帰国後ショックでした。 まあ、一応動画は見れるわけですが、向きが・・・。
特に、両親に見せてあげたかったエッフェル塔のシャンパンフラッシュ。 どうしても諦め切れなかったので、
どうにかネットで方法を探し出し、いくつかのそれ用のソフトウェアをダウンロードし、
四苦八苦しましたが、ちゃんとまっすぐに見ることができるようになりました。
(縦横比の関係で、多少画面が小さくなってしまいましたが。) ホッ。 次回からは気をつけねば!
ニッキーさんのイタリア旅行記、まだ読み始めたばかりですが、とても細かい説明で大変分かりやすく、
イタリアに行きたい私としてはすごく参考になりそうです!
晴れてイタリアに行くことになったら、もう一度予習に使わせて頂きたいと思いました。
私はいつも個人旅行なのですが、このような旅行記を読むとツアーもいいなぁ〜と思います。
個人旅行だと、その場での説明がないので理解度が全然違いますし、
短時間で最大限の場所を見ることができますからねー。
続きがめっちゃ楽しみです♪ が、もう寝なくちゃ!
それでは、また!
サウスピーチ :)
- ニッキーさん からの返信 2012/06/04 00:23:49
- RE: お気軽にどうぞ。
- サウスピーチさん、ニッキーのイタリア旅行記へようこそ。
イタリア旅行はのっけから写真を消してしまって大ショックでした。そんなバカな〜ってカメラのスイッチを入れ直しても、「ファイルがありません」の非情な文字。元に戻す手段が無いことがわかって茫然自失でした。
ただ、旅の最初だったからまだ良かったんです。最後だったら悔やんでも悔やみきれない・・・。親切な新婚ご夫妻のお蔭でなんとか写真を確保、旅行記もアップできました。
> 実は私も、同じ理由で失敗しています。 前回のフランス旅行直前に新しいカメラを買い、
> 今までビデオカメラを使ったことがないという恥ずかしい状況も手伝って、動画撮りの際に縦にして撮ってしまったのです。
> 写真のように縦・横自由に変えられると思ったわけです。
ええっ!動画って後で縦横変えられないんですか?わぁ、聞いておいて良かったー。知りませんでした〜(汗)。でも、サウスピーチさんはなんとか縦にできて良かったですね。
ツアー旅行は食事の心配は要らないし、荷物をバスで運んでもらえる、何かトラブルがあっても旅行社で対応してもらえる、など気楽なので気に入ってます。ガイドもしてもらえるのでよくわかるんですが、不満なのはやはり駆け足になってしまうこと。ここまで来てどうしてドゥオモに上らないの?とか夜のライトアップが見たかったのにホテルが郊外だから見に行けない、なんてことがしょっちゅうあります。一番いいのはじっくり滞在型でフリータイムがたっぷりのツアーか、個人で行って一部ツアーに参加するのがいいでしょうね。
日本のツアーが特別忙しいのかも。アメリカ発のツアーの中にはゆったりしたのがあるかもしれませんね。昔、ボストンにいた頃、アメリカの添乗員つきツアーでカナディアンロッキーへ旅行したことがあります。9日間でバンフ・ジャスパー2都市滞在のゆったりした旅です。泊まってたホテルのレストランの一段高い所に予約席があり、私たちが夕食を終えた頃JTB一行が到着。聞くと、バンクーバーから来てカナディアンロッキーを見て、この後ナイアガラ・ニューヨークまで行くということで、次の日私たちが朝食に下りて行った時にはすでに出発した後。びっくりした思い出があります。今はそんな強行軍ツアーに参加する側に回っている訳ですが・・・。
サウスピーチさんも次の旅行をお考え中なんですね。
私たちは7月に夫婦で中国の九寨溝・黄龍へのツアーに参加する予定です。3600mの高地なので高山病に注意とか、飛行機は9割遅延(高地で霧が発生するため)とか、カーブだらけの山道でバス酔い必至とか、毎日朝から四川料理で重い、とか結構大変みたいです。でも、私は中国は初めてなので楽しみです。
ちなみに次は万一に備え、カメラを2つ持って行くつもり。4トラベラーにとっては写真は絶対重要。目に焼き付けておくって言っても、やっぱり写真がないと忘れちゃうし、人にも見せられないですもんね。
私の旅行記は文が多くて読むのが大変だと思います。関心のある所だけでも見てくだされば、それだけで嬉しいです。またお気楽にお越しください。
ニッキー
- サウスピーチさん からの返信 2012/06/05 11:01:21
- RE: RE: お気軽にどうぞ。
- ニッキーさん、こんにちは!
> ちなみに次は万一に備え、カメラを2つ持って行くつもり。
グッドアイディアです! 私は前回のフランス旅行の際には、夫に1台渡しました。 (^^;
私の夫はほとんど写真は撮らない人ですが、私とは違う視点で写すので、
たまに「おっ!」と思うようなものもありましたよ。 ニッキーさんも旦那様に頼んでみては?
> 私の旅行記は文が多くて読むのが大変だと思います。関心のある所だけでも見てくだされば、それだけで嬉しいです。またお気楽にお越しください。
ご安心を。 私はどうも色々と詳しく書いてある旅行記の方が好きみたいで、
好きなトラベラーさんの旅行記は全部読むのが楽しみなのです!
7月の中国への旅行、楽しそうですね。 ちょっとハプニングがありそうな臭い(?)もしますが・・・。(^^;
昨晩ヴェネツィアの旅行記を読み始めたら、また色々と用事が入り(んっもぉー!)、
またゆっくりできる時に戻ってきます。 もう既に色々な感想はあるんですけど・・・(^^;
サウスピーチ :)
-
- ぺでぃまるさん 2011/06/22 21:29:16
- 楽しそうですね&大変でしたね
- ニッキーさん、こんばんは♪
イギリスに負けず劣らずイタリアも楽しんでおられますね。
ツアーって制約も多いですが、安心感やフォロー、何よりメモリー消去した時にいただけるような優しい方との出会いなんかもあって、それはそれで楽しいですよね。
私は人見知りが激しいので、羨ましかったりします。
着いて早々、最後の晩餐やドゥオモなど素晴らしい後世に残したい遺産だらけの街歩き。
読んでるだけでもワクワクしてきます♪
両親にイタリア旅行プレゼントしても、まー写真の撮ってないこと!
デジタルに拒否反応があるため、インスタントカメラなせいもあるのですが、なんか残念…
同じようなコースを巡っているはずなんですけどね…
あ、ちなみにこの時期ではないです。
楽しそうな旅行記、また少しずつ読ませてくださいね。
ぺでぃまる
- ニッキーさん からの返信 2011/06/22 23:00:52
- RE: 楽しそうですね&大変でしたね
- ぺでぃまるさん、こんばんは。
昨年末に八重山へ行ってからツアー旅行もいいなって思い始めました。私のような面倒がり屋には合ってるかなと。重いスーツケースもバスで運んでくれるので楽ですし。その分、広く浅くしか見られないという短所?もあるんで、こだわり派にはちょっと物足りないんですけどね。
> 私は人見知りが激しいので、羨ましかったりします。
ええっ?ぺでぃまるさん、人見知りが激しいんですか?
旅行記を拝見してるとそんな風に思えませんが・・・。
でも、確かに食事の時はグループの人と一緒のテーブルになるので、最初は私もちょっと心配でした。でも旅が進むに連れて盛り上げてくれる人もいて自然に親しくなって来ますし、観光中やバスの中、ホテルの中では個別に行動するに等しいので大丈夫でした。
イギリスも楽しかったですが、イタリアは歴史的遺産がすごい国、見応えのある旅行でした。って、ぺでぃまるさんも行ってらっしゃるじゃないですか。でも、ミラノへは行かれなかったんですよね。さっきぺでぃまるさんのイタリア旅行記を見に行ってローマ編に投票しようとしたら、前に投票しててダメでした(汗)。
ご両親にイタリア旅行のプレゼント、すばらしいですね。写真は少なくてもきっと楽しまれたことと思います。最初から旅行記を書こうと思って撮ってる人間と写真の枚数が違ってくるのは当たり前。トラベラーの写真の撮り方の方が人から見たら尋常じゃないでしょう。お料理が出てくるたびに一枚ずつ。角度を変えてもう一枚、とか普通じゃないですよね(笑)。
よろしかったら続きもご覧ください。私もまたお邪魔させていただきますね。
ニッキー
-
- crossさん 2011/05/11 23:35:47
- 充実のイタリアの旅(ミラノ編)
- ニッキーさん、お帰りなさい♪
写真は残念でしたが、初めの方で良かったですよ。
旅の終わりで消しちゃったんなら、それこそ楽しさが半減ってことになりましたね。
至れりつくせりの旅...流石に見所も押さえてありますねぇ♪
ボクらなんか、ダヴィンチの「最後の晩餐」見てないですもん(><)
ニッキーさんの旅行記を見て、イタリアの旅(フィレンツェとミラノを分けて)の再編集をしようかなぁと考えています。
自分たちが写ってるモノが多いので、旅行記に載せてないのも一杯あるんですが、他の旅行記で既に登場もしちゃってるんで、もおこの際いいかと...。
ニッキーさんの、今後の旅行記も楽しみにしていますよ♪
cross
- ニッキーさん からの返信 2011/05/12 11:54:11
- RE: 充実のイタリアの旅(ミラノ編)
- crossさん ただいま。無事に帰って来ました♪
イタリアの旅、楽しかったです。
さすがイタリア、見どころ満載でした。
私のスタイルとしては、本当はもう少し腰を落ち着けてじっくり見たかったところですが、その代わりざっとたくさん回れたので贅沢は言えません。
何よりすべてセットになっているので楽でした。
どうも面倒がり屋の私には、これからもパック旅行に傾きそうです。
フィレンツェ、ヴェネツィアも見るところはたくさんありますが、とにかく各都市の雰囲気だけはしっかり味わって来ましたよ。
中ではミラノだけは消化不良というか特徴が捉えにくい街だったと言うか・・・。
ドゥオモがすごかっただけに、もっとゆっくり見たかったです。
食べ物がおいしかったことは嬉しかったです。
昼、夜共にパスタ、メイン、デザートと出てくるので、すっかり体重オーバーです。
イタリアはショッピングが楽しい国ですね。
私は大きな買い物はしなかったんですが、円高ユーロ安の今、結構お手頃感があって、ショッピング好きな人にはたまらないなと思いました。
> ニッキーさんの旅行記を見て、イタリアの旅(フィレンツェとミラノを分けて)の再編集をしようかなぁと考えています。
それもいいですねー。写真さえ揃えば4トラの旅行記、もっと充実させられますからね。
今回初日の写真が消えてしまった時、はっきり言って旅行記をどうやってつなげようかということがまず頭に浮かびましたよ。
写真なしで文章だけ延々書くのって4トラの旅行記ではつらいですからね。一緒のメンバーの親切のおかげで何とか写真を揃えることができたけど、本当、写真を失ったのが旅行の最後の方だったら・・・、寝込みますよね。
では、また少しずつ続きを書くので、見てくださいね。
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