2011/04/21 - 2011/04/26
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ジェラードさん
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2011年3月11日、三陸沖で戦後最大のマグニチュード9の規模を誇る地震が発生しました。
この地震による被害は、地震だけではなく、津波・原発・火災などさまざまな2次被害が起きました。
そういった状況の中、現地で起きていることを知り、現地のために何か貢献したいと思い、個人で気仙沼にボランティアに参加することを決めました。
ボランティアや現地散策を通して、何か貴重な経験を得たような気がします。
しかし、それを一言で伝えられるほど簡単ではありません。
ただ、ひとつ言えることは、僕ら(被災地域以外)の生活がいかに恵まれているかということを実感しました。
僕らがすべきことは、ただやみくもに「頑張れ!」という言葉を頑張っている被災者の方に掛けるのではなく、僕らが恵まれていることを実感し、本当にできることを実践していくことなのではないかと思います。
とにかく、この旅行記を通して、少しでも被災地の実情が多くの人に伝わればいいのかなと思います。
また、被災者の生活に直接関わる部分や個人情報に関わる部分については写真の掲載を遠慮させていただきました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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大阪から夜行バスに揺られて12時間強で仙台に到着!
仙台駅も地震の被害を受けたようで、いきなり東日本大震災の破壊のすさまじさを実感させられました。 -
仙台駅
平日の朝と言うこともありますが、通勤客でごったがえしており、通常モードに少しずつ戻ってきたなとも思わされました。 -
仙台駅前
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仙台駅前のマツキヨは地震の影響で、休業中。
他にもこのように営業休止の店が多かったような気がします。 -
コンビニエンスストアもこのとおり。
おにぎりやパンは品が揃えられていましたが、日用品や乾物系は品薄の状態になっており、まだまだ物流に影響が出続けているのだと実感。 -
数日前に運転再開をした東北本線で気仙沼を目指すことに。
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松島付近を通過中ですが、車窓からも津波の影響を受けたことを確認ができます。
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スピードを出して快走しているようにも見えますが、地震の影響で徐行運転しています。
ですので、ダイヤが乱れていました。 -
一関駅で大船渡線に乗り換え
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仙台から3時間ほどで気仙沼に到着
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ここから先の陸前高田や大船渡方面は地震の被害により、運転再開のめどが立っていません。
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気仙沼駅は、市街地から少し離れた高台にあるため、津波の影響は受けなかったようです。
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駅前の食堂は営業中でした。
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このふかひれラーメンなど、メニューの何品かは、物流の影響でオーダーが不能となっています。
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いかの塩辛定食をオーダー。
とりあえず、現地で温かいご飯を食べられるとは思っていなかったので、少しほっとしました。
相席した人など周りの人の話を聞いていると、すべて話題が地震や津波の話でした。
1ヵ月経っても、まだまだ立ち直れないというのが実情のようですね。 -
気仙沼駅前から、被災地域まで徒歩で行くことに。
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気仙沼市役所は、罹災証明や仮設住宅の申し込みの他、災害の拠点になっているため、いろいろな人が出入りしていました。
そのため、市役所周辺では渋滞が起こっているようでした。 -
自衛隊車両があちらこちらで動いていました。
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気仙沼市役所付近の町並み
この辺から津波の浸水区域になります。大きく被害を受けなかったこの辺ですが、それでも営業どころではない感じで、がらっとしており、異様な雰囲気でした。 -
少し歩くと、いきなりこのような車の残骸が。
想像以上の破砕の加減に、早々ショックな気持ちになってきました。 -
この辺が、市街地付近。
金融機関などが集まる通りでしたが、完全に機能が麻痺しております。 -
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街灯や信号が無残なまでに曲がっています。
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登録文化財の男山本店は、1階と2階が崩れ落ち、3階だけが残る状態となっていました。
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港に無造作に置かれていた銅像。
この像も津波で流されたのだと思いますが、被災状況を表すかのように、どこか悲しそうに見えます。 -
気仙沼港
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船の支柱の部分が飛ばされていました。
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フェリーなどの発着所も壊滅的な状態に。
(大島航路は一部運転再開となっていました。) -
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港の対岸も、壊滅的な被害を受けています。
よく見ると座礁している船が何隻か見受けられます。 -
気仙沼港から南気仙沼に方を目指すにつれて、被害状況がさらにひどくなっています。
側を歩くだけで、恐怖感を感じてしまいます。 -
漁船も津波の力でこの通り打ち上げられました。
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その横では、津波の被害を逃れた船が何隻か停泊しておりました。
漁に出るのでしょうか。それは分かりません。 -
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ここにも打ち上げられた漁船が。
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かなり大型の漁船ですが、このように打ち上げられています。
津波の威力を改めて思い知らされました。 -
こちらの船では火災が起きていたようです。
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近くの海は重油で汚れていました。
火の気があると危険ですね。
気仙沼はいまだにこのような状況の場所が多いです。 -
南気仙沼方面です。
被災前は魚市場があったり、水産加工場があったり、栄えていましたが、今は見るに堪えない状況です。
強い恐怖感を感じ、ここで折り返すことにしました。 -
お魚市場も津波の影響により、内部がめちゃめちゃになっていました。
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気仙沼港全景
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信号も機能停止
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何台もの車が、がれきに混ざっていました。
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倒壊寸前の家屋
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外壁が流され、内部のドアが丸見えになっていました。
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車や家屋にスプレーで書かれている文字は、撤去に対する意思表示だったと思います。
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いくら待っても電車が来ない駅。
復旧はいつになることやら。 -
大川周辺には、大量のがれきが打ち上げられていました。
ちなみに、翌日のボランティアは、この大川周辺にある被災家屋の泥だし作業でした。
写真撮影は控えましたが、家の中は、材木、ガラス、大量の魚、大きなうきなど、あるはずのないもので一杯になっており、はっきりいってショックな現場でした。
有害物質が含まれているのか、強烈なにおいが立ち込めており、まさしく現場は地獄のようでした。 -
健康管理センター「すこやか」内に、気仙沼ボランティアセンターがあり、ここでボランティアの受付がされています。
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受付はこのテント。受付時間はお昼3時ごろまで(スタッフが待機)となっていますが、午前中の早い時間でその日のボランティア受付が締め切られてしまいます。
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テントの中には、ボランティアにとって貴重な情報がたくさんありました。
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ボランティアが終了した後に、泥を落とす水道などの設備はそれなりに充実していました。
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気仙沼滞在時は、センター横の公園の、ボランティア用駐車場にテントを張らせていただきました。
気仙沼市街から離れたテント村にテントを張ることを勧められましたが、車の場合や輸送手段がない場合は、トイレが公園内やセンターにもあるため、ここでテントを立てて過ごすことができるようです。(情報はGW前の情報です) -
近くにスーパーは通常営業中でしたが、一部商品を除いて、生鮮食品、日用品ともに充実しており助かりました。
また、近くにあったラーメン屋や和食料理屋も通常営業をしていました。 -
3日目は、避難所の仕分け作業をすることに。
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避難所のケイウェーブまでは、バスを出してくれました。
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ケイウェーブはとてもきれいで大きな体育館で、ここで約1000人の方々が生活をしているようです。
ここも中の写真の掲載は遠慮したいと思いますが、被災生活に疲れている様子の方が多いように見受けられました。 -
少しでも避難者に元気になってもらおうということで、催しが開かれていました。
子供の楽しい声が響いていました。 -
こんな感じで気仙沼生活は終了。
帰りは仙台まで直通のバスで行きましたが、最終便は11時で、しかもケイウェーブのみしか止まりませんので、注意が必要です。
(早朝の便は気仙沼駅前にも止まります) -
地元に戻る前に、疲れを取るために秋保温泉に立ち寄ることに。
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立ち寄った温泉宿は、秋保温泉の中でも屈指の規模をほこるのですが、福島原発などの影響かがらがらでした。
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磊々峡
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秋保温泉街
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杜の都・仙台に再び戻ってきました。
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地元に帰る前にせっかくなので、牛タンを食べることに。
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伊達の牛たん
よく聞く名前です。 -
塩味と味噌味がミックスされた牛タン定食は非常に美味しかったです!
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