2011/01/29 - 2011/02/08
226位(同エリア315件中)
jun2さん
ガンドルン(Ghandrung)の町並みの散歩を終え、次の目的地ベリカルカ(Bheri Khalka)へ移動する。
ガンドルンの街を後にして、一気にモディ・コーラ(Modi Khola)まで下り、その後一気にランドルン(Landrung)まで駆け上がる。
その後は山腹をひたすら歩く。
写真はランドルン(Landrung)で農作業をするおばさん。
向かいの山の棚田が綺麗。
◆概略日程
10:30 ガンドルン(Ghandrung):1951m出発
12:30 キュミ(Kyumi):1300m 到着後、昼食
15:00 ランドルン(Landrung):1646m到着
16:00 トルカ(Tolka):1650m到着
17:00 ベリカルカ(Bheli Kharka)到着、ここで宿泊
- 旅行の満足度
- 4.0
PR
-
ガンドルンの街の散歩はとても気持ちが良かった。
何か忘れかけていた心のゆとりを気付かされた気がする。
朝一番で雲の中に隠れていた山々もこんな感じでうっすらですが顔を出してくれた。
さあ、出発だ。 -
ふと横を見たら、鶏がこっちを見てる?
トレッキング・ルート沿いの街にはこんな感じでたくさんの鶏が飼われている。
たまにかごが掛けられていることもあるが、基本的に放し飼い。
隣の家の鶏とちゃんと見分けられているんだろうか? -
少し歩くとガンドルンの街に入る門がある。
モディ・コーラ(Modi Khola)から登ってくるとちょうどここにたどり着く。
ガンドルンの入り口みたいなもの。
ここで、行商のおばさんたちが一休みしていた。
今からおばさんたちのガンドルンの街での商売が始まるんだろうな。
よっこらしょって感じで荷物を担いで街の方向に歩き出していった。 -
さあ、私たちも一気に降りるぞ。
急な階段が続くので、この辺りから下のモディ・コーラ(Modi Khola)は全く見えない。
朝もやの様に曇っている下界に向かって歩いていく。 -
写真のような急な石段を一つ一つ下りていく。
ガンドルンから下のキュミあたりまでの高低差は約600mほど。
ティルケドゥンガとウレリ間と大体同じなんだ。
当然下りの方が楽だけど... -
だいぶ降りてくるとモディ・コーラ(Modi Khola)が見えてきた。
そしてその向こうには棚田の間を直線的に上る道が見える。
ガイドに確認しなくても、これから登る道だという事はすぐに分かる。
結構急な坂で直線的だな。
まあ好きで来てるんだから、ゆっくり歩こう!!
と思ってますが、とりあえず休憩。 -
ちょうど一軒家の横で休憩。
すると人懐っこい子供が寄ってきた。
全くこちらが何言っているのか意味不明なのにお構いなしにちょっかいを掛けてくる。
でも、全くいやみもないし、かえってこちらも楽しい。
彼女と飼っている犬とで時間つぶし。 -
その下では、下から上がってきたお母さんと子供が一休み。
子供は生まれたばかり。(3ヶ月だったか?4ヶ月だったか?)
ポーターがとにかくよくしゃべりかけていた。
やっぱり先輩お母さんだもんな。
この坂では、所々に休憩所が設置されている。(といっても石が積んでいるだけ)
我々は下りなのでそれほどでもないけど、やっぱり下から登ってくる人達は結構大変。
当日会った人は圧倒的に韓国の人が多かった。取り分け女性が多い。
女性1人のバックパッカーもいた。彼女は私たちがどんなグループなのか?聞いてきたので、「私とガイドとポーター」と答えても不思議な顔をしている。
「彼女がポーター」と紹介したら、めちゃくちゃびっくりしていた。
端から見たら不思議な組み合わせなのかもしれない。
ガイドが、女性のポーターも珍しくないというと、「それなら私も雇えばよかった」って言ってた。
さらに、「女性のポーターって、なんて力強いの」
彼女もこんなところまで一人で来るんだから、十分強いと思うけどね。 -
ガンドルンからの下り途中の看板。
行き先はビレタンティ(Birethanti)。
ガンドルンからモディ・コーラ(Modi Khola)沿いを歩くとビレタンティ(Birethanti)にたどり着く。
ガンドルンの宿で一緒だった欧米人家族は、今日中にポカラまで帰るといっていたが、その為の道が、このビレタンティ(Birethanti)行きの道になる。
基本的に下りなので、当日中にポカラ移動が可能との事。
でも私たちはダンプス(Dhampus)かオーストラリアン・キャンプ(Australian Camp)に行ってもう一度山の景色が見たいので、向かいのランドルン(Landrung)に向かう。 -
キュミ(Kyumi)の街に到着。
ちょうどモディ・コーラ(Modi Khola)沿いに位置している。
看板を見ると"GHANDRUNG-3 KYUMI"だから、ここはまだガンドルンということになる。
ここから川沿いの崖に大きな蜂の巣がぶら下がっているのが見える。
結構遠いので、双眼鏡でないと判別できないが結構大きい。
そういえば、ウレリに登る途中、「ごぉー」って音がしてきたと思ったら、蜂の大群に囲まれた。
ガイド曰く、「蜂のお引越しだね。」とのこと。
ものすごい数が居たけど、あんな大きな蜂の巣だったらこのくらいの大群がいてもおかしくないなってくらいの大きさでした。(目分量だけど、高さ1mくらいだと思う) -
真っ赤な葉っぱのポインセチア。
日本に居るときはクリスマスの贈り物として鉢植えで見たことがあるけど、こんなに大きな木なんだとはじめて知った。 -
河沿いで水も豊富なんだろう、緑が一面に広がっている。
緑の田んぼに山があると、ここだけ見るとそのまんま日本の里山風景のようだ。 -
ガンドルン(Ghandrung)とランドルン(Landrung)の間を流れるモディ・コーラ(Modi Khola)に掛かった橋を越える。
立派な鉄骨製の橋。
ちょっとやそっとの洪水じゃびくともしないだろうな。
さぁ、ここから先はランドルン(Landrung)まで登り坂。
がんばろう。 -
上り坂は辛いけど、振り返ると今降りてきたガンドルンの街と棚田が見える。
目線から見ると、まだまだ半分くらいしか登ってないんだなって分かる。
山の景色は全く見えないけど、里山の景色、斜面にへばり付くように作られた棚田を見ているだけでも結構すごい。 -
ランドルン(Landrung)まで上り坂は、ちょうど棚田の真ん中を歩いている。
右も左も棚田。
まだまだ一部の棚田しか田植えされていないので、少し寂しい感じがするけど、これが緑一杯の景色になったら、良い景色なんだろうなーって想像してしまう。 -
棚田を抜けると、もうすぐそこはランドルン(Landrung)の街。
今日は曇っているので雄大な山の景色は楽しめないけど、急坂を上ってきたので、それなりの達成感はある。
ただ、朝居たガンドルンの街に比べると、少し活気が無くて寂しい。 -
ダンプス(Dhampus)方面から登ってくると、ランドルン(Landrung)の街で2手に分かれる。
モディ・コーラ(Modi Khola)沿いを直進すると、アンナプルナB.C(ベースキャンプ)方面のチョムロン(Chomrong)の街。
写真で言うと右手方向。
左手側は、今登ってきたガンドルン方面。 -
"Take only Photographs. Leave onle Footprints"
ここに居ると、それが本当に実行しなければならないことだと改めて実感できる。
ここまでの道のり、そういえば目に付くようなゴミは落ちていなかったし、そういった面があって、今回気持ち良いトレッキングが出来ているんだろうなと改めて感じる。 -
これは、100Kmレースのことなのかな?
香港でも毎年Maclehose Trailを使った100Kmレースが行われる。
2日間掛けてレースが行われるけど、ここネパールでも行われているみたい。
"Annapurna 100 race"として、今年(2010年)で第5回目の開催とのこと。
なんと日本語専用のHPもあるのには驚いた。 -
ゲストハウス群を抜けると、そこには素朴なランドルンの街が見えてきた。
ちょっと派手めなゲストハウスが立ち並んでいる景色より、こっちのほうが個人的には心が落ち着く。
少し登りながら次の目的地トルカ(Tolka)を目指す。 -
のんびりと外で、日光を浴びながら仕事している人達。
止まることなくおしゃべりしている。
多分毎日同じ事をしているんだろうけど、よくそんなに話す事あるなー。
こんなところは万国共通なんだろうと勝手に思っている。 -
ランドルン(Landrung)の街は横に広く、入り口から30分以上歩いているのに、まだランドルンの街中との事。
トルカ(Tolka)方面の畑は、綺麗に整備された棚田が作られている。
一部で田植えが始まっているようで、緑の段には、麦が植えられているようだ。 -
トレッキング道の遥か下から動物の鳴き声が聞こえてくる。
すごい数の声。
遥か下には、たくさんのやぎが居た。
写真の白い点は、皆やぎ。
全く統率がとれてなくて、ばらばらに動いているのが結構見てて楽しい。 -
この橋を渡って、坂を登るとそこが、トルカ(Tolka)の街。
でもその坂が、結構大変。
雄大な山の景色でも見れれば少しは気分も晴れるんだろうけど、午後からは曇ってしまい、景色が見えずただ歩くのみ。 -
トルカ(Tolka)の街に到着。
写真はそこに行くまでの坂道を写したもの。
少し遅れてポーターが登ってくるのが見える。
彼女は今回のポーターの仕事のために靴を新調したんだけど、きっちりしたサイズの靴を買ったので、足の指先が痛いらしく、ペースが上がらない。
本人は大丈夫とは言ってましたが、結構気を使ってしまう。 -
トルカ(Tolka)の街中のゲストハウスには、こんな広い広場がある。
そこでみんなサッカーをして楽しんでいる。
手前側には、”NAMASTE”の文字となぜか? ”☆”スター・マーク。
歩いている僕たちに向かって、大きな声で「ナマステー」って声を掛けてくれる。
こちらも大きな声で「ナマステー」。
こんな感じ、とっても気分が良い。 -
トルカ(Tolka)の街中を歩くと、2つの募金があるとの事。
1つ目は、小学校の校舎を建て替えようという募金。
2つ目は、水力発電施設をトルカの街に作ろうという募金。
募金したお金が本当にその目的で使われているのかは不明との事。
事実として校舎の立替や水力発電の計画があるという話はないということ。
(でも事実は不明。本当なのかもしれない)
トルカ(Tolka)の街を通り抜けたのは、午後4時をまわっていたので、募金活動に出会うことは無かったけど、もし募金に出会ったら、「気持ち程度で良いよ」とガイドは言っていた。 -
最初はトルカの街で1泊しようと考えていたが、景色が良く見えないこと、ガイド曰く、「この先のベリカルカ(Bheli Kharka)には、知り合いがいてとてもおいしい鶏料理を出してくれる」ということだったので、鶏料理を選択。
なのでトルカの街をスルーします。
しかし、トルカの街も結構大きかった。(実際どこまでがトルカなのか? よく分からない) -
見えていた橋を越えると、ベリカルカ(Bheli Kharka)の街に着く。
今日は朝一番は散歩のみで、10時半にトレッキング開始でしたが、結局距離を伸ばして、ベリカルカ(Bheli Kharka)まで来ることになった。
景色が見えないので、歩くことしかやることが無いのが実際のところですが... -
橋を越え、少し坂を上ったところに、ベリカルカ(Bheli Kharka)の街がある。
というか実際には、2軒のゲストハウスが並んでいるだけ。(もう1軒は誰もいない・・・シーズンオフだからだろうか?)
そして今回宿泊するゲストハウスが、写真のところ。
両側を山に囲まれ、正面にも山があるので、眺望は期待できないが、とにかく静か。
何分もの間、全く音がしないのもホンと心が落ち着く。 -
ここが離れ小屋。ちょうどゲストハウスの道を挟んだ反対側にある。
「ここの中に暖炉があるので、そこで料理を食べよう。」
ということになり、外のいすを中に入れたり、台所の火種(炭)を持ち込んで暖炉を暖めたり一緒に準備を手伝う。
なんとなくキャンプに来た感覚になってきて、ちょっとわくわくしてくる。 -
離れ小屋の中はこんな感じ。
フラッシュ使っているので明るいけど、部屋の中は電球1コ光っているだけ。
太陽電池でバッテリー(車用だな)に充電し、それで電気をつけているといったもの。
それでも電気があることのありがたみが実感できてうれしい。 -
そして出てきた鶏料理はこれ。
これ前には、焼き鳥なども出てきた。
「やっぱりおいしいねー、ホンと期待してた通りだよ。」
「肉もぷりぷりしてて、ホンと新鮮そうだ。」
「さっきまで外にいたやつだからね」
「...さっきまで生きてたんだ。」
おいしかったです。
鶏料理と自家製ラクシー(Raksi)で、お腹一杯+ほろ酔い気分。
これだけでここに泊る価値があるかも。
ゲストハウスのおじさん、おばさん、ガイドとポーターと私+犬1匹で。暖炉を囲んでの食事。
言葉は分からないけど、とにかく皆暖かい。
今日の夜はとても楽しかった。 -
部屋に帰るとこんな感じ。
実際には3ベットルームなので結構広い部屋にろうそくの明かりのみ。
ろうそくの横においてあるのは、テルモス(THERMOS)。
寝る前にお湯をここに入れておくと、翌朝の洗顔や歯磨き、コンタクトレンズを入れるときに役立つ。結構お奨め。 -
ゆらゆらとゆらいているろうそくの光を見ていると、時間も忘れ、気持ち良く集中して見ている自分に気が付く。
ぼーとしているその時間が、なんとなく贅沢な気分になってきた。
今日はこんな感じで就寝。
適度な運動と適度なお酒、毎日枕が変わる生活だけど、結構気持ちよく寝れますよ。
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