2010/08/14 - 2010/08/20
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チュースケさん
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2010年8月、青春18きっぷを使って友達と九州を縦断してきました。
5日目は、JR九州の観光列車を乗り継いで、肥薩線を堪能します。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【SL人吉[8261]:熊本(9:41)⇒人吉(12:13)】
熊本駅0Aのりばに到着すると、これから乗車するSL人吉はすでに入線しており、多くの人がSLの前で記念撮影。
僕はというと、SLをこんな間近で見るのも乗車するのも初めて。小さな子どもの時であったらもっと興奮し感動していたのだろう。
車内に入ると、多くの乗客で座席は埋まっていた。やはりSL、人気が高い。夏休みだったので、多くの子ども連れでにぎわっていました。
SLに乗車するには800円の座席指定券が必要です。自分の場合は、えきねっとを利用して発売日前に予約をしておき、無事にゲットすることができました。 -
4人がけのボックスシートはすこし窮屈で、座ってしまうとあまり身動きがとれない。しかし、多くの乗客は前後の展望ラウンジに移動したり車内を行き来したりで、じっと座っているような人はあまりいない感じでしたね。
車内にはビュッフェカウンターもあり、そこでは飲食物のほか、グッズも販売されています。乗車記念にと、ストラップやクリアファイル等を購入。記念乗車証ももらえます。 -
熊本駅を発車したSLは、まず鹿児島本線を南へと進み肥薩線の起点である八代駅へと向かう。住宅街の中を、煙をはきながら進むSLはなんだかミスマッチな気がする。
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肥薩線にはいると車窓は一変し、日本三大急流の一つ球磨川に沿って自然の中を突き進んでいきます。
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肥薩線は、この球磨川を4回横断しますが、最初に渡る鉄橋が第1球磨川橋梁。後方のラウンジから撮影してみました。
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SLが途中駅で停車するたびに、多くの人はホームへと降りて記念撮影。
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その中でも、一勝地駅は縁起がよい名前の駅として有名で、入場券は受験生に人気らしい。僕も160円支払って購入しました。
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熊本駅を出発して2時間半後、SLは無事に人吉駅へと到着しました。
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人吉駅は、くまがわ鉄道の人吉温泉駅と併設されており、今となっては珍しい駅弁の立ち売りも行われています。
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駅前広場には、人吉城をイメージして作られたからくり時計があります。
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また線路を渡った反対口には、大村横穴古墳群や人吉機関車庫があります。
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現存する石造りの車庫は国内唯一なんだとか。
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【いさぶろう3号[1255D]:人吉(13:15)⇒吉松(14:37)】
肥薩線(えびの高原線)人吉−吉松間を走る観光列車には、いさぶろう・しんぺい号という名称がつけられています。難所であったこの区間の工事責任者であった山縣伊三郎と後藤新平の名をとって名づけられました。 -
当時、蒸気機関車が登れる最大勾配の30‰におさえるため、トンネルやスイッチバック、ループ線を駆使して開通した見所盛りだくさんの区間です。
また、途中駅の大畑(おこば)駅、矢岳(やたけ)駅、真幸(まさき)駅はいずれも、秘境駅を命名した牛山隆信さんの秘境駅ランキングでも上位に位置しています。 -
そしてなんといってもこの観光列車は、途中の3駅での見学時間も設け、見所の箇所では停車してくれるというサービスを提供してくれます。
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人吉駅を発車したいさぶろう号がまず到着したのが、秘境駅ランキング20位の大畑駅(標高294.1m)。
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ホームには、湧水盆という機関士や乗客たちが手や顔を洗っていた施設が今も残っています。
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スイッチバックである大畑駅をバックで発車した列車は、転向線で再び向きを変えて、直径600mのループ線へ。ループ線の中にスイッチバックある線は、全国でもここだけです。
ループ線を旋回し、1周したところで列車は停車。奥に、先ほど停車していた大畑駅を見ることができます。 -
そして次に到着したのが・・・
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秘境駅ランキング53位の矢岳駅(標高536.9m)。
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肥薩線の最高地点にある駅です。
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隣接されているSL展示館には、D51型蒸気機関車が展示されています。
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矢岳駅を発車して、肥薩線で一番長いトンネルである矢岳第一トンネルをぬけると、そこには日本三大車窓の一つである絶景が広がっています。
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再びスイッチバックをして到着したのが・・・
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秘境駅ランキング29位の真幸駅(標高380m)。
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ホームには幸せの鐘があり、駅名のように真の幸せが叶う駅らしい。僕も幸せになりたいので、しっかりと鳴らしてきました。
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また、昭和47年の大雨で発生した山津波で駅全体が土砂に埋もれてしまい、その時に土石流で流れてきた8トンもの巨石が、ホーム上に保存されていました。
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【特急はやとの風3号[7023D]:吉松(14:54)⇒鹿児島中央(16:39)】
この日3本目の観光列車は、はやとの風。特急列車なので、この区間は別途乗車券と特急券を購入しました。 -
列車は、100年以上の歴史をもつ木造駅舎の大隅横川駅と嘉例川駅に停車します。
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1903年開業当時の駅舎が、建て替えられることなくそのまま残されています。
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隼人駅から日豊本線に入り、鹿児島湾(錦江湾)に沿うようにしばらく南下すると、鹿児島中央駅に到着です。
【指宿枕崎線[1351D]:鹿児島中央(17:11)⇒枕崎(19:34)】
鹿児島市内の観光は明日に回し、薩摩半島を縦貫する指宿枕崎線に乗り換えて終着駅である枕崎駅を目指します。鹿児島中央駅から枕崎駅までの直通列車は1日に2本しか設定されていません。
ちょうど帰宅の時間帯であったため、鹿児島市内近郊では混雑していましたが、辺りが暗くなり末端区間へと進むにつれて車内は閑散としていきました。
≪5日目に新たに乗車した区間≫
鹿児島本線(熊本⇒八代):35.7km
肥薩線(八代⇒隼人):124.2km
日豊本線(隼人⇒鹿児島):27.9km
鹿児島本線(鹿児島⇒鹿児島中央):3.2km
指宿枕崎線(鹿児島中央⇒枕崎):87.8km
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