富岡界隈の銅葺き屋根の家

2011/02/06 - 2011/02/06

　京急富岡駅から富岡八幡公園にかけての富岡界隈には銅葺き屋根の家が目立つ。勿論、瓦屋根も多くあり、銅葺き屋根の家よりも遥かに多くのトタン屋根の家が目に入る。関東大震災直後に建てられた家以外にも、最近建てられた家にも銅葺き屋根を見かけた。おそらくは、最近になって富岡八幡宮の覆い屋の銅葺き屋根や、慶珊寺本堂や長昌寺本堂が耐震強化のために瓦屋根から銅葺き屋根に葺き替えられ、長昌寺庫裡も銅葺き屋根になったことも影響しているのであろうか。
　慶珊寺本堂には耐震補強のために鉄板・鉄棒などが組み込まれていたが、瓦屋根の本堂を耐震補強した蔵田寺（横浜市戸塚区）ほどは仰々しくはない。屋根の軽量化の効果であろう。ビルの耐震強度偽装を思い出した。高山駅前にあるカントリ―ホテル高山はあの耐震強度偽装されたビルであった。耐震強度偽装が発覚する直前と耐震補強工事が完了したリニューアル直後にカントリ―ホテル高山に宿泊したが、部屋では気が付かなかったが、１階コンビニに行くと、店内に大きな壁ができていた。木造建築なら、屋根を軽くするのは効果が大きいであろう。浅草寺のようにはチタン瓦で屋根を葺くほどの予算もないが、少し予算が高く付いても、トタン屋根ほどは安っぽくは見えない銅葺き屋根は耐震対策の1つであろう。
（表紙写真は富岡界隈の銅葺き屋根の旧家）

エリア 八景島(神奈川)

富岡界隈の銅葺き屋根の民家。

富岡界隈の銅葺き屋根の民家。縁側にお婆さんが座って日向ぼっこしていた。

富岡界隈の銅葺き屋根の民家。

富岡界隈の銅葺き屋根の民家。

富岡界隈の銅葺き屋根の旧家。

富岡界隈の銅葺き屋根の旧家の土蔵。瓦屋根だ。

富岡界隈の銅葺き屋根の旧家。黒塀だ。

富岡界隈の銅葺き屋根の旧家の屋根。

富岡界隈の銅葺き屋根の旧家。

富岡界隈の銅葺き屋根の旧家。軒は瓦屋根だ。

通りの民家。玄関は銅葺き屋根だ。

新築の銅葺き屋根の民家。

新築の銅葺き屋根の民家。

新築の銅葺き屋根の民家。

銅葺き屋根の民家。

富岡八幡宮の覆い屋。銅葺き屋根だ。

富岡八幡宮案内看板。屋根が懸かるがステンレスのようだ。

交番。屋根は見えないがデザインが目を引いた。

富岡界隈の銅葺き屋根の民家。

富岡界隈の銅葺き屋根の民家。