【異人館】 日本で最初に公開された、シャーロックホームズの家　「英国館（旧フデセック邸）」

2011/01/29 - 2011/01/29

久しぶりに神戸北野異人館へ来ました。
２００９年５月と９月に異人館の公開建造物はほぼ全て見学したので、今回はターゲットを４ヵ所に絞りました。
この中で、ザ・テディベアミュージアムは今回が初めての訪問です。

　ザ・テディベアミュージアム
　ベンの家
　洋館長屋（仏蘭西館：旧ボシー邸）
⇒英国館（旧フデセック邸）


◎ 異人館　過去の旅行記

2011/01/29　【異人館】 ロココ時代の伝統様式を受け継いだ、洗練された空間　「洋館長屋（仏蘭西館：旧ボシー邸）」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10542797/

2011/01/29　【異人館】 小さな剥製博物館　「ベンの家」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10542779/

2011/01/29　【異人館】 バラエティ豊かなクマ達のワンダーランド　「ザ・テディベアミュージアム」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10542118/

2009/09/06　神戸観光 「異人館②」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10376267/

2009/05/04　神戸観光　「異人館」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10336268/

2008/05/16　神戸観光　「異人館」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10241624/

エリア 神戸(兵庫)

英国館（旧フデセック邸）

イギリス人が建て、イギリス人が住み続けた洋館。西部劇でもおなじみの典型的なコロニアル様式だ。建物の内外はイギリス紳士のライフ・スタイルが濃厚に残っている。

バロックやビクトリア時代の家具・装飾品・バーカウンターなどは、アンティークで値の高いものばかり。庭の一隅には、レトロ調のロンドン・タクシーが停まっていて、それを背景に衣装を借りて記念撮影も楽しめる。

英国館（旧フデセック邸）

入館料　７００円

住所　神戸市中央区北野町２−３−１６
電話番号　０７８−２４１−２３３８
営業時間　４−１１月　９：００〜１８：００
　　　　　１２−３月　９：００〜１７：００　
定休日　なし

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

○ 英国館バー

全国的に珍しい異人館バー。
英国館特有のコロニアル様式の建築と、高級でクラシックな家具・調度品を生かしたエキゾチックでゴージャスなムードが売り物だ。
飲みものは、世界の銘酒千酒を集め、盃はフランスの名器バカラにこだわっている。軽食もでき、値段もリーズナブルとあって、お客さんの層は、ヤングから年配層まで幅広い。団体によるパーティー予約の受付も好調。北野町に誕生したユニークなバーとして、神戸でホットな話題にのぼっている。

英国館（旧フデセック邸）

○ 英国館バー

英国館（旧フデセック邸）

○ 英国館バー

バカラ　Baccarat

ナンシー派が活躍したころ、フランスのロレーヌ地方にバカラ・ガラス工場がありました。
１８世紀中ごろに創立された伝統ある工場で、主に高級な食卓用食器類を作っていました。

やがてクリスタルガラスを素材にカットやエッチングを施したものへと進み、アール・ヌーヴォーの流行時には色褪せガラスやカメオ・ガラスを生産していたこともあります。

バカラ　Baccarat

バカラ　Baccarat

英国館（旧フデセック邸）

中世ヨーロッパの甲冑

中世ヨーロッパの戦いは、徒歩より騎馬が主力。
このため重装備が可能で、金属の重い甲冑が普及しました。
甲冑は金属製とはいえ、手足が柔軟に動かせるよう、薄い金属板が有機的に組み合わされ、接合されています。

中世ヨーロッパの甲冑

エルメット　elmetto

エルモ（elmo：大兜）の縮小辞で、フランスではアルメ（armet）と呼ばれた。
頭をそっくり包むために複雑な構造になり、頬当は両側に開閉し、顎の先で組み合わせて留められる。額は「額金」で補強され、首には「涎掛」が付けられる。
構成する部品が多いので、重量は３.５ｋｇほどになる。

中世ヨーロッパの甲冑

スパラッチョ　spallaccio

写真は右肩当。右側は攻撃を司るため、右肩の前扇鈑は小ぶりに造られる。重量は約１.３ｋｇ。

肩当は人体に合わせるのではなく、首鎧と胴鎧を着用した時の体形に合わせて造られる。

着用は一番上の鈑にある孔に首鎧の肩に付けてある軸を嵌め、裾の帯と尾錠金で腕に巻き付ける。

中世ヨーロッパの甲冑

フィアンカーレ　fiancale 草摺

腰当と草摺は、革帯で綴られている。

中世ヨーロッパの甲冑

マノーポラ　manopola 手甲

手甲は槍や剣の柄だけでなく手綱も握られるように精巧な造りとなっており、手袋を付けて着用される。
重量は対で１ｋｇ。

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

◎ シャーロック・ホームズの部屋

シャーロック・ホームズが住んでいたとされているベーカー街２２１ｂの中を再現しています。
造りは精巧で、「シャーロック・ホームズ・クラブ」から世界第２位の認定を受けたほど（１位は本家本元イギリス・ロンドンにあるベーカー街)。

英国館（旧フデセック邸）

◎ シャーロック・ホームズの部屋

英国館（旧フデセック邸）

◎ シャーロック・ホームズの部屋

★　トップ写真　★

英国館（旧フデセック邸）

◎ シャーロック・ホームズの部屋

英国館（旧フデセック邸）

◎ シャーロック・ホームズの部屋

英国館（旧フデセック邸）

◎ シャーロック・ホームズの部屋

英国館（旧フデセック邸）

◎ シャーロック・ホームズの部屋

英国館（旧フデセック邸）

◎ シャーロック・ホームズの部屋

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

英国館（旧フデセック邸）

中庭

英国館（旧フデセック邸）

中庭のベンチで

英国館（旧フデセック邸）

何の花だろう？

◎ 寒椿　　はな♪さんより情報をいただきました。

寒中に咲くツバキ。乙女椿(おとめつばき)・大神楽(だいかぐら)・侘助(わびすけ)など。

ツバキの園芸品種の一。サザンカに近く、低木で枝と葉に毛がある。花は紅色の八重咲きで、やや小さく、１１〜１月頃開花する。

英国館（旧フデセック邸）

扉はイギリス国旗でした。


◎ おしまい

この旅行記へのコメント （2）

• はな♪さん 2011/02/06 22:31:12

  たぶん…ですが。

  みにくまさま☆
  
  
  こんばんは♪
  
  花の名前、たぶんですが…
  この時期に咲き、八重咲き、低木、見た感じでは
  “寒椿”ではないかと思います。
  
  花の名前は実に難しいですよね。
  
  間違っていたらごめんなさいね。
  
  
  では、はな♪
  

  みにくまさん からの返信 2011/02/07 23:22:29

  RE: たぶん…ですが。

  
  はな♪さん、こんばんは〜。
  
  お〜寒椿ですかー。
  うんうん、花の名前は本当に分からないです。
  もっともっと勉強して、花を見ただけで名前やら特徴やらがスッと出てくるようになったら、もっと町歩きや山歩きが楽しくなるんでしょうね。
  
  旅行記の方、修正しておきます。
  
  ありがとうございました。
  
  
  では〜(^O^)／