上海の嘉定・県城西門

2010/01/26 - 2010/01/26

嘉定県城。秦代は会稽郡婁県に属し、隋唐代は蘇州昆山県に属した。1218年（嘉定10年）平江府昆山県の東部を分割し新県が成立すると年号より嘉定県と命名された。1958年に江蘇省から上海市の管轄に改編され、1992年10月11日に市管区に昇格し現在に至る。別称の疁城は唐代に疁城郷が設置されていたことによる。清初には嘉定城は清軍に降せず、三度にわたって抵抗し、太平天国後期に太平軍が三度にわたって占領した。日中戦争時期には県内で抗日遊撃隊が活動している。米国のゼネラルモーターズ、ドイツのフォルクスワーゲン、日本のトヨタ自動車が自動車組立工場を進出しており、自動車産業が盛んである。
2004年より開催されているF1の中国グランプリが行われる「上海インターナショナルサーキット（上海国際賽車場）」も嘉定区に所在している。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は開通した１１号線で西駅で下車、西門から中心部の州橋を通り南門、東門、北門とまわり嘉定北駅から帰るコースで嘉定の街の外側を一周しました。

開通したばかりの１１号線の嘉定西駅。市街地から２ｋｍほど離れているので、西門へはここからバスに乗って行く。

駅前の道路の向い側にバスターミナルがあります。県城内や嘉定バスターミナルへ行けます。途中西門と言うバス停があり、降りたが関係なかった。

西門外にある老街、写真は雑貨店です。戦後の日本を思いださせる。

嘉定城河は嘉定の街を一周している掘割で、昔ここに吊橋が架かっていました。今は名前のみで普通の橋に成っています。

西の水門、一部が昔の姿を残しています。城内を流れた河が外堀に流れ込む所にあります。

嘉定区の文物保護単位に認定されています。

外堀から外へと流れて行く所に架かる橋

言わば外堀で一周している。

城内を東西に流れる河。

中国にはキリスト教、イスラム教の教会が多い。

西門から練祁河に添って中心部に向って歩く、路の脇には土産物やが並んでいる。

中心部に近づくと城中路と名を変え、歩行者天国（歩行街）となり土産物屋や飲食店が立ち並ぶ繁華街となる。

南北を流れる横瀝と東西に流れる練祁河が交差する街の中心である州橋に出る。

中心部にある州橋商場。土産物屋、飲食店、２階は旅館です。

宝慶橋と済川橋。東西と南北の河が交差している所に架かる橋。

南北に流れる横瀝に架かる橋。水路の交差点には４つの橋が架かる。

州橋に建つ法華塔。

州橋から南へ行く南大街も土産物屋が並ぶ繁華街です。

南大街を南へ行くと南門へと出る。今は普通の橋になってます。

南門は公園になっています。壁には歴代の有名人の壁画が並んでいます。

嘉定の古い地図が描かれています。

南水関は二重の水門になっていて敵から城市を守っています。

西水関より大きい南水関です。

南水関は渡る事も、登る事も出来ます。

南門疁南街。南門外にある古ぼけた商店街、

南門外、中長距離のバスターミナル、上海市内や、蘇州、抗州へも行けます。

南北の川が嘉定城河と交差する。

東西の川が嘉定城河と交差する。東門には水門は残っていない。

南北の川が嘉定城河と交差する。北門には水門は残っていない。

帰りは終点の嘉定北駅から１１号線に乗って帰りました。

バスの路線図　嘉定西駅より５番　新成路車站。１１番　
循環嘉定西駅　１２番　循環嘉定西駅

バス停の名前にも成っている橋。

朝方は人でも多い

狭い道に商店、住居が並ぶ。

西大街２００号　明代　万暦４０年（１６１２年）

西大街２００号　明代　万暦４０年（１６１２年）

新しく造られた橋、河の右側が西大街。

清代嘉慶１１年（１８０６年）重建　文物保護単位

西街もここは一番外れです。地下鉄の高架線路が見えます。