上海の新場故鎮・2008年・１/２

2008/03/25 - 2008/03/25

もっとも中国的な発想がこの地域に古くから存在する古鎮「新場」の活用である。南端に東西に流れる中国最大の人工河川大治河がある。これに向かって南北一直線に注ぐ后市河に並び、南宋時代から栄えた古建築が実際に生活する三万四千九百人の住民とともに生きている。十世紀から石筍と名づけられ、十三世紀には良質の塩生産で有名になる。このころ上海よりもはるかに高い生活程度を誇り、結構な経済生活を享受した。　上海市政府は新場（シンチャン）をたくみに取り込み、臨海新城を観光地の目玉にする予定だ。年間二百七十万人程度の旅遊人を吸収するべく綿密な観光政策を練っている。不思議に思い説明を求めると、当地はもともと湿地帯。揚子江が運ぶ堆積が集まっている。「昔の海岸線よりも東に沿岸を五ｋｍも埋め立てて臨海新城の土地とした。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

摘み取った綿をこの機械で布団綿に仕上げているようです。かなり古い機械です。

全線開通となった軌道４号線の糖橋からバス（糖南線）で１時間（６元、３０ｋｍ）、浦東国際空港にも近く、南汒城区（区の中心部）の手前１２ｋｍにあります。戸南公路と新奉公路の交差点で輪タクが客待ちしています。

北閘港（水路）に沿って新場大街を挟んで洪西街と洪東街に分かれている。

水路に囲まれているので橋が多く、明、清時代の建物の中で人々が生活している。

新奉公路が北閘港を渡る橋の欄干の彫刻が美しい。

橋の上から北閘港を眺める。水際の建物の前に洪西街が平行してあります。

新奉公路の橋の上から見た古民居、「卯達」が大きく美しい。

路の両側には古い街並みが残っている。

屋根の瓦や漆喰壁の色が歴史を物語っている。

木の窓が並ぶ古民居。

洪西街と新場大街の交差点にある呉記羊肉館、今も肉屋を営んでいる。

新場大街が北閘港を渡る石橋、美しい半円の弧を描く。

洪福橋を渡ると第一茶楼があります。お茶や食事ができます。

北閘港に架かる東含橋の上から観ました。

北閘港に架かる橋、以前は洪福橋と同じ石橋でしたが橋脚だけになっている。

洪東街側の北閘港

洪東街１２２弄にある古民居の入口で、その上部にある彫刻「雕梁画」が昔のままです。古民居の名前は「奚家庁」

洪東街１１６弄にある古民居、二階のベランダの枠組みが昔のままです。老人が陽だまりに座っている。名前は「両院大旧居」

同上の古民居の窓枠を見てください。細かい彫刻が施されています。

洪東街４２弄にある易氏住宅、洗濯物が干してあるのは生活している証拠です。

洪東街８０弄にある陸氏住宅、中庭を部屋が囲んでいる。現在保存の為の工事中。

観光客の為のトイレが至る所にあり出来たばかりで綺麗です。もちろんちゃんと扉が付いてます。安心して使用できます。

日本の戦前の木造住宅のようです。

北閘港に架かる橋、上部は一枚板の石を使用しています。

新場には橋が２１座あり代表がこの橋です。原名は杖義橋で、清の康熙年間（１６６２−１７２１）造られ、乾隆５１年（１７８６）大々的に修理、単孔半円石供橋と言う。

東西方向に架けられ東横港を跨ぐ、長さ２８ｍ、幅3.9m、高さ5.4m、東側石段２２歩、西側石段２１歩、

北閘港と新場港が交差する所で北閘港に沿って新場港に架けられています。橋の袂の新築住宅が橋の雰囲気を壊しています。

戸南公路に面した新場の入口、南北に続く路です。

卯達が大きく形に特徴がある。

入口に営業中と書いてあり、なにかと思ったら理髪店でした。

木の扉がぬくもりを感じます。

新場古鎮の歴史を紹介しています。