東京の庭園に行こう。六義園

2010/11/25 - 2010/11/25

この日の最後は六義園です。旧古川庭園から歩いて20分程でしょうか。JRの駒込駅を越えた右手に
入口がありました。この時期は夜間のライトアップで庭園が開放されています。ちょうど黄昏時で
行き交う人の顔も見えにくい時間でした。「誰そ彼」（たそがれ）とは良く言ったものです。
小石川後楽園から始まった今日の小旅行、昼過ぎから歩きっぱなしで休憩もしなかったのでとても
疲れました。妻が一緒だと「疲れた。」「喉が渇いた。」「お腹が空いた。」と休憩が入るので
すが、一人だと昔のペースで歩いてしまいます。
来年は一緒に来るようにしましょう。

エリア 大塚・巣鴨・駒込(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

駒込駅近くの染井門から入り千里場（馬場跡）の途中からつつじ茶屋を回って吹き上げ茶屋に向かいます。デジカメでは明るく見えますが実際はもっと薄暗いです。夕方からのライトアップでは園内の一部が通行止めになります。さしてライトアップに関係無い藤代峠辺りは警備員さんが結界を設けています。

この庭も冬支度は終わりこもや雪釣りが美しく施されていました。

寒くないのが何よりの今年の紅葉です。

絵に描いたような景色です。

都会のど真ん中、山手線が近くを走っているとは思えません。
周囲の喧騒も聞こえてきません。空の開けた池の周りで周辺のビルが
見えるとここが東京で2010年と言う時代にいるのだと感じさせます。

ギリギリの時間で渡月橋を渡る事が出来ました。

田鶴橋は渡れなくなっていました。

中の島には入れません。

人がいない分出汐の湊からの眺めは美しいです。

中の島全景です。撮影ポイントの出汐の湊はカメラマンでいっぱいです。
三脚は禁止となっていますがお構いなしです。どれもみんな６０代後半から７０代の方々ばかりです。巨大なレンズを付けた高級カメラはある意味暴力的です。三脚も邪魔だし背中のリュックも通行人には障害物だと気付かないのでしょうか？良識のある年齢だと思いますが。

手持ちのカメラではこんな写真しか撮れませんが、人に迷惑を掛けてまで写真は撮りたくありません。

吹上茶屋から中の島が望める辺りはすごい人出です。

東京都庭園協会の残る庭園も近いうちに見に行きたいと思います。

どの庭園も季節季節の景色があるので何度も足を運ばなければならないのでしょうが、紅葉の季節は最高だと思います。

ちょうど日の落ちる時間帯も良いですね。

何とか手持ちでも写真が撮れます。

昔のフィルム式のカメラではこんな写真を手持ちでは撮れないですね。
ドキドキして現像して何度ガッカリしたことでしょうか。

大回りして入った染井門に向かって進みます。

山陰橋の辺りはブルーにライトアップがなされ、スモークが焚かれて
幻想的な雰囲気を出そうとしています。中国でカラフルなライトアップを
見慣れているとあまり凄いとは感じませんでした。

久し振りに都内の庭園を散策しましたが以外に面白さを再発見した
気分です。時間もかからないし何よりお金もかからないのが良いです。

名物のゆず羊羹を二竿買って家路に急ぎます。