2010/09/10 - 2010/10/16
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こまちゃんさん
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9月13日のその3。
鳴沙山の方から戻ってきて、「敦煌博物館」で降ろして貰いました。
なかなか見かけない人格の運転手に出会えて、これだけでも高い収穫です。
博物館で降りましたが、中がしょうもないのは知っているので、そこで駱駝のモニュメントを写した後、徒歩で沙州市場へ向かいました。
まだ6時頃でしたが、司馬義おやじはもう出勤してて、抓飯(ポロ)の仕込みをしていました。
珍しく、お向かいの「ふとっちょ阿不代おやじ」も来ていたので、爺ぃと彼が何か話しをしていたのですが、すると爺ぃは、「ちょっと軽く何か食べよう」と言う事で、小吃広場の食堂街へと向かいました。その途中に「でぶっちょ阿不代おやじ」のカバブ店があるのですが、そこの商品棚に絵を描くと言い始めました。
マジックでしか描けませんが、爺ぃは前々からお向かい同士なのに、司馬義おやじにだけ色々してあげて、彼には何もしていないのが気になっていたんですって。
マジック書きで意思表示しておけば、何とか面子は保てると言います。中国での「面子」は、ホント面倒くさいもんですね。
今度また来ると思うので、その時には木版に焼き付けて描いて上げるそうです。
本当に律儀なおっさんです。
軽く食べちゃったら、北京組との食事はどうするの・・・?
まあ、その理由などは本編でお届けしましょう!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
敦煌国際大酒店が見えましたので、もう鳴山路まで戻ってきたようですね。
約束の7時まではまだまだ時間がありますので、何処で降ろして貰おうか迷っていました。
このまま沙州市場まで向かって貰おうか、それとも何処か別の所で降ろして貰おうか・・・って感じで。 -
結局、突然思い付いた「敦煌博物館」に決めました。
なので、鳴山路から一旦寧塞路を東へ向かって文昌南路を北上し、敦煌賓館のある陽関東路で、また西へ戻ります。これで丁度真正面に到着です。
初乗りが5元の敦煌なので、約束通りの往復で20元に10元足して支払うと、「20元で話しが着いてますから…」と良いながら断る運チャンを制して、「又連絡するからお願いしますよ!」と言ってお別れしました。
ここが、余り充実してないのに、立地だけがとても良い敦煌博物館です。 -
ここの駱駝は、2003年には有りませんでした。
http://4travel.jp/traveler/chinaart/pict/10542059/
この空間は全部掘り返されてて、今の状態になる工事中だったようですね。翌年の2004年には出来ていましたから。 -
光の方向が良くなかったので、背景は無視して順光で取りました。
-
沙州市場の建物の端っこを背景に!
目的地は直ぐそこですね。 -
パシャ!!
-
・・っと、こんな写真を撮ったのですか?
-
沙州市場(敦煌夜市)の正面です。
-
文字が丁度夕日に反射して輝いていました。
ここから中へ入ると、、、 -
入って右手に司馬義おやじが居ました!
いつもこの時間には出てきてて、色々仕込みをしています。 -
タマネギをきざむ司馬義おやじ。
抓飯の下味ですね。
後で戴きますので、じっくり煮込んで下さいね。 -
夜にビアホールに変わる、小吃広場の中心にある飛天像。
噴水も出ます。 -
お米を炊いている大鍋に羊肉を放り込み、一緒に煮込み始めます。
傍に控えているのは「紅萝卜(ニンジン)」です。 -
その大鍋の中に、今きざんでいたタマネギを放り込みます。
ん、結構大切りなんですね。
食べる時は何も見えない程になっていますので、こんなに大きいとは思いませんでした。 -
全てがハンドメイドの「料理道具」です。
維吾爾人工作人は、トタン板をガンガン叩きながら、鍋や柄杓やポストまで作っちゃいます。
その様子は、南新疆へ出かけた時にでもご紹介出来ると思います。 -
ニンジンは、その大鍋を覆い尽くすかの如く、最後に放り込みました。
では、抓飯のレシピを・・・(*灬☆)\バキッ!(←料理番組じゃないってば!) -
混ぜ混ぜする司馬義おやじ。
1ヶ月前よりスラッとしてて、昔イケメンだった片鱗がちょこっと見え隠れしてますね。(こま曰く「ギタリストの渡辺香津美似」) -
これ、2005年に爺ぃが送った、繁盛を招く魚の看板。
招き猫って知ってるけど、招き魚ってあったっけ〜('灬'b?
5年の年季が感じられますね。
作った翌年に、偶然敦煌に来られたので、その時はまだ、身体の模様も文字もはっきりしていましたが、今はかなり薄くなってしまいましたね。 -
このふとっちょさんは、お向かいで司馬義おやじと同じカバブ店を出している「阿不代(アプタイ)」さん。
中がよいのかどうなのか、いつ見ても良く判りません。
司馬義おやじの弟が、阿不代おやじの店を手伝っていたことがあり、それに切れた兄貴の司馬義おやじは、中華包丁を鷲掴みにして斬り掛かろうとしたことがありました。
でも、アレは司馬義おやじの奥さんが良くなかったんですから、おとうさんはもっと冷静に考えて上げましょうね!
この様子では、今は問題なくお付き合いしている感じなので、少し安心しました。 -
爺ぃが、阿不代おやじと話しをしていましたら、急に「ちょっと小腹を埋めに何か食べに行こう」と言い出します。
「北京組と飯喰うんだろ?」と訊ねると、「別に適当に併せていれば良いから、軽く喰っておこう」と言い通します。
仕方なく、小吃広場の食堂街へ行こうとすると、その途中にある阿不代おやじの店で止まって、「阿不代にも絵を描いて上げるから」と言って、マジックしかムリですが、材料の硝子棚に向かって何か考え始めました。
阿不代おやじに、「ここ、何かで綺麗に拭いてくれるかい?」と言い、早速ぞうきんで拭き始める阿不代おやじ。
さああて、爺ぃはここに何描くんでしょ? -
きゅっきゅっきゅ。
マジックのサウンドが軽快に響きます。
周りでは、固唾を呑む観客達。
これは「羊」ですね! -
更に響くマジックのサウンド。
油性です。(何説明してんの!?)
絵は「共食い」の絵ですね。(なんちゃって)
手に「羊肉串」を持って、グッド!のポーズをしています。
爺ぃは、「何時か機会が有れば、阿不代にも絵を描いて上げたい。いつも司馬義ばかりだったので、非常不好意思だったんじゃよ」と言っていました。人柄に関しては、爺ぃ的には司馬義よりも阿不代の方が良いと言うことです。
時々、「何で司馬義にばかり世話してたんじゃろ?」と、自問自答していました。 -
ジャーーーン!
出来上がりです。 -
周りの様子も。
ようやく描いて貰ったという感じで喜ぶ阿不代おやじ。
司馬義おやじは、どうせこま達からお金を取らないんですから、何処で食べても問題ないと思いますが、爺ぃの言う通り、何故か習慣で司馬義の所に座ってしまってました。 -
で、食事の方は、住んでいた当時にも良く通っていた、陝西料理店に向かいました。
店は「陝西料理」でしたが、店員が総替えになっていました。前の店の人が辞めた後、偶然同じ料理の店が入ったそうです。
で、爺ぃが好きな「羊蹄子」もありました!!
これ、文字通り「羊の足」です。
豚足より食べる部分が少ないですね。
6元で4本でした。
以前は3本4元で、店のおばさんと顔見知りだったことと、おばさんが爺ぃの好物と知っていましたので、1本オマケしてくれていました。
コラーゲンの塊なので健康的な食品なのでしょうけど、こまは未だに食べられません。 -
さて、お待ちかねの羊蹄子にかぶりつく爺ぃ。
でも、前の人より上手じゃなかったみたいです・・・ -
こまは、陝西省の名物麺の1つ「臊子面」を戴きます。
これはそんなに変わりなく、美味しく戴けましたよ。
ほんのり効いた酸味(酸辣湯のような酸っぱさではありません)が特徴の麺で、角切りされた野菜類が特徴です。
涼は少なめですが、3元という価格はアンビリーバボ儿(北京訛り風で)です。 -
あららら、今頃になって、お天気がこんなに良くなってきました。
今回の旅行は、スッキリした晴れが続かない感じですね。 -
さて、みんなが揃ったので、早速抓飯を頼みました。
-
陳老師達は、どこかで哈密瓜を調達してきたようです。
でも、何故か切り身ですが。 -
こまかい「意外」が重なると、とてもイヤになるじいなんです。
「こう言う時は丸ごとじゃろ」とでも思ったのでしょうか、「チッ」て言う感じでノリの悪い爺ぃ。
たったの3日ですが、我が老友の真の性格が見えてきたようで、とても変な気持ちのようです。
でも、十歩退いても、「他はともかく、同行者の楽しみも考えて行動してよね!」ってこまも思います。 -
ヘンテコな雰囲気のまま、日がドンドン暮れて行きます。
-
あ、このビルの1階にあった四川料理店も無くなっていますね。
-
5年ですからね・・・
爺ぃ達の関係は40年だそうですが、若い頃に、陳老師は青海へ、爺ぃは山東へと出て行ったので、離ればなれになっていた時間が長すぎたのでしょうか?
まだ新疆行きが有りますが、新居こそ彼らの故郷的場所なので、ここよりももっと「かまえなくなる」ンですって。その辺りは、「個人個人別行動」で話が付いているそうですが・・・ -
食べ終わったら早々に別れて、彼らは、彼らの宿泊先の、西大橋近くにある金山賓館へ戻って行きました。
彼らにも、陽関大酒店を薦めたのですが、少しでも安い方がよいらしく、100元の金山に決めたんです。
彼らは、北京を早めに出発し、嘉峪関と酒泉とを回ってから、こま達が到着するより1日前に敦煌入りしていました。何かにつけて便利なので、同じホテルを薦めましたが、別の所に止まるってのが訳が判りません。
敦煌から烏魯木齊への難関「列車の切符取り」をヘルプしたので、それ以上のことはもうしない!ってぼやく爺ぃ。 -
髭坊主オヤジの店を回避しようと歩いていると、何と!髭坊主オヤジは、新広場の方にビーチチェアーを出して、彼の友人と酒を飲んでいました。
なので見つかっちゃいまして、店に案内されるハメに!
そこで、これじゃないけど、同じ種類の「沙漠薔薇」を4人文貰っちゃいました。板が大きいので、そんなに価値は有りません。
重たいだけなので、一旦ホテルへ戻りましょう!
おっさん!もうこんなに臭いって、アンタ飲み過ぎやで!と、でっぷりした腹にパンチしてから帰ってきました。 -
ただいま〜♪
-
さて、沙漠薔薇を置いたら、少し休んで又出かけます。
-
夜市のお店は、既に出揃っていました。
以前からの知人が、沢山話し掛けてきます。
ここは、瓢箪に鉄筆で傷を入れながら絵を描く人のブースです。 -
綺麗に並ぶ作品たち。
変わった瓢箪について教わる爺ぃ。 -
小さな瓢箪です。
上の写真で、沢山並べられた部分のです。
細かい絵が描かれています。 -
彼のデッサンは中々ですね。
普通の絵じゃないので、思うよりも難しいんです。 -
これがその「変わった形の」の1つ。
もう一種は、イボのようなモノが沢山出ているやつ。
話が終わると、店主が1つ呉れました。
爺ぃは瓢箪に目がありません。 -
この場所は、髭坊主オヤジの店も真ん前に当たります。
この白壁の建物の手前側がそうですね。
2005年は、こま達もここに店を出していました。 -
さて、彼らの商売繁盛を願いながら、司馬義の所へ向かいます。
-
夜に賑わう夜市の風景。
でも、一筋東にある「風情城」は、相変わらず人が居ません。
ここに人が集中するので、敢えて外れの場所に出店する人は居ません。 -
これは腕にはめるモノです。
玉や木の実のものが良く出回っています。
なんでこの黒いのしか売ってないのでしょ?しかも山盛り。 -
またドライフルーツ店に来ました。
あ、今回は挨拶だけでした。 -
夜市の様子。
左上に見えるビルの一部は、工商局の建物です。 -
この店も、昼間とは違う場所にいました。
何回移動させられるの? -
CD屋の前から、夜市出店の方をパチリ!
-
司馬義おやじは相変わらず大忙し。
-
余所の店からの注文も。
ここは、何処に座ってても、別の店のメニューを戴けるんです。 -
10時半頃、司馬義夫婦と記念撮影を済ませて、一寸早いですが、急がしそうだって事でお別れしてきました。
記念撮影をしたのは、司馬義のパスポートを申請しやすくする為の援助を兼ねており、その写真も申請時の証明書類の1つになるんです。 -
英英珈琲屋のあった路地方向を向いてパチリ!
思い出の場所は、半分以上は破戒されて無くなっています。 -
この南門辺りには、お馴染みのお店が並びます。
-
金泰和田玉の看板下辺りに、サックス演奏の流しが居ました。
-
爺ぃはツカツカとそのまま歩いて出て行きましたが、音楽が流れてくると、その音が「CDなどじゃなく生」と悟って探しました。
「小華カバブ店」の所にいました!(画像にはまだ登場していません) -
コピーでしたが結構上手でした。
演奏者は、160cmもない小柄で小太りの狸オヤジでしたが、周りがみんな盛り上がっていました! -
テクテク歩く爺ぃ。
-
商業一条街南門の夜景。
客が出てくるので、こちらはタクシーが並んでいました。
北門は、客待ちタクシーの停車が禁止されています。
結構こう言う規制が多い中国です。 -
反対サイドもパチリ!
早速客が乗り込みました。 -
では、明日はいよいよ烏魯木齊へ出発しますが、列車が夜の22時過ぎなので、昼間は市内にいることになります。
でも、切符が口約束なので、かなり早めに出たいと言っています。
柳園までは185km。車まで1時間半の距離です。
でも、明るいウチに到着してないと、書記のおばさんに会えなかったら大変なので、5時頃には出発します。 -
心なしかひんやりしていると思っていましたが、何と25℃だったんですね!
最低気温が12℃ちょっと。
これじゃあ烏魯木齊は秋気温ですね。。。
ま、お天気のことは仕方がありません。
明日をお楽しみに!
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