2010/09/10 - 2010/10/16
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こまちゃんさん
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9月10日。
昨年、7月5日の維吾爾族の暴動によって、同じ時期に予定していたこの旅がオシャカになってしまいました。
でも、維吾爾人をよく知る爺ぃにとっては、德に問題を感じませんでしたが、昨年の異常さは、さすがに現地にいなければ判らないほどの、過去にないものだったようです。
でもって今年、政府の警戒もあるでしょうし、現地の状況を、現地の親戚縁者と確認しながら、実行する運びとなりました。
先日庫爾勒(コルラ)で、巡邏中(巡回警邏)の警官隊に、三輪バイクで突っ込み自爆した事件があったばかりですが、今年は爺ぃとこまの2人だけでの訪問ですし、第一、爺ぃのご両親のお墓建設をいつまでも延ばし延ばしにしておく訳には行きませんので、端から見れば強行にも見える状況下、出発する事にしました。
なら、この路線は空いていると思いますが、広州から直行ではなく、「折角出かけるのなら、敦煌も行こう!」と言う無謀な行動を撮る事にしました。何故「無謀」なのかと言いますと、この時期の大西北地方では、綿花の収穫が有る為に、甘粛省から烏魯木齊間の列車が混むんです。でも、2005年に出来た政府の関係者の友人が居るし、鉄道警察の友人も居るので、彼らに頼るつもりで、しっかり手土産も買いました!
その結果、実際にスケジュールに基づき移動便を手配してみると、広州から敦煌への直行便がなかったので、先ずは蘭州か西安、若しくは烏魯木齊へ飛んでから敦煌便に乗り換える必要がありました。そこで、長年出会ってない、西安の老徐宅を訪問しようと言う事で、西安経由を選択し一泊する事にしました。
老徐とは、2003年の、こまが主催した退職者ツアーの敦煌-西安-北京行きの際、西安のアテンドをしてくれたご一家です。
10日の旅行記は3部になりますが、先ずは広州から西安までの空の旅と、今回押さえたホテルの様子などをお届けします。
では久々の西安の旅を、こまたちとご一緒にゆっくりとお付き合い下さい。
①出発編!西域の入場門、西安へ!(広州~西安)
②西安の老街、北院門散策~鼓楼登城!
③鼓楼登城~有名餃子館「德發長」~老徐訪問(街の夜景)
尚、画像は西安空港上空にて。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝の6時過ぎに起床。
へへ、夜盗虫のこまなので殆ど寝てませんが・・・ -
荷物の回収時の大石往復で知り合ったタクシーのオヤジを予約していました。
それに乗って、空港のシャトルバス乗り場がある祈福酒店まで向かいます。
空港バスだけがこのホテル前出発なので、総站から徒歩になるのですが、手ぶらで空港へ行く訳ではないので、10分の距離は荷物を持っては歩けません。
ホテルから、ちょこっと総站に立ち寄ってから出発するように改善して欲しいです・・・ -
このバスですね。
広州の空港バスは、3大都市の中で最高です。 -
バスの中には給水器が付いていますし!
3都市のバスを知ってしまうと、一番最低な首都北京の空港バスの酷さがモロ感じられます。
システムもハードもいい加減。面子を重んじるなら、ここもポイントだと思いますが、要人はバスに乗らないので、気付く事も感じる事も出来ません。その点広州人は起業人、商人の都市だけあって、顧客対応を良く心得ていますね。 -
バスは途中、大石の麗江明珠大酒店(通称白宮(ホワイトハウス))に停車します。
-
八洲の国際見本市。
もうすぐ広州の交易会が始まりますが、2年ほど前からここに集中しているそうで、従来の、東方賓館前の会場は使わないそうです。 -
天気予報通り、お天気は崩れそうです。
でも、朝日は頑張って出ようとしていたり! -
空港までの間、天気も悪いので写真無し。
もうすぐ空港ですね。
この辺りの環境美化も急ピッチ!! -
今日の乗り場は、国内線の多いA区です。
-
因みに、国際線はこっちのB区です。
-
ロビー中央辺りにあった、今や空港には定番の自動車展示コーナー。
トヨタの新型プラドですね。
先代のデザインよりも「おとな」になった感じがします。
今や中国の自動車業界では、新型車は、世界同時販売されるようになりました。 -
ウインドウ越しの「急須のなる木」?
-
ちょっとぼけたので撮り直し〜♪
店員が出て来て「写真禁止なんです」。
もう撮ったから良いよ〜。
最近、どこもかしこも「写真禁止」。食堂でさえ「写真撮らないで」にに出会います。 -
安全チェック後、指定された搭乗口まで向かいます。
ええ〜っと、、、今日の西安行きHU7655便は・・・A34ですね。 -
ってことは、このまだ奥・・・
遠いなぁ・・・ -
今日の飛行機は「海南航空」、この画像の機材と同じ会社です。
ここには「海南」と「新華」が並んでいますが、今日のは別の名称で、このグループ系の飛行機です。
何て言うのか忘れました!
「新華航空」が親会社で、アメリカ企業が管理を買収した航空会社として成長中です。なので安くてサービスが良く、ハードも清潔な飛行機です。 -
しっかし、ドコまで歩くの〜遠いなぁ・・・
-
もうすぐ9時ですし、出発まで1時間もあるので、ここで朝食を採っておきましょう!
-
スパゲティミートソース・・・ははは、昨日の遅昼と同じやん!
-
故障の入れ物をバックに、今日のチケットもパチリ!
逆光撮影は、モノを豪華に見せてくれます。 -
ボーディング中!
A34搭乗口は1階でしたので、ブリッジじゃなく構内バスで飛行機まで向かいます。 -
そうそう、もう一つの名前は「金鹿(jin lu:ちんるぅ)航空」。
同じグループで、先の会社が安定すると、格安便の為に新たに出てくる新企業なのでしょうか? -
評判に漏れず清潔な機内。
空中小姐の衣装も、さりげなく垢抜けてたりしますね。 -
人が少なかったので、時間より早めの発信!
広州の新白雲空港は、郊外にある「花都」と言う所なので、飛び立ったら即田園風景。
しかし、そこにも住宅開発が侵食しているみたいです。 -
天空まで来ました。
しばらく休息する事にしました。 -
行けども行けどもお天気通いですよ!
天気予報通り、西安は晴れのようですね。 -
1時間半後、食事が運ばれてきました。
海南系は食事も充実しています。
1670km弱(3時間弱)飛ぶのに860元なんですから、これで充分でしょう! -
あれれ?
湖北省辺りは悪天候!?
まあ、北京行きでも、ここは土砂降りでも晴れている事もありますから。 -
機内案内書に書かれた日本語も、かなりしっかりしていました。
機材はボーイング737ですが、こまはこの方が好きなんです。
757も層ですが、小さい飛行機の方が、荷物置きラックの奥が深くて収容力が高いんです。マスコットバッグ(コロコロ)が縦に収まります。 -
ね。
北星地区に差し掛かると、下界も晴れてきましたね。 -
河がニョロニョロ。
飛行機から垂れているみたい♪ -
12時ですが、山並みはまだ霞み気味。
-
またニョロニョロが。
-
高度が下がり始めたようです。
そろそろ西安咸陽空港に到着するようです! -
山脈が近い!
シルクロードの起点は、その中心部分とは違って山岳地帯に囲まれた盆地ですからね。 -
街並みが見えてきました。
古代の都「咸陽」です。 -
西安市内へは、ここから50km弱ほど離れています。
-
広域のジャンクションなどが見えてくると、、、
-
見えてくると・・・
-
空港があったりするんですよね。
その上で大旋回して、、、 -
一旦空港から離れて行くようです。
風向きのより、進入路は変わりますから。 -
かなり離れてしまいました。
空港はドコ? -
方向が判らなくなるほど飛んだ後、ドンドン高度を下げて行きます。
-
タッチダウン!!
-
12時40分に降りました。
遠くに見えているのは、建設中の新ターミナル。
これからホテルへ向かって、チョック近所をウロウロしましょう。
新しくなった西安空港って降りた事がないので、バスがどうなっているのか、有るのか無いのか、タクシーしか無いのかなど、全然知りませんし、以前も友人が来てくれたので、考える必要がありませんでした。 -
前より遙かに大きい気がします。
その友人(老徐)に連絡したのですが、丁度出張中なので、家には老夫婦しか居ないそうです。なので街までは自分で出かける事になった訳です。
老夫婦に会う事がメインですので、皆が出払って無くて良かったです。 -
10番ゲートに誘導されている所です。
-
ターミナル横付けなのでブリッジですね。
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ターミナルも立派になってます!
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空港のシャトルバスもありました!
-
行き先を確認し、「鐘楼」行きに乗り込みます。
ホテルは、芸龍ネットで予約した「美華金唐国際酒店」と言うホテルで、鐘楼の近くと聞いています。
そんなの有ったかなぁ・・・と思ったら2,3年前に出来たばかりとの事。
バス料金は、鐘楼まで25元。
その他の案内ですが、こちらのサイトに詳しく出ていますのでどうぞ!
http://www.bsjipiao.cn/yqlj/130952152.html -
空港バス。
それなりにしっかりしたハードですね。 -
荷物にもタグを貼り、盗難や取り間違いを防止しています。
北京はこれをやらずに、未だに90年代の態度にサービスです。なので、途中で降りる人は、大きな荷物があっても、車内に持ち込まなければなりませんから。(荷物用に座席が4つ犠牲になってる)
何ででしょ?
こう言った細かいサービスは当然の附帯業務。面倒臭かったら、そんな仕事するなよ!って気がします。 -
車内も清潔。
人も少なかったので、ゆったり座ってらくらく〜♪ -
これが、その建設中の新しいターミナルですね。
-
上空から身見えた、空港前の広場。
バスの窓越し撮影なので、かなり緑掛かっていました。
補正しましたが、黄ばんだ感じは取れませんでした。 -
現空港ターミナル。
このくらいの規模の方が、機能的で使いやすい気がします。
広州は、これをそのまま拡大したようなターミナルで、しかもA区とB区に別れているので使いにくいんですよね・・・勘違いしたら、A,B間を歩いて渡るのに20分はかかりますから。 -
バスは順調に市内へ向かって進みます。
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当たり前なのでしょうけど、空港までの高速が出来ていました。
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順調なお天気の下、車は順調に走っています。
雲がまるで「鳳凰」みたいです。 -
今日は、海坊主さんも乗ってます。(*灬☆)\バキッ!
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ゲートに書かれた地名は「六村堡」。
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村の景色が古風です。
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街らしい光景が現れてきました。
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突然街らしくなるのは、昔から変わってないようですね。
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すると、見覚えのある城壁と楼閣が!
-
西の門、「安定門」ですね。
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安定門脇には、それらしく見せる為のモニュメントが。
でも、この色に仕上げでは、かなりチープですねぇ〜・・・
かっちょワル! -
東大街を鐘楼方向へ直進します。
が、、、大通り脇の光景が全く違って見えます! -
何だか古都に似遣わない、立派な建物ばかりです。
-
えええ?
何ここ〜? -
パークソンまで有ります。
-
しかもデカッ!!!
-
お!
その先に、今日のお宿が有りました!
大きい〜!
このホテルが298元ですか!?
何かお得かも? -
バスは更に鐘楼へと向かいますが、距離にして100mくらいです。
その途中に公安局もありました。
ホテルの東隣が公安局ですか!
かなり安心かも。 -
お、しかも鼓楼の真横になるようです。
ナイスロケーションですね!
マジでお得かも!! -
空港バスは、ホテルのある北面ではなく、通行方向の都合で南西側に停まりました。
タクシーを拾いましたが、交通事情がおかしくて、対面に行くには楼外に出てから入らなくてはならないので、歩いて行く事を勧められました。
荷物を転がし、しかも、横断歩道がないので(アホな設計!!)地下道をくぐり、対面の鐘楼前広場に出ました。そこから美華金唐国際酒店までは50〜60mで到着です。
おおお!素敵やん!
中に入って、5星並みのロビーで予約を告げると、「別館ですね」と言われました・・・
「あ、なるほど・・・」 -
で、その別館のロビー。
まあ、「別館」と聞いた時はかなりな情況を想像しましたが、そこそこ纏まった感じの別館ですね。ちゃんとエレベーターもありますよ! -
で、そのお部屋ですが・・・
-
お!
これって別館レベルじゃないいかも〜♪
そういえば、予約時の案内に「38?の部屋」って書いて有りました。
「なんやそのでかい部屋は!」って感じたものです。 -
洗面とシャワールームとトイレ。
でかっ!!
しかも部屋ですねこの広さは・・・さすがに38?です。 -
ベランダ側からパチリ!
広すぎカモ? -
別館の割りにはハードが充実してて、長期滞在でも快適そうです。
でも、残念ながら今回は1泊ですが。 -
陽差しも快適です〜♪
しかも、このベッドがスペシャルなんですよ。
別館のくせに、本館と同じ人体科学設計の快適ベッド!
しかも、140cm幅のセミダブルサイズです。 -
事務を執るスペースも、キチンと確保されていますね。
ネット完備の事務テーブルセット!
ネットは当然「無料」で、備え付けのLANケーブルを差し込むだけで繋がる、フロントで申請不要のADSLです。 -
事務机越しに部屋を見てみると、先程の全体画像に、更にテレビスペースがある事が判りますね。
かなり広いです。 -
入り口からパチリ!
湯沸かし器の置かれた棚なども、本館の4星マインドで統一されています。 -
ベランダからは、鐘楼が目の前に見えていました。
-
餃子で有名な徳発長や同盛祥がある広場もすぐ傍です。
(噴水や林のある所) -
ベランダから見える本館の勇姿。
では、ちょっと近辺を散歩してみましょう!!
その様子は、次の旅行記でお届けします!
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