2008/10/19 - 2008/10/26
290位(同エリア605件中)
おなつさん
よくインドのパンフレットに載っている“風の宮殿”に朝一で行く。
パンフでは広い所に堂々と建っているように写っているが
実際はゴミゴミした道路淵の狭間にいきなりそびえ立っている。
中には入れないので外から写真だけ…と思うが、近いと全貌が入らず
広く写すには道路の向こうか中央分離帯でギリギリだ。
観光客はインドドライバーの縦横無尽の
車・リキシャ・バイクさばきをかいくぐって写真に命をかける。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- エアインディア
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
立派な店でしか買い物させてくれないブルちゃんが
突如、この風の宮殿の隣の粗末な商店での買い物を許してくれた。
そうそう、こんな店から掘り出し物をガチャガチャ探すのが楽しいのよ〜
(でも実はこの店とブンちゃん、なんらかの関わりがあるらしい)
↑値段交渉中
車で少し山を登った所の“アンバー城”へ。山の上だから旅行中一番空気がきれい。
象に乗って更に上まで行くのだがそれが長蛇の列、小一時間並ぶ。
その間また土産屋が「これ買わんかね」とやって来る。
やっぱり欧米人には目もくれず、日本人に喰らい付く。
すっぽり被ればあなたもインド人になれる簡単ターバン帽子が魅力だったが…
日本で被れないからやめた(被る機会があれば買うのかよ!!) -
肌に直接彩色で飾られた象に乗る。ゆらゆらのんびり象の行列は坂を登る。
象使いはその間ずっと言い続ける。「チップね、後でチップちょーだいね。」
そして乗象姿を写真に撮って後で売るための写真屋が
横の壁の上をヒョイヒョイと猿のように走り回っている。
危ない!壁の下は崖だぜ、日本じゃ許可されない業だ。
チップはちゃんとあげた。
予想通り、もっとくれと請求されたが、言えばもらえると思ったらそうはいかないよ。
↑象の渋滞 -
アンバー城は修復工事をしていたが、働いている土建さんは女性が多く
サリー姿で頭に土の入ったバケツを載せて運んでいる。人海戦術インド!
これで重機でババッとやっちゃうと、この人たちの仕事が無くなって困るんだろうなぁ。
↑エキゾチック土建さん
帰り道、さっきの写真を売りに来た(あれだけ沢山の人の中からよく見つけるもんだ)
が、あくまでむこうは撮った写真全部を売りたく
私は1枚だけでいい―ってことで折り合いつかず、不購入…後で思うと…欲しかったんだけど… -
デリーの空港へ車は進む。
私は前日から鼻・喉の調子が悪く、埃避けにと持ってきたマスク着用。
息が苦しくますます具合が悪く感じる。
最後の昼食は、何もない原野にポツンと建つホテル(?)のレストランで。
ここのトイレには父母子供の一家でのトイレ番が居て、チップで稼いでいた。
だからといって、してくれる事は手を洗う蛇口をひねるだけなんだけど。 -
カレーを食べ、出発しようとしたら…車がパンクしていた。
修理を待つ間、隣接した土産屋でインドのエロ神様(ほんとにそういうのがあるんです)
の本の日本語版があり、その内容たるや、一部見ただけなのに
…あまりに刺激的で、おなつ恥ずかしーい。
土産屋に飽きてもまだ修理終わらず、何もない庭の散策、裏のはげ山をぼんやり眺める。
るるるはビールをあおる。
↑その辺の子供 -
↑パンクに群がる暇な従業員
夕方空港に着くが、ここの空港はチェックインまで時間がありすぎると建物内に入れてくれない。
成田行きに乗る私らと太細おばさんは入れるが
1時間遅い関空行きに乗るおっさんはまだ入れず、入り口でのお別れとなった。
明るく手を振ったら、おっさん、泣きそうな顔してるじゃないか。
たまたまそんな風に見えたのかもしれないが…なんか…自由行動中にウザがってごめん…。 -
↑その辺の羊飼い
空港内の店で余ったお金を使い果たすべく買い物。
私が会計を済ませ、次に並んでいた細おばさんの番になったら、何かモメはじめた。
釣がおかしい。$50出したのにレジの姉ちゃんが$20だったと言う。
私は細おばが手に$50札を持って並んでいたのを見ていたので「$50だった」と加勢した。
だが姉ちゃんは頑として$20だと。「あなたの財布の中見てみなさいよ」
と言われるが他にも$50札があったし、出していない証拠にならない。
「じゃ、そのレジ開けてみなさいよ」と切り返す。
そもそもペチャクチャしゃべりながら仕事してたべさ、そんなんだから間違うんだよ。
姉ちゃんふてくされて「間違ってませーん!」的な態度だから
「ボスを出しなさいよ!」と、おなつ喰らいつく。 -
ボス…じゃないと思うが先輩社員みたいな兄さんが来た。
「じゃ、これでどうだ。$50だとあなたは言う、こっちは$20だと言う。
間を取って$30だった事にしては?」 キター!数字に強いインド的な考え方!?
値段交渉の時も、例えばタイなどでは
初め1個1000円→2個1500円→2個1000円→じゃ2個ににこれをおまけして1000円…
のようにまけていくが、インドじゃ
1個1000円→2個1500円→3個2000円→4個3000円…のように、
うかうかしてると特か損か間違うような数字の罠を仕掛けてくるのだ
―数字に弱くなければ罠にかからないんだが…
↑道端のお猿さん -
で、「そーゆー問題じゃないんだよっ!!」と暴れ
先輩社員の指示でしぶしぶ姉ちゃんは$50払った分の釣銭を細おばさんによこした。
…なんで私こんなに熱くなってるんだ??
飛行機に搭乗しシートベルトを締めた瞬間、スイッチが入ったように発熱下痢鼻水大放出。
私は帰国後2週間ほどこのインドウィルスに犯され続けたのだった。
↑同行メンバー勢揃い
終わり
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