2008/11/19 - 2008/11/26
251位(同エリア707件中)
おなつさん
やっと不恰好な列車が入線して、乗車。しかしまだ席が確定していないと言う。
何のための指定席?(そもそも指定じゃないのか?寝台車なのに)
一応の席に座り、弁当が配られる。
飛行機の機内食っぽい、もちろんカレーのセットメニューだ。あまりおいしくない…
コーヒーに入れるスジャータみたいな入れ物に入ってる
異っ常ーに酸っぱしょっぱい野菜が印象的(伝統的漬物らしい)
↑カラスのノリでインコがいる
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- エアインディア
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
オッサンの車内販売も来る。ほとんど菓子、酒の無い事にるるるガックリ。
スナックは全てカレー味。甘いクッキーはわざとらしいオレンジ味なんかがついている。
洗顔や歯磨きをしたいが
あまりの水場の汚さに引き、るるるはどっちも拒否。私は歯磨きだけした。
トイレはしゃがみ式で、現地人は水で尻を洗うのでそこいらじゅうビシャビシャ。
それを踏まないわけにはいかないが、絶対に衣類を床に着けるつける事は許せない。
列車は揺れるが何かにつかまるのも拒否!
↑駅構内に無数のオーブ(埃か?) -
↑ホームに入った列車
しばらくしてやっぱり席を移動させられることになった。
なんですか、先に乗った我々が後から来た人によって動かされるこの制度は。
どうも空いてる所に振り分けられたような感じで、皆バラバラにベッド決定。
話も遠いから、寝るしかない。 -
私は2段ベッドの上、横はガイド・ブルちゃん、下は熟年インド人夫婦―この二人のイビキが凄い!!
車両の走行音防御のために耳栓を持ってきていたが、この理由で役立つとは。
ブルちゃんはそのイビキであまり寝られなかったらしい。
↑デリーのジャマー・マスジット・モスクの前。役に立ってなそうな金属探知機門がある -
朝。傷と汚れでよく見えない列車の窓ガラス越しに
ガンジス川の流れるベナレスの街が見えてきた。
線路の脇の民家から出てきた人が、あちこちでオシッコしてる(女性も!)
インド庶民の家にはなんとまだトイレの無いところが多いという。
そういえば街の中でもよく立ちションする姿を見かける。
(女性も外でするらしい。さすがに街の中では見ないが)
駅に到着。う〜んキター!この雰囲気。ゴロゴロ居る何やってるのかわからない人々、
早速の物乞い、戦後の闇市のような(知らんけど)埃と雑踏。
全体的にデリーより生活水準が低そう。
道路脇や川沿いのスラム街には、テントとも言えない布を棒で支えただけの家が並ぶ。 -
ここで、メンバー紹介。
*太おばさん:50代。関東から。
子供が小さい頃から子も夫も置いて旅行に行きまくってるらしい。その割に世間知らず。
話から金が有り余ってるようだが、たいした良い服や物を持っていない(ハッタリか?)
自慢話が多く、かといって面白くも無いのでちょいウザい。
*細おばさん:50代。関東から。
おとなしそうだが自分の意見をしっかり言う。
太おばさんとは別旅で知り合った旅だけの仲間。旅行中も太とは別部屋。
↑細&太コンビとガンガー -
*オッサン:40後半〜50前半。関西から。
某歯ブラシメーカーの派遣社員。独身。
出っ歯・メガネ・チビ・ハゲと、欧米映画に出てくる日本人の見本のような風貌。
(ハゲは入ってなかったか?) しゃべりの間が悪い。
↑博物館
同行おばさん達とおっさんはコロニアル調老舗ホテル、
私達はガンジス川沿いのホテルと今回は宿が違う。
おばさんホテルで朝食を取った後、それぞれの宿でシャワーなど小休止してから観光
―と最初言っていたのに、おばさんらのシャワー待ちをさせられて私達はフロントで待機、
いつの間にるるるとおっさんは散歩に出てしまった…なんだよぉ私も行きたかったのにぃー -
↑ベナレスの道
一人でその辺をうろついてみる、が元来マジメな性格なので
「フロントで待て」と言われてるのを逆らって遠くまで行く事はできない。
短い時間で民族衣装・サリー屋をのぞくと、聞いた話より随分安くてよい物があるじゃないか。
好みの柄を何点か出してもらい、超スピードで値段交渉をし「じゃ、後で来る(本当か?)」
と言い残し、ホテルに戻ってきたがまだるるる達は戻っていなかった。
…なんだよぉ選んで買う時間もあったべさぁー -
なんだかんだ無駄な待ち時間のあと、やっと観光開始。
博物館など見るが、大事な展示物のはずなのに、まぁ埃が積もってひどいこと。
もう少しお掃除しましょうよ、沢山人が居るんだから。 -
織物が盛んなここベナレス、一見廃墟のような密集した建物の間の
狭い通路の奥に連れて行かれると、その中のあちこちに織物工場があった。
機械で織ってるところもあるが、機織り器でギッタンバッタン手織りしてるところも多い。
子供から大人までの男が薄暗く大騒音の中働いていた。
…この子らは学校なんて行かないで家族のために一日\100くらいで働いているんだろうなぁ。
楽しい事も少なく、こき使われて短い一生を終えるんだ…
と勝手に想像し、気分がどろーんとなった。
↑街を走る自転車タクシー、その名も「リキシャ」 -
その後、お決まりのシルク製品土産屋へ連れて行かれる。
あの作業を見た後では織物が高くても妥当だ―と思ったが、買い物となると話は別。
「サリーを着てみないか?タダだよ」と言われ、すっっっごく着たかったが
買えと迫られるに違いないので断る。
が、おばさんらとるるるがスカーフなどを数点購入したので、つられて私も買ってみた。
(横並び、これが日本人の特徴。売る方としては歓迎される)
買ったからにはサリー、着せてもらうよ!せっかくだからドピンクの華やかなやつ。っつーか
せっかくだから買っちゃう?? とも思ったが好きな柄と値段の釣り合いがとれなく、やめた。
↑通りすがりの仕立て屋? -
シルク店後、おばさんらのホテルで解散。
我らの宿はあまりに複雑な路地の奥の奥にあり、とても自力では帰れないので
3輪バイクタクシー“トゥクトゥク”で送ってもらうはず…
が又ももたもた待たされ、その間ちょっと近くへ散歩だ。
るるるが地元ブランドのサンダル購入(約\600)私は朝見た店に約束どおり(たまたまだけど)
戻って、気になっていた簡易版サリー“バンジャビスーツ”を買う。
やはりさっきの高級シルク店のよりずっといい。
「いい」とは品質ではなく、「日本でも着れそうなデザイン」という事。(おいおい着るのかよ)
るるるも流行の型のバンジャビを買う。値切って2人とも二千数百円の品。お安い!!
(シルク屋では八千円以上) 既製品だが袖だけ今からつけるようで
「急いでくれ」「おぅ!」と店の外の縫製屋に持って行き、10分で完成。よしっ!
↑私らのホテルの部屋入り口(昼) -
トゥクトゥクで宿へ。一緒に男がバイクで走る。
トゥク2を大通りで降り、細い道をバイクの男の後ろに着いて行く。その道は、日本なら
バイクなど通ることもしない曲がりくねった、両手で壁と壁に手が付きそうな幅の道。
男はバイクを押して行く―とは甘い考え、“ブーーン”と普通に走っていく!
必死で追いかける我々、ほとんど待ってくれない彼。
こんなに走ったのは高校以来っちゅーくらい、ゼーゼーで宿に着いた。
↑いい味出てる宿のフロント(昼)
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