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 三尾神社は三井寺(園城寺)の総門と大門の間あり、総門の横に鎮座している。昔から兎が神様のお使とされている。卯年生まれの守護神でもある。神紋は「真向きのうさぎ」であり、兎の宮とも言われる。境内のあちこちに卯(うさぎ)がいる。手水も龍ではなく兎の口がら出ている。秋は1つしか卯が奉納されてはいなかったが、春には拝殿前に夫婦卯(めおとうさぎ)の石像が奉納されていた。<br /> 現存の本社は、もともと三井寺開祖智証大師が琴緒谷に復興したものを、応永年間に足利将軍が再興したものである。また、慶長年間には豊臣秀吉も社殿を修復し、社領を寄進している。神仏分離令の後の明治9年(1876年)に今の地に移って現在に至っている。<br /> 地元では「みおんさん」と親しまれる古社で、5月2日の例大祭、3日の神輿渡御や7月22、23日の朝瓜(あさうり)祭には大勢の参拝者で賑わう。 <br />(表紙写真は三尾神社神門)

三尾神社(大津)

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2008/11/15 - 2008/11/15

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 三尾神社は三井寺(園城寺)の総門と大門の間あり、総門の横に鎮座している。昔から兎が神様のお使とされている。卯年生まれの守護神でもある。神紋は「真向きのうさぎ」であり、兎の宮とも言われる。境内のあちこちに卯(うさぎ)がいる。手水も龍ではなく兎の口がら出ている。秋は1つしか卯が奉納されてはいなかったが、春には拝殿前に夫婦卯(めおとうさぎ)の石像が奉納されていた。
 現存の本社は、もともと三井寺開祖智証大師が琴緒谷に復興したものを、応永年間に足利将軍が再興したものである。また、慶長年間には豊臣秀吉も社殿を修復し、社領を寄進している。神仏分離令の後の明治9年(1876年)に今の地に移って現在に至っている。
 地元では「みおんさん」と親しまれる古社で、5月2日の例大祭、3日の神輿渡御や7月22、23日の朝瓜(あさうり)祭には大勢の参拝者で賑わう。
(表紙写真は三尾神社神門)

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  • 三尾神社舞殿と横の琵琶湖疎水。

    三尾神社舞殿と横の琵琶湖疎水。

  • 三尾神社舞殿。

    三尾神社舞殿。

  • 三尾神社手水。兎の口から出ている。

    三尾神社手水。兎の口から出ている。

  • 三尾神社神門。

    三尾神社神門。

  • 三尾神社神門から拝殿を見る。

    三尾神社神門から拝殿を見る。

  • 三尾神社境内参道。

    三尾神社境内参道。

  • 三尾神社鳥居。

    三尾神社鳥居。

  • 次春には奉納されていた拝殿前の夫婦卯(めおとうさぎ)の石像。<br />来年はいよいよ卯年だ。<br />

    次春には奉納されていた拝殿前の夫婦卯(めおとうさぎ)の石像。
    来年はいよいよ卯年だ。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • marsyさん 2010/10/29 09:18:34
    三尾神社、先日行ってきました。
    はじめまして、ドクターキムルさん、marsyといいます。
    大津の三尾神社旅行記がアップされておかれましたので、わたしも先日行ったばかりということで拝見いたしました。
    日付を見ますと2年ほど前に訪れられた時の写真でしょうか。
    それほど大きな神社でもありませんでしたが、境内のあちこちにうさぎさんがいましたね。境内を月極駐車場に貸しているということは普段それほど訪れる人もいないのでしょうが、干支の年となる来年のお正月は初詣に行かれる人もやはり多いのでしょうかね。
    ところで、京都から大津へ来られたときに立ち寄られたように見受けますが、この神社は最初から知っておられたのかな?私なんか、滋賀県に住んでいながら先日知ったばかりでした(以前三井寺に行ったことがありますが、全然気がつきませんでした)。

    では失礼いたします。キムルさんの三尾神社旅行記に“ポチッ”とな。

    追伸
    キムルさん鎌倉近辺の方でしょうか?
    11月下旬に東京へ仕事で行くのですが、仕事が終わったあと1日休みをもらって鎌倉か箱根を回って帰ってこようかなと思っています。
    鎌倉へ行くことに決めたら参考にさせていただきますね。

    ドクターキムル

    ドクターキムルさん からの返信 2010/10/29 20:17:43
    RE: 三尾神社、先日行ってきました。
    はじめまして、marsyさん

    三尾神社は三井寺に行って初めて知りました。
    手水が兎の口からでているので気になっていました。
    翌年春に、また行ったら社殿前に「めおと卯」が奉納されて
    並んでありました。くっ付いていたので狛犬ではないようでした。
    秋には1つだけでした。ちょっと気になりますね。

    来年の干支はいよいよ兎です。
    初詣に行かれる人はやはり多いでしょうね。

    三井寺の鎮守は、他に新羅明神を祀る新羅善神堂(国宝)もあります。
    源頼義の三男義光がこの神の前で元服し、「新羅三郎」と名乗っています。
    実は、鎌倉の古社八雲神社は新羅三郎のゆかりの神社で、
    境内には新羅三郎の手玉石があります。子孫の佐竹氏の鎌倉屋敷もすぐ
    近くです。

    近江・滋賀県は真ん中に琵琶湖があり、饅頭の餡子のない皮ばかりかと
    思っていましたが、奈良。京都に次いで国宝建築(建造物)が多いことが
    分かり、何度も足を運びました。

    私は横浜市戸塚区に住んでいますが、戦前までは鎌倉郡だったところです。
    歴史的には同じ鎌倉郡ですから、幕末から歴史が始まる横浜とは
    違う訳です。
    京都だ、滋賀だと言っても同じ畿内で、かつては都が
    あったりした訳ですから、それほど大きな差はないようですね。
    古代には天智天皇の即位した近江大津宮が志賀宮とも言われ、
    その名が郡名になり、現在の県名になっていることなど、
    大津を散策しないと理解できないかも知れませんね。

    ゆっくり静養もしたいのでしたら、ぜひ箱根にいらしてください。
    少し中世の歴史もかじりたいとお思いでしたら鎌倉にいらしてください。

    古い建築物は鎌倉時代末の1棟だけで、室町時代の建物も5棟と、
    大津に比べたら全く問題にはなりませんが、現在の都、東京に
    近いということで日帰りの観光客が多く、古都には違いありません。

    私のお勧めは、大朽寺(鎌倉駅前)の天井絵、覚園寺(鎌倉市二階堂)、
    「二階堂切通」、釈迦堂口切通でしょうか。「二階堂切通」の中腹には
    獅子舞(小字)と呼ばれる鎌倉では1番の紅葉の名所があり、11月末頃
    (11月中〜12月初?)には見ごたえがあるでしょう。

    鎌倉に関する私の旅行記は多すぎて読み切れないでしょうが、
    悪しからず。

    ドクターキムル

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