2010/04/03 - 2010/04/04
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eimonさん
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出会いシリーズ最終章。
通算4度に渡る遠征の締めくくりは、高地ゆえ雪質の評価が高く、歴史もあり皇室も訪れるという、日本屈指のスキー場として名高い志賀高原に決定。
前回栂池での微妙な不完全燃焼感を払拭するため、そしてNewBoardのTOTOのデビュー戦として期待が募る。なにせ、一般的なゲレンデで日本最高地、横手山渋峠(2300m)が待ち構えているのだから。
初日は恒例になりつつあるバッドコンディションで始まる。(岩岳はリフトストップ、池ノ平と栂池はシャバ雪。)
焼額山ゲレンデは圧雪が行き届いておらずテンションダウン。続く高天ヶ原は急斜面、コブ、アイスバーンの3重苦。スキーヤーもさすがに手を焼いていた。その後一転、板を交換したタンネの森オコジョでは、友人SがMy TOTOにてキレの良いカーヴィングを披露。
そして遠征ファイナル、渋峠が待ち構える2日目。
当然のようにリフト待ち先頭・・・のハズが2番目。しかし先頭は横手山でのクルージングを選択したため、渋峠行きは先頭!
そしていよいよ日本最高峰、渋峠での完全なるファーストトラックを堪能する時間が始まるのであった。
初日夜から体調急降下で、鼻水全開。部屋内のティッシュを使いきってしまい、トイレットペーパーを使うも鼻の下が荒れるし細かいゴミが残るしで。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回は友人Sとの2人。
合流は例によって松本IC近く。
もう慣れたもので名古屋も7:00頃出発すれば十分間に合う。
志賀高原の焼額ゲレンデの駐車場に到着したのが12:30前後か。食事も取っているし、白馬へ向かうよりもアクセスはいい。
上から見上げる焼額ゲレンデは…先日の栂池とは違って雪が白い!
やはり海に近い白馬よりも、内陸部の志賀高原は黄砂の影響が少ないことを認識出来た。 -
そして期待に胸を膨らませながら焼額ゲレンデの山頂へ。
ここで標高2000mある。が…雪の感触は柔らかい。
山頂ですら柔らかいのだから、下っていけば余計にと思っていたら、嫌な予感は当たるもので、下るにつれて足をとられる重い雪。荒れた雪面。しかもNewBoardのため、全くまともに滑れない。
私「雪ザクザクやし、板の取り回しもうまくいかんし、今日はハズレやな。」
友人S「ほんま、めっちゃ滑りにくいわ。」
志賀高原に行こうって言いだしっぺは私だっただけに、かなり後ろめたい気分。
しかし、コースを変え滑っていくうちに、それなりに締まったバーンもあり、徐々に慣れていく。そして、滑っていくにつれてTOTOにも慣れてきて、スイッチもこなせるように。
単純なもので、滑れるようになると楽しくなり、「今日来て良かったなぁ」なんて言えたりするものだ。 -
多彩なゲレンデがある志賀高原、せっかくなので色々楽しみたいとのことで、焼額を切り上げ、続いては高天ヶ原ゲレンデへ。
高天ヶ原に到着すると、天候は回復し山頂まですっきりと見通せる。少々斜度は急に見えるが、何とかなるだろうとの思いでリフトに乗り滑り始める。しかし、焼額とは打って変わってカリッカリのアイスバーン。しかもコブまで固く、中年のキャリアありそうなスキーヤー集団でさえどうしようかという雰囲気。そんな中、無謀に突っ込んできたボーダー2人が滑れる訳もなく…とりあえず来てしまったものは仕方がないので、タンネの森オコジョゲレンデまではずり落ちながら辿り着く。 -
遠方には焼額ゲレンデが。
ここまでゲレンデが固いと、さっきまでの焼額が懐かしい。 -
タンネの森オコジョゲレンデに到着。
ここは色々な情報により、木々の間を滑る事が出来る珍しいコースと聞いており、そのため期待していたのだが、正直さほど景色が美しい訳でもなく、珍しさを感じた訳ではなかったというのが正直な感想。
リフトは短いが、斜度は緩く滑りやすいためボーダーが多めのゲレンデだった。 -
タンネの森は滑りやすいゲレンデ。
ということで、試しに友人SのSCTと新調したTOTOとを交換してみる。
SCTはフルツインではあるが、例えばARTISTEなどと比較すると固めで張りがある。そのため逆に高速で滑ってもバタつきが少ないのが特徴。
そのSCT使いの友人SにTOTOで滑って貰った所…これが切れる。TOTO自体のフレックスはSCTよりも柔らかく、またバインはUNION CONTACTと全体のフレックスについては(SCT + NXT-AT)に比較してかなり柔らかいにも関わらず、だ。
おそらくは、板の幅がSCTよりも狭いのと、サイドカーブの形状によってカーヴィングに適しているのだろう。
このTOTOを操り、友人Sは楽しそうにカーヴィングを楽しみ、大きなJターンで数メートル登っての停止など、見ている私も楽しくなる滑りだった。 -
リフト終了時刻となると、一気に人がいなくなる。
奥美濃でリフト待ち・人混みに慣れているため、長野や新潟でのストレスの無さは本当にありがたい。
4月ということもあり、随分日も長くなっている。空は快晴で、明日朝までの降雪は見込めそうにないのが残念だ。 -
宿泊先に向かう道中にて。
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ほたる温泉と書かれている。
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本日の宿泊先、「ラ・フォーレ志賀」
標高が高く、またゆっくりと後片付けをしていたこともあり、ホテルに着いたらさすがに日が陰ってきて寒くなっていた。(−6℃程度)横手山ゲレンデ内にあります by eimonさんホテル ラ・フォーレ志賀 宿・ホテル
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このホテルは横手山ゲレンデの中腹にあり、また山頂に向かう横手山第2スカイリフトがすぐ近くにある。
すなわち、ホテルを出ればすぐに目的地の渋峠を目指すことが出来るのだ。 -
空は青から黒に変わりつつある中、わずかな夕日の名残が山々の稜線あたりを赤く染めている。
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夕食の後、部屋にて軽く宴会。
標高が高いため菓子の袋が膨らんでいる。
ホテルでの食事は1Fの広い食堂にて。
元々かなりボリュームがあるそうなので量的には心配していなかった。しかも嬉しいことに生ビール1杯付!
食事をするために席に着き、ビールを注文するとここで「食の神」が降臨(笑)なんと2人なのに3杯のビールが届いたのだ。バイトらしき兄ちゃんはやる気無さげに人数も確認していなかったため、ありがたく私が2杯頂く。
そして、ビールを得して喜ぶ私達に更なる幸運が。
隣にいた中年の穏やかそうな夫婦が、「手をつけていないのでこちらの料理もどうぞ」と。ありがたく頂いて(さすがに全部は食べきれなかったが)、上機嫌で部屋に戻ったのであった。
しかし、「食の神」には恵まれたのだが体調には恵まれず。部屋に戻ってから鼻水が止まらなくなり、しかも熱も出てきたのだ。明日に向けて一抹の不安を抱きながら、友人Sに貰った風邪薬を飲み、アルコール消毒も(笑)。
しかし鼻水は止まらず、部屋のティッシュも使いきって、トイレットペーパーで鼻を拭きながら床に就く。 -
朝、目覚めた私達はまず天候を確認。
全く降雪はないようだ。
あとは、日本のゲレンデと言われる所で最高峰、標高2300mに達する渋峠の雪質に期待するのみ。 -
朝食はバイキングだったが、体調不良のためほとんど食べることも出来ず、また準備をしながらもフラつく私を友人Sは気遣ってくれる。
しかし、ここまで来て歩を止める訳にはいかない。まずは横手山山頂目指し、ホテルからすぐの横手山第2スカイリフトの運行を待つことに。リフト運行開始時刻より30分以上前だったが、残念ながら前には1組。2番手にてリフトが動き出すのを待つ。
そして、ここから渋峠に向けての横手山第3スカイリフトへ。前の1組は渋峠には行かないようなので、一番乗りは私達だ。このリフトは何故かボードを取り付けたままの乗車は不可のため、板を抱えて乗り込む。
山頂に着くと、当然ながら誰もいない。期待に胸を踊らせ、標高2300mにファーストトラックを刻もうと板を滑らせたが…固い。トラックを刻むどころではなく、昨日の高天ヶ原よりもカリッカリの完全なるアイスバーン。氷だ。
それは、渋峠ゲレンデを下りきっても変わらない。 -
2人とも、この一面のアイスバーンに唖然としてしまった。求めていたフカフカのパウダーとは正反対の状態なのだから。
しかしゲレンデには私達二人のみ、あとはリフト乗り場にいるスタッフのみという人の気配の無さ、天候は超快晴で風もなく、とにかく静かで一種厳かな雰囲気は悪くない。
2300mの標高にて、聞こえてくるのは自身の息遣いや滑るエッジでアイスバーンを刻む音、そして風を切り裂く音のみ。
とりあえず、ファーストトラックを刻むという目的は達せられず、急いで滑る必要性もないことから、2人で撮影タイム。降り注ぐ日差しと真っ青な空、雪化粧した山々の景色を楽しむ。 -
しばらくすると、このアイスバーンのゲレンデにも他のグループ達がやって来た。いずれにしても空いているのには変わりないのだが。
私達と同じく、このカリカリ状態には失望したのかもしれない。 -
見た目にはこのゲレンデの固さは伝わらない。
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木々を見れば雪は無く、しばらく降雪がないのは見て取れる。
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このゲレンデのシンボルの木、と私達が勝手に決めた。
降雪があれば樹氷となるのだろうか。 -
山頂のコテージから。
滑っている時には忘れているが、休息を挟むと体調が悪かったことを思い出し、息が苦しくなる。
標高が高く空気が薄いこともあるのかもしれないが。 -
エネルギーを確保するべくパンを喰らう。
なかなか美味しかったように思えるが、料金は若干高く感じた。 -
山頂より志賀高原を見下ろす。主に横手山ゲレンデか。
-
こちらはゲレンデではないが、しっかりと雪は根付いている様子。
遠目には、滑ったら気持ちいいだろうなとか思えたりする。 -
遙か遠方には妙高山などの頂が霞んでいる。
-
展望台の鉄柵には氷の柱が。
この場所の気温が思い知れる。
この後、横手山ゲレンデを下り(一部ボードを外してリフトを下る)、車に乗って、最後に滑りたいと思った寺子屋ゲレンデに車にて移動する。
移動するため運転しようとすると、急激に疲労・脱力感に襲われた。やはり体調不良は本物のようだ(笑)
しかし、停車し、ボードを左足に取り付けると体には力が湧いてくるのが不思議と我ながら感じた。
寺子屋ゲレンデは、適度な幅と斜度、適度な雪面の固さ、そしてクワッドリフトと人が少ない事から、一番快適に滑ることが出来たゲレンデだった。
次に志賀高原へ来ることがあれば、ここは外せないように思う。 -
寺子屋〜高天ヶ原〜タンネの森オコジョゲレンデ経由にて下山し、とりあえずランチ。
入ったのは「チウ」で、美味しいとクチコミがあったビーフシチューを注文。
美味しかったように思えるが、とりあえずゲレンデから離れればただの病人、食欲なんてありゃしない。とりあえず流しこむように食べた。
そして、帰り道の温泉に入浴し(出てから急激に悪寒がひどくなる)、友人Sを松本ICに降ろして、名古屋へ。
本当に体調が悪くなってきていたが、休憩すると余計に動けなくなると思いノンストップで到着、片付けもそこそこにすぐに寝床へ。
そして、そこから丸3日寝こむこととなった。。。
今回の旅は予期せぬ「焼額のザクザク雪」「渋峠のアイスバーン」「鼻水と悪寒」に遭遇し、望んでいた「パウダー」に出会うことは出来なかった。しかし、「綺麗な景色」「日本最高地ゲレンデ」には出会う事ができ、「New Board TOTO」を繰ることが出来たことは思い出に残る。
いつか将来、という訳でなく、なるべく来シーズンに来てみたいと思った今回の旅であった。
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