2010/09/06 - 2010/09/06
46位(同エリア419件中)
みにくまさん
凾館から青森への移動に、行きはフェリーでの船旅を楽しみましたが、帰りはサクッと電車で向かおうと考えていました。
でもよく考えたら、その中間地点でどこにも下りずにダイレクトに青森へ行くだけでは楽しくない。
そこで、凾館・青森間の駅を調べていたら・・・
凄いのを発見しました!
「竜飛海底駅見学ツアー」
凾館から青森に向かう特急列車の中で、合計3本の車輛にこのツアーが設定されており、先着順に受け付けを行い、定員になり次第締め切りとのこと。
電話での受け付けはできないとのことなので、急いでホテルをチェックアウトし、JR函館駅へ向かいました。
おまけ↓↓↓
http://yaplog.jp/awamoko/archive/225
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凾館駅にて
★ 竜飛海底駅見学ツアー
見学期間 4月25日~11月10日
① 竜飛1コース 函館 → 竜飛海底駅 → 青森
函館発 10:40(白鳥18号) > 竜飛海底着 11:48 見学時間(2時間11分)> 竜飛海底発 13:59(S白鳥22号)>青森着 14:45
② 竜飛2コース 青森 → 竜飛海底駅 → 函館
青森発 11:56 (白鳥3号) > 竜飛海底着 12:44 見学時間(3時間34分)> 竜飛海底発 16:18(白鳥15号)> 函館着 17:33
③ 竜飛3コース 函館 → 竜飛海底駅 → 函館
函館発 12:53(S白鳥22号)> 竜飛海底着 13:58 見学時間(2時間20分)> 竜飛海底発 16:18(白鳥15号)> 凾館着 17:33 -
特急スーパー北斗7号
見学ツアーは、上記の通り3種類。
その中で、凾館⇒竜飛⇒青森のコースは①だけなので、10時40分発の見学ツアーを申し込みしました。
私たちが申し込んだ時点では、①のコースはまだまだ募集の空きがあったのですが、③のコースは私たちが電話で問い合わせをした時点で空きが0になっており、キャンセル待ち状態になっていました。
というのも、私たちは当初③のコースを希望していたのですが、その時点では③が、凾館⇒竜飛⇒凾館のUターンコースだということに気付いておらず、凾館から青森に行くのだと勘違いしていたのです。
ちょうど③が予約いっぱいだったので、急いで①のコースに参加し、結果的には大正解でした。 -
特急白鳥18号
◎ 竜飛海底駅、青函トンネル記念館見学コース
正式なこのコースの名称は「竜飛海底駅、青函トンネル記念館見学コース」となっており、竜飛海底駅の見学と、青函トンネル記念館の見学がセットになっています。
料金は通常の乗車券+特急券の他に、大人2040円(子供1020円)が必要です。
また、グリーン席の利用はできず、自由席か指定席で行くことになるのですが、竜飛海底駅では2号車のドアしか開かないので、到着前になったら2号車付近へ移動しておく必要があります。 -
特急白鳥18号
◎ 吉岡海底駅
吉岡海底駅(よしおかかいていえき)は、北海道松前郡福島町館崎に所在する北海道旅客鉄道(JR北海道)海峡線(津軽海峡線)の駅である。竜飛海底駅とともに、青函トンネル内に設置された駅の一つである。
この駅は青函トンネルの北海道側の駅ですが、現在は北海道新幹線の建設着工にともない、その工事基地とするため、2006年8月から、営業列車の停車が一本もない長期休止駅となっています。 -
特急白鳥18号
◎ 吉岡海底駅
以前はこちらの駅も見学ができたようなのですが、今は見学が休止されており、その再開の予定も無いようです。 -
特急白鳥18号
◎ 今後の海底駅見学ツアーは?
2015年に北海道新幹線が開通すると、新幹線を停車させるのは難しいことから、竜飛海底駅の見学ツアーも終わってしまうかもしれません。 -
特急白鳥18号
車中より
凾館から竜飛海底駅までは約1時間の旅。
ウトウトする暇も無く、あっという間に着いてしまいます。 -
特急白鳥18号
車中より -
竜飛海底駅
竜飛海底駅に到着し、2号車の出口からツアー参加者が車外に降ります。
そして、そのまま特急白鳥18号を見送ります。 -
竜飛海底駅
特急白鳥18号 -
竜飛海底駅
特急白鳥18号
通り過ぎるところを写真に撮ろうと思ったのですが、余りにも速い動きについていけず失敗。 -
竜飛海底駅
基本的にはガイドさんの指示に従って移動します。
が、途中途中で少しずつ余裕時間をくれるので、その間に撮影をします。
といっても、私の場合は撮影に時間がかかるので、いつも列の最後尾。そしてガイドさんの説明はほとんど聞けずです(^_^;) -
竜飛海底駅
まぁツアーに参加すると、いつもこんな感じなので慣れっこです。
私としては限られた時間の中で、いかにクオリティの高い写真が残せるかに、力を集中しています。 -
竜飛海底駅
ゆっくり自由に見学できるなら、こういう薄暗い場所では三脚を使って写真を撮りたいところですが、それは無理っぽいので、全て手持ち撮影です。
そのかわり、スピードライト(ストロボ)が大活躍してくれました。 -
竜飛海底駅
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竜飛海底駅
駅のホームにあった竜飛海底駅の看板。
黒く汚れまくっているところが、味があって好きです。 -
竜飛海底駅
ガイドの方の指示により、先へ進みます。
私たちの他の見学者は、だいたい20人くらい。
定員が何人なのか分かりませんが、休日のツアーは毎回定員いっぱいになっているのではないでしょうか。 -
竜飛海底駅
荷物置き場。
私たちはスーツケースを持っていたので、ここで預かってもらいます。 -
竜飛海底駅
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竜飛海底駅
けっこう複雑に通路が入り組んでいるみたいです。 -
竜飛海底駅
一緒のツアーに参加した皆さん。
驚いたのは、年齢層がかなり若く、恐らく私が最年長だったこと。
高校生か大学生くらいの方の参加が多かったみたいです。 -
竜飛海底駅
非常口
何かが起こった場合は、こちらに非難して下さいと言われました。
また、海底を移動中の電車にトラブルが起こった場合に、こちらへ避難するのだそうです。 -
竜飛海底駅
トンネル上部の造り
ごっついパイプなどが天上をたくさん走っています。 -
竜飛海底駅
水噴霧設備現場操作盤 -
竜飛海底駅
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竜飛海底駅
道は左右だけでなく、上下にも方向をどんどん変えます。 -
竜飛海底駅
このあたりは、ちょっと下り坂になっています。 -
竜飛海底駅
そして昇り坂になったりと、けっこう起伏があります。 -
竜飛海底駅
そして、少しずつグループから置いていかれるみにくま夫妻。
写真を撮り終わったら、小走りで移動しないと間に合いません。 -
竜飛海底駅
通ってきた道を時々振り返る。 -
竜飛海底駅
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竜飛海底駅
重々しい扉に守られた立ち入り禁止の部屋。 -
竜飛海底駅
非常口マーク -
竜飛海底駅
このあたりの壁はたいらに整備されておらず、ゴツゴツです。 -
竜飛海底駅
いろいろな方向に道が枝分かれしていますが、こちらの通路は立ち入り禁止になっていました。 -
竜飛海底駅
この先には展示場があります。 -
竜飛海底駅
天井部分 -
竜飛海底駅
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竜飛海底駅
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竜飛海底駅
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竜飛海底駅
今でも動くのか分かりませんが、車が停めてありました。 -
竜飛海底駅
ガイドさんの先導で黙々と進む一行。
かなり長い時間歩いてきて、そろそろ展示室に到着しようかという位置です。
この辺りは天井から水が落ちてきて、かなりジメジメしています。
床には水たまりができおり滑りやすくなっているので注意しましょう。 -
竜飛海底駅
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竜飛海底駅
こんな感じで溝は沸き出す水で流れができています。 -
竜飛海底駅
どういうタイミングで使うのか分かりませんが、駐輪場にたくさんお自転車が並んでいました。 -
竜飛海底ワールド
この辺りは、海底トンネルの構造や道具などを展示するスペースになっていました。
また、海底トンネルで火災などが合った場合の避難場所になっている感じでした。 -
竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
このイラストが、竜飛海底ワールドを含む青函トンネルの全体構造。
これだけ見るとわりとシンプルな構造に見えますが、実際にはもっと細かい通路が複雑に入り組んでいるのだと思われます。 -
竜飛海底ワールド
謎の機械
今も動くのか謎。 -
竜飛海底ワールド
避難所のベンチ -
竜飛海底ワールド
ここでは、少し長めの見学時間がありました。
みにくま君もベンチに座って記念撮影。 -
竜飛海底ワールド
青函トンネルの工事の様子が、写真付きで解説してあります。 -
竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
救護室 -
竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
青函トンネルと竜飛海底駅の位置 -
竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
P−1操作盤
たぶん、この先の扉を操作するもの。 -
竜飛海底ワールド
この重厚な扉は、先ほどの操作盤を使って開け先に進みます。 -
竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
排水管
トンネル内の湧水を坑外に排出するための鋼管。 -
竜飛海底ワールド
コンクリートの厚さ
作業坑・斜坑・先進導坑などの小さいトンネル⇒約20センチ
本坑(列車が通っている大きいトンネル)⇒約70センチ
コンクリートの使用量 229000m3 -
竜飛海底ワールド
トンネル工事に使われた様々な道具 -
竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
小型特殊さく孔機
先進ボーリング、水抜きボーリングなど、多目的に使われた。 -
竜飛海底ワールド
削岩機
先端にノミを付けて、圧縮空気の力で衝撃を与えて、ダイナマイトを装填する孔を掘る機械。 -
竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
水平人車 -
竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
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竜飛海底ワールド
かなり急なトンネル。
線路がついていることから、作業員や資材を運搬する機械が走っていたのでしょうか。 -
体験坑道駅と宝くじ号
この駅から斜めに進む列車に乗って、地上へ向かいます。 -
体験坑道駅
◎ 青函トンネル竜飛斜坑線
ここから青函トンネル記念館駅までは、正式には「青函トンネル竜飛斜坑線」と呼ぶようです。
青函トンネルにある2つの海底駅のうち本州側の竜飛海底駅に通じており、総走行距離は約800m(正確には778m。うち海面下部分が140m)で、所要時間は平均8分(下りが9分、上りが7分)である。 -
体験坑道駅と宝くじ号
この地点は海面下140m
青函トンネル記念館駅から778mです。 -
宝くじ号(もぐら号)
青函トンネル記念館駅では、係員1名が列車の操作、地上1名が風通門の開閉、そして地下に係員が1名待機している。
竜飛斜坑線を運行するケーブルカーの車両には「もぐら号」の愛称が付けられており、定員は40名。1両で運転されている。 -
宝くじ号(もぐら号)
地上でも山岳部などでよく見られるタイプのケーブルカー。
斜めに席が配置されているのが特徴です。 -
青函トンネル記念館駅と宝くじ号
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青函トンネル記念館駅と宝くじ号
ケーブルカーの正面には「もぐら」、横には「宝くじ号」と書かれています。 -
青函トンネル記念館
昭和63年に開業した世界最長の海底トンネル。
構想から完成までを音と映像、それに資料パネル、立体モデルなどでわかりやすく展示公開しており、青函トンネルの全てをダイナミックに体験することができます。
世界へ誇る大事業の足跡や完成に導いた人々の最高の技術と情熱を後世に伝えるメモリアル施設が青函トンネル記念館です。
トンネルの姿を立体模型や映像、パネルなどで紹介。大事業の足どりをわかりやすく教えてくれます。 -
青函トンネル記念館
ここでは約40分の自由時間がありました。
こちらの青函トンネル記念館を見る他に、外に出て岬などを見たりする方もいるようです。 -
青函トンネル記念館
トンネルの立体模型 -
青函トンネル記念館
トンネルの立体模型
2階部分から見た方が全体が見やすいかな。 -
青函トンネル記念館
2階ギャラリー -
青函トンネル記念館
2階ギャラリー -
青函トンネル記念館
2階ギャラリー -
青函トンネル記念館
2階ギャラリー -
青函トンネル記念館
2階ギャラリー -
青函トンネル本州方基地竜飛
青函トンネル記念館を見た後、まだ時間があったので、外に出てみることにしました。 -
青函トンネル記念館
記念館にはレストラン「紫陽花」が併設されているので、そこで食事をすることもできます。
ちなみにこちら側から見ると、紫陽花が咲いていましたが、さすがにもう枯れ枯れでした。 -
アジテータカー
アジテータカーは鉄道、道路トンネル、ダム水路、小断面トンネル、及び、トンネル内の環境が重要視される長大トンネル等の工事において、コンクリートの巻立工事の手段として使用されるレール工法式コンクリート運搬機械である。 -
斜坑人車
斜坑人車は人員の輸送用として使用した車両で、通常救急車の後部に4〜5両をけん引させて運行した。
搭乗員数は、24〜28人/両として、先頭車1両、中間車2〜3両、後尾車1両の編成であった。
この人車は、中間車両で、構造は救急車と同じく、コース元にかかる安全荷重も6tで、金属鉱山等安全規則に準拠する構造になっている。 -
水平人車
水平人車は、先進導坑、作業坑、本坑の人員輸送用として、蓄電池機関車に、2〜3両を連結させて運行した。
竜飛(直轄)では昭和50年に22人乗り2両を最初に配備し、昭和52年に24人乗り1両、昭和56・57年にそれぞれ24人乗り2両を配備し、順次使用した。 -
水平人車
屋外の風雨に晒されたままになっているので、車輛はかなり朽ち果てています。 -
竜飛崎(竜飛岬)
竜飛崎(たっぴざき、たっぴさき)は、青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜にある、津軽半島の最北端、津軽海峡に突き出た岬である。龍飛崎と表記することもある。
津軽国定公園の一部。
石川さゆりのヒット曲「津軽海峡・冬景色」の歌詞の一節に唄われていることでも知られており、"よしだたくろう & かまやつひろし" 名義の歌でそのまま「竜飛崎」というタイトルの曲もある。 -
竜飛崎(竜飛岬)
建設途中のログハウス?(赤い屋根)と、手前の白い部分はテントの設置場所です。 -
竜飛崎(竜飛岬)
風がものすごく強いので、吹き飛ばされそうになります。
「海から一日中強い風が吹き付ける土地柄で、冬季でも降った雪が風に飛ばされ、深く積雪することは少ない。竜飛崎では、吹き付ける強風を利用して風力発電が行われている。」 -
竜飛崎(竜飛岬)
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竜飛崎(竜飛岬)
記念撮影 -
竜飛崎(竜飛岬)
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竜飛崎(竜飛岬)
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竜飛崎(竜飛岬)
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竜飛崎(竜飛岬)
何の花だろう。 -
竜飛崎(竜飛岬)
面白い形をした植物。 -
青函トンネル記念館
私たちは竜飛海底駅からこの記念館に来ましたが、普通に地上から来ることもできます。
で、先ほど乗ってきたケーブルカーに乗って、地下の坑道を体験するツアーもいろいろあるようです。
そういえば、私たちのツアーグループの他にも移動している時にすれ違ったグループがあり、どこから来てるんだろう??と考えていました。 -
青函トンネル記念館駅
さて、青函トンネル記念館での自由時間も終わり、また海底駅へ戻る時間になりました。 -
宝くじ号(もぐら号)
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宝くじ号(もぐら号)
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竜飛海底駅
下りは約9分で到着。 -
竜飛海底駅
鍾乳洞のようにボコボコになってしまった壁。
相変わらずここは湿気が凄いです。 -
竜飛海底駅
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竜飛海底駅
★ トップ写真 ★
正直、突出したお気に入り写真が撮れなかったので、平凡な写真を選んでおきました。 -
竜飛海底駅
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竜飛海底駅
2時間ちょっとの海底駅ツアーは、あっという間に終わり、帰りの電車を待つだけとなりました。
やっぱりこういうツアーだと、けっこう急いで移動しなければならないので、写真を撮ったりするのには時間が足らないです。 -
スーパー白鳥22号
帰りの電車の到着を、駅のホームで待ちます。 -
スーパー白鳥22号
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スーパー白鳥22号
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スーパー白鳥22号
◎ スーパー白鳥 青函トンネル通過予定時刻表
座席のところに、青函トンネルの通過時間が貼られていました。
ただここには竜飛海底駅ツアーのことは書かれておらず、普通に乗っているだけではその存在を知ることは難しいでしょう。 -
スーパー白鳥22号
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青森駅
竜飛海底駅から約1時間で青森駅へ到着。
それにしても、楽しいツアーを見つけました。
これに気付かず、後から知ったとしたら、どれほど後悔したことでしょう。
観光地ではあっさり諦めることなく、しつこく可能性を探ることが大事だといういい教訓になりました。
◎ おしまい
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