2010/10/02 - 2010/10/02
2506位(同エリア2722件中)
ヌールッディーンさん
- ヌールッディーンさんTOP
- 旅行記162冊
- クチコミ1件
- Q&A回答0件
- 167,192アクセス
- フォロワー1人
明治26年竣工の木骨石造の銀行建築。
堺町本通りの岩永時計店(この店舗も歴史的建造物です)の2件隣にあります。
ちなみに、2010年現在、この建物では花月堂という老舗のお菓子屋さんが営業しています。もともとは1851年、越後国新発田藩のご用菓子舗として創業した菓子店が、明治37年に小樽に進出してきたそうです。小樽には多くの越後商人が進出してきましたが、そうした流れの一つを形作ってきた由緒あるお店です。
-
屋根の「トンガリ」飾りが特徴的で、この建物を探す時の目印になると思います。
また、軒下の分銅模様のレリーフは百十三銀行のシンボルで、ここに銀行だったことの名残が見られます。 -
こちらはこの建物から北に100メートルほど(?)のところにある百十三銀行小樽支店(木骨石造2階建)。
明治41年に銀行の店舗がこちらに移転しています。この建物の左側部分は平成18年に増築されたものですが、それを除いても第百十三国立銀行の平屋の建築よりもずっと規模が大きくなっていることが分かります。
明治26年から明治41年の間に小樽の経済が急速に活発になっていったことが見て取れると思います。実際、小樽の経済は明治初期(手宮線が開通した頃?)から急速に発展していき、明治末期から昭和初期に全盛期を迎えることになることをこれら2つの建物は象徴していると言えるでしょう。
ちなみに、現在、第百十三国立銀行で営業している花月堂が小樽で開業したのは明治37年ですが、この頃の小樽はちょうど北海道の物流の中心地として勢いに乗っていた頃であることに呼応していると言えるでしょう。
こうして複数の建築を見比べながら考察していけるということが、小樽の古建築群の強みかな、と思います。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ヌールッディーンさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
2