京都大原三千院

2008/11/12 - 2008/11/12

　京都市左京区大原にある三千院は、明治4年（1871年）に現在地に移ってからの公称で、梶井門跡とも呼ばれていた。山号は魚山（ぎょざん）である。延暦年間（782年〜806年）の創建であるが、元永元年(1118年)堀川天皇第二皇子・最雲法親王が梶井宮に入室され梨本の正統を継がれて以来、皇族出身者が住持する宮門跡となり、妙法院、青蓮院、曼殊院、毘沙門堂とともに天台宗五箇室門跡のひとつとして歴代の天台座主を輩出してきている。
　往生極楽院のお堂には丈六仏の阿弥陀如来座像を中心に、向かって右に観世音菩薩座像、左に大勢至菩薩座像が安置されているが、お堂の屋根まで届き、大きく見える。
　聚碧園や有清園の庭園やそこの池は落ち着いた雰囲気を醸し出している。弁天池に落ちる金色水と呼ばれる長寿の水をペットボトルに詰めて持ち帰った。
（表紙写真は三千院門跡山門）

エリア 八瀬・大原・貴船・鞍馬(京都)

• 交通手段: 高速・路線バス

三千院門跡山門は御殿門と呼ばれ、門跡寺院にふさわしいように、2003年秋に修復完成した。

枯山水の庭。

聚碧園（しゅうへきえん）（池泉鑑賞式庭園）。

聚碧園。

有清園庭園。

有清園庭園。

有清園庭園。往生極楽院が見える。

往生極楽院(重文)。三千院の本堂で、正式には往生極楽院阿弥陀堂と呼ばれる。12世紀頃建てられた。

緑の苔に紅葉が映える有清園庭園。

往生極楽院。

往生極楽院。

有清園庭園の池。

有清園庭園の杉の木立。

有清園庭園の杉の木立の下は苔むしている。

庭の苔。

往生極楽院（重文）。中に安置されている阿弥陀如来座像、観世音菩薩座像、大勢至菩薩座像はいずれも国宝。

往生極楽院。

弁天池に落ちる金色水と呼ばれる長寿の水。

金色不動堂。三千院の祈願道場として、平成元年（1989年）に建立された。本尊は、智証大師御作と伝えられる金色不動明王で、秘仏となっている。

金色不動堂。

観音堂。

門前の猫。