銚子でバードウォッチング [2010](1)

2010/02/05 - 2010/02/05

残暑が続いていてバードウォッチングを中断しているので、少し古い写真ですが銚子漁港でバードウォッチングした写真を掲載します。

表紙写真は、銚子漁港に配備されている巡視船かとり。




※2014/8/25 位置情報修正

エリア 銚子(千葉)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

同じく、銚子漁港に配備されている巡視船「つくば」

漁港内にヒメウ（姫鵜）がいました。
成鳥冬羽。

ヒメウは、日本産の鵜では最小です。

ヒメウは、冬羽では全身が黒くて青色や紫色の光沢があります。
夏羽になると、嘴の根元付近が赤褐色になり、頭頂と後頭に冠羽が生じます。

ウミネコ（海猫）です。

留鳥または漂鳥です。
日本周辺などの極東でのみ見られる中型カモメです。

ウミネコです。

「ミャー」と猫のような声で鳴くので、この名前がついたようです。
嘴先端が赤くて、内側に黒の模様があるのが特徴。

シロカモメ（白鴎）若鳥。

第１回冬羽。

シロカモメは、冬鳥として北海道や東北では普通に見られるが、関東以西では稀です。

日本産の大型カモメ４種（セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、シロカモメ）の中で、最大です。

シロカモメは、翼の先端部分も白いので、容易に識別できます。

ただし、シロカモメの大きさは個体差が大きく、小さい個体では珍鳥アイスランドカモメに似ているので、こぶりのシロカモメは注意が必要です。

シロカモメです。

ミツユビカモメ成鳥冬羽です。

ミツユビカモメです。

冬鳥で、九州以北の沖合いや沿岸に渡来する。
外洋性のカモメで、航路上でよく観察され、通常、内湾には少ない。

ミツユビカモメ。

後肢がごく短く、３本指に見える事からミツユビカモメの名前がついたようです。

ユリカモメ（百合鴎）の若鳥冬羽です。

ユリカモメ成鳥冬羽です。
雌雄同色。

セグロカモメ冬羽成鳥。

ウミネコやセグロカモメがいっぱい・・・。

ウミウ（海鵜）です。

留鳥または冬鳥。

コサギ（小鷺）

ハクセキレイ（白鶺鴒）

留鳥または漂鳥。

この旅行記へのコメント （2）

• noodleさん 2010/09/01 08:55:50

  ウミネコ

  潮来メジロ様　おはようございます。
  
  夏の海ではなくて冬の海なのですね。
  実はこのウミネコ君、私も最近近所の海で見かけたと思ったのですが
  私が見たのは、Pacific Gullというかもめの一種だったようです。
  子供（ちょっと灰色と茶色の色でサイズは同じ位でした）と一緒でした。
  
  白かもめって初めてみました。こちらでは見かけませんね。日本産との事ですが日本にしかいないのかしら？
  
  実は、おととい何時も愛犬を連れて行っている散歩道をカメラを持って出掛けました。何かめずらしい鳥でも撮って潮来メジロさんにお話を伺おうかと、、、。夕方だったのもあってあまり良い写真が撮れなかったので写真が貯まったらUPしますね。でも、近所の池（普段は行かないのですがカメラ持参だったので）へ行って見ると、鴨が数羽のかわいいダックリンを連れていました。それ以降雨が降ってて行けてませんが、次回はパン屑でも持参しようと思っています。
  お陰様で春の訪れを感じた散歩となりました。
  又、Australian Magpieってご存知ですか？これもカメラを持って木の上ばかりを見ていたので気がついたのですが、巣作りをしていました。この鳥は９〜１０月に掛けて巣の近くを通る人、犬、自転車等を攻撃してくるのです。
  家の犬も私もこの時期は何時も攻撃されます。光るものに反応するとか、、。（何にでも反応するようですが、、）これからは注意が必要です。
  恐怖の時期が始まりそうです。
  
  残暑も終わり早くバードウォッチングに出られる気候になると良いですね。
  
  Noodle
  
  

  潮来メジロさん からの返信 2010/09/01 13:23:57

  RE: ウミネコ

  Noodleさん、こんにちは！　ヾ(^o^)
  
  > 夏の海ではなくて冬の海なのですね。
  
  はい、今年は日本では記録的な猛暑で、真夏のバードウォッチングは熱中症の恐れがあり、バードウォッチングを中断しています。
  ９月に入って少し涼しくなったら、また再開します。
  なので、真夏に真冬の鳥の写真で恐縮ですが、まだ４トラに掲載していなかったので、今回掲載しました。(^_^;
  
  ところで、オーストラリアでは、今年の気象はいかがですか。
  ロシアでも旱魃で小麦の輸出を禁止したり、中国では大洪水が起きたりして、世界的規模で異常気象が起きているようですが・・・。
  
  > 実はこのウミネコ君、私も最近近所の海で見かけたと思ったのですが
  > 私が見たのは、Pacific Gullというかもめの一種だったようです。
  > 子供（ちょっと灰色と茶色の色でサイズは同じ位でした）と一緒でした。
  
  ウミネコは、世界中でも日本近海と朝鮮半島や中国沿海部などの極東でしか見られないカモメです。
  Pacific Gullは、和名ハシブトカモメといいます。ケアンズにはいなかったので、私はまだ見た事がありません。日本では見られないカモメです。
  でも、図鑑で見ると脚も黄色で嘴の先端も赤く、Noodleさんがウミネコと間違うのも無理からぬ事ですね。
  
  > 白かもめって初めてみました。こちらでは見かけませんね。日本産との事ですが日本にしかいないのかしら？
  
  シロカモメ(Glaucous Gull)は、北半球中緯度以北にしかいないので、南半球では見られません。
  日本産は、日本でも繁殖しているという意味で、他の国でも見られます。
  
  > 実は、おととい何時も愛犬を連れて行っている散歩道をカメラを持って出掛けました。何かめずらしい鳥でも撮って潮来メジロさんにお話を伺おうかと、、、。夕方だったのもあってあまり良い写真が撮れなかったので写真が貯まったらUPしますね。でも、近所の池（普段は行かないのですがカメラ持参だったので）へ行って見ると、鴨が数羽のかわいいダックリンを連れていました。それ以降雨が降ってて行けてませんが、次回はパン屑でも持参しようと思っています。
  
  それは楽しみです。ぜひ、オーストラリアの野鳥をもっと紹介して下さい。\(^o^)／
  
  > 又、Australian Magpieってご存知ですか？これもカメラを持って木の上ばかりを見ていたので気がついたのですが、巣作りをしていました。この鳥は９〜１０月に掛けて巣の近くを通る人、犬、自転車等を攻撃してくるのです。
  > 家の犬も私もこの時期は何時も攻撃されます。光るものに反応するとか、、。（何にでも反応するようですが、、）これからは注意が必要です。
  > 恐怖の時期が始まりそうです。
  
  Australian Magpieは、和名カササギフエガラスというそうです。
  カラスではないのですが、姿が似ているのと、白黒模様がカササギに似ているので、その名前がついたようです。
  図鑑ではオーストラリアの内陸部に多いようですね。
  繁殖期に巣に近づくと、攻撃されると図鑑でも紹介されていました。
  私はまだ見た事がありません。
  
  > 残暑も終わり早くバードウォッチングに出られる気候になると良いですね。
  
  天気予報では、残暑ももうしばらく続きそうです。
  まぁ、９月中旬には涼しくなると思いますが・・・。
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　　　　　　　　　（潮来メジロ）