2008/03 - 2010/01
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ドクターキムルさん
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鎌倉市二階堂にある荏柄天神は学問の神で知られる菅原道真公(承和12年(845年)−延喜3年(903年))を祭神とする天満宮で、福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と共に日本三天神社と称される古来の名社である。長治元年(1104年)の創建と伝えられ、治承4年(1180年)源頼朝公が鎌倉に入ると、御所の鬼門の守護神と仰ぎ、更めて社殿を造立した。
日本三天神社と言っても、太宰府天満宮や北野天満宮と比べると何と小社なことか。
国の史跡となっている境内に聳える大銀杏は創建時に植えられたとされ、樹齢900年とされる。鶴岡八幡宮の大銀杏が倒木した現在では鎌倉では最古木の銀杏の木になったようだ。
天神様をお祭りしている本殿は国の重要文化財であり、鎌倉最古の建築である。荏柄天神は鶴岡八幡宮の修理のたび毎に、その資材で修理されてきたという来歴を持ち、元和8年(1622年)、二代将軍徳川秀忠の鶴岡造替(寛永元和8年(1622年)〜寛永5年(1628年))の際に、若宮八幡の古社を移築したもので、これまでは室町前期を降らないものと見なされていた(「鎌倉の古建築」関口欣也署、有隣新書(平成9年発行))が、最近、国指定文化財等データベースを見たら鎌倉後期(正和5年(1316年))になっていた。棟札か何かで建築年が確定したのであろう。鎌倉にも鎌倉時代の建物が1つだけ現存するのである。
(表紙写真は荏柄天神本殿)
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荏柄天神一の鳥居。
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荏柄天神一の鳥居。
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荏柄天神参道。
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荏柄天神参道。
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「荏柄天神」石碑(昭和4年12月、鎌倉町青年団)。
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荏柄天神二の鳥居。
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荏柄天神参道。
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荏柄天神の門。8:30〜16:30の間は開いている。
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荏柄天神の門。
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荏柄天神の門。石段前の枝垂れ桜。鎌倉の寺社には少ない枝垂れ桜。二階堂永福寺には源頼朝が北野天満宮の梅と桜を植えたとされる。ここ荏柄天神にも梅と桜がある方が自然だ。
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荏柄天神境内。欅の木の向こうにツツジと枝垂れ桜が咲いている。
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荏柄天神本殿(重文)。鎌倉後期(正和5年(1316年))の建物が移築された。
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手水舎と大銀杏。鎌倉では一番古い銀杏の木となった。
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神輿庫。
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神輿庫。
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荏柄天神本殿。
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荏柄天神本殿。
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荏柄天神本殿。
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荏柄天神本殿。
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荏柄天神本殿。
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荏柄天神本殿。
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荏柄天神本殿。
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荏柄天神本殿。
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荏柄天神本殿。
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授与所。
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社務所。
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絵筆塚。
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裏山の紅葉。
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