2009年5月 ウィーン～プラハ旅行記 2日目ウィーン観光編

2009/05/25 - 2009/05/30

転職するため、会社を退職し、合間のお休みに4泊6日で少し遠出し、ヨーロッパに行ってきました。
滞在都市は、ウィーンとプラハです。
どちらも、街が世界遺産なので、とっても楽しみです。

今回は、激安ツアーということで、ツアー代金に含まれているのは、航空券とウィーン→プラハの列車チケット、ホテルのみのほぼ個人旅行。
各空港⇔ホテルの移動も自分たちのみで頑張らなくてはいけないため、下調べをし、列車の路線図片手に頑張りました！

大まかな日程は以下の通り。
1日目　成田→モスクワ経由→ウィーン
2日目　ウィーン
3目目　ウィーン→プラハ（鉄道）
4日目　プラハ
5日目　プラハ→モスクワ経由→成田へ
6日目　成田到着

2日目は、ウィーンの市内観光です。

8時に起床し、ホテルで朝食をとり、地下鉄にて旧市街へ。
ここを散策すれば、ウィーンの見どころはかなり見れるとのことで、短い日程のため今日はここを巡ることにしました。

まず、オペラ座近くのカールスプラッツ駅にて地下鉄を下車。
泊っているホテルの最寄駅から地下鉄で2つです。
地下鉄や路面電車など電車がしっかり通っているので、移動は楽チンだし便利。

この辺は、路面電車のリンク内外に見どころがつまっているらしく、ここからスタートします！

エリア ウィーン(オーストリア)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

カールスプラッツ駅は、結構大きな駅で、反対の出口に出てしまったようで一瞬、「ここはどこー？」って感じになりましたが、無事にオペラ座を発見。

夜に予約したオペラを見にきます。
チケットは、ネットで予約したので、先にチケットを引き換えようと思って、引き換え所を探すものの、全然見つからない。
らしきところで、聞いてみるものの、どこへ行っても、反対側って言われて。。。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

結局、最初にいた入口から入って引き換えればよかったのでした。
印刷してきた、予約表を見せて、引き換えは無事終了。
これで、安心です。

中庭もとっても素敵でした。

オペラのチケットを売っている人たちは、モーツアルトの格好していたりで、オペラ座の前だけですでに楽しい気分♪

そして、オペラ座の前を通り、ケルントナー通りを進みます。
少し進むと歩行者天国になっていてZARAやH&Mとかがたくさんあり、まるでショッピング通りみたい。
可愛い雑貨屋さんもたくさんあって、安いアクセサリーとか買っちゃいました。

全体的に街並みが白いので、どこを歩いていても、素敵な街並みです。
さすが、街が世界遺産なだけありますね！

ケルントナー通り 散歩・街歩き

通りの突き当りには、シュテファン寺院。
ウィーンの象徴らしいです。

残念ながら外観はちょっと工事中。

シュテファン大聖堂 寺院・教会

中に入ると107mの身廊が。
とっても広いです。
ガイドツアーに申し込みをしなかったので、主祭壇の近くには行けませんでしたが、近くで見たら、ステンドグラスももっと綺麗なのかも。

途中の道でとっても目立っていたので、写真を撮ったのだけど、後で調べたら、これはペスト記念柱でした。

バロックを代表する彫刻建築らしいです。

シュテファン寺院近くのペーター教会。

聖ペーター教会 寺院・教会

何気なく入ったら、白と金でとっても素敵な教会でした。

オーストリアで見た中で一番好きかも？

そして、天井には「聖母マリアの被昇天」のフレスコ画が。
私、フレスコ画が大好きなんです 。
なんか、とっても幻想的な感じがして。

結構歩いたので、この辺で昼食を。
王宮へ向かう途中、適当なお店に入りました。
でも、英語が理解できず&通じず、店を決めるのにかなり苦戦しました。
ホントは、カフェの外で食べているものと同じのを中でも注文できるならここで食べたい、って伝えたかったのですが、無理で・・・。
結局、他の人と一緒に食べたくないのかと思われ、私たち2人だけ奥の部屋へ通されました；

丁寧にサービスしていただき、ドリンクは、私はワインが苦手なので、ジンジャーエールを注文しました。
ジンジャーエールもワイングラスに注がれたので、ちょっとおしゃれ？
さすが高級なお店だけある!?

そしてこちらが昼食。
食べようと思っていたシュニツェルと外の人が食べていたのが美味しそうだったので、アスパラガスを。
これを2人で食べたんだけど、十分な量でした。

メニューの意味も分からなかったので、適当に頼んだのだけど、そこは通じたみたいで、成功。
結構高級そうなレストランだったのと、値段が全くわからなくて、不安だったのですが、お会計は全部で１万円弱くらいでした。
ランチにはそこそこのお値段だけど、覚悟した額内だったのし、高級なだけあってとってもおいしかったです。
特にアスパラが絶品!!
アスパラがこんなにおいしいとは!!
大満足です。

次に向かったのが、ハプスブルク家の王宮。

馬車がたくさん止まっていました。
付近にくると、馬くさいです。

その昔、藤本ひとみが大好きだったので、この時代の物語はたくさん読みました。
もうあまり詳細は覚えてないけど；
読み直してくれば、よかったかな。

ホーフブルク宮殿 (王宮) 城・宮殿

フランツ2世像。
王宮の敷地に入って、すぐに見えます。

王宮と言っても今は博物館ばかりで、入場しないと見るところがない感じです。
なので、オーディオガイド付きのチケットを購入し、銀器コレクションとシシィ博物館のみ入りました。

銀器コレクションは、ただただ富の象徴を見せられた感じでした。
オーディオガイドは、歴史背景とかこと細かに説明してくれるので、まともに聞いていたら、かなりの時間がかかります。
しかも、歩くペースに全然合いません；
なので、最後の方は適当に聞いて目だけで楽しむことにしました。

エリザベートはミュージカルで何度か見てるので、シシィ博物館はフムフムと思いながら見学。
彼女のウエストは、本当に細い！

王宮を見学し終わり、路面電車でリンクを一周してみました。
路面電車は、冷房もないので、熱いかったです。

それにしても、ウィーンの建物はどれも素敵。
全体的に"白"を基調にした建物なので、街全体が明るく見えました。

遠くに見えた、ヴォティーフ教会。
2本の白い塔が美しいです。

路面電車をユリウス・ラープ・プラッツ(Julius-Raab-Pl.)駅で乗り換えて、最初のオーパー(Oper)駅へ戻ります。
乗り換えを待つ時に目の前にあった、官庁。

ここも"白"がとっても素敵な建物です。

歩きまわったので、カフェで少し休憩し、夜のオペラ鑑賞のために、着替えにホテルへ。
ホテルが駅近だと、この辺が便利ですね。

時間もあったので、ホテル近くのスーパーマーケットにて、プチ土産を物色。
オーストリアはユーロなので、物価は安くないんだけど、品揃えが日本とは違うのでスーパーも楽しい♪
即席パスタとか買ってみました。

本日鑑賞するオペラは、チャイコフスキーの「エウゲン・オネーギン」。

たまたまでしたが、指揮者は小澤征爾。
会場の外には、入場前のおしゃれした人たちがたくさんで、とってもいい感じ。
比較的日本人も多かったかなー、という印象です。

チケット売りのお兄さんに話しかけられて、「チケットは持ってるよー」と断ったんだけど、気さくな人で、一緒に写真を撮ってみたりしました。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

こちら、オペラ座のロビーの天井。
カメラの関係で、暗い写真になってしまいましたが、オペラ座の内装は、とっても綺麗！

客席の天井のシャンデリアも立派です。

私達の席は、上手側の一番上。
そこから、客席を見下ろすとこんな感じです。

ぎりぎりにネットで取ったので、もう妥当な席が残っていなくて、ここを選びました。
一番安い席で、11ユーロです。
一番高い席は残っていたんだけど、日本円にして2〜3万くらい。
一応、前に人がいない席なので、上手が見づらいながらも、そこそこちゃんと見え、11ユーロにしては、充分楽しめました。
1500円くらいで本場のオペラが楽しめるので、とってもお得でした。

客席。
指揮者が小澤征爾だからか、着物を着たおばさま集団とかもいました。

正面からは、もっと見やすいでしょうね。
今度は、もう少し奮発してもいいかもです。
まぁ、演目にもよりますか。

私のお隣の席は、熟年夫婦って感じの方々でした。
夫婦でオペラ鑑賞ってオシャレ。
しかも、慣れた感じ。
おじ様は、最後に「ブラボー」って叫んでました。

エウゲン・オネーギンは初めて見たのですが、多少地味に感じました。
やっぱ、ロシアのお話だからですかね？

幕間のロビー。
ここも内装がとっても素敵です！
ダンスホールみたいな場所です。

オペラ座正面。

帰りに撮ったので、薄暗くなってしまいました；

オペラ終了後、すぐそばにあるホテルザッハーで有名なザッハートルテも食べてみました。
感想は一言、「甘い！」

と、いうことで朝から歩き回った2日目、終了です。
まだまだ前半戦、足に爽快シートを貼りまくって寝ました。