男前とオバショットのトルコ旅　1日目　成田→モスクワ→イスタンブール

2010/04/30 - 2010/05/09

成田発：12時ちょうどのアエロフロートロシア航空でモスクワへ向かう。
火山灰の影響か、成田の第一ターミナルのヨーロッパ系の航空会社のカウンターはガラスキ。

アエロフロートは事前に悪い情報をいっぱい得ていたので、かなり覚悟して乗ることに。

よく聞く預けた荷物が開けられて中の荷物が盗まれるという内容については、ガムテープを買って補強しようってことになったが、チェックインまでは何もしてなかった。

いざチェックインカウンターに向かうと、ロシア人が透明のビニールガムテープで荷物をそこまでぐるぐる巻きにするか？ってぐらい頑丈に巻いていたのをみて、

・・・・

ロシア人ですらああするってことは間違いないねってことになり、預ける前にガッチリガムテープを巻くことにした。

あとアエロでよくみんなが書いていたスチュワーデスの面白い日本語アナウンスも経験。最後の「さよなら」の発音が言い捨てるみたいでおもろかった。

帰りの便では、録音しちゃいました。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 徒歩 飛行機
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空

機内食は、おいしかった。ただ行きも帰りも何回スモークサーモン食わせるんじゃい！ってぐらい、必ず出てきた。

これが一回目の食事

アルコールは有料。飛行機はそこそこ普通かそれ以上のエアバス。
でもやってるビデオは少なめかな〜。ま、シンガポールとかと比べるとだけど・・・
基本、もう日本で見たことあるやつか、未公開の少し前の映画が多かったなぁ〜。飛行機でまだ未公開映画を見るのも一つの楽しみだったけど・・・。今回はクダラナイおバカ映画ばっかみて過ごす。

約10時間のフライトでシェメレチェボ空港に。

そして、着陸時には、噂の拍手喝さいが起こりました。

モスクワから成田着以外のアエロフロートの飛行機では必ず拍手喝さいが着陸時にありました。

さすがに元ロシア軍パイロットが運転する飛行機は、着陸も滑らかだった〜。前の2階建てのエアバスと同じぐらいの安定感があって、特にイスタンブールに向かう飛行機は着陸の衝撃ってこんな程度だった？？って思うぐらい滑らかでした、あんなボロイ飛行機なのに！

飛行機の操縦術がすばらしい？ので、そういう意味では安心して乗れる航空会社かな？？荷物のこと考えると安心できないけど。

トランジットの方に向かうとトランジットカウンターに長蛇の列。

私たちも最初は並んでいたけど、どうもなんかおかしい？
私たちは成田で乗り継ぎ便のチケットもらってるのに、なんで並ぶわけ？？って・・・。

で、いろいろ聞いたみた結果、乗り継ぎのチケットを発見してもらう人の列だったみたい。そうとは知らずに並んでる人多かった。

私たちは長蛇の列から抜け、トランジットゲートに向かい通る。結構知らずに並んでる人多かった。

モスクワ着は現地時間で夕方5時すぎ。モスクワ発は23時すぎだから、結構時間あるし、空港で買い物したり、ボルシチとか食べちゃう？！とか言ってたけど・・・・。

おそるべし！社会主義！おそるべし！ロシア！
免税店は、Coming Soonとか書いて什器は運ばれているけど、まったく開店しそうな雰囲気はなく・・・。

レストランも吟味して入ろうとしたら、Business Classのクーポン？を持ってないと入れない店。

他の何店舗も聞きまわってみたところ、ロシア・ルーブルしか使えない。クレジットカードも使えない。

え・・・。

結局あの広い空港内で唯一クレジットカードが使える飲食店は一軒COSTA COFFEEのみ。

とりあえずビールが飲みたい！ってことになり・・・。探し回る。

店で飲むことは無理ということがわかり、小さいDUTY FREEのキオスクみたいなところでビールやら水だけは売ってたから購入して、ベンチで二人酒盛りしながら、先輩が持ってきた日本のお菓子をあてに、私が持参した感じクロスワードをやる。

すると、他の外国人もあのビールは？！いったいどこで手に入れたんだ！！と超興味津津で見つめていた。水すら飲めない！って状況でみんな困り果てていた・・・

ロシアの空港利用するときは、本当要注意！！

ロシアルーブルを持っていない人は、水・酒はミニDUTY FREEかCOSTA COFFEEでしか買えません。

プーチンどうにかしてくれよー。外貨ほしくないの？
早くルーブル以外が使えるようにしてくれー。
あんなにお金をたんまり抱えた日本人のオジサン・オバさんの団体旅行客がたくさんいたのにさぁ〜。もったいないよー。

酒をベンチで飲みながら間のテーブルで漢字クロスワードをやると無理な体勢になるので、地べたに座って解いたりってことになり、さすがにしんどい・・・。

結局、COSTA COFFEEに入り、コーヒー二杯をクレジットカードで買い、席でクロスワード。

でも、10時間のフライトの後に酒を飲んでいるので、脳がやられていて中々まともに解けない・・・。

さらに、暇すぎて、あほな行為を始める。
小さい穴からのぞくと視力がよくなるという話をしていて、コーヒーのカバーに蒸気抜きの穴が開いていたので、それをボールペンでグリグリ広げ、二人のカップのふたの穴を使い、メガネをはずし、二人で検証・・・。

超バカ

ロシア人も超バカ〜って思ってたと思う。

だって、簡単な四文字熟語も出てこなかったぐらい、脳がやられてたからね。帰ってきて漢字クロスワードやりなおすと、そのバカっぷりがアリアリとわかる。

ないよ・・・。そんな漢字・・・。っていう当て字がいっぱい。

23時近くなり、モスクワ発、イスタンブール行きに乗り込む。

は？！これ？本当に飛ぶの？ってぐらいボロイ飛行機。
これも噂どおり！日本-モスクワ間は超いい飛行機で、ロシア-他国間はゲキボロ。

そんで、なんか普通の飛行機と違うなあぁ〜って。なんだろなんだ？って考えると、真ん中の列の上に荷物棚がない！！

そして、機内も暗い。

スチュワーデスも怖い。

シートもボロイってか、レトロ？な領域。

これが機内食。

機内食は、あんまり変わらないかな。
肉（チキン）か魚（サーモン）。魚は必ずサーモン。サラダには必ずスモークサーモン。サーモンばっかり。

ま、おいしかったけど。これで白ワインが出たら言うことないのにね。

イスタンブールには深夜1時着。

われわれ、イスタンブールに滞在せず、朝一番の飛行機でカッパドキアに向かうため、空港内で一泊することにしました・・・。

え〜っと３●才ですよ。われわれ。

空港内のベンチで手ごろで安全な場所、国際線のバゲッジクレームのところで手すりが小刻みにないベンチ2台を発見し、二人でかばんを枕にして寝る・・・。

寒い・・・。

1時間おきに目が覚める・・・。

私、空港で寝るのは20代前半以来。先輩は初めて。
なかなか一日目から過酷な旅です・・・。

そして、翌日、朝一、事件が！

カッパドキアの美しい景色に似つかわしくないストーリーですので、一日目の内容に書きます。

朝5時ごろ寒くて起き、私は視界に入るけど５０メートルぐらい離れたトイレに行く。

するとトイレを出て、手を洗っていると、清掃係の若いトルコ人が外からこちらをうかがっている。ん？？清掃したいのかな？？と思いつつ、ベンチに戻る。

すると先輩が、顔を洗いたいから、トイレ行ってくる。って。でも、あのトイレの前にいる男なに？あれ？って言うので、あぁ〜、清掃員みたいで、別に入ってこなかったよ〜って言うと、先輩はトイレへ。

ま、私も万が一のことを考え、常にトイレの様子をうかがいつつ、荷物番をしていた。

先輩がトイレに入ってしばらくすると、清掃員の男が中に入って行った。

ん？？？

しばらくすると、

「ふざけんな！てめ〜！！！」って叫び声がトイレから！！！

は？？と私はパニック・・・。


私は周りをみて、誰もいなかったので、荷物は放置し、トイレへ猛ダッシュ！！中に入ると、若いトルコ人清掃員が、別の個室から逃げ出てくるところだったので、

GET OUT!! NOW!!!

と私が叫ぶ。

トルコ人清掃員：　I Clean I Clean

外に出て、逃げようとしたので、警察に連れて行ってやろうと思い。JUST STAY HERE!!!!ってオッサン並みの低音で脅すと、先輩の安否を確認しようとトイレをのぞいた隙に清掃用のブラシカ―で逃げやがった・・・。

先輩は超大憤慨。なんで逃がしちゃったのよー、あいつ訴えてやる！！って怒ってた。

状況をきくと、トイレの隣の個室の便器に上って、隣の先輩が入っていた個室を上からのぞいていたらしい。

先輩は超意味わからん!暴行とかならわかるけど！のぞいてどうすんの？？？超むかつく！！って怒っていたので、

「多分さー、種類の違う人種のあそこがどうなってるかみたかったんじゃないの〜。だってさ、私たちだって、白人とか黒人のってどんななの？？？って若い時は思うじゃん？！」って私が言ったら、超ウケてて、面白すぎて超どうでもよくなった！って。

これがあったから、若干トルコ人の男に声をかけられても、疑惑をもって接してしまうことになったかも。

にしても、旅の初日でトイレを覗かれる事件がありました。