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April 03 09:22<br /><br />本当は9時にはBruggeに向けて出発しようと思っていたけれど、家を出たのが9時だったので、駅に着いたのは、20分くらいだった。<br /><br />とりあえず、駅の窓口で切符を買うべく国内線のラインに並んだ。32分発のGent(Bruggeに行く途中の駅)行きの電車があったので、これに乗れるか?無理か?と考えながら順番を待っていた。<br />「Bruggeまで往復でください」<br />窓口のおじさんは、すばやくレジに金額を打ち出した。<br /><br />「何しに行くんだい?観光かい?観光とセットの券もあるよ」<br />「えっと、自転車のレンタルとセットになってるのある?それとここに行きたいの」<br />と、ガイドブックのグルーエニング美術館を指すと、<br />「ちょうどよかった、じゃあ、こっちの美術館のセットの方にしよう。20.80EUROね。」<br />「え?」<br />なぜ、安くなるのか??Antwerpen−Bruggeは片道13.75Eつまり、往復で約28E。セットで30Eならわかる。でもなんで、20Eに下がるのか?しかも聞いてもいないのに親切に教えてくれるなんて、なんていい駅員さんなんだろう。<br /><br />「あの32分のに乗ればいいのよね?」まだ何とか間に合いそうだ。<br />「違うよ。10:21のに乗るんだよ」<br /><br />え、あと50分後ですか?そんな。毎時21分発か…。あと10分早く来ればよかった…。後悔先に立たず、とりあえずコインロッカーに荷物を入れることにした。<br /><br /><br />April 03 09:29<br /><br />ヨーロッパのコインロッカーは日本に比べてかなり大きい。国によって違うのだろうけれども、Antwerpenの駅のロッカーは、入口は日本の普通サイズの高さを1.2〜1.5倍にしたくらいだけど、奥行きが長かった。奥に向かってキャリーが2つ入るかな?無理かな?というくらいの長さだった。金額は3E。鍵はなく、ロックするとレシートが出てきて、出すときはレシートのバーコードを機械にかざせば、鍵が開く仕組みになっている。<br /><br />この機械は、ロッカー数個ごとについていて、同じエリアのロッカーの人は作業ができない。(スイカのコインロッカーみたいなものかな)私がもたもたしていたら、隣でロッカーに入れていたお兄さんは、ちょっと待っていたけど、ダメだ、と見切りをつけて、別のロッカーに入れなおしていた。ごめんね。<br /><br /><br />April 03 09:31<br /><br />やっぱり50分も待ちたくはないし、まだお店は10時前で開いていない。身軽になったところで、駅構内の案内所へ行き、Gent行きに乗ったら、21分を待つより早く着くか?と聞いたところ、GentでGood Connectionがあるよ。との回答。<br /><br />な〜んだ。じゃあ、それで行こう。でも…32分には間に合わない…。次は?52分。ということで、30分前には着くかな?という期待を込めて、列車に乗った。<br /><br />車窓の景色は、Antwerpenの美しい街並みから、のどかな田園風景に変わった。不思議だったのが、みんな家の向きがおそろいなこと。(写真がとれなくて残念)<br />都市部は、家と家の隙間なく、道路に面して建っている(家は玄関のある面、中庭に面している面と横は両方お隣の壁)ので、その理由もわかるけど、なぜ、田舎の土地がありあまっているようなところでも、そんな立て方をしているんだろう?<br /><br />窓からの景色が変わるのをのんびり眺めていると、Gentに到着。わらわらと乗換えの人の波にのって、歩いてゆくと、Gentの乗換時間は15分。…どこがGood connectionなんだよ!と日本人の私は思った。それとも日本の常識でもないのか?東京の便利さか?<br /><br />私の勝手なイメージでは、Good Connection=Homeの変更がないとか、せめて長くても10分以内であるとかを期待していたので、ちょっとがっかり。まあ、それでも、21分に乗るよりは、15分は早くつくかもしれないので、まあ良しとしよう。<br /><br /><br />April 03 11:30<br /><br />Bruggeの街は観光客であふれていた。Antwerpenには住民らしきベルギー人をあちこちで見かけた気がするけど、Bruggeを歩く人の99%は観光客?と思えるような観光都市だった。街そのものも、土産物屋とチョコレートショップが交互に軒を連ねるような構成で、中心の広場にはぐるりと一周レストランがテーブルを並べていた。<br /><br />メインストリートを外れると、小川が流れ、まるで妖精でも出てきそうな、静かで美しい風景が広がっている。住宅街には「静かに人が住んでいます」という注意書きとともに、満開の水仙のお花畑が風に揺れていた。<br /><br /><br />April 03 13:00<br /><br />おなかがすいた。そしてベルギーだからムール貝が食べたい。広場に面する観光客を相手にしたレストランを見ていると、Lunchのムール貝が10〜12EUROで食べられる。観光客相手はどうかな〜と思ったけど、ガイドブックを信じて、そのうちの一つに入った。<br /><br />私が食べたのは、10EUROのムール貝ランチ。ムール貝がハーフポットとフレンチフライ。ま、せっかくなので、ランチビールもいただき、合計14EURO。物価の割には飲み物が意外と高かったけど、ムール貝は日本では考えられないくらいいっぱい入っていた。ちゃんと数えてはいないけど、なんとなく、40個〜50個くらい入ってたと思う。貝だけでおなかいっぱいになるくらい入ってて大満足。<br /><br />味は日本みたいにいろいろあるわけじゃなく、シンプルにセロリと白ワインで蒸している。ベルギー流に貝をフォークに、地元のビール。天気もいいし、広場を前にオープンカフェで食べる。とっても贅沢な時間。<br /><br />ちなみに私が食べたのは、駅を背に広場の奥の右隅のレストランです。<br /><br /><br />April 03 14:00 Brugge <br /><br />おなかもいっぱいになって、ランチビールでいい感じに、街を散歩。<br /><br />電車とセットになっていたグルーエニング美術館では、KARLES DE STOUTE 「勇敢なカルロス王」とでも訳せばよいか、の特別展をやっていた。グルーエニング美術館は通常はもっとモダンな展示をしているんだけど、今回は、完全にこの特別展にとってかわられていて、いつもの展示は見られなかったのは、残念だった。ベルギー王室の歴史をテーマに絵画や宝石や衣装などを展示している。<br />平日なこともあって、授業の一環として、歴史を学ぶ小学生が、Filed Workに来ていて、床に陣取ってメモをとっったり、先生の話を輪になって聞いていた。<br /><br />最初に王室の旗が展示してあったけれど、図柄は8つくらいに区切られていたか?コラージュであって、日本のように家紋が見た目には一つにまとまってはいない。隣ではDVDが流れていて、王国の分裂と統合の歴史を流し、年代が代わるたびに旗が刻まれ、縞縞が交互になりエンブレムが組み合わせられていく様子が、現在のオランダやフランス、ドイツを含めた領土を背景に流れていた。<br /><br /><br />April 02 23:30 Antwerpen<br /><br />オランダでも有名なジェネーバ。てっきりジンがなまってというか、英語のジンがオランダ語表記になって、ジェネーバって言うのかと思ったら、ジェネーバとジンは別物。ジェネーバは、数百種類のフレーバーが楽しめるシェリーとかグラッパとかみたいな濃くてアルコールが高いお酒だった。<br /><br />400種類もあるというので、何にしようか迷ったけれど、やっぱり一番最初は定番のものがいい。チョコレートも捨てがたいけど、何となくリンゴが無難かな〜と思ったので、リンゴを注文。<br /><br />「ジェネーバってオランダのものかと思ってたわ。」<br /><br />「これに関してはオランダもベルギーもあんまり関係ないかも。ベルギーがベルギーとして成立したのはここ200年くらいの話。それまでは、オランダやらフランスやら、過去の帝国に支配されていたんだ。それに、そのうち現在のベルギーもフランドルとワロンで別れてなくなるんじゃないかな〜。」<br /><br />ブリュッセルから左と上半分がフランドル地方。右と下半分がワロン地方。<br />たしかに、国の観光局のホームページが2つもあるってどうなの?と旅行のリサーチをしていて思った。しかもこの2つの地方のHPは全くの別のHPであって、リンクくらいはどこかに貼られているのだろうと思うけど、仲の良くなさというか、別物感がよく表れていた。<br /><br />「でもブリュッセルって両方なんでしょ。グランプラスで半分に区切るのかしら?」<br />「そうなんだ。そこが問題でね。それがあるから今もベルギーはベルギーなんだ」<br /><br /><br />なるほど、昨日話していたのはこういうことね。たしかにどこからどこまでがどの国なんだか。バールレ・ナッソーというオランダの飛び地の中にベルギー、さらにその中にオランダの飛び地という変な国境をもつ町ができるわけだ。<br /><br /><br />April 03 16:20<br /><br />Bruggeでは、もう少しゆっくりもしたかったけど、7時45分のバスに乗る予定だったし、昨日友達が教えてくれたチョコレートやさんにも行きたかったので、早めに帰ることにした。<br /><br />荷物をとって、チョコレートやさんを目指したけど、思ったより遠かった…。閉店時間を考えるのをすっかり忘れていて、お店の前に着いたのは18:05だった。<br /><br />「…」<br />閉まってます。<br /><br />どうしようかな、がっかり。とりあえず、お店の名前だけでもメモしておこうかな?と思って荷物をごそごそしていたら、お店の人が帰り支度を終えて出てきた。<br /><br />彼女たちは店の前にたたずむ私と目があうと、<br />「何かご用でした?」<br />「あ、買いにきたんだけど、閉まってしまいましたね」<br />「あら、いいのよ、どうぞ」<br />そういって、店に案内してくれ、私は無事、プラリネを買うことができた。<br /><br />ここのチョコレートはとっても高くて、友達は1キロ39EUROもするといっていたけど、実際には1キロ58EUROだったか68EUROだったか。この価格はゴディバやノイハウスくらいOR以上だった。フレッシュクリームを使っていて、ちょっと違うけど、生チョコとチョコレートの違いみたいな。ケーキの要素を持つチョコレートだった。<br /><br /><br />April 03 18:15<br /><br />19:45発のバスの時間までには移動も含めて1時間弱の余裕があるので、お茶をしていくことにした。チョコレートショップの近くに、昨日教えてもらったCafeがあったので、ワッフルとホットチョコレートを食べていくことにした。<br /><br />ワッフルは2タイプあって、フワフワのものと、硬めのザラメの入ったリエージュタイプのものがある。前者は普通にワッフルと言ったときに想像するタイプのワッフルで、日本でベルギーワッフルというと後者を指すことが多い。<br />どっちにしようかすごく迷ったけど、ガイドブックに家庭で食べられているのは、フワフワのものと書いてあったので、前者にした。<br /><br />とってもおいしかった。とにかく軽くて、表面はサクサクしていて、中はやわらかい。チョコレートとの相性もよく、さすがベルギー名物。日本のお菓子と違って、凝ってはいないけど、素朴でおいしかった。

ベルギー☆ブルージュ

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2009/04/01 - 2009/04/09

1054位(同エリア1210件中)

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zoo94

zoo94さん

April 03 09:22

本当は9時にはBruggeに向けて出発しようと思っていたけれど、家を出たのが9時だったので、駅に着いたのは、20分くらいだった。

とりあえず、駅の窓口で切符を買うべく国内線のラインに並んだ。32分発のGent(Bruggeに行く途中の駅)行きの電車があったので、これに乗れるか?無理か?と考えながら順番を待っていた。
「Bruggeまで往復でください」
窓口のおじさんは、すばやくレジに金額を打ち出した。

「何しに行くんだい?観光かい?観光とセットの券もあるよ」
「えっと、自転車のレンタルとセットになってるのある?それとここに行きたいの」
と、ガイドブックのグルーエニング美術館を指すと、
「ちょうどよかった、じゃあ、こっちの美術館のセットの方にしよう。20.80EUROね。」
「え?」
なぜ、安くなるのか??Antwerpen−Bruggeは片道13.75Eつまり、往復で約28E。セットで30Eならわかる。でもなんで、20Eに下がるのか?しかも聞いてもいないのに親切に教えてくれるなんて、なんていい駅員さんなんだろう。

「あの32分のに乗ればいいのよね?」まだ何とか間に合いそうだ。
「違うよ。10:21のに乗るんだよ」

え、あと50分後ですか?そんな。毎時21分発か…。あと10分早く来ればよかった…。後悔先に立たず、とりあえずコインロッカーに荷物を入れることにした。


April 03 09:29

ヨーロッパのコインロッカーは日本に比べてかなり大きい。国によって違うのだろうけれども、Antwerpenの駅のロッカーは、入口は日本の普通サイズの高さを1.2〜1.5倍にしたくらいだけど、奥行きが長かった。奥に向かってキャリーが2つ入るかな?無理かな?というくらいの長さだった。金額は3E。鍵はなく、ロックするとレシートが出てきて、出すときはレシートのバーコードを機械にかざせば、鍵が開く仕組みになっている。

この機械は、ロッカー数個ごとについていて、同じエリアのロッカーの人は作業ができない。(スイカのコインロッカーみたいなものかな)私がもたもたしていたら、隣でロッカーに入れていたお兄さんは、ちょっと待っていたけど、ダメだ、と見切りをつけて、別のロッカーに入れなおしていた。ごめんね。


April 03 09:31

やっぱり50分も待ちたくはないし、まだお店は10時前で開いていない。身軽になったところで、駅構内の案内所へ行き、Gent行きに乗ったら、21分を待つより早く着くか?と聞いたところ、GentでGood Connectionがあるよ。との回答。

な〜んだ。じゃあ、それで行こう。でも…32分には間に合わない…。次は?52分。ということで、30分前には着くかな?という期待を込めて、列車に乗った。

車窓の景色は、Antwerpenの美しい街並みから、のどかな田園風景に変わった。不思議だったのが、みんな家の向きがおそろいなこと。(写真がとれなくて残念)
都市部は、家と家の隙間なく、道路に面して建っている(家は玄関のある面、中庭に面している面と横は両方お隣の壁)ので、その理由もわかるけど、なぜ、田舎の土地がありあまっているようなところでも、そんな立て方をしているんだろう?

窓からの景色が変わるのをのんびり眺めていると、Gentに到着。わらわらと乗換えの人の波にのって、歩いてゆくと、Gentの乗換時間は15分。…どこがGood connectionなんだよ!と日本人の私は思った。それとも日本の常識でもないのか?東京の便利さか?

私の勝手なイメージでは、Good Connection=Homeの変更がないとか、せめて長くても10分以内であるとかを期待していたので、ちょっとがっかり。まあ、それでも、21分に乗るよりは、15分は早くつくかもしれないので、まあ良しとしよう。


April 03 11:30

Bruggeの街は観光客であふれていた。Antwerpenには住民らしきベルギー人をあちこちで見かけた気がするけど、Bruggeを歩く人の99%は観光客?と思えるような観光都市だった。街そのものも、土産物屋とチョコレートショップが交互に軒を連ねるような構成で、中心の広場にはぐるりと一周レストランがテーブルを並べていた。

メインストリートを外れると、小川が流れ、まるで妖精でも出てきそうな、静かで美しい風景が広がっている。住宅街には「静かに人が住んでいます」という注意書きとともに、満開の水仙のお花畑が風に揺れていた。


April 03 13:00

おなかがすいた。そしてベルギーだからムール貝が食べたい。広場に面する観光客を相手にしたレストランを見ていると、Lunchのムール貝が10〜12EUROで食べられる。観光客相手はどうかな〜と思ったけど、ガイドブックを信じて、そのうちの一つに入った。

私が食べたのは、10EUROのムール貝ランチ。ムール貝がハーフポットとフレンチフライ。ま、せっかくなので、ランチビールもいただき、合計14EURO。物価の割には飲み物が意外と高かったけど、ムール貝は日本では考えられないくらいいっぱい入っていた。ちゃんと数えてはいないけど、なんとなく、40個〜50個くらい入ってたと思う。貝だけでおなかいっぱいになるくらい入ってて大満足。

味は日本みたいにいろいろあるわけじゃなく、シンプルにセロリと白ワインで蒸している。ベルギー流に貝をフォークに、地元のビール。天気もいいし、広場を前にオープンカフェで食べる。とっても贅沢な時間。

ちなみに私が食べたのは、駅を背に広場の奥の右隅のレストランです。


April 03 14:00 Brugge 

おなかもいっぱいになって、ランチビールでいい感じに、街を散歩。

電車とセットになっていたグルーエニング美術館では、KARLES DE STOUTE 「勇敢なカルロス王」とでも訳せばよいか、の特別展をやっていた。グルーエニング美術館は通常はもっとモダンな展示をしているんだけど、今回は、完全にこの特別展にとってかわられていて、いつもの展示は見られなかったのは、残念だった。ベルギー王室の歴史をテーマに絵画や宝石や衣装などを展示している。
平日なこともあって、授業の一環として、歴史を学ぶ小学生が、Filed Workに来ていて、床に陣取ってメモをとっったり、先生の話を輪になって聞いていた。

最初に王室の旗が展示してあったけれど、図柄は8つくらいに区切られていたか?コラージュであって、日本のように家紋が見た目には一つにまとまってはいない。隣ではDVDが流れていて、王国の分裂と統合の歴史を流し、年代が代わるたびに旗が刻まれ、縞縞が交互になりエンブレムが組み合わせられていく様子が、現在のオランダやフランス、ドイツを含めた領土を背景に流れていた。


April 02 23:30 Antwerpen

オランダでも有名なジェネーバ。てっきりジンがなまってというか、英語のジンがオランダ語表記になって、ジェネーバって言うのかと思ったら、ジェネーバとジンは別物。ジェネーバは、数百種類のフレーバーが楽しめるシェリーとかグラッパとかみたいな濃くてアルコールが高いお酒だった。

400種類もあるというので、何にしようか迷ったけれど、やっぱり一番最初は定番のものがいい。チョコレートも捨てがたいけど、何となくリンゴが無難かな〜と思ったので、リンゴを注文。

「ジェネーバってオランダのものかと思ってたわ。」

「これに関してはオランダもベルギーもあんまり関係ないかも。ベルギーがベルギーとして成立したのはここ200年くらいの話。それまでは、オランダやらフランスやら、過去の帝国に支配されていたんだ。それに、そのうち現在のベルギーもフランドルとワロンで別れてなくなるんじゃないかな〜。」

ブリュッセルから左と上半分がフランドル地方。右と下半分がワロン地方。
たしかに、国の観光局のホームページが2つもあるってどうなの?と旅行のリサーチをしていて思った。しかもこの2つの地方のHPは全くの別のHPであって、リンクくらいはどこかに貼られているのだろうと思うけど、仲の良くなさというか、別物感がよく表れていた。

「でもブリュッセルって両方なんでしょ。グランプラスで半分に区切るのかしら?」
「そうなんだ。そこが問題でね。それがあるから今もベルギーはベルギーなんだ」


なるほど、昨日話していたのはこういうことね。たしかにどこからどこまでがどの国なんだか。バールレ・ナッソーというオランダの飛び地の中にベルギー、さらにその中にオランダの飛び地という変な国境をもつ町ができるわけだ。


April 03 16:20

Bruggeでは、もう少しゆっくりもしたかったけど、7時45分のバスに乗る予定だったし、昨日友達が教えてくれたチョコレートやさんにも行きたかったので、早めに帰ることにした。

荷物をとって、チョコレートやさんを目指したけど、思ったより遠かった…。閉店時間を考えるのをすっかり忘れていて、お店の前に着いたのは18:05だった。

「…」
閉まってます。

どうしようかな、がっかり。とりあえず、お店の名前だけでもメモしておこうかな?と思って荷物をごそごそしていたら、お店の人が帰り支度を終えて出てきた。

彼女たちは店の前にたたずむ私と目があうと、
「何かご用でした?」
「あ、買いにきたんだけど、閉まってしまいましたね」
「あら、いいのよ、どうぞ」
そういって、店に案内してくれ、私は無事、プラリネを買うことができた。

ここのチョコレートはとっても高くて、友達は1キロ39EUROもするといっていたけど、実際には1キロ58EUROだったか68EUROだったか。この価格はゴディバやノイハウスくらいOR以上だった。フレッシュクリームを使っていて、ちょっと違うけど、生チョコとチョコレートの違いみたいな。ケーキの要素を持つチョコレートだった。


April 03 18:15

19:45発のバスの時間までには移動も含めて1時間弱の余裕があるので、お茶をしていくことにした。チョコレートショップの近くに、昨日教えてもらったCafeがあったので、ワッフルとホットチョコレートを食べていくことにした。

ワッフルは2タイプあって、フワフワのものと、硬めのザラメの入ったリエージュタイプのものがある。前者は普通にワッフルと言ったときに想像するタイプのワッフルで、日本でベルギーワッフルというと後者を指すことが多い。
どっちにしようかすごく迷ったけど、ガイドブックに家庭で食べられているのは、フワフワのものと書いてあったので、前者にした。

とってもおいしかった。とにかく軽くて、表面はサクサクしていて、中はやわらかい。チョコレートとの相性もよく、さすがベルギー名物。日本のお菓子と違って、凝ってはいないけど、素朴でおいしかった。

同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道
航空会社
JAL

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