2009/04/01 - 2009/04/09
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Antwerpen 02
街の中心には、The man throwing a handという変な名前の銅像がある。直訳すると「手を投げる男」。
で、見上げると、手を投げようとしている男の像がある。
まさに直訳の通り。この像はこの街に伝わるLegends(言伝え)の主人公であり、街の名前そのものらしい。
Hand =Antとなまる & throw =werpen=投げる。
友達いわく、詳しくはわからないけれど、昔、港町として栄えていたころに、港で税金を取り立てる男に向かって、税金の高さに怒った男が、お金を払わずに、手を切り落として投げた。というもの。
ジャック・アタリによれば、歴史の中で、栄えた9つの「中心都市」のひとつであるし、きっとすっごい利益だったに違いない?レジェンドというくらいだから、それとももっともっと前の話だろうか?
April 02 朝の散歩
今日は予定ではBruggeに行くつもりだったけど、朝起きて遠出をするのがめんどくさくなったので、予定を変更して、Antwerpenの街を散歩することにした。
まず、電池切れを何とかしようと、街のドラッグストアによって、電池をGet!これがまたろくでもない電池で、1本で5〜6枚しかとれない…。すぐに電池切れ…。
しかたないので、電気屋さんに行ってみてみると、今度は、電池4本で8〜9EUROもする。日本のように消費期限は書いてないし、これを買って、またさっきの電池みたいにすぐ切れたりしたら…。超ブルー。なんかためらってしまったので、国を変えてオランダで電池を買うまで、厳選された写真だけw。
日本の電池ってすばらしい!
旅には電池を持ってゆきましょう。w
April 02 11:00
ネロとパトラッシュの大聖堂をちらっと見て、アントワープの街並みのはがきを買い、大好きなスーパーマーケットに出かけた。
私が旅先で必ずすること2つのうちの一つが、スーパーマーケットでの買い物(もうひとつはMacねw)。ここには食文化という生の生活があるので、現地の人の様子が見えて楽しい。
そして、外国食材が大好きな私は帰りの荷物の重さとかを度外視して、いろいろ買ってしまう…。今回も帰りのチェックインのところで、キャリーバッグの重さを計ってみたら、14Kg超あった。そのうえ、機内販売のお酒を2本も買ってしまったから、いったい荷物の総量はいくつだったのか…w。
でも、日本では売ってないんだから、仕方ないよねw
日常を楽しむ方法
私の旅では、世界遺産が目的でもなく、観光名所を重視しているわけでもない。できることなら、住んでその街をゆっくり堪能したいところだけれど、大人になってそんな暇もないので、旅では、観光しつつも日常を楽しむ=留学したつもりの体験をするのが楽しい。
どんなことをするかというと、くだらないことを目的にして、達成する。
その時々で、いろいろできるとは思うんだけど、今回は、バスの切符を買うことにした。
バスの切符は運転手さんからも買えるのだけど、街中でも売っているらしい。しかもガイドブックには、どこに売っているのか、ちゃんと書いてない。だから、観光案内所に行って聞いて、駅の地下(これがすごくわかりにくい場所にあった)にたどり着いた。
でも、ちょっと心配だったので、後ろに並んだおねえさんに聞くと
「バスの切符ってここで、いいのよね?」
「ここでも買えるけど、もう一つしたに、券売機があるから、そこで買ったほうが早いわよ」
といわれたので、券売機まで行くものの、いまいち買い方がわからない…。
結局、戻ってまた並びなおして、切符を買った。
切符購入所要時間30分〜1時間。
まあ、この日常体験はちょっとくだらなさすぎるけど、このほかに、サンドウィッチ買って公園に行ってピクニックしてみたり、街の端っこまで行って写真を撮ってみたり、観光客のいなさそうなBarにはいってみたり、わざと遠回りをして目的地にたどり着いてみたり、いろいろ楽しめる日常はある。
街の印象
Antwerpenには、想像以上にたくさんの日本があった。Cafeの中庭の池にはコイ(KOI=これはこの前テレビを見ていたら、ヨーロッパではちょっとした流行りというか、人気が高まっているもののひとつらしい)が泳いでいたり、あちこちに桜の木(日本のものより濃いピンク)が咲いていたり、想像以上に日本食レストランが多かったり。スーパーにはSashimiが売られていたり。
Sergeに日本びいきを感じたことはなかったけれど、これだけ日本のものがたくさんある街にいたら、自然に親日的になるのかもしれないと思った。
そして、帰ってきてから知ったのだけど、日本人がファンの80%を占めているともいわれるオードリー・ヘップバーンはベルギー人(育ち)だった。(正確にはPure Belgianではなく)彼女は都合の良い引用と言えるかもしれないけど、旅をして、なんらかの文化的というか、人間性に共通するものがあったから、私自身もオランダよりもベルギーに親近感を感じたのかもしれないと思った。
街の中心からは車で15分くらい離れた場所に、公園、病院、大学、住宅街のエリアがある。車で行けば、15分くらいだけど、公共交通手段を使うと30分から1時間くらいかかる割と観光客が行かないエリアに、ミドルヘイム公園の彫刻の森美術館がある。
Antwerpenといえば、フランダースの犬で有名だけれども、特別興味はないし、アニメを見た記憶はあるけど、ネロとパトラッシュという名前くらいしか覚えていない。そんな思いれでホーボーケンに行っても面白いとは思えないので、立地としては同じくらいの距離感である、ミドルヘイム公園の彫刻の森に行くことにした。
April 02 13:00
街の中心部からバスに乗った。観光案内所に置いてあったミドルヘイム公園の案内パンフレットにはフラマン語版しかなく、どのバスに乗っていいものやら、あいまいなままに、バスに乗った。いつもは地図を見たら、なんとなく降りる場所もわかるのだけど、公園は地図の欄外で、パンフレットのアクセスマップが小さく乗っているだけで、良く分からない。バスの運転手さんにここへ行きたいんだけど、このバスでいいの?と間違って指差したのが、目的地ではなく、終点…。(ああ、読めないってつらい)
この辺りかな〜?と思ってバス停の名前を見ても、まったく着いた気配がなく、なんだか過ぎてしまったような気がしたので、もう一度、バスの運転手さんに、
「この公園に行きたいんだけど、どこで降りればいい?」
「あー、過ぎてるな」
「…」
「じゃあ次のバス停で降りて、22番のバスを待って乗るといい。降りたところで待つんだよ。」
なんで、過ぎてしまっているのに、同じ方向のバスなんだろう…??しかも戻れではなく、別のバス。半信半疑にバスを待つけど、なかなか来ない。待っているうちにだんだん心配になったので、近くのキオスクのお兄さんにミドルヘイム公園に行きたいんだけど、ここでいいのかと念のため確かめたら、あってたw。より近くを通るバスと言うことなのか?公園の裏側とか?
何分くらい待ったのか?たぶん10分か15分か、やっとバスが来て、乗ったはいいけど、全然着かない…。
22番のバスは住宅地を隈なく回るコースで、いつまでも同じ場所をウロウロ。目的地を目の前にして、なかなか近づかず、結局1時間くらいかかった。
でも、バス旅は楽しめた。向かいに座ったおばあさんは、とても親切で「公園に行きたいんだけど」と言うと、「あら、大丈夫。私もその近くの病院に行くから、降りるときに教えてあげるわ。」
そう言ってたものの、住宅地をウロウロしすぎて、なかなか着かないものだから、自信ありげに答えていたおばあさんも心配になったのか、席を立ち近くに座っていたおばさんに相談を始め、二人では解決しなかったのか、運転手さんに聞きに行ってくれた。
「次よ、降りたら400mくらい歩いたら門があるから、まっすぐね」
と、聞いたおばさんとおばあさんが運転席に集まって、3人で降りる私に手を振ってくれた。
私は、そのおばあさんが無事に病院に着いたかが心配だったけど、帰り道に私の降りた次のバス停が病院のバス停だってことがわかって、ほっとした。
April 02 14:00
彫刻の森に何があるかというと、彫刻があるわけだけどw、ロダンやマティスなど有名人から、あまり知られていない人まで、たぶん100点くらいが公園のあちこちに点在している。
じっくりといろいろ見ても楽しそうだけど、夕方の予定もあるし、さっくりのんびり1時間くらい散歩した。
私の目的は、以前仕事でかかわったことのあるFelix Roulinというベルギーの彫刻家の作品。彼の作品集の制作にかかわって、その作品を是非現地で見てみたいと思った。
作品の撮影に行った人には、探すの難しいよ、地図に乗ってないし、と言われていた。実際に地図にはなく、どうしようかとフラフラしていたら、図書館らしきものがあった。運よく、大きな地図があり、ピンポイントで、場所を教えてもらうことができた。
これが自然の中にあるということなのか、写真は写りこみだらけで、何を撮っているのか良く分からないものになってしまったけど、作品は森の中にあってステキだった。
April 02 19:00
友達とは、銅像の下で7時に待ち合わせをした。私は必死に走ったけれど、5分の遅刻…。
銅像の下には人が二人。こっちか?と思ってない方の人が、私に向かって近づいてきた。すっごい久しぶりだったけど、すぐにわかって、Hugをして、
「何年ぶりの再会?」
「えっと、1,2,3…12年ぶりだ」
「髪が伸びたね、赤くないし」
「それより、痩せたんだけど」
「そう?」
おいおい、10kg以上細いんだが…。
「ごめんね、遅刻して」
理由はね、その30分ほど前。
April 02 18:30
私は泊まっている家の前で、玄関のドアと格闘していた。
ドアが開かない。
ドアノブが回らない。
押しても引いてもびくともせず、何度鍵を回しても開かない。10分か15分か、とにかく頑張ったけれども、開かない。時間もない。でもお土産は家の中。せっかく日本から持ってきたのに…。
しかたないので、あきらめかけたとき、隣の家のお姉さんが帰ってきた。彼女の方を見ていい人だ。と判断したのでw、聞いてみたら、
「あら、私、お隣の鍵をもっているわよ。」
と親切に答えてくれ、その前に私の鍵を試してほしいとお願いしたら、一瞬で開いた…。
どうやら、ドアノブは回らないものらしく、鍵を回した状態で開けるものらしい。その可能性も考えたので、一回は回した状態で試したと思うんだけど、開け方が悪かったのか…
April 03 00:30
友達は私を宿まで送ってくれ、車を見送ろうと振りかえったら、どうやら私が家に入るのを見届けてから、出発しようとしているらしく、待ってくれている。
そして、私はやっぱり家のドアが開けられなかった。
仕方ないので、彼を車から連れ出し、試してもらうと、やっぱりあっさり開いた。2度目は開けられるはずだったのに…。待っててくれてよかった、夜中に家主を起こして迷惑かけるところだった…。
April 04 8:30
翌日、朝食がてら、その話をすると、
今までに鍵を開けられなかった人はいなかったわ。ちゃんと教えてなくてごめんなさいね。とのこと。
確かに、Guest Bookには日本人の名前もあり、しかも、私はヨーロッパに住んでいたことも話していたし、そんなことは予想外のことだったに違いない。
April 02 19:00
とりあえず大学以来のだったので、それまでの人生をまとめて報告し、当時の友達のことを一通りおさらいした。散歩して、話して、途中ご飯食べて、散歩して、Barで飲んで、散歩して、結果的には、Antwerpenの街をぐるりと一周散歩した。
オランダの売春街の話をしたら、Antwerpenにもあるというので、散歩のコースに入れてもらった。
「あっちがさっき言ってた売春街ね」
「行こうよ」
「いいけど、あと10分は歩くよ」
そんなわけでもう10分歩き、実際に見てみると思っていた以上だった。何が=年齢が、服装が。まず思っていた以上に年齢がいっている。そして服装?には薄いドレスを期待していたけれど下着だった。つまりセクシーな下着姿のおばさんが窓にびっしり。と表現するとちょっと気持ち悪いけど、中にはきれいなお姉さんや、服を着ている人もいたけれど、何とも不思議な空間だった。
通りの中心には交番があり、法のもとに、しっかりと守られて営業されているんだそうだ。確かに通りそのものは、治安が悪くない様子で、私たちのように冷やかしで通っている人々が半分と、本気で探している人々が半分くらいで、とくに酔っぱらいがいるわけでもなく、ごみもあまり落ちていないし、整然としていた。ちなみに窓の外にいる女性は私だけで、アムステルダムで一人ふらふら行こうと思っていたけれども、この感じだととても一人歩きできそうもないので、ベルギーで連れていってもらえてよかったw。
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